政財界関係者の「大人の事情」抜きでの4ルート比較!が必要では...《 北陸新幹線・4ルート比較 第1回》
★第0項 4ルート比較
2025年6月12日改訂―Version1Revision3ー
"関係自治体長"の「大人の事情(利害・思惑)」では無く!、
北陸新幹線(北陸本線)沿線利用者の立場に立ち戻って、以下の4ルートを再考する必要があるでしょう。
| ルート/km | メリット | デメリット | 福井県スキーム工区 | 滋賀県スキーム工区 | 京都府スキーム工区 | 京都市スキーム工区 | 大阪府スキーム工区 | 大阪市スキーム工区 | |
| ① |
JRTT案小浜・北山トンネル 138㎞ ※京都市内地下鉄併設!案3兆9千憶円以上!/15年以上 |
※桂駅接続ならば連続高架橋で安上がりに! | ①新大阪駅はドン詰まりターミナル! ②京都駅接続では、京都市内全線地底トンネルルート! |
52.5㎞!①山岳トンネル&連続高架橋 ②新小浜駅 ●事業費;7040億円(※01) ●福井県民スキーム:12%≒849億円(※02) |
0㎞ |
20㎞ 山岳トンネル&連続高架橋 ●事業費;;2,580億円以上 ●府民スキーム;22.2% ≒574億円以上 |
46.3km ①北山トンネル②京都市街地シールド工区③京都地底駅④車両基地 事業費1兆2千200億円 |
19km ①府下シールド工区19㎞ 事業費7,600億円以上 |
5.5km ①市内シールド工区 ②新大阪駅地底"終着駅" 事業費2,600億円以上 |
| ② | 湖西ルート 126.5㎞ 2兆3千200億円/14年程度 | ♥新大阪⇔敦賀最短 ♥一部区間在来線共用可能 |
①新大阪駅はドン詰まりターミナル! ②湖西線並行在来線指定 |
12.8㎞ ①連続高架橋&山岳トンネル ●事業費 1,670億円以上 ●県民スキーム ♥370!億円程度 |
66.5㎞ ①山岳トンネル②連続高架供養③♥新大津京駅 事業費;8800億円以上 県民スキーム12%!※02 約1,040億円以上 |
10㎞ |
12,5㎞①市内連続高架橋 ②新都心駅! ③車両基地 事業費 2,500億円以上 |
同上 | 同上 |
| ③ | 小浜・園部 約136.5㎞ 2兆3千200憶円程度/14年程度 | ♥大阪駅乗り入れ! ♥京都北部振興に繋がる。 | ①北陸新幹線(名古屋直通)の趣旨に反する! ②福知山線!並行在来線指定。 |
58㎞! ①山岳トンネル&連続高架橋 ②新小浜駅(東小浜) ●事業費7,780億円 ●県民スキーム933億円 |
0㎞ |
58km ①山岳トンネ&連続高架橋 ②園部駅 ●事業費;7,780億円 ※府民スキーム;1,730億円 |
0㎞ |
約29㎞ ①山岳トンネル ②シールド区間 ●事業費;;6,700億円以上 ※府民スキーム 約1,500億円以上 |
約5.5㎞ ①シールドトンネル ②新大阪駅&♥大阪駅 ③宮原地下車両基地 ●事業費;3500億円 ※市民スキーム;780億円以上
|
| 4 | 米原接続(柳ケ瀬トンネル)ルート 61㎞! ♥8300億円/7年 | ♥最短工期 ♥名古屋方面直通 ♥山陽新幹線(九州新幹線)直通 |
※北陸線・湖西線並行在来線指定※新快速廃止! 但し、びわこ線新快速は交渉次第で... |
13.5㎞ ①連続高架橋②山岳トンネル ●事業費1810億円以上 ♥県民スキーム;217億円程度 |
47.5㎞ ①山岳トンネル&連続高架橋連続高架橋本線②♥長浜駅新設 ●業費費6,500億円程度! ♥県民スキーム1,450億円程度 |
0 | 0 | 0 | 0 |
| ※参 |
中央新幹線(第2東海道)♥147㎞ 4兆1千憶円程度/13年 |
♥東海道新幹線大阪駅乗り入れ! ♥四日市駅親切! |
※山陽新幹線延伸兵庫県スキーム10.2km |
※第2東海道新幹線愛知県工区17.5km ①連続高架橋&シールド工法 区間 |
※三重県スキーム工区83㎞ ①連続高架橋&山岳トンネル&橋梁 ②♥亀山♥四日市駅新設 |
※奈良県民スキーム工区29.2㎞ ①山岳トンネル&橋梁 ②市街地シールドトンネル ③♥奈良駅 |
大阪府民スキーム工区7.5㎞(+山陽新幹線延伸5.4㎞) ①山岳トンネル ②市街地シールドトンネル ③兵庫県内山陽新幹線接続線 |
大阪市民スキーム区間9.8㎞ ①シールドトンネル ②♥大阪(梅田)駅 |
各路線詳細については以下をご参照願います。
参※①)当サイト関連記事 ルート詳細《 北陸新幹線園部ルート構想 第2回 》 はこちら。
参※②)当サイト関連記事 北陸新幹線湖西ルートとは... はこちら。
参※③)当サイト関連記事 ルート詳細《 北陸新幹線園部ルート構想 第2回 》. はこちら。
参※4)当サイト関連記事 米原接続ルートの数多くの利点とは《 北陸新幹線・米原接続(柳ケ瀬トンネル)ルート第1回 》 はこちら。
参※)当サイト関連記事 第2東海道新幹線構想アウトライン《 中央新幹線・名阪支線 第3回 》 はこちら。
★第1項 事業費について
現在、国交省、各研究機関(大学・民間シンクタンクetc.)から、様々な事業費概算算出法が公表されています。
何れも、国交省?(JRTT!?)の過去実績公表値!に基づいてkm当りの単価として評価していますが...
、"灰色部分"が多く含まれています。
当コンテンツでは、出来るだけ現実に即した!工区割りとして積算しました。
第1目 複雑な発注(分業)体制。
下図は、新幹線建設に絡む業種(分業)模式図です。
整備新幹線には、一次 JV (ジョイントベンチャー)だけでも11の専門分野があります。
つまり、設計監理とゼネコンの役割を受け持っている、JRTTでは、"工区"と言う形式で、概ね7つに分類して、"本線土木工事と"箱物(駅・その他)"建設に分けて、各工区に工事事務所所長を配置して"監理・監督"しているのです。
♥クリックすると拡大できます。
1-1-1 パーツの寄せ集め!?だが...
つまり、土木工事と、軌道設備(軌道敷設、給電設備、信号設備)はホボほぼ?億円/kmで、積算できますが、駅、車両所関連は"設備"に依存するので?億円/kmでは積算でき魔線!
1-1-2 更に、複雑な"下請け"関係が...
更に、JVを形成している、2次受けのゼネコン各社の事業体制も、実際には協力会社(下請け・孫請け)の作業員で成り立っています。
なので資材費(決骨・電材等)以外の、作業費(人件費)は地域差もあり、曖昧です。
1-1-3 グレーゾーンは必要経費3%
各2次受け(ゼネコン)には適正利益?以外に、3%!までの必要経費・諸経費(監理・雑費)つまり"使途不明金!"が認められています。事業費一兆円当り30億円!です。
そして、更に3次受けに分割発注されて、各事業者も3%の諸経費を"上乗せ"するわけです。そして、ほぼ全額(全事業費の1%!)が、小口政治献金として政権与党への見返り(裏金!)と成るのです。つまり10億円/一兆円となりマス。
第2目 ドンブリ勘定!の実績事業費
1-2-1 JRTTは工区別事業費は公開しない
そしてJRTTは、事業区間の総事業費は公表しますが、工区単位の事業費の内訳詳細は公開し魔線!。
1-2-1-1 現行の推定事業費は確度が...
つまり、現行各機関から公表されている、新幹線計画線路線の推定事業費は、かなり信憑性(確度)が低いと言わざるを得ない!でしょう。
本稿では以下の点を考慮して各工区の事業費を概算しております。
1-2-2 金沢→敦賀延伸事業公表値では
金沢⇔敦賀間(125.1km)の公式発表事業費が1兆6,779億円 、単純計算で約134億円/kmという事になります。 福井市市街地も、(シールド工法を用いた深層地下トンネルに頼らず)連続高架橋で建設出来たためです。
1-2-2-1 北山トンネルルート想定値
(マスコミ取材)国交省非公式発表によると、(北山トンネル・京都市街地地底トンネルルート)総事業費は、完成までの(15年間の)物価(資材・人件費)高騰予測を加えると、約3兆9千億円!以上と公表されています。 つまり 敦賀⇔新大阪間(140㎞)では 約279億円/km以上!と言うトンデモ無い金額となっています。
第3目 工法(工区)別の問題点
1-3-1 長大トンネル工事の問題点
1-3-1-1 山岳トンネル建設はさほどコストに影響しない
つまり、2014年12月22日の着工以来2021年1月の完成まで丸6年を要した新敦賀トンネル(19.76㎞)を代表とする山岳トンネル部分は、大してコストには影響しない!という事です。
大雑把にはkm当りの対比で
盛り土(切通)区間;連続高架橋;山岳トンネル≒55.1:41.4:32.2 と言う(用地取得費)を除く建設費対比調査結果が発表されています。
意外や、山岳トンネル工区が一番安価なのですが...
この調査では前途した様に何れも軌道設備、給電設備、信号設備込みの""ンブリ勘定"比較で、structure(構造体)単独での比較ではあり魔線。
更にこの比較では連続高架橋区間には、後述する駅の建設費(設備費)も含まれています。
1-3-1-2 トンネル工事に影響する安全対策!
更にトンネル工事は、工区によって大掛かりな安全対策、(トンネル口上部崩落対策)工事が必要となるケースも出ています。
1-3-1-3 工事用道路の問題
長大トンネル掘削の場合には、複数の立坑を掘削して、両側に掘り進むこととなりますが...
つまり附帯事業として、山中に新たに工事用道路を建設する必要が生じます。
1-3-2 深層シールド工法"地底トンネル"
京都市街地通過ルートが279億円/kmと言うトンデモナイ金額なのは...
(京都・大阪)市街地を地底トンネルで潜り抜ける構想だからです。
シールド工法の実績値として代表的なのが地下鉄建設ですが、
同時期の単線シールド並列掘削事業では、450億円/kmが相場(目安)となっています。
参※シールド工法深層地底トンネル工事実績
何れも上下2本単線トンネル掘削区間。
2023年3月開業相鉄・東急新横浜腺(日吉⇔羽沢横浜国大間10.0㎞) 4022億円 つまり400億円/km
2031年開業予定?なにわ筋線(総延長7.4㎞) 想定事業費 3300億円 つまり446億円/km
2008年10月開業京阪中之島線(路線長3km )総事業費1300億円 434億円/km
1-3-2-1 コストに影響するズリ搬送・処理費
山岳トンネル、都市部"地底トンネル"に関係なく、トンネル掘削には膨大な"ズリ(掘削土)"が排出されます。
東海道新幹線の時代は、平地部は土盛り(築堤)で建設されていたので、トンネル掘削残土は築堤に再利用出来ましたが...
近年は連続高架橋(+スラブ軌道)が主流となったので、ズリ処理が大きな課題となっています。
1-3-2-2 湾岸部では港湾埋め立てに
つまり、トンネル内面表装!?より、掘削したズリを処理するための、搬送・処理(投棄)費がかかるのです。
沿岸部では、港湾埋め立てに再利用?されていますが...
内陸部のトンネル掘削では、ズリの搬送が問題となり増す。
なので、工事用車両が車両が通行できるように、現道(国道、県道、林道)の改良工事も必要となり増す。
★1-3-3 連続高架橋建設について
複線連続高架橋については、同時期の各地の都市部に於ける連続高架橋建設事業では、150億円/km(※03)が相場となっています。
敦賀延伸事業が134億円/kmで収まったのは、連続高架橋建設では"用地取得費"が大きく影響することを如実に表しています。
つまり、市街地ではない"農耕地"部分が大半を占めていたためでしょう。
参※03)南海本線(堺市)連続立体交差事業実績では 146億円/km。(2024年12月現在)
1-3-4 軌道設備・給電設備・信号設備
鉄道建設事業は道路建設とは異なり、いろんな業種が複雑に関連し合ったジョイントベンチャー事業となりマス。
1-3-4-1 軌道敷設
盛り土築堤、橋梁、トンネルなどの structure(構造体;フレーム)が完成した後に、軌道敷設専門業者が、軌道敷設を行います。
これは、比較的正確にxx百万円/kmといった具合に概算できます!が、内訳は公表されてい魔線!
1-3-4-2 給電設備
Trolley(架線)、送電設備、変遷設備などの強電施設も専門の Constructer の工事です。
これも、割と単純にXX百万円/km で概算できるハズです。
1-3-4-3 信号設備
CTC(列車集中制御装置)+ATO(自動列車運転装置)or TASC(定位置停止装置)、等の信号設備も勿論専門の Constructor となります。
1-3-5 駅設置事業費積算における問題点
在来線とは異なり、新幹線黎明期!の東海道新幹線・熱海駅、や山陽新幹線新神戸駅の様な対向2面2線駅は、福井駅の様に「全種別停車の途中駅」でもない限りは"設置出来無くなってきています。
つまり、新小浜駅などの速達種別「通過駅」では、最低でも待避線のある2面4線1の駅構造となり、しかもホーム全長に渡って"屋根"が必要で、豪雪地帯では、全長に渡って防雪シェルターが必要となりマス。
膨大な設備費がかかる駅建設
- ●自動改札機・自動券売機
- ●空調機器
- ●エレベーター、エスカレーター
- ●ホームドア
- ●照明・音響設備
駅建設には膨大な付帯設備が必要となり百億円/駅(※13)、規模の事業費を要します。
新幹線では、在来線(通勤路線)に比べて駅数が極端に少ないので、連続高架橋建設に有利に働きます。
つまり150億円/kmよりも大幅にコストダウンが可能です。
参※)当サイト関連記事 駅施設のユニバーサルデザイン対応には莫大な費用が はこちら。
参※132004年3月開業本庄早稲田駅(上越新幹線請願駅) では前後区間の増線工事(約1㎞区間)も含め、115億円(用地取得費除く)を要しました。
某論文によると、2015年北陸新幹線長野⇔金沢開業時の連続高架橋単価が41.1億円/kmとなっているので、上下線合わせて上下夫々500mの延伸なので、合わせて250mとして、約10億円、つまり駅本体関係で105!億円を要した事になりマス。
1-3-5-1 駅設備内訳
●ホーム長/16両対応の410 m ホーム幅/5 m(階段拡幅部約6.5 m)●附帯 設備/階段2カ所、エレベーター2基、エスカレーター4基、自動改札口4通路1か所、他に簡易Suica改札機設置。 駅舎/面積1,370 m2(高架下) 自動体外式除細動器 (AED) 設置。 ベビー休憩室設置等設備。
第4目 用地取得(立ち退き)問題
そして、頭の痛い問題として都市部の市街地に於ける用地取得(立ち退き)問題があります。
常識的?には、固定資産評価額+迷惑料(立ち退き料)という事になりマスが...
1-4-1 地域による土地単価の幅が極端
例えば、人里離れた山林では、一坪(3.3㎡)当り500円!というような、法面(傾斜地)から、大都市市街地の数百万円/一坪 金一升土一升の超高額迄、ピンからキリの様々となっています。
新幹線では、駅間で側道も含め約4500坪/kmの用地が必要で、都市部では用地取得だけで45億5千万円以上/kmが必要となりマス。
都市部の連続高架橋による立体交差化事業が150億円/km程度するのは、次項の用地取得と、前項の駅施設に依る為です。
更に、駅周辺では更に広い土地が必要です。
なので、北陸新幹線新大阪延伸計画では、京都市内と大阪府下は用地問題が生じない深層地下!地底トンネル構想としているのです。
第2項 整備新幹線に関する技術的"縛り"について
●第1目 新幹線の線形(曲線)について
新幹線鉄道実施基準(JRTT・旧鉄建公団)では、第9条で以下の様に記されています。
本線における曲線(分岐附帯線及びホームに沿う曲線を除く。)の半径は、
4000m 以上とする。ただし、副本線等の曲線半径は、原則として、次の各号に掲げる値以上とする。
(1)副本線 1,000m
(2)回送線及び着発収容線 500m
2 地形上等のためにやむを得ない場合には、前項の規定にかかわらず列車の速度を考慮して、最小曲線半径を 400m (回送列車のみに使用される線路の場合は 200m )まで減ずることができる。ただし、次式による計算結果が、1.2を超える場合又は、1.2を下回るが当該曲線に脱線防止ガード等を接しした場合は、当該車両の曲線通過性能に応じた 200m以上の曲線半径とすることができる。
推定脱線係数=限界脱線係数/推定脱線係数
第2目 日本に於ける交通網の勾配に関する省令(規格・基準)
2-2-1 "勾配"と"こう配"について
在来線を想定した鉄道に関する技術上の基準を定める省令では"こう配"と表記され、
新幹線鉄道実施基準(JRTT・旧鉄建公団)では"勾配"と記されています。
つまりいずれも間違いではあり魔線!
ちなみに、道路構造令では"勾配"と記されています!。
2-1-2 鉄道での基準値?
鉄道に関する技術上の基準を定める省令では現在具体的な「こう配」に関する数値規定は明記されて魔線!が...
嘗ては、
- ●旅客線区では 35‰以下。
- ●貨物線区 では25‰以下!
- ●新幹線では (貨物線同様に)25‰以下
とされていました。
2-2-3 トンネルの勾配
JSCE(公益法人日本土木学会)では、「トンネル標準示方書解説 」の「第2章 トンネルの線形、勾配、内空断面の設計」の第21条 トンネルの勾配 に於いて、以下の様に記されています。
第21条
(1)道路、鉄道などのトンネルでは、湧水の自然流下による排水をさま たげない限り、なるべくゆるい勾配を採用しなければならない。湧水を自然流下させるには、3~5%程度の勾配を設けるのが望ましい。
(2) 水路トンネルでは、通水量,通水断面積,流速などの相互関係を考 えて勾配を設計しなければならない。
更に "解説"として以下の様に補足されています。
【解説 】(1) について 道路、鉄道などのトンネルの勾配は、努めてゆるいものと するのが原則...完成後の漏水を良好なコンクリート造の排水溝などによっ て自然流下させるには通常1%以上の勾配があればよいが、施工中に湧水を素掘りの側溝 などで自然流下させるためには、少なくとも 3~5%程度の勾配が必要である。...結局,道路、鉄道などのトンネルの勾配は、使用の目的, 地質、土かぶりなどを考え て、3~20%の間でなるべくゆるい勾配を採用することが望ましい。
第3目 新幹線では
前途した様に、"鉄道に関する技術上の基準を定める省令""から削除された、こう配規定ですが...
2-3-1 JRTT作成の新幹線鉄道実施基準(第14条)では
①列車の走行区域に於ける最急こう配は、1,000分の15とする。
②回送列車のみを運行する区間に於いては、前項の規定にかかわらず、延長250m以内の区間に限り、1,000分の30以下とすることができる。
③地形上等の為、前二項の規定によることが困難な場には、列車の動力発生装置、動力伝達装置、走行装置及びブレーキ装置の性能を考慮して、1,000分の35以下とすることができる。
と明記されています。
2-3-1-1 北陸新幹線・高崎⇔軽井沢間は例外!区間
北陸新幹線新幹線高崎⇔軽井沢間では、鉄道実施基準の例外事項を当てはめて、最急勾配30‰で建設されていますが...
これは、軽井沢が"高地"にある為で、高崎との高低差で仕方無かった?とされていますが...
将来的にもこの区間での logistics (兵站貨物列車運行)は困難!となり増した。
2-3-1-2 残念!なドイツの"拘束"新線
"毒国"では、当初♥貨物輸送も考慮した♥12.5‰で♥高速"神線"を建設していましたが...
2022年開業の拘束新鮮 Schnellfahrstrecke Wendlingen-Ulm では建設費削減!の為に31‰(一部駅在来線ランプ部は35‰!)で建設して終いました!。
結果、貨物運行は不可能!と成り、Transport capacity が"飽和状態!"のシュトゥットガルト⇔ヴェンドリンゲン・アム・ネッカー⇔ウルム 間 corridor の"バイパス"として建設された意味が無くなって!終いました。
第3目 "土被り"の問題
★トンネルでは新幹線鉄道実施基準(第14条)に定められた、こう配15‰以下で建設することは困難です!。
極端な土被り(山頂からのトンネル深度)の為に、猛烈な"土圧"が生じて実現が困難となり増す。
2-3-1 ほくほく線・鍋立山の例では
ほくほく線鍋立山トンネルの例では、着工から完成まで(途中工事中断を含めて)21年11ケ月を要し増した。
2-3-2 新北陸トンネルでも
金沢⇔敦賀延伸時新北陸トンネルでも、
①坑口(標高110m)坑口から4.5㎞付近、トンネル標高180m、(山頂615m土被り435m!)
②坑口から11.4kmトンネル最高点標高283m(山頂630m!土被り347m!)
の土被り(土圧!)により坑口4.5㎞地点でトンネル変形(路盤隆起!)が発生して、1年間の工事延長となっています。
因みに、敦賀駅が地上20m!にもなったのは、新北陸トンネルに続深山トンネルの敦賀川坑口(標高50m!)をこれ以上低くできなかったためです。
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公開:2017年10月 1日
更新:2025年6月19日
投稿者:デジタヌ
北陸新幹線大阪延伸ルート選考には"政財界"関係者の金権欲!では無く"沿線利用者の願い"が...《 北陸新幹線・4ルート比較ー帯書きー》< TOP >JRTTとJR西日本の北陸新感線新大阪地底!ターミナル案意思表明!は決定事項では無い!《 北陸新幹線・4ルート比較 第2回 》
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