連載《 羽田空港アクセス線が"誘"東京都からの企業出奔 Trend " は食い止められ無い!》ー第6回ー
第1項 JR東日本がを東京都と"りんかい線移譲"交渉していた???のは...
♥ピンクラインは BRT
2008年9月のリーマンショックまでは...
東京都側から!グローバルゲートウェイ品川構想が持ち上がるまでは、幕張豊砂新駅(旧仮称・幕張ゲートウェイ駅)に隣接する(旧田町車両基地同様の遊休地?)京葉車両センター事業用地をゆくゆくはオフィスゾーン!(副都心)として再開発するのも狙いだったのでしょう!
そして「TXつくばエクスプレス東京駅延伸のキーとなる直通都営地下鉄新線建設」(※37)を阻止するためにも、「りんかい線(東京臨海鉄道)と東京モノレールのトレード話」は交渉材料には使えた!わけです!が...
リーマンショック以降は一転して守りの姿勢に入ったわけです。
つまり、経費増に繋がっても、利益には繋がらない「りんかい線移譲」には一転して消極的になった
わけです!
参※)当サイト内関連記事 産業怪 vs 金融怪の新たな対立が... はこちら。
東京都が田町操車場跡地の都市開発事業を提案
前途した通り、東京都が田町操車場跡地の都市開発事業を提案したので...
都心部から離れて「テナント募集に難のある幕張新都心開発を一時棚上げ!」にしたので、「りんかい線」に執着する必要が無くなった!訳です。
つまり、現状「りんかい線の高額運賃」の為に、不便な東京駅地底ホームに"潜る!"京葉線(新木場⇔東京間)でも、輸送密度は確保できているわけですが...
京葉・新宿ルートが誕生して終えば、京葉線・東京駅潜航!ルートは、
利用者から敬遠されて、赤字転落!するやもしれず、
おまけに運賃収入が変わらないまま、京葉・新宿ルート(埼京線)への負荷がかかり、さらなる設備投資(埼京線車両増備)が必要となって終いかねない!訳です。
つまり、現在のJR東日本(出資者)にとっては、利用者の利便など同でも良い!のです。
参※37)当サイト内関連記事 都営地下鉄・大田区方面新線妄想!(TX都内延伸)は実現し無い! はこちら。
第2目 現行のScheme(企て!)は
JR東日本は、2022年7月現在着工済の東山手ルート(大汐線・上野東京ライン接続)も含めて、
- ●上野東京ライン(常磐線・東北線)接続の東山手ルート
- ●現在東京都と以上交渉中の「りんかい線接続」の臨海部ルート(京葉線千葉方面)
- ●同じくスキーム協議中の 大井埠頭内短絡線接続埼京線・大宮方面 西山手ルート
の3ルートについて、引き続き協議中で、何れも『新たに途中駅は設けない!』としています!
これは前途した様に、義兄弟の京急・都営地下鉄連合に対する配慮と、浜松町駅改良工事への影響を恐れての発言です!
国交省航空局もある意味被害者!
航空局は旧運輸省に属する部局です。
つまり旧建設省所管の道路局(高速道路・一般国道)とは違い、鉄道局に絡む利権屋の運輸族つまり、
政権よとう(夜盗)雲助!共から介入(恫喝!)を受けやすい部局でもあるわけです。
タダシ、各県に覇権(出向)されている!旧自治省の目代Governor 同様に"東京俱楽部"に関わる人たちも多く、
心底首都機能分散移転に賛同している訳ではない!のです。
そこで、通勤型20m4扉車両の15両編成という縛り!を建設スキームの条件とすることを」思い付き!
同朋!の後輩達のいる東京都庁を側面支援したわけです!
所詮は事務方!の考えること!
通勤型20m4扉車両の15両編成の条件で、短編成や、特急型車両の運行を阻止しようとしたのでしょうが...
技術は秒進年歩!彼らメカ音痴の、文系事務方が想像するよりはずっと速いペースでづ積み、今や「お利巧ホームドア」はあらゆる長さ(17、18,20m)、あらゆるドア配置(通勤型3扉、4扉、特急型両端2扉)に対応できるまで発達したわけです。
♥2023年3月18日開業した大阪駅地下ホームの御利口ホームドア!
第3目 3者3様ですが共通する点は利用者そっちのけ!
つまつまり...
最初から利用者などは念頭には無く!「其々が勝手な思惑(大人の都合)」で動き、腹の探り合いを演じているわけです。
国交省航空局の「超大編成(15両)通勤型車両によるシャトル便運行」は失敗に終わるでしょう!
3者が、「夫々のメンツ」の為に「意地を張り合って」いる状況では、羽田空港アクセス線が完成しても、大失敗!に終わるでしょう。
何故なら、旅客需要追従型でも無ければ、沿線開発需要創出型でもない、利用者の利便を無視!した只の不要不急路線!だからです。
防戦に回る東京都JR連合と国交省(運輸族)で成立した停戦協議内容に下ずく(2022年7月現在着工済となっている)東山手ルートのみ!では旅客需要は見込めません!
東山手ルートがカバーしている、上野東京ライン(常磐線、宇都宮線、高崎線)の普通&快速ラインは、北関東3国に繋がっているだけで、都心部への通勤需要はあっても、"羽田アクセス"のビジネス需要など、千葉ディズニーランドへのアクセスより少ない!?ラインばかりです。
つまり、大汐線の単線区間(時間3往復10分間隔運行)にある踏切遮断機(終日時間当たり40分程度締め切り!)により、大井流通センター内の事業者に多大なる迷惑をかけて運行しても...
途中駅の無い!東京⇔羽田空港間ではリムジンバスと大差ない、1列車60人!程度の空気輸送となり、JR東日本が言うように、特別割増加算料金を踏んだ食ったところで、大赤字路線!となるでしょう。
第2項 東山手ルートだけでは、東京国際空港と新宿宮殿、中央線方面とは結べません!
東山手ルートだけでは、東京国際空港と新宿宮殿、中央線方面とは実質結べません!
では何故に、夜盗雲助達が同調(予算をつけた)したのか...
答えは簡単で、後々のたのしみ合法的賄賂(政治献金)に繋がる、ビッグプロジェクトが控えている!からです。
第1目 新宿宮殿と結ぶ西山手ルートは東京都の協力(都市計画scheme)が不可欠!
前途したように今回事業認可(申請)された新線計画(東山手ルート)だけでは、
東京貨物ターミナルと、東京テレポートで折り返し運行(スイッチバック)をしないと、
拡張計画中の新宿宮殿(新宿副都心)とは15両シャトル便運航は出来ません!
りんかい線内では客扱いができない!
- ●りんかい線の駅施設は10両編成対応
- ●不正乗車(料金取り損ない防止のため)
途中経由するりんかい線内では、上記2つの理由で運転停車のみとなり!客扱いはできません!
東京都が駅改修を行ってくれたとしても???
仮に、東京都がりんかい線各駅の15両編成対応駅大改装工事を行ってくれたとしても???...
JR東日本のDistrictとならない限り!不正乗車(キセル乗車・東京臨海鉄道の料金取り損ない!)を防止するために、大崎・新木場を含むりんかい線全駅は通過!となります!
つまり、羽田空港アクセス線臨界部ルート・西山手ルートを実現させるには、大井埠頭内短絡線よりも、
東京臨海高速鉄道のJRへの事業譲渡!、若しくは東京臨海高速鉄道㈱の第三種鉄道事業への業態(定款)変更が条件となる訳です!
参※)当サイト内関連記事 りんかい線利用者は"JR東日本と東京都庁(Puppeteer)"に騙されている!! はこちら。
第2目 りんかい線移譲交渉がまとまっても西山手ルートは機能できない
りんかい線(臨海高速鉄道)のJR移譲交渉がまとまるだけでは、実質埼京線接続西山手ルートは実現出来ません。
当然、中野区・杉並区・武蔵野市が期待している中央線 方面とも結べません!
第3目 JR短絡線が完成しても???埼京線(池袋⇔大宮間)には入線できない!
通勤新線部分(赤羽⇔大宮間)は当初から15両編成化の準備工事?がして有り、ホーム延長や階段増設も比較的簡単ですが、
赤羽線(池袋⇔赤羽間)は全線立体交差化事業(※93)を行わないと、
途中駅の前後が踏切で挟まれているのでホーム延長は不可能です。
つまり、無理やり入線しても、池袋⇔大宮間はノンストップ!ということになります。
しかし、「えびす、渋谷、新宿、池袋」を通らなくてよいのならば、上野東京ライン経由の東山手ルートでも同じことです。
さらに、上野東京ラインならば埼玉副都心にも停車可能です。
参※)当サイト内関連記事 赤羽線の連続立体交差・都市計画事業が実現すれば埼京線の殺人的混雑は解消!できる はこちら。
現行西山手ルートの場合は埼京線・中央線 の関連工事が莫大に
- ●大井埠頭内短絡線工事費が大井町駅15両化工事を含めて、
- 500億円/キロメートルx約3.5キロメートル≒1,750億円
- ※赤羽線15両化対応連続立体交差化事業が(都市計画指定可)
- 150億円x4.5キロメートル≒675億円
- ●最強線内赤羽⇔大宮間11駅 ホーム延伸工事(準備工事済)
- 5億円x11駅 約55億駅(全額JR負担!)
- ●川越線内川越駅含む5駅
- 新規用地取得含め 10億円x5駅 約50億円(全額JR負担)
- ●中央快速線改修(12両→15両)中野⇔立川間14駅
- 用地買収費含め 20億円x14駅 約280億円(全額JR負担)
しかし西山手ルート実現には、赤羽線連続立体交差事業を除き都市計画事業が適応できない!ので、
JR東日本の自己資金調達がざっと2千2百億円程度必要となり、ほぼ実現不可能!となるわけです。
※ 1駅当たりが巨額になるのは、Structure(連続高架橋)増設工事、ホーム延長行為時、階段増設工事以外にも&バリアフリー対応(エレベーター・エスカレータ増設、改札口増設による自動改札機増設、ホーム柵増設、そして停止位置変更による信号設備の改修!)などなど、付帯設備工事費(外注工事費)がかかるからです。
参※)当サイト内関連記事 地下鉄 や 新都市交通システム が 整備新幹線 より割高になる理由とは? はこちら。
第4目 直通を予定している埼京線では大幅な設備改修が
★
直通を予定している埼京線では池袋⇔赤羽⇔大宮間は10両編成にしか対応していません!
赤羽線では
池袋⇔赤羽間約5.5㎞の内、板橋駅・十条駅を含む池袋大橋⇔北区立清水坂公園付近間約
4㎞は連続立体交差化"都市計画事業"が必要となってきます。
半地下ケーソン工法として安く途持っても、300億円/キロメートルは必要で、
300億円/キロメートル X 4キロメートル ≒ 約1千2百億円!以上必要です。
とても、JR東日本単独事業では行え無いので、当然都市計画指定で、国(国民)と東京都(都民)の"ご慈悲"(血税投棄)が必要となるわけです。
※都市計画だとJR東日本の自己資金は8.5%約100億円で事足ります。
参※)当サイト内関連記事 赤羽線の連続立体交差・都市計画事業が実現すれば埼京線の殺人的混雑は解消!できる はこちら。
但し赤羽⇔大宮間の最強線?本線区間は...
建設当初は東北本線の通勤新線として計画されていたので、当初から15両編成に対応した、準備工事は実施済み!のStructure(構造物)と成ってはいますが...
15両化するには、赤羽駅・大宮駅地下ホームを含む全11駅!を大幅改修する必要があります!
つまり、バリアフリー法(2006年12月20日施行)とユニバーサルデザイン政治圧力対応の為に、エレベーター、エスカレーターの増設、ホーム延伸、(停止位置変更の為の)信号設備改修、階段・、コンコース改修(駅事務所移設)、追加照明工事、等々莫大な自己資金が必要となります!
(設備改修は都市計画には指定できない!)
1駅5億円程度?で済んだとしてもとして約55億円以上!下手をすると100億円台!に...
車庫の有る川越線内では...
さらに車庫の有る川越線内では殆どの駅が15両対応工事は不可能!でしょう。
つまり、南古谷の川越車両センターへの回送運行のみに。
第5目 中央線直通は絶望的!
中央"休行線"への直通は絶望的!でしょう...
何故なら、何とかやり繰りしてやっと12両編成対応工事を完了できそう?となったばかりで、
とても15両編成化などは不可能に近い!でしょう。
つまり中央線沿線の、中野区、杉並区、武蔵野市、三鷹市、小金井市、国分寺市、立川市、日野市、八王子市は蚊帳の外!と言うことに...
しかし、この路線と、次項に述べる総武快速線からの羽田アクセス客を扱えない!となると、羽根空港アクセス線そのものの存在理由が...
第3項 臨海部ルート・西山手ルート(大井ふ頭短絡線)は pending
大井埠頭内短絡新線建設と、遊休地(事業用地)の再開発許可、「グローバルゲートウェイ品川」事業(企業誘致)の進捗が複雑に絡み、
JR東日本・東京都(庁患部官吏)の「大人の事情(利害・思惑)」が一致して、西山手ルート(大井ふ頭短絡線)の基幹となる東京臨海高速鉄道㈱移譲交渉そのものが pending となったのでしょう。
第1目 現行の国交省案では
★
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JRは東京都との交渉は長引かせ!臨海部ルート・西山手ルートは反故!に
時系列から察するに、東京都との「りんかい線移譲交渉は長引かせ!」臨海部ルートと、(都市計画が不可欠な)西山手ルートは共に反故!にするつもりでしょう。
グローバルゲートウェイ品川に不利な火種は徹底的にもみ消す作戦に
つまり、東京都が自社の遊休地(事業用地)の再開発を拒み続けている限り、儲け(デベロッパー事業)に繋がらない、羽田空区アクセス線には初めから"乗り気"では無い!訳です。
ハッキリ言えば、JR東日本にとっても現在社運をかけて!開発している旧田町車両区再開発事業(企業誘致)の妨げ!にもなりかねない5方面(新都心候補)接続構想は、利害に反する!と考えているようです。
金でかき集めたフリーターYoutuber総動員でボヤ?消火活動
その表れとして(鉄道系)フリーターYoutuber(※38)を金で釣って!、現着工中の東山手ルートを含む3ルート以外の、首都圏5方面全ルートの可能性を否定するコンテンツ!をYoutube上に多数UPロードさせて、5方面接続"もみ消し工作"をプロパガンダしています。
参※38)当サイト内関連記事 今どきの 鉄道系Youtuber フリーター・タレント 鉄道シナリオライター 鉄道コラムニストとは?... はこちら。
公開:2021年3月 4日
更新:2024年3月19日
投稿者:デジタヌ
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