狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載《 羽田空港アクセス線が真(誠)の姿「5方面アクセス線」に成れレバ...》ー第5回ー

第5回 首都圏空港と考えるなら総武線(横須賀線)と繋がることが必須条件!では...

現状(2022年4月現在)の羽田空港アクセス線計画では交通審議会の答申に素直に従い?

現在着工した東山手ルートと、京葉線直通・臨海部ルート、(大井ふ頭短絡線経由)西山手ルートの3ルートしか想定されていません!

各新都心・副都心の空港アクセスは改善されても、肝心な成田空港方面"総武線"も無視! されています。

★第1項 東京都は巨費(建設費)を盾に協力(都市計画)拒否!

横須賀線(総武線)接続ルートには、巨額の建設費が必要!です。

横須賀線は地下深く(30~40m)を走っているので、田町駅のかなり羽田よりから掘り進める必要があり、

場合によっては、新橋駅手前でも...

つまり確実に3㎞以上は掘り進む必要がある訳です。

更に、途中に、東海道線を横切るアンダーパス(地下道)があり、地下道を廃止!する必要も生じる可能性があり、可成りの難工事となります。

つまり、500億円/km以上は軽くオーバー!して、3Kmで済んだとしても、道路の移設などの付帯工事で2,000億円!以上は懸かってしまうので、東京都の建設スキーム(都市計画)は必須なのですが...

政府(国交省)と与党運輸族は乗り気でも?

5方面通勤作戦(都民追い出し作戦!)には効果がないし、おまけに企業流出(税収流出)にも繋がりかねない事業なので、..

強欲な東京都建設スキーム(企て!)には絶対に協力し無い!でしょう。

と言うわけで後述するように、所要時間はかかっても(事業費的が格安?な♥成田短絡線構想や、♥新金貨物線旅客化の方が現実的!なわけです。

参※)当サイト内関連記事 首都圏の" 通勤5方面作戦 "の実態は"都民汲み出し作戦! はこちら。

第2項 新金貨物線旅客化で常磐線⇔総武線バイパスルート・成田アクセス線(総武線ルート)が実現すれば

第1目 新金貨物線を一部転用(利用)できれば...

総武線貨物支線"新金貨物線"を改修して転用できれば、少ない投資で羽田・成田アクセス線が実現できるわけです!

参※★)当サイト内関連記事 " 新金貨物線旅客化は葛飾区民の為だけではない!羽田・成田アクセス線実現にも... はこちら。

東京都(葛飾区)が譲歩すれば...

上野東京ラインに拘らなくても、敗戦後の復興期から懸案事項となっていた新金貨物線の旅客転用を実現させれば...

葛飾区が譲歩して、亀有⇔小岩短絡線建設に協力(都市計画指定)すれば、亀有⇔JR高砂⇔小岩間の通勤新線(羽田・成田アクセス線)と金町⇔新小岩間の葛飾LRT(※★)が同時に実現できます。

Hexにしろ空港快速にしろ、1往復/時間程度の運行なので、LRTならば間を縫って運行することも可能です

参※★)当サイト内関連記事 当て馬にされた!?新金線LRT旅客化構想!は50億円で実現できた はこちら。

第2目 新HEX(羽田エキスプレス)で千葉駅⇔羽田空港が直結!

羽田空港アクセス新線⇔大汐線(休止線)⇔上野東京ライン⇔総武線⇔成田線⇔空港線ルートが誕生します。

前途したように♥羽田空港⇔千葉⇔成田空港を結ぶ新アクセスラインが生まれます!

更に上野東京ライン(我孫子市線)を利用しなくとも、総武線(千葉方面)と羽田空港が直結出来る!わけです。

さらに国交省案の成田支線経由に比べて、快速では京成成田空港線と時間/運賃 パフォーマンスで互角となり、

成田⇔東京間ではスカイライナーに惨敗?していたNexを廃止しても、互角に戦える?快速が運行開始できるわけです!が...

第3目 但し東京独自の不透明な運賃仕来り!

通常両端が繋がった路線では特例!で安いほうの運賃が適用されますが...

『利用予測状況如何では、"特別加算運賃"の適用もあり得る...』との株主総会での公式発言もありなんとも...

しかしこれは、"関東的!"な非常におかしな"弁明"であるわけです!

利用予測???が無いのならば、建設しないのが普通!ではないのでしょうか!

『別会社だから、建設費が高くついたから...』特別割増運賃加算!と別料金(初乗り運賃2重取り!)が認められるのならば???...

東北新幹線(北海道新幹線)・上越新幹線・北陸新幹線は、「別運賃!(超高額運賃!)で運行(営業)されるべき」ではないのでしょうか?

おおさか東線では

2023年3月18日に延伸開業した"おおさか東線"大阪駅⇔久宝寺では...

2019年3月16日の放出駅⇔新大阪駅間「第2期工事区間」延伸開業と同時に、JR西日本の特定都区市内・運賃適用区間となり!

大阪駅⇔久宝寺駅間は おおさか東線(京都線)経由27.8㎞、でも大和路線(大阪環状線)経由17.8㎞でも、同一料金!¥310-(2023年3月18日現在)が適用されてきました!

更に、おおさか東線新大阪⇔久宝寺間20.2㎞はJR西日本の路線では無く!

東京臨海高速鉄道同様の3セク・大阪外環状鉄道㈱の所有する路線!です。

つまり、東京都(庁)だけが!利用者いじめの運賃制度を支持している訳です。

参※)当サイト内関連記事 りんかい線(東京臨海高速鉄道)利用者は"JR東日本と東京都(庁)"に騙されている!! はこちら。

営業距離
  • ●東京国際空港⇔東京駅間 17.6km
  • ●東京⇔成田空港間の営業距離(総武線経由)79.2km

となっており 羽田空港⇔成田空港間の営業距離は 96.8㎞ ということになり、

91㎞→100km に相当しますので¥1,690- ということになります。(2023年3月18日現在)

東京国際空港⇔東京駅間 17.6km  約18分 ¥320-(2022年6月現在の運賃規定)
  • ●JR羽田空港アクセス新線 約6㎞
  • ●大汐線改修区間 約7㎞
  • ●上野東京ライン(東海道線)高輪ゲートウェイ東口(田町)⇔東京間 4.6km
上野東京ライン(我孫子支線)ルート(JR/国交省現行案)

東京国際空港⇔(我孫子)⇔成田国際空港間

約105 km/145分!(東京駅停車1分として)

  • 東京⇔(我孫子)⇔成田 93㎞/126分/快速乗り継ぎ(表定速度44km/h!)

いずれにせよ、上野東京ライン・成田支線経由では3社共同運航のエアポートエクスプレスより所用時間でかなり不利となります。

成田支線経由では(Hexも含めて)成田(国際線)⇔羽田(国内線)の trannsit には、誰も利用しない!でしょう。

参※31)当サイト内関連記事 我孫子支線 は JR羽田空港アクセス線 東山手ルート で一躍表舞台に躍り出るか? はこちら。

JR羽田空港アクセス線♥上野東京ライン⇔亀小線(新金貨物線)⇔総武線⇔成田線⇔空港線

東京国際空港⇔(東京駅)⇔(千葉駅)⇔成田国際空港間 の距離は106㎞となり、

距離的には我孫子ルートと大して変わりませんが...

快速所要時間

快速の表定速度は 49㎞/h迄向上(総武線空港快速実績)出来て!

所要時間 2時間10分!

Hex所要時間

更に、Hex(東京・千葉2駅停車)ならば 表定速度は 86.4㎞/h迄向上できます。

所要時間 74分(1h14m)

♥京急・都営浅草線・京成 アクセス特急 127分 ¥1,530-

多少遠回りになるので、は初乗り運賃3重取りの都営連合とでも、運賃的には多少不利!とは成りますが...

時間的にはほぼ互角に戦える!様になります。

更にリムジンバスと比べてHexならば料金は高くなっても、渋滞に巻き込まれる心配がなくなる!ので、ゆったりと寛いで、羽田⇔成田間を移動できます。

※小生もその昔、成田⇔羽田間のトランジットを経験しましたが、渋滞に巻き込まれて、日航機123便墜落事故のトラウマが冷めやらぬ国際線搭乗中よりはるかに冷や冷やさせられました!

第3項 JR東日本の大人の事情とは

前途したように、"帯に短し襷に長し"のグローバルゲートウェイ品側を軌道に乗せるためにも羽田・成田アクセスラインを実現したいわけですが...

前途した通り、港区内での横須賀線接続には巨額の資金が必要で、東京都の建設スキーム(都市計画指定)が必須事項ですが、東京都(庁患部)は非協力的な姿勢を見せています。

但し、遊休路線?信金貨物線を利用すれば、最小の投資で、現在工事中の(上野東京ライン接続)東山手ルートと総武線を"短絡"させて、羽田・成田アクセスラインが実現できるわけです!

  • ●金町短絡線 約580m
  • ●貨物線本線区間 約3.800m
  • ●小岩短絡線 約720m

以上の区間すべてを連続高架橋立体交差化しても...

途中駅をJR高砂一駅に絞れば765億円で建設できます!

150億円/km(※2019年当時の相場)X5.1km≒ 765億円

横須賀・総武線ラインと常磐線は新金貨物線経由で接続できます!

前途した様に、新金貨物線を利用すれば、新たな用地取得はほんのわずかで済み!

連続高架橋で立体交差化しても、地底鉄道を建設するよりはずっと安上がりで、上野東京ラインと総武快速線を繋ぐことが可能です!

葛飾区区民の協力(立ち退き)が得られレバ、悲願!の日常の生活路線"新金線"が実現できる!訳です。

いつまでたっても、完全に機能できない成田国際空港は諦めて、羽田空港を首都圏空港としたい国交省の意向にも添えるわけです!

羽田空港アクセス線総武本線直通期成同盟会の結成を

但し羽田・成田アクセス線となる亀有⇔小岩を結ぶ亀小線(新金線)は、葛飾区内の途中駅は、残念ながら当面は、JR高砂1駅だけとなり、亀有に請願駅として常磐線ホームを新設しないと...

更に江戸川区も、総武線小岩駅ホームも請願駅として設置しないと、羽田・成田アクセスラインのご利益にはあずかれないことに。

今後は、新金線旅客化に期待を寄せる葛飾区民のみならず、総武線沿線の、東京都、千葉県中央区、墨田区、江戸川区、千葉県、市川市、船橋市、習志野市、千葉市が、♥羽田・成田アクセス線総武本線直通期成同盟会を結成して、政府・国交省&JR東日本に強く働きかける必要があります!(※32)

総武線沿線羽田空港アクセス線直通期成同盟会案
  • 港区、中央区、墨田区、葛飾区、江戸川区
  • 千葉県、千葉市、市川市、船橋市、習志野市、四街道市、佐倉市、 酒々井町、成田市、

参※32)当サイト関連記事 新金貨物線"旅客化"は202X年の" 常磐京葉(東京)ライン "の開業までお預けに.... はこちら。

第1期事業費 想定3800億円!(公式発表3000億円!)

現状の、第1期事業上野東京ライン接続「東山手ルート」だけでは、3800億円!は,東京湾に投棄!するようなもので、"公共投資"とはかけ離れた血税投棄!です。

しかも羽田空港内の構造物本体は国交省(国民・血税)が全額負担するScheme(企て!)で国交省⇔JR東日本で話がまとまっています! 

つまり海底トンネルを含む、新線区間全体では4000億円以上のお金が東京湾に注ぎ込れるわけです!

東京国際空港全廃を主張し続けている東京都!

東京国際空港存続を容認していない東京都!も、港区、中央区、墨田区、葛飾区、江戸川区の区役所・区議会(住人)から総武快速線羽田空港直通の強い声が上がれば、国(国交省)、JR東日本と、実現に向かってのScheme(企て!)協議に入り、勿論前途した千葉県下の各自治体も協力してくれるでしょう!から実現する可能性は高いと思われます!

第2目 羽田島内短絡線構想が復活すれば...

本海老名駅?相鉄ライン沿線が一躍表舞台に駈け上れる

同じく東海道貨物線が旅客転用されればJR相鉄連絡線ルート!も誕生して、相鉄ライン沿線が一躍表舞台に駈け上れるでしょう!

特に、今まで厚木駅?を抱えながらお隣厚木市に後れを取っていた、本・海老名市?が、リニア中央新幹線(橋本)と羽田・首都圏国際空港からアクセス至便となり、一気に表舞台に躍り出るでしょう!(※32)

(※32)相鉄ライン は2022年東急新横浜線 開業で表舞台に! はこちら。

 

公開:2022年7月 7日
更新:2024年3月19日

投稿者:デジタヌ

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