狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 西九州新幹線は "彼方を立てれば此方が立たず"で未成線!に...』ー最終回ー

★エピローグ  "圧力団体"・mass media・"よそ者Youtyuber" 共の Slander に屈することなく頑張れ佐賀県東部県民!

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第1項 これ以上 譲歩は出来ない 佐賀県 !

第1目 示談金目当ての静岡県が掲げていたリニア中央新幹線"通り抜けお断り"とは話が違う!

嘗ての丹奈トンネル掘削が"丹奈盆地の豊富な水源を枯渇させて!地場産業の"わさび栽培が壊滅状態にされた"トラウマをネタに、昨年までリニア中央新幹線"通り抜けお断り"に回っていた 静岡県 とは話が違う!訳です。

佐賀県(民)には全く益が生まれない!

同じ通り抜け拒否でも「駅」が生まれなくとも「益」が生まれる静岡県(※51)とは話が違います!

静岡県ではリニア中央新幹線が開業しても「駅」も出来ないし東海道新幹線を走る「のぞみ」停車の"望み"も消え失せるかもしれませんが...しかし代わりに増発される明るい「ひかり」が差し込んでくる!ので"多くの県民"が「リニア中央新幹線建設賛成」に回りだしており、決定的なのはJR東海に東海道新幹線静岡空港駅設置の交換条件を飲ませた?!ことです。

しかし佐賀県では...

参※51)当サイト関連記事 "祝"東海道新幹線・静岡空港駅・決定!国内初の新幹線駅直結ジェット空港! はこちら。

第2目 西九州新幹線工事では実被害も!

お香まけに、嘗ての丹奈トンネル掘削時の"水源枯渇公害!"が、当の長崎県でも現実の災害に...

第2項 首を縦に振らない(振れない!)佐賀県

欲に目の眩んだ震撼線建設推進シンジケート?の「折衷案」では首を縦に振らない(振れない?)のは当然です!

距離ではなく次項に示す「開通による受益(経済波及効果)スキーム(枠)?」などを新設(親切?)して「益の無い」佐賀県の「新たな負担」を限りなく"0"にでも近づけない限りは(嬉野市を除く)多くの"差が圏民"(※92)は納得できないでしょう!

※参52-1)何が何でも整備新幹線を建設したい余党整備新幹線CCPT一派が、JRの使用料増額と「償還期間の延長」を財務省にねじ込んだそうですが「バカなこと言うな!」と"一笑"にふされたそうです!(土建屋にケツを叩かれて切羽詰まった"見え見えの部分"は別としても、元々民間企業JR九州の設備投資!なのですから建設費全額を負担するのが筋道ではないでしょうか?...)

※参52-2) 特に利益享受どころか並行在来線区間として切り捨てられる肥前山口⇔諫早間にある鹿島市などの多くの自治体住人は...。

第1目 佐賀県(民)が欲しくもない新幹線に更に2,400億円!も...

佐賀県では並行在来線切り捨ての"暗雲"が県民生活に暗い影を落としているだけです!

県民一人あたり¥299,746-/1人!

推計人口 800,678人(2022年4月1日現在)

工期5年としても年間にしても約6万円/人もの追加負担が(※53)...

(佐賀県の試算では)長崎新幹線全線(約117㎞)建設に占める 佐賀県 の負担総額は約2,400億円!です。

『佐賀県よりも利便性が向上する長崎県の負担割合(約1000億円)を上回り、現行Scheme(仕来り)仕来りどおりであれば佐賀県の負担が大きすぎる』(佐賀県公式見解)

いつの間にかお隣さんのために 通勤型電車 も走れないような「 フル規格新幹線 」に化けさせたのは誰なのでしょうか?

おまけにお隣さんより高額な、

佐賀県が建設費Scheme「総額約2400億円!」を拠出しなければならないのは断じて納得できない』

という 佐賀県民の言い分は至極ごもっともです!

参※53)土木事業は出来高払いなので毎年JRTTに奉納?しなければなりません。 

第2目 新大村駅から新幹線のグリーン席で「錦を飾るお積りの先生方の」ための花道建設?

この計画は大村空港までは空路で、新大村駅から新幹線のグリーン席で「錦を飾るお積りの運輸族と長崎県議会の先生方」のための花道なのでしょうか?

前途したように最近表に出る機会が多い運輸族利権集団「与党整備新幹線CCPT」は、何の権限も持たない単なる一部国会議員からなる運輸族の集まり「与党メンバーによる同好会・親睦会」にしか過ぎません!

マスコミの"近い筋・張り番"が、さも政府決定方針のように掻き立てるので、地元の佐賀県・佐賀市の一般市民が動揺したり、長崎県・長崎市は「ぬか喜び」させられるのでしょうが、単に運輸族がぶち上げた「アドバルーン」程度にしか過ぎません!

参※1)当サイト関連記事 世間をお騒がせしている 与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム とはいったい何なのか? はこちら。

第3項 両県の想定利用者比率で建設スキームを案分する「♥受益スキーム」の策定が! 

どうせ法制化されていない!ご都合主義で決められた"因習(申し合わせ制度)"なので、関係者が承知すれば以下に示すような新・新スキームも成立させることが出来る!わけです。

更に、嘗ての九州鉄道設立時と同じように「自治体が出資者」になるわけですから、出資分は(ルートに関する)意見が言えて当然なわけです!

更にさらに、現行のスキーム制度の下では、自治体が出資を"巨費(きょひ)"すると整備新幹線は建設できない訳です!

更にさらに更に、現行スキームは各県内路線距離に応じた建設スキームというところが"味噌"でもあり"糞"でもあります!

参)当サイト関連記事 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備機構が組織改編できれば 与党整備新幹線CCPTが夢見る 整備新幹線 網が全国に! はこちら。

第1目 「受益スキーム(枠)」を考慮すれば佐賀県の追加拠出は必要なし!

※相変わらず子供の夢を担ぎ出しプロパガンダに利用するJR九州・与党運輸族の汚いやり口!

基本的な考え方として、現況の長崎本線「特急利用者」に航空機・高速バスなどからの鞍替え?利用者増加分も加味した、利用者比率で新鳥栖⇔長崎間全線の"建設負担金"を案分してはいかがでしょうか?

つまり「受益スキーム(枠)」では想定される佐賀県の受益者数(利用者数)を多めに見積もったとしても、長崎県:佐賀県=4:1程度で、

国:長崎県:佐賀県に置き換えると、10:4:1程度のスキームが妥当で、つまりすでに武雄温泉⇔嬉野温泉間建設に拠出している額で十分で、後は長崎県と国が負担するのが当然!なのではないでしょうか!

又過去においても、北陸新幹線金沢延伸時には上越妙高駅妙高市に設置されたにもかかわらず、新潟県(妙高市・上越市・糸魚川市)のスキームは不問!とされた例もあります。

第2目 仮に長崎県・佐賀県の統合で肥前県?となっても...

前途したように、令和の大合併で長崎県都・佐賀県を統合して肥前県としても良いかもしれません???

長崎県  推計人口 1,284,787人(2022年4月1日)

佐賀県 推計人口 800,678人(2022年4月1日現在)

なので合計すると 約2百万人! つまり県民一人当たりの追加工事スキームは 現状の佐賀県スキーム想定費の約6万円/人!が 半額には...

しかし、今までの建設に費やしたスキームの為に「発行した県債の利払い」が有るので結局は...

この際九州全体を九州州として♥道州制に移行しても...

いっそのこと、この際 九州全体を九州州として、道州制(※54)に移行したほうが良いかも?

しかし、西九州新幹線を建設したいためだけに、そこまでやる必要も...

参※54)当サイト内関連記事 首都機能分散移転 と地方分権・道州制を考える... はこちら。

第4項 全幹法を捨て!新たな♥高速鉄道整備促進法制定しないと永遠に完成でき無い!

つまり現行の「建設費地元負担scheme(企て)仕来り」と「JR押し付け制度」では、過疎県?には未来永劫に新幹線は...(※55)

参※55)当サイト内関連記事 新たな 高速鉄道整備促進法 の提案 はこちら。

第1目 高速自動車国道法では「着工したものの長年工事中断放置状態!」の高速道路も

全幹法に先立って法制化されてた高速自動車国道法(1957年公布)では、

地元自治体の大人の事情(地元反対運動・誘致運動)で常にルートが変更(迷走)されています!

更に全国にはE76今治小松自走車道のように、地元自治体(住民)の「大人の事情(利害関係)」の調整が付かずに完成見透しさえ立っていない、着工済の高速道路がわんさかあります。

つまり、西九州新幹線、や北陸新幹線のルート決定が混迷し続けても、別段「不思議でも無い!」わけです。

前途したように、成田新幹線のようにunfinished line(未成線)として「途中放棄!しても構わ無い」わけです。

全国には嘗て(首相主導の閣議決定により)当時の運輸大臣鉄拳公団が鉄建公団に作らせて(Structureが完成していながらレールも引かれずに、途中放棄されて)朽ち果てたunfinished lineは山ほどあります。

※脚注 関連団体 ♥問い合わせ先 リンク集

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関連団体リンクテーブル 

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公開:2019年7月15日
更新:2024年2月25日

投稿者:デジタヌ

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