四国新幹線実現を阻む数々の"難題!"とは...《 利用者無視の四国新幹線妄想第6回 》
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四国新幹線実現を阻む数々の問題
建設でき無くは無い!?でしょうが、四国には"漆黒(しこく)"山地と言う地形上の大問題が立ちはだかっています。
●第1項 勾配問題
特に四国山地をぶち抜く土讃新幹線と、高縄バイパス線では、"勾配"とトンネル上部の"土被り"、そして曲線半径が問題となり増す。
第0目 日本に於ける交通網の勾配に関する省令(規格・基準)
1-0-1 "勾配"と"こう配"について
在来線を想定した鉄道に関する技術上の基準を定める省令では"こう配"と表記され、
新幹線鉄道実施基準(JRTT・旧鉄建公団)では"勾配"と記されています。
つまりいずれも間違いではあり魔線!
ちなみに、道路構造令では"勾配"と記されています!。
1-1-2 鉄道での基準値?
鉄道に関する技術上の基準を定める省令では現在具体的な「こう配」に関する数値規定は明記されて魔線!が...
嘗ては、
- ●旅客線区では 35‰以下。
- ●貨物線区 では25‰以下!
- ●新幹線では (貨物線同様に)25‰以下
とされていました。
1-0-3 トンネルの勾配
JSCE(公益法人日本土木学会)では、「トンネル標準示方書解説 」の「第2章 トンネルの線形、勾配、内空断面の設計」の第21条 トンネルの勾配 に於いて、以下の様に記されています。
第21条
(1)道路、鉄道などのトンネルでは、湧水の自然流下による排水をさま たげない限り、なるべくゆるい勾配を採用しなければならない。湧水を自然流下させるには、3~5%程度の勾配を設けるのが望ましい。
(2) 水路トンネルでは、通水量,通水断面積,流速などの相互関係を考 えて勾配を設計しなければならない。
更に "解説"として以下の様に補足されています。
【解説 】(1) について 道路、鉄道などのトンネルの勾配は、努めてゆるいものと するのが原則...完成後の漏水を良好なコンクリート造の排水溝などによっ て自然流下させるには通常1%以上の勾配があればよいが、施工中に湧水を素掘りの側溝 などで自然流下させるためには、少なくとも 3~5%程度の勾配が必要である。...結局,道路、鉄道などのトンネルの勾配は、使用の目的, 地質、土かぶりなどを考え て、3~20%の間でなるべくゆるい勾配を採用することが望ましい。
第1目 新幹線では
前途した様に、"鉄道に関する技術上の基準を定める省令""から削除された、こう配規定ですが...
1-1-1 JRTT作成の新幹線鉄道実施基準(第14条)では
①列車の走行区域に於ける最急こう配は、1,000分の15とする。
②回送列車のみを運行する区間に於いては、前項の規定にかかわらず、延長250m以内の区間に限り、1,000分の30以下とすることができる。
③地形上等の為、前二項の規定によることが困難な場には、列車の動力発生装置、動力伝達装置、走行装置及びブレーキ装置の性能を考慮して、1,000分の35以下とすることができる。
と明記されています。
1-1-1-1 北陸新幹線・高崎⇔軽井沢間は例外!区間
北陸新幹線新幹線高崎⇔軽井沢間では、鉄道実施基準の例外事項を当てはめて、最急勾配30‰で建設されていますが...
これは、軽井沢が"高地"にある為で、高崎との高低差で仕方無かった?とされていますが...
将来的にもこの区間での logistics (兵站貨物列車運行)は困難!となり増した。
1-1-1-2 残念!なドイツの"拘束"新線
"毒国"では、当初♥貨物輸送も考慮した♥12.5‰で♥高速"神線"を建設していましたが...
2022年開業の拘束新鮮 Schnellfahrstrecke Wendlingen-Ulm では建設費削減!の為に31‰(一部駅在来線ランプ部は35‰!)で建設して終いました!。
結果、貨物運行は不可能!と成り、Transport capacity が"飽和状態!"のシュトゥットガルト⇔ヴェンドリンゲン・アム・ネッカー⇔ウルム 間 corridor の"バイパス"として建設された意味が無くなって!終いました。
第2目 "土かぶり"の問題
土讃新幹線では新幹線鉄道実施基準(第14条)に定められた、こう配15‰以下で建設することは困難です!。
極端な土被り(山頂からのトンネル深度)の為に、猛烈な"土圧"が生じて実現が困難となり増す。
1-1-1 ほくほく線・鍋立山の例では
ほくほく線鍋立山トンネルの例では、着工から完成まで(途中工事中断を含めて)21年11ケ月を要し増した。
1-1-2 新北陸トンネルでも
金沢⇔敦賀延伸時新北陸トンネルでも、
①坑口(標高110m)坑口から4.5㎞付近、トンネル標高180m、(山頂615m土被り435m!)
②坑口から11.4kmトンネル最高点標高283m(山頂630m!土被り347m!)
の土被り(土圧!)により坑口4.5㎞地点でトンネル変形(路盤隆起!)が発生して、1年間の工事延長となっています。
因みに、敦賀駅が地上20m!にもなったのは、新北陸トンネルに続深山トンネルの敦賀川坑口(標高50m!)をこれ以上低くできなかったためです。
●第3目 新幹線の線形(曲線)について
新幹線鉄道実施基準(JRTT・旧鉄建公団)では、第9条で以下の様に記されています。
本線における曲線(分岐附帯線及びホームに沿う曲線を除く。)の半径は、
4000m 以上とする。ただし、副本線等の曲線半径は、原則として、次の各号に掲げる値以上とする。
(1)副本線 1,000m
(2)回送線及び着発収容線 500m
2 地形上等のためにやむを得ない場合には、前項の規定にかかわらず列車の速度を考慮して、最小曲線半径を 400m (回送列車のみに使用される線路の場合は 200m )まで減ずることができる。ただし、次式による計算結果が、1.2を超える場合又は、1.2を下回るが当該曲線に脱線防止ガード等を接しした場合は、当該車両の曲線通過性能に応じた 200m以上の曲線半径とすることができる。
推定脱線係数=限界脱線係数/推定脱線係数
第2項 四国新幹線を実現させたいのならばポイントを絞って!
★
第0目 四国新幹線を実現させたいのならばポイントを絞って!
前途した様に、四国には Metropolis が無いので、おのずから高速化には限界があります!
2-0-1 九州新幹線を例に説明すると...
駅間の所要時間は表定速度(平均速度)で決まります。
※但し前途した、新幹線鉄道規格(勾配、曲線半径)を満たしている場合。
2-0-1-1 九州新幹線本線の駅間距離による表定速度例(運行実績)
以下は「九州新幹線」での駅間実距離で算出した表定速度の♥実績(2023年現在)です。
- ● 新鳥栖⇔久留米間 5.7㎞ 約4分 表定速度 85㎞/h
- ●久留米⇔筑後船小屋駅 15.9km 約7分 表定速度 136㎞/h
- ● 筑後船小屋駅⇔新大牟田 11.8㎞ 約5分 表定速度 142㎞/h
- ● 新大牟田⇔新玉名 16.6㎞ 約7分 表定速度 142㎞/h
- ●新玉名⇔熊本間 21.9㎞ 約9分 表定速度 142㎞/h
- ●熊本⇔八代 31.8㎞ 約11分 表定速度 173㎞/h
- ●新八代⇔新水俣 42.8km 約13分 表定速度 197㎞/h!
2-0-1-2 在来線特急程度!の表定速度ならば5.7㎞ 程度の近接駅!も♥可能!ですが...
まとめると、以下のようになり5.7㎞ 程度の近接駅!も在来線特急程度の表定速度でよければ♥設置可能!です。
- ※例0)駅間が 5.7㎞以上あれば 表定速度 85㎞/h
- ※例1)駅間が約12㎞以上あれば 表定速度 142㎞/h
- ※例2)駅間が約32㎞以上あれば 表定速度 173㎞/h
- ※例3)駅間が約43㎞以上あれば 表定速度 ♥197㎞!/h
第1目 予讃新線(高松⇔松山間143.8km)の時短効果は...
沿線都市の新幹線駅を1駅に絞り込めたとして...
2-2-1 沿線各駅間距離
- ●高松⇔坂出 間18㎞ 可能表定速度 142㎞/h
- ※坂出⇔新丸亀間 6.4㎞ 可能表定速度 85㎞/h!
- ●丸亀⇔新・三豊駅(高瀬駅)14.2km 可能表定速度 142㎞/h
- ※新三豊⇔観音寺 8.3km 可能表定速度 85㎞/h
- ●観音寺⇔新伊予三島 19.4km 可能表定速度 142㎞/h
- ●新伊予三島⇔新居浜 24㎞ 可能表定速度 142㎞/h
- ※新居浜⇔伊予西条 10.7㎞ 可能表定速度 85㎞/h!
- ♥伊予西条⇔松山 45.5km 可能表定速度 ♥197㎞!/h
★2-2-1-1 各停タイプ
高松←(全駅)→松山 各駅2分停車として79分!
これでは、新三島⇔観音寺、新居浜⇔伊予西条間がネックとなり速達効果はあまりあり魔線!
特に、坂出⇔新丸亀間、新三豊⇔観音寺間、新居浜⇔伊予西条間は、"新鮮"建設による時短効果は期待でき魔線!。
★2-2-2 "新鮮""建設で時短効果が出る区間は
新線建設で、何とか高速化の効果が出るのは松山⇔伊予西条間約45.5㎞で、表定速度(平均速度) 197㎞!/h、所要時間約♥14分!が達成出来て、
現行の"特急いしづち"の57分の1/4 以下となり実に43分!もの♥時間短縮!が実現できることになります。
2-2-3 千鳥停車タイプにする以外には...
つまり、新高松⇔松山間143.8㎞ の最速ノンストップ型!以外は、千鳥停車運行で、停車駅をスキップ!する必要があります。
2-2-3-1 土讃線(岡山直通)連絡最速タイプ
高松←(24.4km)→新丸亀←(122.1km)→松山 新丸亀2分停車として♥51分!但し朝夕1往復!のみ。
2-2-3-2 坂出停車Aタイプ
高松⇔坂出⇔新三豊⇔伊予三島⇔伊予西条⇔松山 各駅2分停車として63分
2-2-3-3 Bタイプ
高松⇔坂出⇔伊予三島⇔西条⇔松山 各駅2分停車として、♥55分
2-2-3-4 Cタイプ
高松⇔坂出⇔観音寺⇔新居浜⇔松山 各駅2分停車として、♥57分
第3項 並行在来線問題は避けられない!
但し良いことばかりではあり魔線、並行在来線区間は全線3セク転換せざるを得ない!でしょう。
★第1目 全線♥単線・非電化の新幹線鉄道規格新線
整備新幹線を全線単線・非電化の新幹線鉄道規格新線で建設したとしても、「長大な駅構内」と上下共1時間に1本程度の「スーパー特急」運行ならば...
最高速度190㎞/hの63%~85%、つまり120㎞/h~160㎞/hで速達列車が運行できます。
つまり『最高運転速度190㎞/hの♥スーパー特急方式でも「新幹線鉄道規格新線」区間なら表定速度♥161㎞/hが可能! 』
ということです。
更に!最高運転速度190㎞/hのスーパー特急でも表定速度 160㎞/h!は十分可能です。
最高運転速度190㎞/hのスーパー特急では、
表定速度 160㎞/hならば 丸亀⇔松山122.1kmノンストップで ÷ 160㎞/h ≒ 約46分 で結べます!
最低必要編成は高松⇔松山間 143.8km X 2 ÷ 160㎞/h 約1.8本
1時間、 一往復に要するスーパー特急はたった2本!
30分間隔でも4本で事足ります。
第2目 スーパー特急方式ならば貨物列車との共存も可能!
2-2-1 但し途中駅に長大待避線が必要に
つまり、高松と松山の両ターミナル(約144㎞)から同時刻に発車するとしても、途中で出くわすのは♥1回!
つまり、途中駅の新伊予三島に"♥超大な駅構内"を持つ♥すれ違い区間駅を設ければ、完全停止しなくても100㎞/h程度の低速走行?でのすれ違いが♥可能!です。
更に、(在来線)Local 便停車駅は全て、1線スルー方式の駅にすれば通過駅での減速も♥必要(160㎞/h走行が可能)ありません!
更に2両連結ていどの短編成"鈍行"!停車駅については、なん駅かを"長大コンテナ貨物列車"の退避駅として2面4線の構内とすれば全く問題はありません。
第3目 但し旧線と途中駅は廃止!
但し、松山近郊、高松近郊区間以外の旧線・旧駅は廃止せざるを得ない!でしょう。
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公開:2025年4月 2日
更新:2025年5月30日
投稿者:デジタヌ
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