狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『"なにわ筋LRT"こそ公共交通不毛ゾーン西区の市民を救う(鉄)路では...』ー最終回ー

エピローグ なにわ筋沿道の住人・利用者にとっては良いことだらけ!

困るのは一儲けを企んでいた地上げ屋に支援(ケツを叩かれた!)地元市会議員共だけです!

参※)当サイト内関連記事 運輸族 ・ 地方議会議員 が 鉄道 新線を "建設したがる訳!" とは... はこちら。

第0項 国交省も進めている住人にやさしい都市交通!

※参0)2011年国土交通省編街路交通施設課作成 LRT等の都市交通整備のまちづくりへの効果 公式ガイダンス資料はこちら

※参0)LRTの整備等に対する総合的な支援スキーム に関する公式ページはこちら。

※国交省の支援で見違えるようになった豊橋市内

★第1項 なにわ筋沿道(西成区・西区)住人の日常の使いやすい足!

なにわ筋沿道(西成区・西区)の市民には全くメリットのない「なにわ筋線」とは異なり日常の便利な足になります!

超低床トラムカ―なら、停留所のシェルターで待っているだけで、すぐに乗車出来て下車しても病院など、目的地まで無駄な距離を歩かなくて済みます!

地中深いところを走っている"地底鉄道"なにわ筋線ではたとえ新規に駅が増設されたとしても???

今里筋線(※31)で問題になっているように、地上にある出入り口から、長~いエスカレーターで2分近く、エレベーターでも同じくらいかかり、短い電車の停車位置までさらに数分あるかされ、乗車まで(バスなら2駅ぐらい先まで行ってしまう時間)5分近くかかり、やっと乗車位置にたどり着ける状態となり、今里筋線では病院通いのお年寄りなどから、『以前(バス)に比べて利用しにくくなった!』と不評が続出しています。

参※31)当サイト内関連記事 井高野 今里 矢田 を結ぶ 被差別路線! 今里筋線 延伸計画では沿線の名誉回復・発展には繋がらない! はこちら。

第1目 なにわ筋ほど広ければスイスイ走れて所要時間も地下鉄並み!

また所要時間も、現行の軌道法40㎞/hの制限時速でも「ノロノロバスと大差なく」一般車両に挟まれて走る路線バスなどよりはよほど早く到達できます。

交差点も問題なく通過できます!

福井市で行われているTram優先!信号制御を導入すれば、地下鉄並みの所要時間!でうんこいう可能です!

更に、御堂筋をは移動!にしても問題ないほどに市内交通は改善されており。Tram 優先信号を採用しても渋滞などは発生しま線(せん)

もちろん現行の鉄道区間(南海汐見橋支線区間)では現行車両同様に最高速度70km/h運転が可能です。

★第2項 1969年市電廃止当時とは比較にならない程に♥道路事情が改善!

片道2車線駐車帯付き側道分離帯2レーン往復8車線相当!の車道が確保されていれば、トラム利用者以外の域内通行車両にとっても通行の妨げにはなりませ!

なにわ筋線推進派=トラム反対派が掲げる、交通渋滞もさほどの心配はご無用です!

なぜなら、市電が廃止された1969年当時とは比較に成らない程このエリアに流入する車両の流れが変化して改善されているからです。

1960年代に大阪市内中心部で交通渋滞(※32)が多発したのは、往復4車線しかない道路の中央部2車線を路面電車が占拠するような"極悪な道路環境"で、おまけに現在ほど新設の「平行幹線道路」が整備されてなくて限られた道路上に車があふれていたからです。

21世紀のいま、'60年代に比べて並行する幹線道路(新なにわ筋、なにわ筋、谷町筋など)が飛躍的に整備され、大阪市内の交通事情は飛躍的に改善され(皮肉にも今里筋など)一部の道路をのぞいて慢性的な渋滞など無くなりました!

予定どおりに地底鉄道"なにわ筋線"を建設しても、大多数の大阪市民・大阪府民(納税者)の利便性は向上しません!

参※32)当サイト内関連記事 地下鉄 を建設しても建設では道路状況の 改善にはつながらない! はこちら。

★第3項 先ずは『 BRT社会化実験 』から!

現在、なにわ筋沿道の西区住人、沿道企業従事者の通勤・通学・昼間のお買い物は「役立たずの千日前線(※4)」のおかげで、「路線バス(大阪シティーバス」に頼らざるを得ない状況です!

利用者もいなくて役にも立たない、今里筋線延伸のための「無駄遣い赤字増産社会化実験」を行うくらいなら、まずは♥利用者の多い「なにわ筋」沿道でバスBRT社会化実験を行いましょう!

四つ橋線玉出駅から国道26号を北上し、松虫通で左折してなにわ筋を北上し、福島駅前を通り福島6丁目交差点で右折して、グランフロント大阪「うめきた広場」に至る経路で連接バス・トラムを使ったBRT(※5)を走行させて社会化実験を行えば、この区間の需要の多さがわかるはずです!

★後書き《Omnibus と RTD で築く21世紀の地方都市》シリーズについて

※ここをクリックするとこのページの"目次 Topに戻れます!

(Version2,Revision2 ー9月2日敗戦記念日!版)

第1項 世界のMetropolis・地方都市ではナチュラルバイアフリーTramに脚光が...

※路面あり、地下あり、高架あり! ハーグの HTM RandstadRail の例

世界のMetropolis(大都市・地方都市)では都市圏交通システムの"trend"は、地下鉄やモノレール、新都市交通、等のMetroに拘らずに...

エコロジー・エコノミー・ユニバーサルデザイン(バリアフリー)・コンビニエンス(利便性)の4拍子がそろったUltra-low floorのTram Carの走る"LRT"(Light Rail Transit)路面交通が見直されています。

第1目 更に♥軌道レス交通システム・バストラムも普及!

更に"軌道"に拘らずに一般公道(専用レーン)を走る超低床バストラムを用いた"都市型BRT(Bus rapid transit)基幹バスとomnibus(乗り合いバス)システムで構築されたOmnibus Town も着実に増えています

第2項 21世紀を都市圏赤字ローカル線が生き抜く為に...

♥賢明な福井市(福井鉄道)の取り組み、福井鉄道応援隊!

急成長している"鉄道施設バイアフリー関連産業!"ですが...

"橋上駅舎・エレベーター・エスカレーター・ホームドア"等と言った大掛かりな"道具立て"は、生活路線であるMetropolisのローカル線や、地方都市のInterurban(都市圏近郊電車)では資金面で設備不可能!

小規模な公共交通事業者や地方都市の公営鉄道について、"利用者"であり出資者(納税者)でもある一般市民の立場に立って、コストパフォーマンス(費用 対 効果 )などの総合的な検討を加えた上で、(現在計画中の路線も含めて)交通事業者が(分相応な背伸びしない)"身の丈に合った都市交通システム"としての路面交通の優位性を考察してみました。

狸穴総合研究所 地域交通問題研究室 出自多留狸

※脚注 関連団体♥ 問い合わせ先リンク集

※パブリックコメントとは...

パブリックコメントとは聞こえは良いですが、

自治体当局が『一方的な Scheme(企て!)についての Compliance(追認)!を促している』だけです!

つまり consensus(総意・協心)を得るための"異見"聴取ではありません!

feudalism(封建制)、ictatorship (独裁)に下づく施策に、 subordinate(従属させる)oppression(抑圧!) と同じ、中共が行っている tyranny圧政!) と何ら変わりません!

つまり目安箱(市政へのご意見・ご要望受付)すらない様な municipality は、『独善的で恣意的な独裁支配!を行っている』と言えます。

※参)当サイト内関連記事 パブリックコメント 制度とは... はこちら。

関連団体リンクテーブル

 

公開:2020年10月23日
更新:2024年2月29日

投稿者:デジタヌ

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