A3000型と最新型低床トラムカーとの車両比較《 静岡鉄道 第5回 》
第5節 最新型低床トラムカーとの車両比較
第1項 車両比較
第0目 通勤型車両の総重量!について
日本では"戦前"から"慣例"(申し合わせ!)として、乗車人員1名の体重を"55㎏!"として、想定重量を算出しています。(※戦前は日本人の標準体型は小柄!だった為)
1-0-1 車両乾燥重量!には乗務員が含まれる
また、車両乾燥重量!?には、乗務員1名分の55㎏が含まれています。
1-1-2 乗車定員とは
座席+立ち席(つり革数)の合計数!の事です。
1-1-3 想定満員!(最大積載量!)とは
立ち席・通路部分を含む"客室内"で、乗客が新聞(スマホ!?)を広げられる程度の"余裕"で、最大限乗車できる人数の事です。
さらに積載重量は、前途した55㎏/人!として産出されています。
- ♥ロングシート車両;乗車定員の♥155%時の人員及び総重量。
- ●クロスシート車両;乗車定員の110%時の人員及び総重量
其々が"基準設計値"となっています。
つまり、一時の定員300%!超などという数字はもう殺人的!と言っても過言では無く、実際に"圧迫死"の被害者!もでていました!
第1目 静岡鉄道A3000形電車
製造元 総合車両製作所(株式非公開・JR東日本100%子会社)
- ●編成 2両固定編成 ♥電気方式 直流600V(架空電車線方式)
- ♥最高運転速度 70 km/h(設計最高速度 90 km/h)
- ●起動加速度 2.5 (3.0) km/h/s●減速度(常用) 3.5 km/h/s(非常) 4.5 km/h/s
- ●編成重量 (乗務員55㎏/1名と含む乾燥重量)63.8t (クモハA3000形 (Mc) 34.3t、クハA3500形 (Tc) 29.5t)
- ●編成定員 238名(着座78名)♥総重量(55㎏X238名含む)約76.9ton
- ●想定満員(定員155%369名)時総重量(55㎏X369名含む)約84ton(※10)
- ●軽量ステンレス(総合車両製作所 sustina)編成全長 38m(車体長 17,580 mm)X全幅 2,742 mmX全高 4,015 mm
- ●編成出力 480kW(主電動機出力 120kWX4基/2両1編成)籠型ACモーター、制御方式VVVFインバーター
- ●並行カルダン駆動 歯車比 99:14 (7.07) 動輪径680㎜Φ ♥ボルスタ(揺れ枕)付きボギー台車!
※つまり、手回し"欲"ホームドア対応とされています!(※11)
推定価格 1編成(2両固定ユニット4億円?)
参※10)日本では戦前から"慣例"(申し合わせ)として、通勤型(ロングシート)車両の想定満員は、定員の155%、55㎏/人!として想定最大積載重量を算定しています。
参※11)当サイト関連記事 ホームドア設置圧力は安全に名を借りた! 鉄道機材 syndicate と経産省・国交省が連んだ"謀"!にすぎない はこちら。
参※001)日本では戦前から"慣例"(申し合わせ)として、55㎏/人!として想定最大積載重量を算定しています。
参※002)日本では戦前から"慣例"(申し合わせ)として、通勤型(ロングシート)車両の想定満員は、定員の155%、55㎏/人!として想定最大積載重量を算定しています。
★-★-★ 次世代国産♥ Train Tram 福井鉄道F2000型
2023年に満を持して登場したのが純国産技術によるミドルサイズのリトルダンサーシリーズ F2000 !です。
とさでん交通の100形を stretch して modify した車両です。
♥bolster タイプのボギー台車を使用して♥乗降口床面高さ350mm!を実現しています。
- ●基本仕様 直流600 V(架空電車線方式)(※1500V仕様も製作可能!)
- ●軌間 1,067 mm(※2007年の偏軌用登場以来、標準軌、偏軌、狭軌の♥フルラインナップ!となっています。)
- 3両固定編成(2関節タイプ)
- 車体 耐候性鋼製車体(前頭部:GFRP製)
- ●動力性能 ●常用速度 65km/h(40mph)設計最高速度 70 km/h※起動加速度 2.5 km/h/s ♥減速度(常用) 4.4 km/h/s(非常) 5.0 km/h/s
- ●輸送能力 編成定員 115人(座席43人)(※但しロングシートタイプなので想定満員155% ♥178人/編成!)
- ●車体 編成長21,400mm X 全幅2,600mm X 全高 3,830mm X ♥乾燥重量(乗務員1名含む)33 ton
- ♥定員乗車時総重量 (115名乗車時)約39.3ton
- ♥設計想定満員総重量(定員155%178名) 約42.8ton
- ♥台車 車輪径 610Φ 先頭車:平行カルダン駆動 ♥ボギー台車(♥Bolster 付き!)●中間車:(台車懸架・単台車直接マウント・関節連結)
- ※編成出力 180 kW 主電動機 三相誘導電動機 VVVFインバータ制御 定格出量60 kW X3基搭載 (全車電動車)
- 想定満員時登坂能力 鉄道建設技術基準35‰をクリア
- 制動方式 回生・発電ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(♥つまり従来型と同じなので従来の整備技術が継承出来ます!)
★★★-1 現状高額!な理由は"特殊小径車輪"が...
※2002年登場"の雛形!"土佐電気鉄道100形電車は約1億9千万円(とさでん公式発表値)でしたが、一次車両は一編成約3億九千万円(福井鉄道公式発表)と、フクラムより高額!となりました!。
※2024年登場の、"熊本市電"の同型量産車両2400型(標準軌)は1編成4.5億円!と更にコストアップしました。
※通常の路面電車では640㎜Φの車輪が装着されていますが、リトルダンサーシリーズでは610㎜Φの小径車輪が使用されています!
※車軸・車輪ボス部径(勘合部)は両輪共用ですが...
現状日本国内向け!だけの"少量生産!"なので、鍛造に係る製造コスト(鍛造機の金型交換、金型保管費!)が、量産されている汎用通勤電車用の860㎜Φ車輪より高額!となって、全体のコストUp!に繋がっています。
しかし、国内の路面電車の軌間には♥全て対応済み!なので、今後"♥僚友"が増えれば製造コストダウンも...
★★★-2 参 610㎜Φ車輪使用ユーザー
- ♥伊予電モㇵ2100型(狭軌)2002年運行開始 10両
- ♥土佐電気鉄道100形電車 (標準軌)2002年運用開始 1編成のみ!
- ♥函館市交通局9600形電車(偏軌!軌間1372㎜)2007年運用開始 5編成
- ♥鹿児島市交通局7500形電車 (標準軌)2017年運用開始 4編成
- ♥伊予電モㇵ5000型 (狭軌)2017年運行開始 16両迄増備予定
- ♥札幌市交通局1100形電車 2018年運行開始 10両
- ♥長崎電気軌道6000型(標準軌)2022年運用開始 2両
- ♥熊本市交通局2400形電車(標準軌))2024年11月運用開始 1編成
★-★-1 純国産・汎用技術で開発されたリトルダンサーシリーズ
♥広い車内!
♥ペコちゃん電車のコンセプト(小径輪軸ボギー台車・固定編成・制御機器屋根上搭載)を忠実に再現した!ともいえる福井鉄道F2000形低床電車は、
♥純国産技術で開発を続けてきた国産低床 Tram car のパイオニア「アルナ車両」が福井鉄道と♥共同開発!した、ミドルサイズの国産♥次世代低床トラムトレイン(※001)のホープです!
参※001)当サイト関連記事 トラムトレイン方式(カールスルーエタイプ)とは? はこちら。
★-1-1-1 ♥輪軸タイプのボギー台車を使用
純国産技術で開発されたミドルサイズ(24m)リトルダンサー F2000 !では610Φの小径輪軸タイプの♥bolster (swing hange)付きの bogie を前後(先頭車)に採用しています!
なので、yawing も発生しにく、鉄道路線(専用軌道)区間の♥高速走行にも対処しています。
参※)当サイト関連記事 "台車懸架・単台車式"ブレーメン型超低床車両の"弱点"は複合カーブ通過とヨーイング はこちら。
♥郊外鉄道路線駅!発車シーン
★-1-1-3 ♥汎用部品を使用
一般通勤車両にも広く用いられている、汎用部品(技術)を多数流用(応用)しているので、従来の超低床車両とは異なり、整備(補修)にも長年経験のある整備技術(要員)がそのまま生かせます!
更に、鉄道事業者にとっては、予備部品も超低床車両専用(用特殊仕様)ではないので、調達が容易(経費削減)になります。
★-1-1-4 ♥短い中間車両で♥曲線通過も安全に
♥市街地併用軌道走行シーン
先頭車両前後2両はボルスター(揺れ枕)付きのボギー台車を採用しており、コーナリング性能も優秀です。
更に短軸台車をボルスターレス構造で直接マウントする中間車両は、短い形式に変更されています!
つまり急カーブ走行時に起こる捻じれモーメントによる脱線(※28)にも強くなったので、市内併用軌道区間の交差点も問題なく通過できます。
参※28)当サイト内関連記事 ライトライン試運転事故!で発覚した台車懸架・単台車タイプ3重連!と軌道法との相性の悪さ! はこちら。
★-1-1-5 現状はパワー不足!ですが...
現状小型高出力ACモーターが製品化されていないので、起動加速度 2.5 km/h/sに難点!がありますが...
技術は"秒針月歩"で、AotoMobir の世界では既に小型高出力ACモーターが実用化されています!
ライセンス生産のブレーメン型超低床車両に搭載の小型高出力(100kw)ACモーター並みの新型♥高出力小型ACモーターの出現もそう遠くはありま線(せん)!
つまり、現用の東急300系電車と同等以上の高加減速性能を備える日もまじかです!
見通しの立たないVGA(フリーゲージトレイン)なんぞよりよほど現実的!です。
参※)当サイト関連記事 Talgo 方式・軌間可変車両・VGA(フリーゲージトレイン)の"致命傷 !「フレコロ」とは?... はこちら。
第1目 保線費用(軌道維持管理・更新費用)が劇的に
軌道にかかるダメージ(衝撃力)Fニュートンは
(m;質量、v;速度、Δt ;時間)
F=m・v/Δt であらわされます!
総重量が大きいともろに衝撃力となります。
つまり、load weight(総重量)が76.9ton/8軸(9.6t/軸) vs 47.8ton/6軸(約8トン/軸)と約2倍も違う、ステンレス車両では、Railway track(軌道)に与えるダメージが約20%も大きく!
更に、使用するレールも現在一部区間で使用している50kgNレールを使用しなくても40kgNレールでよくなり、保線経費(軌道維持管理・更新費用)を大幅に低減できるわけです。
長い目で見ると...
10年単位の中長期的に考えた場合、前項と併せて考えると大きな差となって経営に重くのしかかってくるのです。
つまり「持続可能な鉄道事業」とは程遠くなるのです。
各金融機関から出向?なさっている(鉄道運営ド素人!の)経営陣の方は"良く欲(よくよく)"考えな直されたほうがよろしいのでは?...
第3目 後々の橋上駅舎化!ホームドア設置そして全線高架化!を考えると
更に、前途したように、今後間違いなく迫る!バリアフリー対応橋上駅舎化(※93)& ホームドア設置圧力!でに全駅 15駅!を対応させるとすると...
1億円/駅以上は必要で、新規設備投資だけでも15億円以上!
しかも、これらのメンテナンス(維持管理・設備更新)に更に毎年1億円以上!
前途した、Railway trackの維持管理・設備更新費用と合わせると10年先には...
参※93)橋上駅舎化すると!...ユニバーサルデザイン対応法(バリアフリー法)圧力で、エスカレーター・エレベーターの設置義務化!自動改札機、自動券売機、更にこれらのICT機器の為の空調設備!等、1駅当たり巨額の設備投資が必要となります!
そして、これはの設備には寿命(耐用年数)があります!
つまり一度設備すれば終わりではなく、
未来永劫共に設備更新費用(営業経費)として、大きく静鉄(利用者)にのしかかります!
なので、広電、福井鉄道、富山地方鉄道を持つ広島市などの municipalityでは超低床車両を用いたLight rail transit (LRT)化に♥積極的な支援を行っているわけです。
★第3項 1990年当時のデジタヌ思い出の思い出
かつて小生が、現役のセールスマンをしていた頃、狐ヶ崎にある小糸製作所にたびたび訪れていました!
往路は静岡駅からタクシーを利用していましたが帰路は狐ヶ崎駅まで歩き「大好きな電車」で静岡駅まで戻っていました。
正直初めての静鉄でしたが、2021年現在も使用されている当時の最新型?(1973年登場)1000形電車は皆様よくご存じ通り最新型のA3000形と比べても決して引けを取らない高性能車両で、
しかも地方のLRT路線としては驚異的!によく整備された良好な線路状態で、
カーブの多い路線を胸のすくような加減速で。正しく"軽快"に駆け抜けてくれて、すっかり静鉄ファンになってしまったほどです!
当時小生の住む近鉄沿線では起動加速度 4.5 km/h/sを誇ったラビットカー(※92)はすでになく!
各駅停車も低加速:1.8km/h/sで運行されていたので、静鉄の常用 2.2 km/h/sは軽快に感じました!
参※92)当サイト関連記事 近鉄 ラビットカー と 南大阪線 の変遷...日本初の 高加減速車 の命運とは?はこちら。
ー続きはこちらー
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公開:2021年1月26日
更新:2025年7月23日
投稿者:デジタヌ
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