狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 JR相模線・複線化はリニア中央新幹線新駅開業に合わせた"3セク相模鉄道"化!と共に...』ー第2回ー

★プロローグ JR東日本と東京都をジレンマに導いた羽田空港アクセス線!? 

第1項 背景にある相模線の都心への通勤・通学事情が

現状、JR相模線は単線での運行なので、今以上の増便は不可能な状態です。

同時に、所要時間短縮(表定速度向上)も不可能な状態となっていて、厚木、海老名(小田急、相鉄)、茅ヶ崎(湘南新宿ライン)などの乗り換え駅前後区間ではかなりの混雑を呈しています。

利用客の自然増を待つのではなく、ビジネスチャンスとして積極的に相模線沿線開発に踏み切るには、相模線の複線化は必須となるでしょう!

今や鉄道事業は本業ではなくなっている

冒頭で述べたように鉄道事業者にとって、今や鉄道事業は本業ではなくなっています!(※21)

特に広大な district に跨り、膨大な赤字路線網を、押し付けられたJR東日本さんにとっては、

鉄道事業で利益を生むのは不可能!で、何とか営業収支を平衡させるのがやっとの実情です!

但しJR東日本さんは、オフィス街や駅ビル事業に手を染めている!だけで、駅前都市型高層集合住宅(タワマン)や宅地開発などの事業には直接携わっていませんが...

(さほど開発が進んでいない!)相模線沿線なら、これからのデベロッパービジネス展開の可能性もあるわけです。

参※21)当サイト関連記事 今や 鉄道事業 は本業ではない!鉄道系YouTuber の"夢想"を打ち砕く現実とは... はこちら。

第2項 JR東日本は「社運をかけてグローバルゲートウェイ品川開発事業と取り組んでいる」!

しかし現在JR東日本(経営陣)は社運(自らの首)をかけて東京総合車両センター田町センター(旧:田町車両センター)を大幅縮小して、「グローバルゲートウェイ品川」デベロッパー事業と取り組んでいます!(※22)

つまり、事業が軌道に乗る(テナントが集まる)までは、競争相手を増やしたくない!わけです。

参※22)当サイト関連記事 1鉄道事業者から 総合都市開発デベロッパー に成長したJR各社 はこちら。

第1目 相模線・複線化事業は"諸刃の刃"!

つまり、相模線高速化輸送力増強事業(複線化事業)は、「諸刃の刃」となるわけです!

"都下"から富(事業所税収)を無くしたくない東京都と「(敵に塩お送りたく無い!JR東日本とは)大人の事情(利害・思惑)」が完全一致している訳です。

これが、JR東日本のジレンマ、であり西山手ルート(りんかい線・埼京線)では不便!な、三多摩(立川・八王子)新都心?への"南武線"(羽田アクセス裏ルート?)と、横浜線(リニア橋本アクセス)輸送力増強(長大編成化・高速化)を「躊躇っている原因」に挙げられるわけです!

JR東日本は形振り(なりふり)構わず防戦キャンペーン

特にJR東日本は形振り構わずフリーターYoutuber(※23)を使って、ネガティブプロパガンダを繰り広げて、「火だねを揉み消す」ことに躍起になっているわけです!

最近増えだした、横浜線、南武線、相模線関連の"悲観的"contentがそれを裏付けています。

つまり2021年1月の羽田空港アクセス線工事認可で、小生が♥羽田空港アクセス線関連の明るい未来説!(※24)を唱えだしたころから、急に脚光(逆光?)を浴びだしたわけです。

参※23)当サイト内関連記事 今どきの 鉄道系Youtuber 鉄オタ・フリーター , ゴーストライター , 鉄道コラムニストとは?... はこちら

参※24)当サイト内2021年3月初稿公開!関連記事 片肺路線 ! 羽田空港アクセス線 東山手ルート が 東京都 への富の 一極集中 を打ち壊す カオス のトリガーを引く はこちら。

※こやつは可愛い顔をして?投資ファンドと運輸賊両派を股にかけて...

第3項 相模線(横浜線)沿線には♥伸びしろが...

相模線は、もともと相鉄線と生まれましたが、国鉄に買収されて、現在に至るわけですが...

戦前から複線化計画があり、ほぼ全線に渡り将来の複線化に向けて"複線"用地が確保されています!

つまりJR東日本さんが、複線化すれば沿線の輸送力は、格段に向上して、"都心に近づいた"沿線の宅地開発に弾みがつくでしょう!

つまり、URさんと組めば、JR東日本さんの遊休地(事業用地)の再開発(都市型マンション開発事業)にも目途が立つはずなのですが...

前途した理由でJR東日本さんには"そこまで手を広げる"つもりは...

第1目 小田急線には直通便を受け入れる余裕がある!

  • ★紫ラインリニア中央新幹線
  • ピンクライン 相模線 & 小田急新線

小田急さんは長年の悲願だった、代々木上原⇔登戸(向ケ丘遊園)間の複々線化事業を完成させて、線路容量(運行本数)にまだまだ余裕があります!

2027年のリニア中央新幹線橋本駅開業を受けて、唐木田から先、横浜線「相模原」を経由して相模線「上溝」までの延伸が決定して、上溝で相模線と"直接結ばれれば..."

JR東日本さんにとっても、御殿場線直通で旧知の間柄でもあり、茅ヶ崎からの通勤変動旅客を振り替える(引き受けてもらう)には好都合なのです!(※95)

参※95)当サイトシリーズ記事 203X年" 小田急ロマンスカー "が湘南ボーイを乗せて 茅ヶ崎 から 新宿 に... はこちら。

第2目 相鉄本線とは開業当初より繋がっている!

後述する、東海道新幹線"倉見駅"構想ですが...

実は、1964年の開業当初から、構想されていました!

但し、当時は今ほど、ダイヤが切迫しておらず、上下共に時間当たり(ひかり・こだま各1本の)2往復!

なので、途中で追い越す必要も少なく見送られたのです。

地上げ屋が"いずみ野線延伸"を期待するわけは...

それが、現在・繁忙期には上下時間12本つまりinterurban (都市近郊線)並みに!

更に、速達種別も、のぞみ・ひかりの2本立て!

更に更に、リニア中央新幹線が開業すると、リニアの輸送密度確保のために、現行のぞみが大幅減便となり!、

代わって、静岡県(静岡・浜松)停車タイプの"ひかり(のぞみ)"が大幅増便される"望み"です。

つまり、全列車停車の、新横浜と、ひかり停車の小田原の間に、追い越し駅が必要になってくるわけです!

なので、新倉見駅周辺が"開ける"(地上げできる)だろうと...

馬鹿げた"いずみ野線延伸妄想"が必要なくなる!

魏妖怪 syndicateと運輸賊!が需要(輸送密度)も期待できない、"いずみ野線"の延伸妄想を、紛い物Youtuber(※98)を利用してPropagandaしていますが...

そうにゃんの patron 政策投資ファンドには付き合う気(投資意欲)はありません!

但し、相鉄さんは、「こだま」停車では新岩国駅程度、つまり錦川清流線程度の利用客しか見込めないだろうと、して延伸には消極的なのです。

更に、新線を建設しなくとも!相鉄・JR相模線連絡線はすでに...

そんなバカげた血税投棄を行うくらいならば、道路整備を行った方が余程地域振興に繋がります!

参※98)当サイト関連記事 今どきの 鉄道系・交通系Youtuber、鉄道コラムニストとは?... はこちら。

21世紀の日本は...

無駄な重複投資を省いて、今あるリソースを有効活用して、ecology,economy,evolution の3Eを達成すべき世紀なのです!

 

公開:2021年4月13日
更新:2024年3月 1日

投稿者:デジタヌ

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