狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載《 奥羽高速"神線"!も山形県(庁)が発想転換!すれば実現できるかも?...》ー第2回ー

第2回 世界の traffic network の trend は"住み分け"による"♥共存共栄!"

21世紀の現在は、鉄道とハイウエー 空港(空路)は互いにライバルではなく、「"住み分け"による"共存共栄!"」を図る時代になっています!

欧米先進国はもちろん中共!でさえも...

国際空港・高速鉄道(&地下鉄)・インターチェンジは統合されています。

第0項 新幹線と在来線が乗り入れているフランクフルト空港駅

以下はフランクフルト(Frankfurt am Main)のフランクフルト空港(Flughafen Frankfurt Main)の例です。

DB(ドイツ鉄道)の高速新線(Schnellfahrstrecke Köln-Rhein/Main)フランクフルト空港遠距離駅(Frankfurt am Main Flughafen Fernbahnhof)と、

Interurban(都市圏高速電気軌道・都市圏近郊電車)及びバス事業を一括しているRhein-Main-Verkehrsverbund(フランクフルト地域交通事業体)(※00)

の一員でもあるDB Regioが運行するS8とS9の

Interurban(都市圏高速電気軌道)のフランクフルト空港線(Flughafenschleife Frankfurt)(S8 と S9)とDB Regio MitteVlexxHessische Landesbahnの各事業団がregional line(地域ローカル線)を直通させています。

参※00)当サイト内関連記事 都市圏 広域交通事業体 Metropolitan Transportation Authority の必要性! と実現への途とは... はこちら。

第1項 奥羽新幹線・羽越新幹線を実現させたいのならば発想転換が必要

鉄道(新幹線万能)神話は飛行機も、高速道路(高速バス)も,情報ハイウェー(ICT網)も無かったころの明治時代お話です!(※10)

懐古趣味で、籠、馬ぞり、飛脚を懐かしんだところで、実用的なインフラとしては、現代には蘇りません!

山形県にはジェット空港が2つ!もあり、急ぐ人は、空路を使えばよいわけです。

第1目 山形県内の鉄道網とは

山形県での鉄道の役割は、

県内を貫く"背骨・大動脈・山形線の充実(高速化)と、

日本海側を結ぶ奥羽西線や、左沢線、フラワー長井線、そして陸の孤島?小国町を結ぶ米坂線の改善

更には高規格幹線道路E48の早期全通や・地域高規格道路の整備・充実のほうが無駄な血税投棄!にはならず、県民の日常生活にとって♥有効な公共投資!といえるでしょう!

参※10)当サイト関連記事 森林鉄道・軽便鉄道・路面電車が日本各地から消えた理由とは?はこちら。

第2項 InterCityより"通学"に役立つ interurban,omnibus の整備・充実が先決!

地図をもう一度ご覧いただければ明白なように、高速バスで手近な都会?とは繋がっています!

気分転換にちょっと離れた都会?におでかけ程度なら、♥高速バスで十分です!

第1目 高速バスではカバーしきれない Local Traffic が問題!

問題は、(高速道路の)インターチェンジ間隔の長い

都市間高速バスではカバーしきれない!、旧宿場の県内の小都市(中核都市)近郊の旅客需要 interurban(郊外電車)、omnibus(乗り合いバス)の充実です。(※12)

特に・

通勤通学などのラッシュ時間帯では、一般国道を走る"路線バス"では定時運行(定刻発着)や変動需要をカバーできません!

つまり、Municipality(Community)近郊にある"駅間距離の短い rural line "だからこそ、役に立つわけです!

参※12)当サイト関連記事 21世紀の地方都市にある近郊 ローカル鉄道 は発想の転換が必要では? はこちら。

第3項 県内の main line 山形新幹線は InterCity?

県内の小都市(米沢、南陽、山形、天童、新庄、鶴岡、酒田)を結ぶライン(山形新幹線)、羽越西線はいわばInterCity 路線です。

そして世界のトレンドは、国際空港をhubとした、オムニバスタウン構想に向かっています。

第1目 仙山線 高速化の馬鹿々々しい妄想!

魏妖怪の回し者?スピード狂の鉄道系Youtuberの中には(※11)、「帝都・東京へは仙山線のダイアをいじったほうが手っ取り早い?」等と時代錯誤も甚だしい、馬鹿げたことをほざく大バカ者もいますが...

そもそも、山形線・山形新幹線の発想は、前途の通り『山形市と帝都を直結することだけが目的ではなかった!』ことを理解できて無い!ようです...

山形県全県の「振興発展を大事な柱」として行われて事業であることを、判っていない!暴言です。

参※11)当サイト関連記事 今どきの鉄道系Youtuber、鉄道ライターとは?...はこちら。

山形県に必要なのは...

山形県に必要なのは、

空路で事足りる帝都への時間短縮では無く!

県民の日常生活・経済活動に欠かせない"県内の interurban " の充実です!

第3項 旅客営業だけでは regional line は守り切れない!

今も昔も旅客需要の少ない地方で、旅客専用鉄道事業を採算"意地"するには、InterCity、(都市間連絡急行)需要だけでは、成立しま線(せん)!

特にregional line(地方交通線)はminingなどのFreight line(貨物鉄道,exploitation railway(開拓鉄道・"殖産鉄道")として建設された経緯もあり、Cargo transportationを無くしたregional line、rural line の事業継続は困難なご時世となっています。

インターアーバン(近郊高速電気軌道)旅客需要、そしてカーゴ(貨物運輸)需要の3本の矢が揃わないと、国鉄民営化後に各地で「雨後の筍」のように誕生した3セクのように、鉄道事業は破綻してabandoned railroad(廃線)の仲間入りをすることになってしまいます。

第1目 Net通販の台頭で貨客混載事業に注目が

ネット通販の台頭で小売業界が大変革にさらされた21世紀では、地方都市の小売業がますます衰退した結果、物流も大きく変化して、ますます宅配業がシェアを伸ばしています!

そんな中、"過疎地"のサービスエリアを、カバーする宅配システムとして、鉄道の貨客混載システムが注目を集めています。(※22)

参※22)当サイト関連記事 21世紀のルーラルライン・都市近郊ローカルラインを"意地!"するには"貨客混載"しか残されていない! はこちら。

第2目 地域の公共交通は国交省の勧める♥オムニバスタウン化

地方のrural town の地域内交通は中心市街地に、

国交省の勧めるオムニバスタウン化で omnibus Terminal(乗り合いバスセンター)を作り、

commuter bus(通勤通学乗り合いバス)、community Bus (地域内バス)網を集結させて、

有機的・効率的な traffic network 構築を目指すべきでしょう。

山形空港新ターミナルビル!建設

山形自動車道(東根IC)のある"山形国際空港!"には山形空港新線(山形国際空港駅!を誘致して

高根 omnibus Terminal を設けて地域交通網の拠点駅とすれば、

天童・高根エリアの、地域振興にもつながります。

庄内空港新線も...

更に、庄内国際空港経由で羽越・奥羽新幹線を延伸すれば

新庄市も日本海側とより親密になり、世界とも結ばれる!ことに、

つまり「戊辰戦争以来長年続いた、地域間の軋轢解消にもつながります。

 

公開:2021年3月18日
更新:2024年3月31日

投稿者:デジタヌ

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