狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

鉄道貨客 混載 事業を 宅配事業者 とのアライアンスで 復活すれば赤字削減・事業継続への鉄路(みち)に繋がるかも...

前書き 21世紀のルーラルライン・都市近郊ローカルラインを"意地!"するには"貨客混載"しか残されていない!

現在、猛威を振るうコロナ災害、で鉄道事業者が、存亡の窮地に立たされていますが...

新型車両は、"レール輸送"だけではなく、宅配便輸送に大変革をもたらすかもしれません!

♥鉄道貨物新時代を予感させるJR東日本の 電車型 業務用車両!

鉄道貨客 混載事業を 宅配事業者 とのアライアンスで 復活すれば赤字削減・事業継続への鉄路(みち)に繋がるかも... の目次

※リンクについて

(参※xx) は当サイト内の参照関連記事リンクです。
但し、その他の直接 hyper-link は当事者・関連団体の公式サイト若しくはオリジナル各国語版Wikipediaへ直接リンクしています。

※本ファンタジーについて

本レビュー記事は、出来る限りの"記録(時系列)に下ずいた史実に、地政学的!・工学的 検証"を行ってるセミドキュメンタリー!ですが...

筆者の億測を交えたファンタジー?でもあります。

後述する各団体とは直接関連はありません。

また各団体では"答え難い大人の事情、あまり触れられたくない内容!"も含まれています。

本件に関してのお問い合わせはご無用に願います。 

プロローグ 空輸業界では常識の貨客混載!事業

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(※以下 直接リンクは事業者公式Website、Wikipedia該当項にリンクしてあります。)

現在航空業界では貨客混載は常識になっていて、乗客の"旅行カバン"以外の空きスペースに、小型の"航空貨物"を積載したコンテナを"併載"することは当たり前に行われています!

特に昨今の、コロナ災害による、利用客低迷の影響で、貨客混載は重要な"小商い"の一つにもなっています。

"地方私鉄"でも嘗て行われていた貨客混載事業!

1984年の国鉄"鉄道小荷物取り扱い廃止"、わゆる操車場方式の鉄道貨物営業全廃以来久しく途絶えていた、"貨客混載列車"ですが...

小生が幼少の頃は、当時の地方鉄道法に基ずく大手私鉄でもごく普通に行われていて、小生の住む近鉄(南大阪線)沿線などでも、"貨物専用車両"が繋がれた"電車"が走っていて、"切符販売窓口"の隣にある、"小荷物"扱い窓口で、駅員さんが、小荷物扱いをしてくれていました。

更に、商工業製品などの大型貨物?は、駅に隣接された"日通"の営業所で取り扱っていて、"500kg積の小型3輪トラック"が、集配エリアの各事業所から集めた貨物を、短軸貨車に積み替えて、可愛い電気機関車に曳かれた"貨物列車"が近くの国鉄駅(柏原駅)まで、運んでいました!

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第1節 "事業用電車"は以前から近鉄の電動貨車が有名ですが...

近鉄の場合は、御覧の通り、主に、橿原神宮⇔五位堂検車区間で狭軌車両を、五位堂検車区に回送するためにに用いられているわけですが(※11)、イベント列車(電車)を間に挟んで、"旅客営業"する場合もあります!

電動貨車の利点

この手の電動貨車は、DLやELのように特殊な運転方法(細かいノッチ、2段ブレーキハンドルなど)をとらなくても、通常の電車同様に扱えるのが最大の美点となっています。

つまりEL・DL用の特別免許を所有しなくても、通常の動力車操者資格があれば操作できるわけです。

さらに言えば、電車との併結運転も可能な仕様(統括制御)にも変更が可能なわけで、1時間に1本程度のRural Lineや、大都市近郊の"ローカル線"での貨客混載営業も不可能ではない訳です!

参※11)その昔は、営業運転中に、バラスト、や枕木、レール輸送などにも使用されていた時期もありますが、現在は夜間営業運転終了後に、事業用車両(専用DL貨物列車?)で保線作業を行っています!

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第2節 宅配業者の宅配システムとは?...

嘗て、国鉄や私鉄の一般小荷物営業が、駅の窓口で駅員さんが行っていましたが、近鉄などの地方の私鉄では貨物電車併結の光景も見られました。

また、大型の産業・事業荷物は、駅併設の"日通"営業所で集配を行い、側線で貨車に積み込まれて、機関車がけん引して操車場迄運んでいました。

現在各宅配便業者は、全国の大都市に拠点となる「拠点ターミナル」を置きターミナル間を「センター便」と称する、大型車で、結び、更に各地の「集配所(サテライトターミナル)」に中継便で中継されて、最終的に担当エリアの集配を担当する「集配便」が集配を行うピラミッド構造が採用されています。

コンビニなどの荷受け取扱店→(宅配車両)→集配所→(中継便)→エリア拠点ターミナル→(トラック・センター便輸送)→エリア拠点ターミナル→(中継便)→集配所→(宅配車両)→個人宅

遠距離の場合のJR貨物利用は

この、ターミナルから更に、最寄りのJR貨物の貨物駅(コンテナターミナル)に移送されて、大阪⇔東京間の東海道貨物ライナーとして輸送されているわけですが、

京阪神間のような、メガロポリスを形成している都市間ならば、鉄道路線に集配ターミナルを併設すれば鉄道利用も可能なわけです。

現状のJRのコンテナ貨物ターミナルでは、各宅配業者のターミナルが隣接している場合もありますが、直接荷積み・荷下ろし(行先配分)が行われている訳ではありません。

いわばJR貨物のオフレールステーションとほぼ同じ機能です。

エリア拠点ターミナル→(中継トラック便)→JRコンテナターミナル→(コンテナ列車)→JRコンテナターミナル→(中継トラック便)→エリア拠点ターミナル

宅配業者の"小荷物"輸送方式

一般のカタワ、宅配コンテナ貨車のコンテナには昔の有蓋貨車のように"バラ済み"されているように思われるかもしれませんが...

各コンテナの中には、籠台車(キャスターケージ)と呼ばれる、キャスタ-付きの台車が、積まれており、この台車に、エリア別のサブ宅配ターミナル、もしくは集配所別の"雑貨・小荷物"がまとめられているわけです!

通常は各エリアの拠点同士を、センター便と称する、大型トラックが、日に数便行き来しているわけです!

比較的近距離の、京阪神、東海エリア、などのメガロポリスでは、都市間輸送は、トラック便が主になっています。

姫路⇔大阪、京都⇔大阪、など等

集配所を鉄道路線の駅に併設すれば

そこで、鉄道路線最寄り駅に、嘗ての鉄道貨物便のように、集配所となる宅配サブターミナルを併設すれば、サブターミナル間のセンター便を置き換えることが可能になるわけです!

例えば、コロナ災害被害を最も受けている地方都市では、近郊路線の沿線都市の集配所を、駅に併設させれば、"鉄道が「サテライトターミナルを結ぶベルトコンベア」変わり"になってくれるわけです!

運用方法案

例えば、ルーラルラインの終着駅とか、都市近郊ローカル運用系統の終着駅に、ホーム直結の荷役施設を作れば...

所謂2面1線構造の荷役専用ホームを(一般人立ち入り禁止区間として)併設すれば、積み込み専用ホームと、荷下ろし専用ホームにあらかじめ、専用の小型コンテナを準備しておき、到着と同時に、両側から、コンテナの"押し込み"と"引き出し"をを"専用ローダー"で同時に行えば、荷役にはものの数分もかからなくなります。

つまり折り返し時間を、利用すれば荷役は完了します、途中駅でも荷捌きが迅速に行えるようになるわけです。

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第3節 宅配事業者が抱える問題点とは...

第1項 大都市圏では

通販業者も、アマゾンなどのように、自社の物流倉庫(配送センター)を設置して、"在庫販売"を行うようになってきていますが、数万点にも及ぶ取り扱い全商品を在庫することもできないので...

出展者からの宅配便直接発送が大部分を占めているわけです!

第2項 過疎化が進む地方での宅配事業は...

現在宅配事業(小荷物扱い事業)はNet通販の一般化と共に、旺盛な需要がありますが...

過疎化が進む地方では、利用者(住人)の減少に伴い、集配車両(ドライバー)のサービスエリアの広大化、と各位拠点間のセンター便の非効率が問題となってきています。

地方での宅配業者の効率化への取り組みは

そこで、地方では、広大な集配エリアをサポートするために、サテライト集配所の2階層化の取り組みとして、エリア担当集配車両の"積み替えターミナル"として、路線バス(営業所・バス停)の積極利用や、中継便のタクシー業者利用、宅配業者の共同集配、更には、JR北海道では、"貨物列車"の拠点間中継便利用などの多くの試みがなされています。

更には、九州新幹線では、博多⇔鹿児島中央間の"さくら"の業務用ズペースの利用、(※11)など多くの取り組みがなされています!

参※11)当サイト関連記事 過疎地 の 交通弱者 を救うには 運輸 行政 の更なる" 規制緩和 "が 必要! はこちら。

参※)国鉄民営化以前は、新大阪⇔東京間で新幹線メール便と称して、郵便小荷物程度の"小荷物輸送サービス"が行われていて、小生も大阪営業所→東京本社への緊急輸送(主に書類)に利用していました。

但し、受け渡しは、新大阪駅・東京駅両駅に設けられた専用窓口扱いとなっていました。

第3項 鉄道宅配事業者から見た鉄道貨物便利用のメリット

定刻発着で集配所間の定時制が確保できる

超特急当日配達便、などに利用すれば、顧客サービス向上に繋がります。

トラックによる中継便では、深夜便、昼間便の1日2往復程度となり、道路事情に左右されることが多くなります。

鉄道利用の、短サイクル中継だと、朝夕の通勤ラッシュ帯を避けたとしても、夜間、昼間(早朝)には時間1本程度の、"定期便"が確保できるので、通常積載量3トン程度の中型トラックによる中継便を、籠台車五台分程度(数百キログラム程度)の、小型専用コンテナに分散して運べば、"ベルトコンベア"同様に絶え間なく、サテライト(集配所)⇔拠点センター間を結ぶことが可能になるわけです!

センター間の、輸送コストが削減できる

センター・集配所間の、センター便がなくせます!

現在・陸運業は慢性的なトラックドライバー不足に陥っています!

なので、各ターミナル間の、トラックの自動運転!なども模索しているわけですが...

しかし、一般道を使う限りは、車両事故・遅延事故の可能性を排除することは不可能!です。

そこで、籠台車(キャスターケージ)を航空貨物のミニコンテナーのような、鉄道車両用小型コンテナに置き換えて、鉄道輸送に切り替えれば宅配事業の省力化・合理化・コストダウンにつながるでしょう!

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第4節 鉄道貨物のリニューアルによる新たな貨客混載が...

嘗て行われていたような、鉄道貨物が部分的に復活できるのではないでしょうか?

但し、駅員さん(鉄道会社)が、"手荷物"扱いを行うのではなく、その昔の日通鉄道貨物営業所のように、駅に付属した、宅配業者のサテライトターミナルが、コンビニなどの取り扱い店から、集荷した宅配小荷物を、専用コンテナに積載して、エリアの拠点センターに移送して、拠点センターから拠点センター間は、従来通りのトラック便、もしくは専用コンテナ列車で移送して、"末端のサテライトターミナルに再配分"するという形になるのではないでしょうか。

時間1本程度の、貨客列車が運行されれば、路線長25㎞程度のローカル線では、集配車両のローテーションも組みやすくなり、また、"荷物の滞留"も最小限に抑えられて、より少ない"スペース、人員"で最大限の効果が発揮できるようになるのではないでしょうか。

第1項 鉄道事業者・宅配事業者のアライアンスで

前途したように、拠点駅での荷役だけでなく、発券業務(グリーンの窓口)などの駅業務も受託契約できレバ、駅を中心とした小型車両による契約宅配サービスのファミリービジネスも成立するわけです!更にはクリーニング取扱店のような宅配サービス取り扱いだけではなく、幹線道路に面した駅では"コンビニ"も併設すれば、コンビニの"センター便"も宅配業者・鉄道事業者連合が受託できるようになるわけです!

広大なサービスエリアの割には利用者が少ない、ルーラルエリアでは、これらの事業を個別に行うには、採算ベースに乗せるのが難しいわけですが...

宅配便(小荷物)取扱・駅業務(委託)、クリーニング取扱・コンビニを全てまとめて取り扱うえれば、"ファミリービジネス"として成立できるでしょう!

第2項 専用コンテナ&荷役ローダーの開発などのハードウェア開発の課題も

短時間で荷役作業を処理するには、籠台車に変わる専用コンテナ・専用ローダーの開発が必須となります。

コンテナ駅とは違い、電化されていない荷役線で、大型フォークリフトを使用して作業できるわけではなく、架線の張られた通常のホームでの作業となるので、コンテナの上下は出来る限り少なく、左右の"スライド"による荷役が主となる、専用の」ローディング装置の開発が必要となりまス、更に今までの籠台車とは違い縦方向に積み上げる「ダブル・トリプルスタック」となるので、電動貨車側にもオートメーション倉庫のようなシステムが必要となるでしょう!

但し、ICタグの実用化が進んでいるので、駅での荷役(コンテナ選択・指定場所検索)は全自動で行えるようになり、更なる省力化につながるでしょう。

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エピローグ コロナ過で深刻な経営危機にさらされているJR各社では...

サイドビジネス?のデベロッパー事業(※51)の収益では、本業?の鉄道事業を支え切れなくなってきているJR各社では、「持続可能な鉄道事業」(※52)を模索しだしています。

コロナ災害が去った後も、少子高齢化・東京一極集中・地方(交通)衰退の流れは変えようも無く、ルーラルラインの沿線利用客の旅客需要減少傾向は続くものと思われます。

そこで、宅配業者とタッグを組めばお互いの利害が一致するのではないでしょうか?

参※51)当サイト内関連記事 JR各社は1鉄道事業者から 総合都市開発 デベロッパー に成長した! はこちら。

参※52)当サイト内関連記事 今や 鉄道事業 は本業ではない!鉄道系YouTuber の"夢想"を打ち砕く現実とは... はこちら。

第1項 紀勢線沿線の紀伊半島では

とかく、観光地が連なる熊野灘沿岸の吉野熊野国立公園エリアに話題が集中しがちですが別項(※51)で取り上げたように,

JR紀勢線のサービスエリアから離れた内陸部"紀伊半島の屋根"大台ケ原周辺自治体の過疎化対策・活性化も和歌山・三重・奈良3県にとっては重要な課題!なわけです。

現状紀伊半島の先端部熊野灘沿岸の吉野熊野国立公園への生活物資輸送は、一部開通しているE42紀勢自動車道と国道42号に頼っている状況です!

参※51)当サイト内関連記事 "紀勢広域連合!"の創設こそ 21世紀の紀伊半島を活性化できる! はこちら。

宅配業者の場合は配送センター⇔サテライト集配所の中継便が

センター便と呼ばれる搬送車両が主要都市(和歌山・津)などの集荷センターと白浜・新宮など集配センター間をつなぎ、そこからさらに山間部のサテライトセンターに中継車両が搬送しています。

場合によっては、E42沿いの集荷センターから、1日1往復程度で山間部のサービスエリアをカバーしている地区もありますもあります。

スーパー、コンビニ関連の配送車両(センター便では)

チェーンによっては遠路はるばる大阪府下や愛知県下の商品センターから、3t積載程度の中型車両!が、E42・R42を利用して、吉野熊野国立公園内各都市?のチェーン店舗に配送している!場合もあります。

紀勢線がセンター便の役目を肩代わりできレバ...

鉄道貨物新時代を予感させるJR東日本の 電車型 業務用車両!

宅配業者や大規模小売店(スーパー)チェーンとのアライアンスで貨客混載事業を復活できれば、

鉄道の利点「定時運行」が可能となり、大都市にある拠点集配センター⇔ローカル集配拠点間を結ぶ"センター便"の合理化に役立ちます。

更に路線バスとの連携で内陸の山間部へも

さらに前途したように"豊岡市で行われている様な、路線バスを併用"することで山間部にあるサテライト集配所間を結べば、集配業務の時間ロスを軽減出来て、コスト低減と♥安定した集配サービス向上に繋がります!

さらに一歩進めて日本郵政・宅配事業者の旅客運輸への規制緩和策も

更に逆転発想で、宅配事業者のデリバリー車両に、旅客営業も認めれば、利用者(交通弱者)、宅配事業者双方に、メリットが生じます!(※52)

参※52)当サイト内関連記事 過疎地 の 交通弱者 を救うには 運輸 行政 の更なる" 規制緩和 "が 必要! はこちら。

第2項 R東海の関西線・伊勢鉄道ラインに適用すると.... 

♥ トラックマーク サテライトステーション と集配サービスエリア

 店舗マークは新駅&関西線名古屋集配センター分室

現状関西線は名古屋⇔亀山間は電化されていますが...

殆どが"単線区間"なので旅客扱いでは並行路線の近鉄に所要時間・便数共に太刀打ちできない状況です。

特に桑名間⇔名古屋間の旅客輸送では近鉄の圧勝?となっていますが...

四日市⇔富田⇔名古屋(以遠)の貨物輸送(燃料輸送・石灰石などの原料)があり何とか廃線を免れている?状況です。

災い転じて福となす!

この間、富田駅⇔朝明信号場間の"一部複線区間"を除き

快速も河原田、四日市、富田、桑名、長嶋、弥冨、(白鳥信号場)英和、蟹江、春田(高架区間)、八田(高架区間)で運転停車をするダイヤが組まれています!

つまり高架駅の春田・八田駅を除き地上にあるトラックマークの駅では停車時間に余裕がある(ありすぎる)わけです!

つまりこの停車時間を利用して、荷役を行えば、現状の籠車方式でも、車内に固定フックがあれば、ラチェット式タイダウンベルト(通称ガチャ)固定でも荷役が行えます!

第1目 名古屋駅構内のサービス通路が利用できれば新幹線カーゴも...

更に、新幹線の業務用スペースを利用して、名古屋駅停車(退避)のこだま号を利用できレバ、東京⇔名古屋間⇔新大阪間の新幹線メール便(当日配送サービス)が復活できます!

東京駅・名古屋駅・新大阪駅には東海道新幹線の車内清掃を行う新幹線メンテナンス東海㈱の業務用施設(エレベーター&専用通路)があり、これを利用できレバ、新たな特急宅配サービス(当日配送)も可能となります。

JR東海新幹線事業本部運輸営業部、東海鉄道事業本部運輸営業部、 ジェイアール東海物流㈱、宅配事業者、の当事者で、新規事業として宅配便「貨客混載」サービスを検討されてみてはいかがでしょうか!

第3項 他にも... 

JR名松線、JR越美北線、JR小浜線、近江鉄道線、JR加古川線、JR日豊本線都城市⇔霧島、JR日南線、JR指宿枕崎線などの、高規格幹線道路、地域高規格道路の整備が遅れているエリアなどへの適用が考えられます、

赤字運営を続けている地方都市のTram 路線でも

例えば、新生ライトライン、富山地鉄・富山港線・上滝線、えちぜん鉄道、等にも

♥ 嘗てドレスデンで行われていたCarGo Tram の例

第4項 ドライバー求人難!地球温暖化対策にも... 

昨今小型車両はEV化が進められて、エリア集配に宅配車両のEV化にはある程度の目途が立ち2030年以降のガソリン車全廃!にも対応できる見通しが立っていますが...

地域集配センターとサテライト集配所間を行き来する中型トラックのEV化は非常に困難な状況です!

更に、前途したように昨今の大型ドライバー求人難も宅配業にとっては深刻な問題となってきています。

貨客混載鉄道の新たなる事業展開で、鉄道事業者・地域公共輸送事業者・宅配事業者が補完し合えば新たなる陸運の世紀が始まることでしょう。

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《持続可能な鐡道事業》関連特集記事のご案内 

※以下の♥タイトルをクリックするとシリーズ記事全てにジャンプ!できます。

後書き《持続可能 な full service Railroadとは》シリーズについて

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旧建設省派の運輸族は鉄道新線を"私利私欲"の為に...

railway mania(鉄道狂!)は同じ失敗を繰り返している!

"温故知新"と言う格言があります!

「人は歴史から多くのことを学んだ」と言われていますが、「railway mania(鉄道狂!)は同じ失敗を繰り返している!」といえるのではないでしょうか!

旧建設省派の自民党運輸族は"鉄拳公団"解体後、羽振りが悪くなり政治献金・票田確保の為に、"High speed rail ,passenger traffic(旅客拘束?鉄道)の"整備新幹線プロジェクト"や不要不急の"地下鉄新線"建設に躍起になっているわけですが...

日本の産業発達史を支えた♥full service Road(貨客鉄道)

(※参 詳しくは当サイト内関連記事 嘗ては手軽な輸送手段だった?"鉄道" はこちら。

日本の産業発達史、鉄道発達史においてfull service(貨客営業)殖産鉄道が"欠かすことのできない存在"であったことは動かせない"史実"です。

秩父鉄道、三岐鉄道などに代表される、(運輸族とその"スポンサー"にとっては都合が悪いので)"蔑視!"されている殖産鉄道ですが、

臨海鉄道、mining-railway(鉱山鉄道)や、森林鉄道、軽便鉄道、殖民軌道、などのcargo transportation(貨物輸送)に基軸を置いたexploitation railway(開拓鉄道)・殖産鉄道の存歳を忘れてはならない!でしょう。

今一度"full service(貨客営業)"にスポットをあてて、21世紀を行く抜くfull service Road(貨客鉄道)を模索すべき時期ではないでしょうか。

狸穴総研 地域交通問題研究室 出自多留狸

※脚注 関連団体 ♥問い合わせ先 リンク集

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関連団体リンクテーブル 

 

公開:2021年6月 1日
更新:2022年10月31日

投稿者:デジタヌ

鉄道は旅客輸送の1手段にしか過ぎない! 地方交通線の役割とは?TOP臨海鉄道 や 専用線 が日本の港湾都市から消えて行った訳は...


 

 



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