連載《 トラム・路面電車が走る LRT が Interurban として見直された背景とは...》ー最終回ー
2024年11月30日改訂 版ーVersion4,Revision3 ー
日本の regional line(地方交通線),rural line(地方ローカル線)は、
嘗ての私鉄幹線(後のJNR)の"支線"として、
主要駅(結節駅)から周辺の Community(地域共同体)Municipality(自治体)を結ぶ life line(生活路線)、
つまり地域振興を図る殖産鉄道として敷設されていきました。
第1項 abandoned Railroad から学ぶべき教訓
歴史ある多くの鉄道が abandoned railroad(廃線)となって"天に召され"ましたが...
賢明な自治体!は、LRT化のRoad(鉄路)で地域住人の日常の足♥ Lifeline を守ろう!としています...
♥賢明な福井市(福井鉄道)の取り組み、福井鉄道応援隊!
第1目 鉄道黎明期の LRT ?ブーム
明治維新後の文明開化で訪れた陸蒸気幹線の発達と共に、日本各地で民間資本による"軽便ブーム"が起こり、その多くが昭和に至るまで大活躍していました。
今風に言うなら LRT (Light rail transit ) 公共交通機関(※91)という事になります。
参※91)当サイト関連記事 連載『英語圏のYoutube鉄道動画や出版物で用いられる単語・用語・慣用句・記述について』続編 はこちら。
1-1-1 全国にあった軽便軌道の栄枯盛衰は
(※参) 詳しくは当サイト内関連記事 嘗ては手軽な輸送手段だった?"鉄道" はこちら。
これらは、軌道法や軽便鉄道法に下づいていたり、いずれにも属さない"簡易軌道"殖民軌道として、
市街地を駆けまわる"チンチン電車"網、都市圏交通を担うIinterurban (都市近郊電車)、main line(大都市)と港町を結ぶ臨海鉄道・臨港鉄道、山間部を縫う森林鉄道、そして北海道で1960年代!まで大活躍した殖民軌道etc.でした。
更には、旧地方鉄道法準拠の地方鉄道などの rural line(田舎路線) も含まれるでしょう...
第2項 鉄道の役割は"時の流れに移ろう"「民の営み・暮らし向き」と共に...
第1目 嘗て「街道沿いの"宿場"」を繋いだ地方交通線も...
「民の営み・民の暮らし」が消え失せて衰退!した宿場間では、"新鮮な空気"以外には運ぶものが無くなった極赤字路線!も多いわけです。
地元長老・有力者?の nostalgic な「鉄道神話(地上げ神話?)」(※900)の呪縛を解き放ち、
再度 "regional-line,rural-line″ の役割・存在意義を見直すべき時期ではないのでしょうか...
参※900)当サイト内関連記事 運輸族・地方議会議員が鉄道新線を"建設したがる訳!"とは... はこちら。
第2目 Metropolisとつながっていても...
たとえMetropolis(大都市)の近隣にあっても、輸送密度4,000人/キロメートル・日!にも満たない!様な Rurarlaine など...
つまり沿線住民にすら当てにされ無くなり見捨てられた Rurarlaine(地方交通線)への財政支援(血税投棄!)は自治体の財政破綻!に"ち直通"するだけです。
事業破綻招く前に、廃線かバス路線転換で「国民・県民・市民の負担(血税投棄!)を防ぐrestructuring(断捨離)の英断!が必要です。
第3目 日本(政府・国民)には無駄銭!を拠出できる経済力など残されてい無い!
もはや我が日本政府には、住人にすら見捨てられた鉄道を"意地"出来るほどの経済力は残されていません!
つまり、高規格幹線道路(無料高速道路)と地域高規格道路(国道バイパス)の整備が進んだ現在、
輸送密度千人/日以下!営業係数2.5万円!(100円の運賃収入に2.5万円!の経費!)などと言う、常軌を逸した極赤字路線は、
もはや transit(public transportation system) 公共交通機関の役割を成しておらず、存続させる意味合いがの無い!のです。(※901)
参※906)当サイト内関連記事 廃線か?存続か?極・赤字路線は生活の足と言えるか? はこちら。
第3目 鉄道は文化遺産では無い!民の営みの為にある♥transit!
どこぞやらの能天気な「Governor」が、鉄道路線と駅施設を混同して「文化」などと嘯いていますが...
極一部のマニアックな保存鉄道を除いて、
regional line,rural-line は文化遺産などでは無い!"民の営み暮らし向き(経済活動)"の為にある ♥ transportation system(交通機関) の1要素 ♥ transit!(移動手段)にすぎま線(せん)!
馬鹿げた極赤字路線保存キャンペーンを行って国民を煽っている反社会一派;mass media(TV・全国紙)自らが、
"富士・山系保存鉄道財団?"でも設立して、mass media 自らの血を流す(身銭を切る)必要がある!のではないでしょうか?
狸穴総研 公共交通網調査室 出自多留狸
※パブリックコメントとは...
パブリックコメントとは聞こえは良いですが、
自治体当局が『一方的な Scheme(企て!)についての Compliance(追認)!を促している』だけです!
つまり consensus(総意・協心)を得るための"異見"聴取ではありません!
feudalism(封建制)、ictatorship (独裁)に下づく施策に、 subordinate(従属させる)oppression(抑圧!) と同じ、中共が行っている tyranny(圧政!) と何ら変わりません!
つまり目安箱(市政へのご意見・ご要望受付)すらない様な municipality は、『独善的で恣意的な独裁支配!を行っている』と言えます。
※参)当サイト内関連記事 パブリックコメント 制度とは... はこちら。
関連団体リンクテーブル
- ●国交省 ♥国土交通ホットラインステーション(交通行政への要望受付)
- 都市・地域整備局 都市計画課 「まちづくりと一体となったLRT導入計画ガイダンス(平成17年10月)」のホームページ(Top Index Site)
- 総合政策局 地域交通課(ホットライン03-5253-898)
- 「コンパクト・プラス・ネットワーク」のホームページ(Top Index Site)
- 「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律について」のホームページ(Top Index Site)
- コンパクトシティ形成支援チーム 「コンパクトシティの形成に関連する支援施策集(令和4年度)」ホームページ(Top Index Site)
- 鉄道局
- 道路局 (高規格幹線道路とは、高規格幹線道路などの現状 公式資料)
- 国土交通省自動車交通局バス産業活性化対策室 オムニバスタウンについてのHP
- ●滋賀県 ※(県民政策コメント(パブリック・コメント)ページ 土木交通部 交通戦略課 問い合わせ先
- 近江鉄道沿線地域公共交通再生協議会
公開:2008年7月 5日
更新:2024年11月30日
投稿者:デジタヌ
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