狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 福岡空港を海上移転すれば処理能力が2倍以上に!移転出来ない"大人の事情"とは...』ー最終回ー

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★エピローグ 22世紀に向かう福岡都市圏では「発想の転換」が必要!に

21世紀、令和の御代は、地方の中核都市には大胆な発想の転換が求められています。

第1項 博多っ子には♥男気があった?はず...

博多っ子は無法松の様に、義理人情にあふれた"男気"を持ち合わせていったはずです!?

現状の、板付空港防塁策は、"自分さえよければ、周り(粕屋郡)等どどうでもよい!"という

"せこい考え"にしかすぎません。

自分(福岡市民)さえよければ、福岡市の発展に貢献してくれている、

「周辺都市の住人の事(通勤事情)など知ったことじゃない!」

では、あまりにも"情け(男気が)無い"!のでは...

※参)当サイト内関連記事 勝田線廃止で明暗を分けた糟屋郡の今は はこちら。

★第2項 国内第6の Metropolis 福岡市

東京都の特別区23区、横浜市、大阪市、名古屋市、札幌市に国内次いで、

6番目の160万人の市民を抱えるMetropolis(大都市)です!

さらに福岡都市圏で考えた場合は200万人に近い西日本最大の都市圏を構成しています。

参※)2020年6月1日現在の福岡市の推計人口1,602,178人 !

第1目 福岡市を支えるのは第3次産業!

福岡市における第三次産業は市内総生産額の約95%、事業者数の約90%、従業者数の約87%を占めている。いずれの割合も政令指定都市としては最も高い...第三次産業のシェアが極めて高い都市...特に卸売・小売業とサービス業は、それぞれ市内総生産の約4分の1を占めている。...商業・サービス業中心の大都市...《Wikipediaより引用

つまり福岡市の発展は「交通インフラ整備」如何にかかっているわけです!

狭い街路に無理やり地下鉄を建設しても、エリア全体の交通アクセスは改善できません!

※この道路(国道1号線!)の真下の地下深く!に「高速地底軌道!」(※91)が走っています!

参※91)当サイト関連記事 リニア・コースター?とイテマエ・バス?でめぐる"都会の秘境路線 今里筋線" の旅はいかが?はこちら。

第3項 発想の大逆転が必要!

Hub & Spoke,Rim」タイプの都市(※92)を構築するべきです!が...

交通インフラ(地下鉄建設)だけ!にインフラ投資を集中させるのは...

発想の大逆転が必要です。

参※92)当サイト内関連記事 駅前空洞化?中心市街地空洞化?は欲深い役人の負け惜しみ! はこちら。

第1目 駅前市街地に市民を集め!ショピングモールは郊外に!

旧来の発想では、駅前に通じるアクセス道の整備が追い付かなくなっています!

つまり、ウィークデーは"電車・地下鉄"などんの"公共交通機関"だけで、事足りるようにして...

休日のショッピングには、市外"環状道路"沿いのロードサイド店に出かけられるようにするべきでしょう!

これで、Spokeに当たる放射状道路は比較的貧弱でも?、マイカーをさばけます。

更に、これまでの郊外戸建て分譲住宅志向!では公共インフラ整備(上下水道、道路網、教育インフラ)にばかり追われ(歳出)て、郊外の安い地価(税収評価額=固定資産税)

でに対して出費(歳出)が嵩むだけで、町政は逼迫して、肝心の住民サービスを切り捨てる羽目になって終いかねません!

郊外のロードサイド店は出店者にとっても、地下(テナント料)が安く、"事業継続"がやりやすくなります。

さらに、地元の雇用創出(パートタイマー)にも貢献できます。

第2目 駅前は下駄ばき高層住宅群で

商業施設を市街地に集める発想は得策ではありません!

税収IPを目論み!駅前一等地を商業ゾーン指定するのは、時代遅れです!

発想を逆転させて、駅前一等地には、区役所、公民館、図書館、郵便局、金融サービス、医療サービス、高等教育(セミナーハウス・研究施設)、警察署、などの公共サービス施設を集中させるべきでしょう!

つまり駅前は、サミットストアの様な食料品専門スーパー(&生活雑貨)に絞り、あとは役所、金融サービス(郵便局)、医療サービス、教育機関(大学)などの公共サービスを充実させるわけです。

つまり、通勤通学に至便な"駅前"ゾーンは、集合住宅を主体に、下層階に公共施設を同居させるわけです!

集合住宅(分譲マンション、賃貸マンション)であれば、地価(課税!評価額)が高騰した、駅前一等地でも、"物件価格"が一般庶民の手の届く範囲?に収まります!

第3目 究極のコンパクトシティー実現にも...

更には福岡市が目指す、辺境部切り捨て!公共インフラ重点整備策「コンパクトシティー構想」(※92)にも、貢献できます。

何故なら、人口密集地が集中すれば、上下水道を代表とする公共インフラ整備を駅前ゾーンに集中投資できるからです。

参※92)当サイト内関連記事 福岡市のコンパクトシティー構想とは はこちら。

西鉄市内バス網の更なる充実で

今以上に Omunibus(乗り合いバス)網を充実させることで、中心繫華街"天神"は守れます!

日本最大の天神バスターミナルを中心に、西日本有数の Omunibus(乗り合いバス)網を誇る西鉄グループは、市内交通を背負って立つ大黒柱!となっていますが...

いかんせん、次項に述べる、「貧相で脆弱な」市街地の道路網が足を引っ張り、市民生活(経済活動)に悪影響を与えています!

問題は市内道路網の"機能不全"動脈硬化!にあります。

道路整備を進身の丈に合った♥オムニバスタウン施策を進めるべきでは?

日本で唯一の新幹線を利用した「通勤路線」博多南線も逆に言えば、「福岡の驀進」に交通インフラ整備が追い付いていない状況証拠の一つといえるでしょう!

2011年国土交通省編街路交通施設課作成 LRT等の都市交通整備のまちづくりへの効果 公式ガイダンス資料 でも提案がなされているように、現在国交省・旧建設省グループでは

LRTの整備等に対する総合的な支援スキーム などLRT整備を支援する体制が整ってきている!

※国交省の支援で見違えるようになった豊橋市内

※脚注 関連団体♥ 問い合わせ先 リンク集

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公開:2020年8月30日
更新:2024年2月21日

投稿者:デジタヌ

連載『 福岡空港を海上移転すれば処理能力が2倍以上に!移転出来ない"大人の事情"とは...』ー第4回ーTOP連載『青森県第2の都市 八戸 には"新・八戸国際空港!" が必要なのでは...』ー第1回ー


 

 



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