狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

リニア中央新幹線と羽田空港アクセス線が「首都機能分散移転」を再燃をさせるー連載第6回ー

第6回 東京都の都市計画?が大きく変わる!かも

バブル景気崩壊後、一貫してとってきた、特別区23区に企業(職場)を集中させた一極集中型メガロポリス都市計画と、居住区を周辺諸国に押し付けた!通勤御放免作戦(※31)は、2001年の東日本大震災で、帰宅困難者という新たな問題を提起しました。

そこで、首都機能分散で首都圏広域に首都機能を分散して、分散型の「副都心とその都市圏」でコンパクトシティー化(※32)を図り、帰宅困難者問題の解決を図ろうという動きがでて、富(企業税収)を手放したくない東京都と真っ向から対立しているわけです!

その表れが東京都都知事直轄の「東京都政策企画局調整部渉外課」が行っている首都移転断固反対プロパガンダ であり、

国土交通省が中心となって煽動!している「首都機能分散」プロパガンダです。

つまり、東京都を中心とした首都圏交通網は、この両派の覇権争いになっているわけです!

参※31)当サイト関連記事 首都圏の" 通勤5方面作戦 "の実態は"都民汲み出し作戦!" はこちら。

参※32)当サイト関連記事 全国の 中核都市 は コンパクトシティー を目指している! はこちら。

第1項 東京23区は東側に偏っている

改めて、言われることでもないでしょうが、都民なら皆承知しているように、東京都の中枢23区は東端に課r頼っています。

これが、諸問題を引き起こしているわけですが...

例えば東京都の司令塔新宿と八王子駅は距離にして37.1㎞時間にして56分!/表定速度39.8㎞/h!通勤時間帯快速(東京駅だと69分時間!)もかかっていまいます。(※33)。

つまり、お隣の、横浜、大宮、千葉と大して違わない訳です、むしろ通勤時間帯に限って言えば、不利となっています!

逆説的には東京都内で首府機能を分担しても構わない事に...

参※33)当サイト関連記事 三鷹⇔中野間の 中央線 は 複々線 ではない!リニア中央新幹線開業で"あずさ"ちゃんは家出する!? はこちら。

第2項 新幹線赤羽駅!実現がカギになるかも...

池袋駅(豊島区)、新宿駅、渋谷駅の利便性が格段に向上します。

更には、人口ばかり増えて‼実入りが少ない!中野区、杉並区が改めてオフィスゾーンとして見直されるでしょう。

第1目 北区尾久駅周辺の広大な事業用地の「グローバルゲートウェイ尾久?」再開発も

企業分散を阻止したいのならば...赤羽駅の新幹線停車(請願駅設置)を交換条件に、「グローバルゲートウェイ品川」に次いで「グローバルゲートウェイ尾久?」尾久車両基地一帯(事業用地・遊休地)の再開発を認めざるを得ないでしょう、これによって大宮新都心への企業出奔?をある程度は...

第3項 JR東海はJR東日本以上に"仲間"思い!?

別稿で詳述しましたように、現示日本の大手運輸事業者は、陸海空全てFederation (trust)体制に組み込まれています!(※31)

JR東日本御義兄弟!JR東海はより首都圏交通事業者 Federation(trust)に積極的な協力姿勢をとっています!

例えば2023年3月18日の相鉄新横浜線・東急新横浜線開業に合わせて、新横浜駅始発の「最速のぞみ」運行を開始しています。

つまり、リニア中央新幹線開業で、"のぞみ減便!"静岡停車タイプ"ひかり"増発で、ダイヤ見直しを迫られている東海道新幹線では、こだま停車駅(退避駅!)が必要なわけで、倉見新駅は丁度都合よいわけです!

新幹線・倉見駅も(幕張豊砂駅の様に)請願駅として建設スキーム負担(金)すれば!」快く建設してくれるでしょう。

参※31)当サイト内関連記事 運輸"続"(旧運輸省派)の天下は終わった!今や財務省所管の政策投資ファンドが水先案内!する時代に... はこちら。

 

公開:2021年5月 4日
更新:2024年3月25日

投稿者:デジタヌ

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