狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

リニア中央新幹線と羽田空港アクセス線が「首都機能分散移転」を再燃をさせるー連載第5回ー

第5回 ライバル?神奈川県の Municipality が抱える traffic network 問題!とは...

第1項 railroad 毎では...

第1目 南武線沿線の川崎市は

南武線の逼迫した輸送力改善は、以前から、問題となっていますが...

別稿で詳述した通り、南武線は殆どの駅が両端を踏切(生活道路)でふさがれているので、ホーム延伸を阻んでいるわけですが...

南武線に再投資して連続高架橋による全線立体交差化という手も有りますが、"ちびりちびり"高架化を行ったとしても、莫大な費用が掛かることには変わり有りません!

羽田空港アクセス線開通を契機に、発想を転換して、並走する武蔵野貨物線の旅客化で一気に解決してはいかがでしょうか。

武蔵野貨物線は将来を見据えて?交差している通勤幹線の"駅"近くを通過しています。

しかも都合よく、殆どの駅候補地は、地上に姿を出しています!

つまり比較的容易に新駅設置が可能です!

参※)当サイト内関連記事 南武線は既に複々線!...武蔵野貨物線を旅客化すれば"15両編成"も"新快速"運行も実現できる! はこちら。

第2目 横浜線沿線相模原市は

前途したように、米軍基地問題が第一に挙げられますが...

リニア中央新幹線橋本駅とはわずか3分!、新横浜駅27.7㎞とも36分! 表定速度46.2㎞/h!

羽田アクセスを改善するには...

第2項 リニア橋本!開業で一気に注目を浴びる相模線!沿線都市

第1目 但し相模線の輸送力改善が課題に

中央区 南橋本(2㎞) 3分 

中央区 上溝 (4.9㎞) 7分

中央区 番田 (6.4㎞) 10分 

南区 原当麻 (8.5㎞) 16分

南区 下溝 (9.8㎞) 20分

南区 相武台下 (12.7㎞) 24分 表定速度31.8㎞/h!

と同じ市内なのにとんでもない時間がかかってしまいます!

これは、相模線が単線の為で、今後50㎏N型レールにしたうえで、複線化して、現行85㎞/hの最高運転速度を横浜線並みの95㎞/hに向上させないと、時短は無理となります。

但し幸いなことに、相模線は建設当初から複線分の用地を確保しているので、相模原市と沿線自治体が支援を行えば、低予算で複線化は可能です!

その他の相模線沿線都市の所要時間

座間市 (入谷 22分)

海老名市(海老名31分厚木30分/19.1㎞)

寒川町(倉見24.7㎞/39分、寒川28.2㎞/45分)

参※)神奈川県下では

横浜線沿線

横浜市緑区(中山 26分)

相模線沿線

座間市 (入谷 22分)海老名市(海老名31分厚木30分/19.1㎞)寒川町(倉見24.7㎞/39分、寒川28.2㎞/45分)

第2目 但し橋本(相模原)では空港アクセスで不利?...

成田とは離れすぎている!

この点については、相模原市は若干不利となります!

つまり現在、横浜線内にはNexは直通しておらず、かつ成田とは相当離れています!

羽田空港アクセス線(相鉄・JR直通線)にも乗り換えが必要

現状でも羽田空港とも、(神奈川県の頼みの綱?の)京急では、横浜での乗り換えが必要となってきます!

さらに、後述する羽田空港アクセス線裏ルート(東海道貨物線ルート)に新大口駅が開業できても、やはり乗り換えが必要となってきます!

つまり、中京・関西とはリニア中央新幹線で空路並みの速達性を手に入れることとなりますが、その他のエリアの国内・海外とは...

第3目 そうニャン・ラインが一躍表舞台

羽田空港アクセス線裏ルートに期待がかかる!

相鉄・JR直通線はその名が示すように「そうニャンラインと羽田空港アクセス線!(東海道貨物線)を結ぶ裏ルート!」です。

相鉄・JR直通線に新大口駅と鶴見駅新ホームが

懸案?の相鉄・JR直通線に新大口駅(請願駅)と鶴見駅(請願駅)が必要でしょう。

GoogleMapをご覧の通り、両駅を設置することにより、

相鉄・JR直通線の真の力(羽田空港アクセス!)が発揮できるようになります。

こちらも別稿で詳述しましたが...

東海道新幹線に新倉見駅(請願駅)誘致も

つまり東海道新幹線新倉見駅(請願駅)を誘致すれば、前項の相鉄・JR直通線新駅と合わせて、羽田空港⇔JR海老名⇔倉見間でHex(Haneda Express)の運行も夢ではありません!

参※★)当サイト内関連記事 JR相模線・複線化は2027年のリニア中央新幹線・橋本駅開業で実現できる!? はこちら。

第3項 企業・自治体にとって重要な陸運・トラック輸送!

現在の日本では鉄道に変わり、陸運の99%が道路網によるトラック輸送に変わっています!

つまり、大都市の要件として、高速道路とインターチェンジが完備されているか?

が重要な要素となります。

圏央道が開通した現在、この点においても、川崎市と相模原市両者は互角といえるでしょう。

 

公開:2021年5月 4日
更新:2024年3月25日

投稿者:デジタヌ

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