狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『"玉ねぎ列車の詭弁!"とはJR北海道の再建!は完全民営化しか』ー第6回ー

★第5節 北海道運輸網の問題点

現状USA・オーストラリアなどの大陸では、大陸を横断する"陸蒸気"として長大な貨物列車が貨物輸送を担っています。

いずれの国も、百数十両!編成長数キロメートル!編成重量1万トン!以上にも及ぶ、"陸蒸気"貨物列車がTransportation(輸送)とlogistics(兵站)に利用しているわけです。

第1項 空路も、自動車専用道も無かった時代には戻れま線! 

第1目 Transportation sysem の価値...

Transportation sysem (輸送手段)は「人の営み」つまり経済活動にとって重要ですが...

  • ●Shipper、customer(荷主・生産者)にとっては、economy(経済性)効果による輸送コスト低減!
  • ●passenger(旅客利用者)にとっては、interest(興味)ごとの convenience(利便性)と言うことになるでしょう、
Passenger transportationでは

つまり Passenger transportation(旅客)では、

  • 長距離移動到達時間に絞れば空路
  • Local area内移動の convenience(利便性)に絞れば door to door で移動できる aotomovil 利用

と言うことになり、北海道でも、空路・長距離バス・高速バス路線網が発達してきて、Passenger transportation に貢献しているわけです。

つまり、USAやカナダのように、Passenger railroadは

  • ●大都市近郊のInterurban区間のcommuter train(通勤・通学)
  • ♥sightseeing(観光)

特化されてきているわけです!

この意味でも、後述するIRTD(Isikari Regional Transportation District)による、

JR北海道と札幌市交通局の事業統合は必然の成り行きとなるでしょう...

第2項 共産主義者!共が問題のすり替えを行っても...

問題のすり替えが絶妙な自称・鉄道傾Youtuber「鉄某頭?」(※27)は、

日本各地の"極赤字 鉄道の問題点"をすり替えて!本質から目を逸らさせようとしていますが...

参※27)当サイト関連記事 今どきの 鉄道系・交通系Youtuber、鉄道コラムニストとは?... はこちら。

第1目 鉄道の存在意義は大量輸送(物流)!

『大量輸送(物流)が最大の美点』である『"陸蒸気"の本質』から争点をそらし...

"人の交流"passenger traffic(旅客輸送)に人心を誘導して、単なる1つの要素でしかない『速達性』のみを強調して、

『新線建設ですべてが解決できる...』風な結論に人心を誘導して、「運輸族」の"利権の温床"鉄道新線建設熱"を煽って(プロパガンダして)いるわけですが...

参※27)当サイト内関連記事 今どきの 鉄道系Youtuber 鉄オタ・フリーター , ゴーストライター , 鉄道コラムニストとは?... はこちら。

共産思想では国民の血税負担ばかりが増えて鉄道再生には繋がりません!

中國高鐵が Rural Shinkansen (肥えタゴ新幹線)の非経済性を証明しています!

中共では

高速旅客輸送は"camouflage(詭弁)!にすぎず、目的はlogistics(兵站路)にあります(※28)

だから、売国奴が言うように『赤字であろうがお構いなし!』なわけです。

つまり国有化?を主張している連中は、中共の回し者であることを「自ら吐露」!しているわけです。

参※28)当サイト内関連記事 中共の"一帯一路"(新万里の長城!)とロシアの"鉄(道)のカーテン"とは... はこちら。

JR3島は特殊会社(特殊法人)のまま

ご存じの無い方も多いと思いますが、前途した様にJR3島と呼ばれているJR北海道、JR四国、JR化貨物の3社は、

旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律で生まれた、将来完全民営化を前提とした特殊会社(特殊種法人のままであり!

そのまま、発行全株式が国鉄清算事業団からJRTT(※31)に受け継がれて、

JRTTの完全子会社!として手厚い保護!?を受けている特殊会社(特殊法人)であり実質国営怪社です!

夜盗運輸賊に嗾けられた、"有識者気取りの"能天気鉄道傾Youtuber"(※32)が『JR北海道の路線網を国有化!しろ』などと、

馬鹿げたことを吹聴していますが...

抑々が法人税、事業税、固定資産税などを免除されている特殊会社(特殊法人)のままなのです。

参※31)当サイト内関連記事 JRTTが改組できれば 地方の 鉄道事業者 にも未来への希望が... はこちら。

参※32)彼には生活費を稼ぐ意図はあっても、JR北海道(路線網)を救う意図など全く無く! 雲助共(運輸賊)から渡された"資料?に下ずいたシナリオ組み立てて、読み上げているだけ!なので、気にすることはありませんが...

当サイト関連記事 共産 ideology に毒されたYoutuber共の Propaganda content はこちら。

第2目 3セク転換してもJR貨物の路線使用料値上げは困難!

さらに一部の railway mania(鉄道狂!)が主張する、"貨物専業の3セク第3種鉄道事業"では、路線の維持管理・更新費用がかさみすぎて、現状の輸送密度(ton/k m・日) では、かなりの使用料アップをしないと採算に合わなくなり、嘗ての3セク北海道ちほく高原鉄道のように、

いずれは設立準備金を使い果たし 事業破綻して廃業!するのは目に見えています!

長万部町の判断は正しい!余市町町長は"切れすぎて"いる

現状採算すれすれのJR貨物路線使用料値上げに応じるのは困難で、値上げを強行すれば道内でのfreight transportation (第二種鉄道事業)継続も不可能とならざるを...

つまり(一部の鉄道傾YouTube(鉄"某"頭)が名指しで)長万部町を、半ば"極悪人!"のようにcriticize(批判・非難)して"disrespect"(貶める)いますが...、函館本線(室蘭本線)内区間廃止決議も、理にかなっているわけです!

更に、こやつが"切れ者"と持ち上げている"余市町町長は"切れすぎて"いるにすぎません!

という事で、行く行くは函館本線(五稜郭⇔長万部⇔(与市)小樽間)はabandoned road(廃線)でしょう。

※2022年に長万部⇔小樽間は廃線が決議されました!

第3目 今後確実に迫る道内 main-line の廃線

今世紀前半には、札幌都市圏広域交通を除き、前途した室蘭本線も含め殆どの鉄道路線はabandoned roadとならざるを得ない!でしょう...

ゆくゆくは長万部⇔東室蘭間の室蘭本線も...

更に、長万部町当局が提案しているように長万部駅前高速バスターミナルの整備で、室蘭本線 長万部⇔東室蘭間も廃止して 高速バス路線転換せざるを得なくなるでしょう!

現状JR貨物は...

函館本線が道南いさりび鉄道のように3セク転換されても、「廃止バス路線転換は無いだろう」と高をくくっているようですが...

ライフライン確保を「伝家の宝刀」にして"高飛車に出ている"と日本ハムファイターズに家出される札幌ドームのように足元をすくわれてしまうでしょう!

2023年段階では、新函館北斗⇔函館間はInterurban(都市圏近郊電車)として残るので、函館市民の日常生活には支障をきたしま線(せん)。

更に前途した、長万部⇔東室蘭⇔札幌間の室蘭本線は事業継続されますから、生活物資輸送のLife lineにも影響は出ないはずです。

※、1995年当時、北海道を担当していた小生は、度々室蘭へ出張していましたが...

当時の最高速度130㎞/hのスーパー北斗を利用することは少なく、ほとんど千歳空港⇔室蘭間を走っていた「空港リムジンバス」を利用していました!

更に、日帰り出張でないときは、帰路は必ずと言っていいほど、上野まで"寝台特急"で...

どうです鉄オタYoutuberのお子ちゃまたち羨ましいでしょう!?...

梯子(函館本線)を外されたJR貨物では役立たない

何故なら、道内のコンテナ貨物輸送は、梯子(函館本線)を外されると、全道の都市間を"最短距離"で結ぶ高規格幹線道路網に取って代わられて、鉄道貨物の存在理由は消え失せ

低輸送密度の旅客輸送も、高速バスで十分事足りることになるからです。

第3項 旅客運輸だけでは鉄道は"意地"できない!

最早線形が悪く速達性が無くなった低輸送密度の regional line では、旅客のニーズにこたえられなくなったわけです!

某鉄道系Youtuberは、『新線建設による線形改善でintercity旅客需要が取り戻せる点』などと夢物語を吹聴していますが...

全道で過疎化が進行している北海道では、鉄道が必要なほど大量の intercity 旅客需要は無くなっています!

高速バスさえ存続が危うい現況!

最早それほどの都市間旅客需要も無く!高速バス路線でさえ存続が難しくなってきている!状況です。

更に、中途半端に広い小大陸?北海道では、米国のRural state同様に、都市間コミューター空路の充実で都市間シャトル輸送も賄えます。

つまり

  • ●ビジネスで急ぐ人はコミューター空路で、
  • ●それほど急がない人は高速バスで、

という風にならざるを得ないでしょう!(急がないといっても、高速バスはJR北海道特急よりも運行本数が多く、所要時間も格段に短縮できて、便利なわけで...)

現在コロラド州内でもグレイハウンドバス(Greyhound Lines)が、InterCity路線で大活躍しています。

※アメリカ出張の思い出

小生がアメリカへ出張した1989年当時でさえ、New YorkのJohn F. Kennedy International Airportと直線距離で264㎞離れた Pennsylvania州のHarrisburgという田舎町にあるCapital City Airportと言うmunicipal airportとの間は、

現在コミューター機として有名なBombardier "Dash 8" 50席よりもさらに小さなドルニエ社の19名!乗りの小型プロペラ機Do 228で移動していました。(※13)

軽飛行機並みに機体の気密性(防音)が極めて悪く、貨物機並み?の煩い機体で、YS-11が静かに思えるくらい?のとにかく"喧しい"機体"で同行した上司と全く会話が出来なかったことを覚えています!

それでも最高速度434 km/h!の飛行機は新幹線並み?に早く、ニューヨーク⇔ハリスバーグ間を1時間程度で結んでくれていました。

高度数千メートル程度の低空・有視界飛行なので、景色は悪くはなかったし、驚くことに♥飲み物の機内サービスもありました!

参※13)つまりUSAでは有名!な地方都市でもその程度の旅客需要しかない!と言う事です。

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公開:2021年9月 3日
更新:2024年2月20日

投稿者:デジタヌ

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