狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載《 オムニバスタウンは地方都市が「地方衰退の逆風」を走り抜ける"秘策!》ー第7回ー

第7回 オムニバスタウンで市内中心繫華街の再興を...

新潟市に続け!シティーバスセンターで市内中心繫華街の再興を図らなければ...

八戸市街地BRT

青森県第2の経済圏を誇る八戸市の市域交通網整備計画。

新幹線八戸駅ー八戸中心街ーうみねこレール本八戸を結ぶ市内連絡ライン

秋田市内BRT東西線

現在市域は南北には奥羽本線沿線土崎駅から羽越本線新屋駅周辺まで、東西には国道13号沿いに仁井田の当たりまでかなり広がっているがJR以外の公共交通は路線バスのみ。

先ずは7号線臨海十字路交差点付近から、山王大通りを東進し県庁前、お堀端を通り、秋田駅を通過して秋田中央道路を其のまま東進し秋田栄養短期大学がある守沢辺りまでの東西線に公共アクセスラインが必要となってきている。

いわき市内BRT

東北きっての規模を誇る市だが市街域が広く、おまけに「いわき駅(旧平駅)」から中心市街地が離れているので、トラムが欲しいところだが...

郡山市内BRT

いわき市と県内首位争いを長年繰り広げてきた同市もいわき市同様に市街を巡るトラム網が望まれてはいるが?

宇都宮ライトレールのBRTによる東武線方面延伸

地元市民団体?の反対運動で一向に事業進展が見られない「宇都宮ライトレール計画」の見直し。

※、当サイト内関連記事 今からでも間に合う?宇都宮ライトレール建設「白紙撤回!」... はこちら。

相模原市内BRT

リニア新幹線停車駅設置で涌く政令指定都市相模原市だが、3つの区間の市内公共交通はバス路線と横浜線頼み、緑区と中央区橋本駅を結ぶのは明日バス路線のみ、中量市内公共交通路線をリニア中央線開通に何とか間に合わせたいところ。

参※)当サイト内関連記事 リニア中央新幹線 開業で相模原市・橋本駅 周辺が 副都心 に躍り出れるか? はこちら。

焼津市旧駿遠線のBRTによる復活

ご存じのように、旧静岡鉄道駿遠線は大井川の橋梁流失が決め手となって廃線に追い込まれたようなものだが、焼津から国道150号沿線の交通需要は決して衰退しているわけではなく、国道150号の「新新日本坂トンネル」掘削拡幅工事が行われれば、日本の私鉄建設の父五島慶太 氏の悲願であった静岡ー焼津ー牧之原ー御前崎ー浜松間を結ぶ長大トラム路線が完成するかもしれない。

又菊川ー静岡空港ー焼津市内ー焼津駅を結ぶ空港アクセス線も可能性が高い!

和歌山市内線の復活

和歌山市はかつて、南海電鉄(敷設は京阪電車関連鐡道)が市内線を運行していたが、ご多分に漏れず、道路拡幅整備が後手に回り、利用者がありながら廃線に追い込まれている(※4)。

現在このエリアの地方ローカル線としては「ネコ駅長」で有名なわかやま電鉄貴志川線が奮闘しているが、国道42号線沿線の海南駅に至る市街地は、JR紀勢本線と路線バスに頼るのみ、海南市まで含めたローカルエリアの道路整備と、新潟市に倣い中心市街地ブラクリ丁にバスセンターを設置して公共交通機関の再整備整備による、中心市街地復興が待たれている!

参※)当サイト内関連記事 和歌山線 を LRT 化して、BRT網との連携で ぶらくり丁 の再興を... はこちら。

徳島空港アクセス路線と市内BRT網整備

四国唯一の「電車の走っていない県庁所在地」徳島は朝夕の通勤時間帯には市内に流入する「マイカー」で周辺道路、市内の幹線道路ともに「マヒ状態」となっており、周辺の近隣都市も含め中核都市徳島圏内の早急な公共交通整備が求められている。

関連記事徳島市内にトラム路線を 《 鉄タヌコラム 2008》はこちら。

上記以外にも新青森空港ラインなども考えられますが...

青森駅→青い森セントラルパーク再開発街→青森流通団地→新青森空港→JR奥羽本線浪岡駅

BusTram方式なら新青森空港→JR奥羽本線浪岡駅間路線延長も容易で「弘前市」方面へのアクセス改善にもつながるかもしれませんが?

現在同区間にはBRTと言って差し支えない「リムジンバス」が運行されていて、rural areaを都市型BRTで結んでも沿線住人も利用しなく輸送密度が稼げなくて早晩廃線とならざるを得ず、県(知事)の人気・票取りのための「絵に描いた餅」にすぎないでしょう!

(※当サイト 関連記事はこちら)

 

公開:2019年8月14日
更新:2024年3月29日

投稿者:デジタヌ

連載《 オムニバスタウンは地方都市が「地方衰退の逆風」を走り抜ける"秘策!》ー第6回ーTOP連載《 オムニバスタウンは地方都市が「地方衰退の逆風」を走り抜ける"秘策!》ー最終回ー


 

 



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