狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

Essay『 近鉄南大阪線⇔JR大和路線(関西線)短絡線妄想は実現し無い!』ー第3回ー

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★第2節 建設費スキームだけではなく幅広い観点で

近鉄の大阪市内以遠の直通に関しては、幅広い観点で比較検討する必要があるでしょう。

★第1項 初期投資額だけでは無く、後々の出費を考えて...

前途した様に、なにわ筋線直通案、おおさか東線直通案、吉野線改軌阪神直通案それぞれに利害得失がありますが、

全便直通ではないので!それぞれのメリット、デメリットを"良く欲"比較検討する必要があるでしょう。

第1目 初期投資金額では...

  • 1)柏原駅接続大和路線・おおさか東線直通
  • 2)天王寺支線接続なにわ筋線直通
  • 3)吉野線全線改軌!

以上の順番になりますが...

道明寺本線接続案では

既に事業用地もあり、1億円内外で事業可能で、JR西日本との協議だけで解決できる!柏原駅構内接続案ですが...

特急青のシンフォニーをはじめとする時間1往復の近鉄有料特急しか直通は不可能!で、

しかも、前途した特別料金問題、がつきまといます!

さらに、現行では昼行便は、2033年のなにわ筋線開業後も、JR難波駅 or 大阪駅地下ホーム折り返し運行となり、あまりメリットがないといえるでしょう。

しかも、狭軌用特急車両の一掃にはつながらないので、依然として昼間無駄運用問題がつきまとうわけです。

但し、河内永和駅での奈良線特急あおによしとの接続は可能となる???でしょうが... JR西日本自主運行の"まほろば・はるか"との兼ね合もあり、経営者同士で交渉は難航!するでしょう!。

参※)当サイト関連記事 なにわ筋線の成功は おおさか東線と大阪環状線も含めた"3路線の一体運用"にかかっている! はこちら。

各駅停車便直通条件が伴う天王寺支線案では...

前途した様に、JR"何話筋線"直通の天王寺支線案では、13億円程度の自己資金での初期投資も少なくなるでしょうが...

各駅停車便必須の条件が、一番の障壁となるでしょう!

つまり、現状でも市内(大阪梅田)直通が可能で、乗り換え(初乗り運賃2重払い)の必要が無い競合路線(谷町線)に、利用者奪われ、惨憺たる状況の南大阪線市内各停・各駅から、

態々近鉄⇔JR西日本初乗り運賃2重払い!で市内(大阪梅田新都心)に向かう酔狂物などい無い!

でしょう!

第2目 吉野線標準機改軌案が best!では...

自己資金初期投資額は一番かかりますが、

吉野線全線改軌案ならば特急車両共通化のメリットが生かせて、後々の追加出血!(refinance)が最小ですみます!

つまり懸案であった、無駄が多い狭軌用特急車両が一掃できます。

さらに、有料特急だけではなく、一般通勤車両(急行・快速急行)も運行出来て、♥沿線利用者からも歓迎されるでしょう。

しかも、厄介な初乗り運賃2重取問題も生じないし、運行ダイヤも社内調整だけで事足ります。

将来への希望も

前途した様に、阪神・山陽連合と協調して、インバウンド客に超人気の姫路と奈良公園そして吉野山を結ぶ

ことも可能となります。

鹿(しか)も、週末だけの臨時便ならば臨時団体列車として運行できるので、特急料金問題も起こりま線(せん)!

また車両レンタル相殺問題も、距離が似通っているので処理しやくすなります。

阪神・山陽連合の救済!を考えた場合は...

関西鉄道連合Federation (trust)を主宰する投資ファンド側(投資効果)で考えた場合は、吉野線改軌・橿原線・奈良線乗り入れが最も無駄が無いように思われますが...

★第2項 優等(有料)列車の新大阪駅(新幹線接続)乗り入れならばおおさか東線経由でも...

両社の看板特急!"青のシンフォニー"と"まほろば"を、それぞれ大

道明寺本線経由⇔柏原駅←(関西線)→久宝寺←(おおさか東線)→新大阪!

とりあえず新大阪駅有料特急を新大阪接続にしたいのならば、道明寺本線経由の上記ルートで直通させることが可能です。(※91)。

そしてこの場合は、最小の設備投資(柏原駅構内近鉄事業用地への線路敷設)でことたります!

さらに、1往復/時間ならば、義兄弟の為にJR西日本も受け入れてくれるでしょう。

参※91)当サイト関連記事 "おおさか東線"・"吉野線"の相互直通構想とは はこちら。

第1目 料金問題、その他の問題

  • ●狭軌路線特急車両の無駄運用解消restructuring(断捨離)につながらない!
  • ●城東貨物線の混雑の為に、新大阪止まりとなり!大阪駅直通も含めて新大阪駅以降直通は不可能!
  • ●料金問題(特急料金・初乗り運賃2重)

近鉄線内運行短縮(吉野⇔柏原間)による多少の運行経費削減!効果は期待できるかもしれませんが...

別稿で詳述しましたように、近鉄で問題となっている、狭軌用特急車両のrestructuring(昼間・無駄運用解消)に繋がりません!

さらに、JR西日本 District での特急料金設定問題、も...、これは特別快速としてAシート扱いとすれば、何とか解消できるかもしてませんが...

新大阪止まりで、大阪駅直通が叶わなければ、通勤ライナーとしては(利用者にとっても)利用価値が無い!

★第3項 吉野線改軌で団体列車姫路直通が叶えばさほど魅力は無い!

  • ●吉野線改軌費用 橿原神宮前⇔吉野間 25.2㎞ 約25億円!
  • ♥近鉄特急ネットワークが標準機に統一できるので、狭軌用無駄特急車両を restructuring 出来る!
  • ♥昼間の特急無駄運用(橿原神宮前⇔大阪阿部野橋間)を廃止することができる。
  • ♥南大阪線(橿原神宮前⇔大阪阿部野橋間)及び御所線全線を廃止できる!
  • ♥吉野←(近鉄線)→大阪難波←(阪神)→三ノ宮←(山陽電車)→姫路(※直通区間の距離がほぼ等しいので、車両レンタル費も相殺しやすい!)

吉野線全線を改軌するので、それなりの自己資金が必要となりますが、狭軌用特急車両を一掃出来て、後々の無駄経費を削減できス。

♥吉野←(近鉄線)→奈良・大和西大寺・大阪難波←(阪神)→三ノ宮←(山陽電車)→姫路の臨時団体列車!の準定期運行が可能となり、インバウンド観光開発の可能性が高まる。

但し青のシンフォニー・あおによしは共に貫通扉ではないので直通できません!が...

参※)当サイト関連記事 近鉄・吉野線が進む(鉄)路は標準軌への改軌しか! はこちら。

続きはこちら

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公開:2007年11月11日
更新:2024年2月23日

投稿者:デジタヌ

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