狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

fantasy『 常総線の交流電化で常磐線と直通できれば常総ニュータウンから都心まで座ったまま...』ー第7回ー

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第7節 新・運賃設定その他...

第1項 運賃設定は

  • ●常磐緩行線 北千住⇔綾瀬間はTokyoMetroの運賃規定になっています。
  • ●関空連絡線 関空⇔りんくうタウン 間6.9km は¥370-と特定料金ですが...
なにわ筋線では
供用区間・大阪駅地下ホーム⇔西本町 営業距離 2.8㎞

JR・南海共通 ¥130-/現金

大阪駅地下ホーム⇔南海難波 営業距離 5km ¥200-/現金
大阪駅地下ホーム⇔JR難波営業距離 4.6km ¥160-/現金

※いずれも2022年10月現在、現状の関空ライン関空⇔りんくうタウン供用区間方式で計算。

参※)当サイト内関連記事 なにわ筋線開業で大和路線(関西線)沿線が大ブレークする はこちら。

意味不明の赤字補填補助政策でない有意義な助成に

赤字は今まで通り、自治体が補填するにしても、上下分離して(第三種鉄道事業)に徹すれば、意図不明な赤字補填策とは違い、利用状況(輸送密度)と運賃収入(営業係数)に見合う、Leasing(※41)路線使用料設定にして、第二種鉄道事業(関東鉄道・JR東日本)から頂けばよく、鉄道事業者の自助努力で、持続可能な鉄道運行(第二種鉄道事業)が目指せるわけです。

つまり、沿線利用者以外の納税者(市民)の反発も防げます。

参※41)当サイト内関連記事 日本人(鉄オタ!Youtuber)が間違いやすい重要な慣用句 はこちら。

★第2項 共同運行区間の別料金設定について

利用者にとっては、異なった事業者同士でも、同一区間(共同使用駅間)は同一料金で運行してほしいのですが...

実際には、共同使用路線での同一料金は極稀なのが現実です。

第1目 共通運賃設定の例

関西国際空港連絡橋線は特殊会社(特殊法人)新関西国際空港㈱が所有する第三種鉄道事業路線なので、

業務提携でAlliance(協定)で共同運行 (第二種鉄道事業)を行っている、JR西日本と南海電鉄は、りんくうタウン⇔関西空港の両共同使用駅間は共通運賃制度を取っています。

さらに、このくかんは両者の district に含められているので、境界駅?でもある"りんくうタウン駅"を跨っても、初乗り運賃2重取りはありま線(せん)!

第2目 近畿以外でみられる別運賃の例

バス路線などでは同じ運行区間でも、運行会社により運賃が著しく異なっている場合が殆どです!

さらに、TokyoMetro と、JR東日本・民鉄(日本民営鉄道協会大手私鉄とは、運賃設定に開きがあります!

なので、並走している池袋⇔渋谷間でも運賃が異るのです。

三重県の例

三重県ではJR東海・伊勢鉄道と近鉄の共同使用駅が多数存在していて、夫々の運賃がことなります。

津駅、松阪駅、伊勢市駅、最近別改札になった桑名駅・鳥羽駅など長年"共同使用"(同一改札口!)されてきた駅が多くあります

例えば津⇔松阪間では

※何れも2023年9月27日現在

近鉄 ¥490-

JR東海 ♥¥330-!

なので、御乗車?(不正乗車!)!を防ぐために、この区間(近鉄急行)では、車内改札を行っています。

近鉄・JRの共同使用駅では、桑名駅・鳥羽駅の様に、共同使用駅内に別改札を設けて不正乗車を防止する動きがありますが...

橋上駅舎化や自動改札機の増設など、色々と設備投資が必要と側面もあります。

但しこれらは、並行する別路線で共同運行:Trackage rights (第二種鉄道事業)営業区間ではありません。

第3目 通常は同じ改札口から

北越急行・ほくほく線の上越線(直江津⇔犀潟)・信越線(越後湯沢⇔六日町)"乗り入れ"区間の様に、夫々の区間の料金(各鉄道会社の運賃収入)が合算されるのが通例で、共同運行区間ではどちらの鉄道会社に乗車しても、同じ運賃(路線所有者の収入)です。

越後湯沢⇔六日町間 JR東日本 district ¥330-!

別改札・別ホームで対応している共同運行(Trackage rights )区間の例

日本でも数少ない例として、Trackage rights("乗り入れ")運行する路線(※001)も存在!します。(夫々の会社の運賃収入!

つまり、この場合は Trackage rights している鉄道事業者が、路線使用料として現金決済しています。(JR貨物も同様)

参※001)当サイト関連記事 労組系!翻訳者が態と誤訳!する重要な慣用句 はこちら。

井原鉄道・井原線の営業区間は総社⇔神辺間

井原鉄道は清音⇔ 神辺間 38.3 kmを結ぶ3セク鉄道ですが...

井原線の営業区間は総社駅⇔神辺間です

総社⇔清音駅間は共用区間!

つまりJR西日本伯備線 総社⇔木米間は、井原鉄道の(第二種鉄道事業)♥Trackage rights (乗り入れ)営業区間となっています。

と現在はたまたま?同じ運賃ですが、夫々の列車運行会社の運賃収入となっています。

夫々別の改札口から乗車します。

※JR伯備線と♥別ホーム(別改札)から発着する井原鉄道線!のようす。

井原鉄道⇔JR伯備線を乗り継ぐ場合は当然初乗り運賃加算となりますが...

井原鉄道で総社⇔神辺間を乗り通す場合は、初乗り運賃の2重取りは♥ありま線(せん)!

つまりOmnibus(乗り合いバス)の様に運行会社で区間運賃が異なっても、「改札口と乗降ホーム」を完全分離すれば、同じ路線での「共同運行」は可能となります。

3セク常総高速鉄道㈱(第三種鉄道事業)の場合は

夫々乗り入れるJR東日本と関東鉄道では、運賃設定が大幅に異なりますが...

水海道⇔取手間 営業距離17.5㎞
  • ●水海道⇔取手間  現行¥700-/現金
  • ●JR運賃規定(地方交通線規定)では ¥330-/現金 
水海道⇔我孫子間 営業距離23.6㎞ 
水海道⇔東京間 営業距離60.7㎞ 
  • ●現行¥1430-/現金!(初乗り運賃2度払い首都圏乗り継ぎ含む)
  • ●JR運賃規定(地方交通線規定)では ¥1,170-/現金
  • ※つくばエクスプレス(北千住乗り換え)利用の場合 ¥1,320-/現金
水海道⇔新橋間 営業距離62.8㎞ 
  • 現行¥1520-/現金!(初乗り運賃2度払い首都圏乗り継ぎ含む)
  • ●JR運賃規定(地方交通線規定)では ¥1,170-/現金
  • ※つくばエクスプレス(北千住乗り換え)利用の場合 ¥1,350-/現金
水海道⇔リニア中央新幹線品川間 営業距離67.5㎞ 
  • ●現行¥1520-/現金!(初乗り運賃2度払い首都圏乗り継ぎ含む)
  • ●JR運賃規定(地方交通線規定)では ¥1,340-/現金
  • ※つくばエクスプレス(北千住乗り換え)利用の場合 ¥1,410-/現金

利用者にとっては、初乗り運賃2重払いから解放されるので、微妙に距離運賃が異なっても結果的にはお得になります!

水海道⇔取手間⇔都内、我孫子⇔取手⇔下館間の初乗り運賃2重取り問題が解消

鉄道事業者同士お互いの district(営業エリア)をまたがらなければ、初乗り運賃は生じないので、互いの(第二種鉄道事業)重複区間(水海道⇔我孫子)を跨がなければ、利用者に不便(不利)は生じません。

水海道以北の常総線区間については、存続できても?関東鉄道の運賃規定

とならざるを得ないでしょうから、多少割高にはなりますが、我孫子⇔取手⇔下館間の関東鉄道乗り入れ区間の、初乗り運賃2重取りは、水海道⇔取手⇔都内中心部間のJR直通運行ルート同様に解消されます!

取手⇔我孫子間の現常磐緩行線区間が

但し昼間の関東鉄道 乗り入れ区間(取手⇔天王台⇔我孫子間)の運賃設定が問題になるでしょうが、

関東鉄道・JR東日本・千葉県・我孫子市の4者協議で解決案策を見つける以外には...、

千葉県・我孫子市で天王台住人に直接補助金を出す方法も...

現状の常磐線のダイヤを補完するための昼間時間2往復程度の運行ですから、利用者もさほどいない?と思われますので...

我孫子市の市民課で、沿線住人の申請に下ずき、直節・割引乗車(回数)券を支給するのが適当ではないでしょうか!

第3項  水海道以遠の常総線の存続は難しいかも...

前途した常総線の高額運賃問題は、沿線自治体の、traffic network(交通網)整備とも大いに関係しています。

つまり、常総線と並行する地域高規格道路「常総バイパス」の整備も影響しているでしょう。

つまり最早地元住民でさえ利用しなくなった常総線は、「天から与えられた寿命を全うした」と言えるでしょう。

第1目 常総線の利用者減少は...

水海道以遠では、首都圏の通勤圏(常総ニュータウン)とは違い、沿線自治体の努力で企業誘致が進み、兼業農家が増えたことも利用者離れの一因でしょう。

つまり、兼業農家の通勤先は常総線沿線にはなく!、マイカー利用でしか通勤できない!わけです。

つまり、現状のままではかつての、常総筑波鉄道(関東鉄道筑波線)同様に、水海道以遠は廃線となっても...

常総市

推計人口 59,999人(、2022年10月1日)

(※以下何れもコロナ禍以前2018年度一日平均利用者数(乗車のみ)

  • ●水海道駅 一日平均利用者数 1,485人
  • ●北水海道駅 一日平均利用者数 230人! ※茨城県立水海道第二高等学校最寄り
  • ●中妻駅 一日平均利用者数 100人!
  • ●三妻駅 一日平均利用者数 101人
  • ●南石下駅 一日平均利用者数 136人!
  • ●石下駅 一日平均利用者数 448人! ※茨城県立石下紫峰高等学校
  • ●玉村駅 一日平均利用者数 39人!
下妻市

推計人口 41,830人(、2022年10月1日)

  • ●宗道駅 一日平均利用者数 119人(2017年)
  • ●下妻駅 一日平均利用者数 916人!(2017年)※茨城県立下妻第二高等学校最寄り
  • ●大宝駅 一日平均利用者数 40人!(2017年)
  • ●騰波ノ江駅 一日平均利用者数 32人(2017年)
筑西市

推計人口 99,102人(、2022年10月1日)

  • ●黒子駅 一日平均利用者数 78人!
  • ●大田郷駅 一日平均利用者数 149人! ※茨城県立下館工業高等学校最寄り
  • ●下館駅 一日平均利用者数  663人! ※筑西市役所隣接!

各高校ともに最寄りと言ってもかなり離れている!

つまりほぼ下妻駅前に近接した茨城県立下妻第二高等学校以外は通学にも使えない!

しかも駅に近接した医療機関(地域病院)も無い!

  • ♥紫ラインは自動車専用道トラックマークは各インターチェンジ
  • ♥濃いオレンジラインは、往復4車線の幹線道路(※用地確保済み路線含む)

第2目 存続させたいのならば宅配業者とのアライアンスも...

存続を望むのであれば...

今後、宅配事業者とのアライアンスなどで、一層の自助努力も必要でしょう。

参※)当サイト内関連記事 鉄道貨客 混載 事業を 宅配事業者 とのアライアンスで 復活すれば赤字削減・事業継続への鉄路(みち)に繋がるかも... はこちら。

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公開:2021年3月12日
更新:2024年2月23日

投稿者:デジタヌ

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