狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『新金貨物線旅客化で、千葉県民の羽田空港アクセスが...』ー最終回ー

★エピローグ 新金線旅客化の実現へのシナリオとは... 

前途したように、現状東京メトロ8号線構想推進?に動き出した東京都(庁)では、新金線旅客転用構想すら消し去った!ようですが...

東京メトロ8号線(半蔵門線延伸)構想は、前途した(各自治体の大人の事情)の為に「船頭多くして船山に上る」の例え通り、暗礁に乗り上げて実現しない!でしょう...

グローバルゲートウェイ品川」が軌道に乗り出すための「時間稼ぎ」が終われば、「遠~い将来?」三度手の裏を返して、新金線旅客化に動き出さないとは限りません!

★第1項 「遠~い将来?」JR東日本の駅前再開発事業計画をのめば???...

東京都JR東日本大幅に譲歩して、以下の3条件をのめば???

  • ●横須賀線(総武線)短絡線建設費スキーム拠出に応じる。
  • 新金線連続立体交差化事業都市計画申請!する。
  • ●3セク葛飾LRT㈱設立で合意する。
step1

まずは、東京都との交渉にある程度目途が立った段階で、JRの独自投資!で(中川放水路橋梁を除く)現行新金貨物線部分の全線複線化と新小岩・金町両駅の改良工事(新金支線用ホーム新設&駅ビル)親切工事を実施します。

step2

3セク葛飾LRT㈱設立と同時に金町・新小岩両ターミナル駅、中間停留所10駅(低床ホーム)、および新小岩信号場に車両基地を建設します。

step3 

東京都の都市計画で、LRT新宿⇔小岩信号所間を連続高架橋による立体交差化事業(事業費約570億円)を開始すします。

●貨物線本線区間 約3.800m

但し都市計画事業になれば、JR東日本の負担は8.5% つまり約49憶円程度で済みます。

しかも、JRTT(※94)が40年ローンで引き受けてくれるので、都(約235億円)は毎年6億円程度の支払いで済みます!
JRさんは毎年1.2億円少々で新金線旅客化が実現できるわけです!これなら、ローンを払いながらの黒字営業も可能なレベルに収まる訳です!

相当な金額ですが、途中共用駅のJR高砂駅はバリアフリー対応で、勿論転落防止用の"ホームドア"も完全装備された、立派な全線高架路線が誕生するわけです!

LRT専用区間は、エスカレーター・エレベーターのみで、他の設備(駅舎・空調設備・自動券売機・自動改札機・ホームドア・トイレ!)等すべて必要ないので、もう少し安く建設できるでしょう!

step4 羽田空港アクセス線総武ルートの事業開始!
  • ●金町短絡線 約580m(単線電化
  • ●小岩短絡線 約720m(単線電化
  • ♥JR高砂駅(対向2面2線)15両編成対応300mホーム 建設

羽田空港アクセス線の輸送密度(運行本数)だけならば、夫々1往復の/時間の15両通勤型?と6両編成Hex(Haneda express)で十二分に事足りるので。

時間当たり4本しか通過しない短絡線を態々複線化する必要はありません!

建設費スキーム

建設費全額(195億円)JR東日本負担 として、JR東日本とJRTT(※94)との40年リース契約で建設する。※ただし用地取得は東京都(足立区・江戸川区)のスキームとします。

  • ●建設費 1.3km X 100億円/キロメートル ≒130億円 (※91)

更に亀有駅(葛飾区)の常磐線ホーム・小岩駅(江戸川区)の総武線ホームは"請願駅"として、別途協議で、後日建設することとします。

参※91)南海電車と堺市が国庫補助の下に2020年現在行っている南海本線連続立体交差事業より算定。

参※94)当サイト関連記事 鉄道建設・運輸施設整備機構が改組できれば 整備新幹線網建設"妄想"が... はこちら。

第2項 JR東日本・東京都(庁)が東山手ルート以外の羽田空港アクセス線の充実を目指しだせば???... 

東京都が品川連絡地下鉄(※92)案を引っ込めて、国交省案通り西山手ルート(埼京線接続)、臨海部ルート(りんかい線JR移譲接続)の実現に向かい、5方面羽田空港アクセス線網のさ充実を目指せば???...

204X年頃には、羽田・成田アクセス線(新金線改修)にもめどが立ち、新金線も本格的な旅客営業を実現できるでしょう!

但し、現状では前途したように、羽田空港アクセス線横須賀・総武ラインは"想定外"で無視!されています。

つまり、新金線の本格的旅客化は"夢想"に終わってしまう可能性が...

参※92)当サイト内関連記事 狙いは首都機能分散移転反対・企業流失阻止! はこちら。

★第3項 新金線LRT化なら東京都にとっても...  

但しLRT化だけであれば、他県(千葉県・茨城県)に塩(企業・税収)を与えることにはならないし、何より東京メトロ8号線(半蔵門線延伸)Scheme(企て!)と違い、

沿線協議会対策も必要無く!東京都(企画局)としても実現しやすいわけです。

今後は、冒頭で述べたように、総武線沿線都市を味方に「羽田成田アクセス線総武ライン期成同盟会」を立ち上げて常磐・総武短絡線としての旅客化の実現を目指すか...

それとも、LRT化で区民の生活路線実現を優先するか...悩ましい選択を迫られるわけです!

予算(建設スキーム)だけならば...

水戸街道部分をオーバーブリッジ化しても、全線連続立体交差化するよりははるかに低予算で済むので、やはり♥寅さんの"雪駄履き路線"の夢」LRT化を実現させたほうがより現実的ように思うのですが...

※脚注 関連団体♥ 問い合わせ先リンク集

※パブリックコメントとは...

パブリックコメントとは聞こえは良いですが、

自治体当局が『一方的な Scheme(企て!)についての Compliance(追認)!を促している』だけです!

つまり consensus(総意・協心)を得るための"異見"聴取ではありません!

feudalism(封建制)、ictatorship (独裁)に下づく施策に、 subordinate(従属させる)oppression(抑圧!) と同じ、中共が行っている tyranny圧政!) と何ら変わりません!

つまり目安箱(市政へのご意見・ご要望受付)すらない様な municipality は、『独善的で恣意的な独裁支配!を行っている』と言えます。

※参)当サイト内関連記事 パブリックコメント 制度とは... はこちら。

関連団体リンクテーブル 

 

公開:2020年10月22日
更新:2024年2月21日

投稿者:デジタヌ

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