狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『赤羽線の15両編成化には連続立体交差化事業が必須!』ー第3回ー

★第2節 JR羽田空港アクセス線西山手ルートは埼京線に直通する事を前提に

西山手ルートは、湘南新宿ラインではなく埼京線に直通する予定で構想されています!

つまり、王子周り・浦和経由の"貨物線"経由ではなく、赤羽線経由の"最強"ラインを利用することが(国交省・JR東日本2者間で)合意されています!

第1項 新幹線併設・通勤新線区間は建設当初から15両!対応に

当初東北通勤新線として、計画されていた、赤羽⇔大宮間の埼京線新線区間は、15両編成に対応できる駅ストラクチャ(対応準備工事実施済み)となっています。

つまり、現在計画されている、羽田空区アクセス線本線列車15両編成に(ホーム延長の小規模改修工事で)対応できるわけです!

第2項 問題は赤羽線!十条駅のホーム延長工事

但し赤羽線は、旧日本鉄道(貨物線支線)の時代から、続く平面交差路線で、駅構造(駅両側の踏切!)の都合で、板橋駅は何とか15両編成対応のホーム延長(200m→300m)工事が可能ですが...

地上平面交差のままではホーム延長は不可能!

十条駅は、両端部間際に踏み切り!があるので、ホーム延伸が出来ません!

ホームを延伸するには、北側にある演芸場通り(十条銀座東通り)踏切を廃止!する必要がありますが...

地元商工会の猛烈な反対運動でそれも不可能です!

残る手段は次節で述べる赤羽⇔池袋間の連続立体交差化都市計画事業!しかありません。

第3項 赤羽線の輸送力アップは小池オバチャマにとって都合の悪いことが多すぎて...

羽田空港アクセス線西山手ルート実現に、東京都が難色を示しているのは...

埼京線の羽田アクセスが向上すると、さいたま市に企業流出(財源流出!)する恐れがあるからです。

なので、JR東日本の脅し?(♥大宮グランドセントラル駅構想)が功を奏して!?

高輪ゲートウェイ周辺の都市開発に関する「大人の事情(利害・思惑)」の一致が成立して、

グローバルゲートウェイ品川」を東京都が「全面的に"支援"」する「暗黙の了解」が成立し、都側の市街地改造都市計画も進行しだしたわけです。

第1目 合意事項(交渉成立事案)

少なくとも「グローバルゲートウェイ品川」の一期事業が完成して"開村"する迄は、臨界部ルート・西山手ルートに関する

事業には着手しない!(※97)

つまり、

  • ●りんかい線(東京臨海高速鉄道)のJR東日本への譲渡は行わない!
  • ●大井ふ頭内の短絡線(西山手ルート)計画は棚上げ!とする。
  • ●両ルートに関する関連する都市計画事業(赤羽線連続立体交差化事業)には着手しない!

という3つの合意(暗黙の了解)が成立して、政府(国交省航空局)との3者協議の(のらりくらりと其の場凌ぎで)交渉に当たる!

ということで、東京臨界(運賃)拘束!鉄道は、当分存続して、「(首都圏に住む)民の営み・暮らし向き」生活圏を阻害して、経済活動の"足"を引っ張り、東京都の繫栄!の為に共闘を組む!こととなったわけです。

都民の暮らしを守り!都民を幸せにする「施策」を実践しくれることを願ってLeader(引率者・座長)に選んだオバチャマなのに...

通勤地獄改善事業に水を差したり(※98)、高額拘束鉄道の解消のために努力しようとしなかったり!(!第三種鉄道事業への業態変更を拒む!)(※99)

"一体だれ(官僚?)のために"日夜粉骨砕身!?しているのでしょうか...

都民はそろそろ、女帝卑弥呼?ではなく!次世代のLeader(引率者・座長)を選ぶべき時期に差し掛かっているのではないでしょうか...

参※97)当サイト内関連記事 羽田空港アクセス線西山手ルート・臨海部ルートは東京都とJR東日本によって握りつぶされた! はこちら。

参※98)当サイト内関連記事 2019年5月西武新宿線"複々線化・都市計画"が突如廃止に!??? はこちら。

参※99)当サイト内関連記事 りんかい線は2023年3月にでもJR東日本路線網に組みこめる!東京都民は都庁に欺かれているだけ... はこちら。

 

公開:2022年6月27日
更新:2024年2月29日

投稿者:デジタヌ

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