狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

Essay『 民主主義と自由主義は別次元!』ー第4回ー

★第3節 起源以来2千年!に渡り権威主義に毒され続けた日本人

第1項 敗戦後日本の"Democracy"など当初から絵空事にすぎなかった

敗戦後の日本国憲法が掲げた主権在民の"民主主義"などは絵空事にすぎなかったわけです。

前世紀も今世紀も、日本(経済)を動かしているのは、ごく一部の「上り詰めた"財怪人Top"と、上り詰めた"官僚"Top、そして金貸し(金融怪)です。」

敗戦後の日本国でも看板(憲法)を架け替えただけの"レストラン"同様に、提供されるメニューは戦前の大日本帝国国憲法!下で制定された「恣意的な独裁政治を許す法律」ばかりです。

第2目 起源以来2千年に渡り権威主義に慣れさせられた日本人

X governance(統治・強権支配) concept に下ずくAuthoritarianism(権威主義)

明治新政府が敷いた"まやかし"の郡県制度が...

"まやかし"郡県制で、封建制の悪習である独裁政治!つまり「権力者による恣意的("シイ"てき)な独裁!」を継承して、

『"お上が決めた"ことだから...お代官さま(府・市)のお達し!だから逆らえない???...』

という傀儡政権!邪馬台国(※00)時代から続く「民(たみ)に対する"隷属強要"」を踏襲したわけですが...

参※20)当サイト内関連記事 紀元2600も邪馬台国もFake!倭国(日本)は"後漢"王朝以来約1000年!に渡り「中国王朝の冊封国(属国!)」に甘んじていた! はこちら。

★第2項 行政は、統治者ではなくサービス業!

第1目 官僚機構はDemocracyとは"相性"が悪い"統治機構"

奈良時代・平安時代から続く日本の官僚機構は、特権階級が民衆を搾取するAuthoritarianism(権威主義)&feudalism(封建主義)に根差した機構であり、

Popular sovereignty主権在民)の conceptに下ずくDemocracy民主主義)とは「"相性"が悪い"統治機構"」です。

民主主国家で求められる行政機構「"自治"機構」とは本来は、

"行政サービス"つまりは第3次産業つまり"サービス業"なのです。

だから、宿泊業(ホテル・旅館)の様に「サービス"の質」が悪ければ、利用者(国民)が離れても仕方ない!のです。

第2目 会社で言えば憲法は"定款"、法令・条例は業務規程・規則!

Constitution(憲法)とはサービス業であるorganization(政府機構・省庁)"定款"であり、

法令・条例はサービス業務を円滑に行うための謂わば業務規程です。

敗戦時の"大日本帝国"政府が拘った"憲法学者???"とは、"文語体"を得意とする"国文学者"のことであり、

嘗て明治時代に、西欧列強で構成されていた"国際社会"に、(※21)

統一国家?・独立国家?日本の存在と、そのsovereignty主権)とautonomy(自治権)を認めてもらう?為に、懸命にこさえた"宣誓書"憲章の創作者に過ぎないわけです。

なので"格調の高い!?(難解!な)どうとでも受け取れる"「観念的な"文体」で綴られた国体"宣言!(宣誓書"憲章)に拘ったのでしょう。

参※21)当サイト関連記事 "大陸国家"の"ご都合主義"imperialism (帝国主義)とは... はこちら。

第1目 憲法公布(宣言)では主権・自治は公認(承認)されない

しかし、その当時すでに、イデオロギーとしての"宗教"思想・道徳観が「国際社会を束ねる」ご時世では無くなり!

全地球を武力侵略で"席巻"していた西欧列強!の国際社会?」では、

『宗教観・道徳観"による国際ルール・国際秩序は崩壊しており、

代わって

『資本主義つまりは"経済力に裏打ちされた軍事力が物を言う"力関係の国際関係』の世紀

となり、

『独立国家の sovereigntyと autonomy は"2国間(主権者間)の条約(契約)』で成立する時代

となっていたわけです。

つまり、District の玄関前に掲げた「立派な表札」や「碑文」に相当する Constitution が主権国家の実効支配 を宣言する「明文」の役目は果たせなくなくなっていたわけです。

事実、明治憲法である大日本帝国憲法が施行(1890年(明治23年)11月29日)されて以降も、

日露戦争(1904年2月6日 →1905年9月5日)に勝利するまでは...

国際社会(西欧列強)からは主権国家としては認められておらず!

不平等条約の履行を強要されていたのです。(※22)

参※22)当サイト関連記事 "大陸国家"の"ご都合主義"imperialism (帝国主義)とは... はこちら。

第2目 民主主義に the governing classes必要ない!

民主主義では、役人は為政者ではなく、citizen の下僕であらねばならないのです。

日本の官庁機構は平安時代に確立された、bureaucrat(官僚),Officer(木っ端役人)体制、つまりはAuthoritarianism(権威主義)&feudalism(封建主義)をそのまま引きずっています!

(※、稲作と共に渡来したAuthoritarianism(権威主義)で成立した大和政権誕生以来!長年染みついた「民の subordinate (隷属!)意識」と Authoritarianism に毒されたカソリックが馴染みよかったのでしょう!参※ 当サイト関連記事 "大陸国家"の"ご都合主義"imperialism (帝国主義)とは... はこちら。)

第3項 納税義務と参政権と

第1目 納税義務は年貢とは違う!

民主主義に年貢の概念はおかしい

嘗て?の封建制度・荘園制度とは異なり、民主主義では税金は年貢ではありません!

人口が増えると歳出が増加する!

毎度"世田谷区長"がボヤイテおられるように、市民が増えると公共サービス費、つまり歳出が比例的に増えてしまいます!

納税義務は公共事業を行うための union fee

Federation でもある Municipality にとっての歳入(税収)は、公共事業を行うための union fee組合費)でもあるわけです。

そして Community の一員でもある exploited classes も支払は無ければならない union fee であるわけです。

封建制度と民主主義の違いは、 exploited classesが union fee を負担するかどうか!といっても過言ではないでしょう。

第2目 一票の重み???

垢にまみれた liberal会派・政治結社や、journalist,socialist の連中がmass media(TV・全国紙)を通じて「一票の重み???」をPropagandaしていますが...

多数決が民主主義の原則ではない!

日本の liberal 会派の政治結社"野党"は、マルクス主義(Socialism,Communism)に汚染!(洗脳)された

socialist,Communist!が多く、恣意(志位?)的な独裁を好む!人たちといっても過言ではないでしょう。

なので、「数の暴力多数決」で政権奪取を狙い!

「都市部での世論操作」が有利に働く!「一票の重み」を強調するのです。

つまり、 「一票の重み」を唱える"輩"ども自身が、

Popular sovereignty(主権在民)の conceptに下ずくDemocracy(民主主義)

を基本とするautonomy(自治)を軽んじている!わけです。

USAでは一票の重みは問題視されていない!

USAでは、

大統領選挙も含め各州選出の上院・下院議員は、人口に比例していません!

つまり国政に関わる一票の格差は、日本など比べ物にならないほど「大きな差が広がっています」!

それでも、常に「国民の良識」が反映されています?!

USAでは全員一致は良しとはしない!

有名なお話ですが、USAでは「全員一致は良しとはしていません!

司法の場"裁判"においても同じで、陪審員の評決が全員一致することはありえません

つまり、だれか一人が反対に回るわけで、それが良識!なのです。

(※日本の場合は、上訴審は裁判員裁判ではありませんが、最高裁判事が全員一致で同じ結論を出すというのは、明らかに異常!な訳です。)

 

公開:2023年6月 3日
更新:2024年3月13日

投稿者:デジタヌ

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