狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 勝田線廃線跡の"遊歩道もLRTとして復活 !できる...』ー最終回ー

エピローグ 沿線住民が力を合わせれば 勝田線 LRT化復活は必ず実現できる! 

当シリーズ 孤立ローカル路線 を救う(鉄)路 "LRT化十ケ条!" を守り 欲を出さない!ことです。

第1項 失敗学ではなく成功例(やる気)に学べ! 

第1目 出来ない理由を考えるより、"出来る手立てを考える!"

失敗する要因は無数にあります! 「モグラ叩き」同様に次々障壁が持ち上がり、"出口の見えないトンネル"に突入して計画倒れ!になってしまいます...

えちぜん鉄道(旧京福電鉄)の復活劇や、生まれ変わった「旧・富山ライトレール」などの成功例を見習い、学ぶべき点(実例)を取り入れたほうが賢明で、それが実現への(鉄)路となります!

※)失敗の代表例は東京都葛飾区で...

都庁から出向している担当係長が、本庁の交通局に気兼ねして?

新金貨物線の旅客化計画(※21)調査報告を"でっち上げ"てしまいました!

でっち上げの数々

  • ●「親切踏切禁止令!」を強調!
  • ●主要幹線道路との踏切停滞?を強調
  • ●日に数本しか走らない貨物列車のダイヤに対する影響?を強調!したり...
  • ●「総武本線直通乗り入れ?」の将来構想への影響を強調!したり...

等などの"LRT化つぶし障壁!"ばかりを列挙して、

実際にはたった50億円!で実現できる"寅さんの遺言?庶民のゲタ履き路線「チンチン電車の夢」"を、

5倍の250億円?までも膨らませてぶち壊しました。

※実際には超低床トラムカーは短いので、踏切も全く問題とはなりません!

参※21)当サイト関連記事 新金貨物線 は" LRT " なら50億円程度で旅客化が実現できる!《 LRT Watch》第10回はこちら。

LRTなら ホームドアも必要ありません!

※このホームドア20億円!もしていますいったい"誰が"儲けたのでしょうか...

第2項 JR九州は勿論の事ながら西鉄さんにも1枚噛んでいただくこと 

第1目 JR九州はこの路線計画に必ず"便乗"する!

JR九州は現在不動産業がメインで「鉄道事業は」余業となっています!(※32)

不動産業つまり駅ビル事業とエキナカビジネスの収益が、鉄道事業を支えています!

なので、香椎線の非電化区間(福岡市内!西戸崎)からから鹿児島本線博多駅に直通快速(※33)を走らせているわけです!

つまり一見メリットがない、勝田線復活も「博多駅」に"利用者を誘導"出来るのであれば...

だから、JR九州の言いなりになろ、このプロジェクトの主導権を明け渡す必要は一切ありません!

参※32)当サイト関連記事 1鉄道事業者から 総合都市開発デベロッパー に成長したJR各社はこちら。

参※33)当サイト関連記事 JR 香椎線 の 博多駅 乗り入れで 地下鉄 箱崎線 と 西鉄貝塚線 相互直通運転の夢は断たれた!はこちら。

第2目 西鉄さんに一口乗ってもらう事

冒頭で述べた通り、勝田線を復活出来ても、所詮は鹿児島本線の盲腸線(支線)でしかすぎません。

つまりは、博多駅に直通できても、市内中心部の職場に辿り着くには、西鉄バス、か市営地下鉄に乗り継ぐしかありません!

つまり無理な直通妄想は無意味!です。

第3目 3セク!でないと、JR九州・西鉄両社のパトロンから許しが出ない!

JR九州(経営陣)の暴走を牽制しないと...

現在高速(道路)バス?路線という既得権益を手中に収めている、西鉄さんに加わってもらえば"JR九州(経営陣)の暴走"を牽制!できます!

且つ現行のomnibus(※24)を見直して、LRTと有機的に統合したコミュニティーバス路線にすればさらに便利良くなります!

また、運行・保全の両面西鉄傘下の100%子会社筑豊電気鉄道株式会社の協力が得られて、乗務員養成、整備技術者養成の心配がなくなります!

※24)旧・富山ライトレールさんはこれで、LRT事業を成功(市民の足として定着)させました!

西鉄は乗ってくる!

現在独占状態の「拘束バス?」運行が無くなればこの zone での西鉄バス路線網を見直す必要に迫られますが...

福岡中心部への、到達時間では敵わなくなり、かといって利用者減につながる再値上げはしたくないし、

という事で、3セクの出資者になれば、JR九州と義兄弟の西鉄さんは、高速バス路線を捨てて!

自らの不利益にもならないので勝田線の駅をnode (結節点)にしたバス路線網に再構築する方向で、「"志免・宇美シティーLRT"(粕谷令和電気鉄道?)」に喜んで出資するでしょう!

勿論、両者のパトロンである投資ファンドも異論はさしはさまない!でしょう。

何故なら、新規持ち出し(建設費・車両購入費・運行経費(人件費・設備の維持管理・更新費)は3セク持ち!なので(行く行く儲かって株主配当が出ても)損はしない!からです。

第3目 多く(本線直通)を望まないこと

要点は『多く(本線乗り入れ)を望まない!ことです...

本線乗り入れを考えると、大株主のパトロンを説得する口実で、必ず"JR九州のエゴ"に巻き込まれて、DENCAを押し付けられて!

さらに、高床式鉄道車両使用、つまりDENCHA 使用でないと、大株主である投資ファンドの承諾が得られなくなります!

また、新たに増員が必要!になり、その意味でも大株主が難色を示す!でしょう。

1)便利なダイヤが組めなくなる

本線ダイヤ(要員確保)を口実に結局1時間に2本程度!「役立たない」乗り物になってしまいます!

2)車両共通化の為と称して「DENCHA」を押し付けてくる!

これでは、駅増設による住人の利便性と速達性が失われ更に前途した様に車両重量増加で省エネ効果も失われ上に、Railway track も耐荷重の大きい50㎏N型軌条必要!となり、

40kgN型軌条で済むLRTに比べて、軌道設備の維持管理・設備更新費用が膨れ上がって終い「運営圧迫」→「経営破綻」の"末路!"を"突っ走る"結果となります。

3) 西鉄(経営陣)の協力が得られなくなる!

実績のある筑豊電気鉄道(軌間1435㎜の標準軌)の超低床車両が使えなく(共通化出来無く)なり、西鉄(経営陣)にとってのにとってメリットが無くなり!協力が得られず"計画だおれ!"になります。

第4目 計画メンバーに旧鉄労OBを加えない!こと

鉄労OBとは、旧国鉄本社に(リストラ)されて恨みを持つ旧国鉄OB連中!の事です...

彼らを加えると、懐古趣味丸出しで「本格的3セク鉄道!」を主張して

実現出来ても利便性の悪い"鉄道事業"では経営破綻!します!。

第3項 キーを握るのは経験豊富!な福岡県(知事)さん!?

キーを握っているのは、「fixer」をお願いする福岡県(知事)服部誠太郎さんで、自治体、JR九州、西鉄3社の間に立って、それぞれの「大人の事情(利害・思惑・エゴ)」をいかにうまく調整していただけるかに掛かっているでしょう!

取り敢えず、志免町、宇美町両町は「令和志ライン設立連絡協議会」を発会して、住民の"異見"を調整して、署名を集めて、福岡県に嘆願書!を提出するところから始めるのが良いでしょう。

但し両町ともに地元出身の"無気力な長老有力者達!"が仕切っている町なので...

えちぜん鉄道復活劇!と同じように"町の垣根"を超えた若い世代の沿線住民が"手弁当の市民団体"を設立して署名運動を行い」県(知事)に♥直訴するほうが手っ取り早い!かもしれません。

第59代 現福岡県知事 服部誠太郎知事は生え抜きの福岡県民

  • 2021年4月14日 初当選 任期2025年

3月24日、福岡県副知事辞職。4月11日の投開票の結果、日本共産党の支持を受けた元福岡市議会議員の星野美恵子氏を破り初当選...4月14日の福岡県選挙管理委員会による当選の告示の日...福岡県知事に就任...公選の福岡県知事として...県職員出身の生え抜き知事となった。《日本語ウィキペディアより引用

プロフィール 
  • ♥1954年9月11日 現北九州市生まれ
  • ●1977年 -福岡県職員となる。
  • ●2006年 - 福岡県財政課長
  • ●2009年 - 福岡県総務部次長
  • ●2010年 - 福岡県福祉労働部長
  • ●2011年 - 福岡県副知事
  • ●2017年、2021年福岡県知事職務代理者
  • ●2021年4月14日 - 福岡県知事

※脚注 関連団体♥ 問い合わせ先リンク集

※パブリックコメントとは...

パブリックコメントとは聞こえは良いですが、

自治体当局が『一方的な Scheme(企て!)についての Compliance(追認)!を促している』だけです!

つまり consensus(総意・協心)を得るための"異見"聴取ではありません!

feudalism(封建制)、ictatorship (独裁)に下づく施策に、 subordinate(従属させる)oppression(抑圧!) と同じ、中共が行っている tyranny圧政!) と何ら変わりません!

つまり目安箱(市政へのご意見・ご要望受付)すらない様な municipality は、『独善的で恣意的な独裁支配!を行っている』と言えます。

※参)当サイト内関連記事 パブリックコメント 制度とは... はこちら。

関連団体リンクテーブル

 

公開:2019年10月22日
更新:2024年3月22日

投稿者:デジタヌ

連載『 勝田線廃線跡の"遊歩道もLRTとして復活 !できる...』ー第7回ーTOP連載《 手宮線をLRT復活で観光路線化すれば小樽市も復興出来る》ー第1回ー


 

 



▲日本の鉄道史研究班へ戻る

 

ページ先頭に戻る