狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 勝田線廃線跡の"遊歩道もLRTとして復活 !できる...』ー第7回ー

第7回 勝田線 LRT化 復活プロジェクトとは...

福井県では、かつて1時期"廃線となっていた京福電鉄線"が住人運動によって復活!を果たして、

"えちぜん鉄道"として沿線住人の強い支持を得て成功!しています。

  • ●赤い電車マーク は結節駅
  • ●緑の電車マークは 旧駅(&親切駅)
  • ●工場マークは車両基地&本社CTC総合指令所

第1項 論点を鉄道路線の復活!」で押し通すこと

肝要なのは国交省と気長に交渉を続けること!です。

あくまでも「鉄道路線の復活」というコンセプトで押しとおせば...

1)踏切平面交差も特認される!

「親切踏切禁止令」を"跳ね上げ"て、低予算でプロジェクトを遂行できます! つまり、既存の幹線・地方道との踏切も復活できます! ※これも旧富山ライトレールや、"復活劇を果たしたJR可部線再延伸"時に行われた"特例処置"で、「親切踏切禁止令」を"跳ね上げ"て、低予算でプロジェクトを遂行!できます。

つまり、既存の幹線・地方道との♥踏切も復活できます!

2)鉄道線復活なら全長30m制限も無く3編成連結運行も可能!

鉄道線復活なら鉄道事業法適用なので、軌道法(路面電車)とは違い道交法の全長30m規制を受けません!

つまりラッシュ時対応の増結が可能となり、 全長も短いので踏切閉鎖時間も問題になりま線(せん)!

第2項 実はJR九州と西鉄は義兄弟!

日本の大手鉄道事業者は、日本マスタートラスト信託銀行と日本カストディ銀行が♥Hub となって、独占禁止法に抵触し無いレベルで、アライアンス関係(広範囲にわたる提携関係)trust を結成して、♥共存共栄!を図っているのです。

第0目 運輸事業者連合会(trust)!を率いている政策投資ファンド

日本マスタートラスト信託銀行

有価証券の保管や管理事務を行う日本の資産管理業務に特化する銀行(信託銀行)である。設立当初はJPモルガン系だったが、現在は株式を三菱UFJ信託銀行などが保有している。《日本語ウィキペディアより引用

生い立ち
  • ●1985年 米国系のハゲタカファンド?チェース・マンハッタン信託銀行として設立
  • ●1999年 ドイチェ・モルガン・グレンフェル信託銀行→ディーエムジー信託銀行に改称しました。
  • ●2000年 金融ビッグバンで立ち直った?国内金融資本が加わって日本マスタートラスト信託銀行に改称
  • ●2005年 海外資本が完全撤収して、国内金融資本100%体制となり、2行目の国内金融系政策投資ファンドになる!
日本カストディ銀行

日本マスタートラスト信託銀行と同様の投資ファンドです。

生い立ち
  • ●2000年6月 金融ビッグバンで立ち直った!?純国内金融資本の日本トラスティ・サービス信託銀行として発足
  • ●2020年7月27日 日本トラスティ・サービス信託銀行が資産管理サービス信託銀行とJTCホールディングスを吸収合併し、日本カストディ銀行に商号変更

勿論これら国策投資ファンドの母体(出資者となる)各金融機関には財務省OB、OGも多数!天下り!しています。

第1目 鉄道各社

つまり、JR九州と西鉄は強い絆(資本)で繋がった義兄弟です。

なので、後は沿線住人が一つにまとまり!、県が働きかければ、本構想!は妄想ではなくなり実現できます!

JR九州
  • 2016年10月25日東証プライム に株式公開・上場。
  • ●2016年10月26日福証 に一株式公開・上場。同日♥完全民営化!※この時点で財務省所管の金融怪の手中に...
※但しご覧の通り、炭鉱全盛期から続く労働組合活動(患部)が、restructuring(断捨離・合理化)絶対反対!闘争を続けており、鉄道事業のreconstruction復興・再建)を阻んでいます!

主要株主

(2022年3月31日現在)

  • ●日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 15.38%
  • RAILWAY HOLDINGS,L.L.C. 4.55%
  • ●日本カストディ銀行(信託口) 4.11%
  • 太陽生命保険 2.03%
  • 日本生命保険 1.99%
  • 明治安田生命保険 1.54%
  • ♥JR東海 1.32%
  • JP MORGAN CHASE BANK 385781 1.29%
  • ♥JR東日本 1.25%
  • ♥JR西日本 1.25%
西日本鉄道
主要株主

(2022年3月31日現在)

  • ●日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 9.27%
  • ●福岡銀行 4.91%
  • ●日本生命保険 4.24%
  • ●西日本シティ銀行 3.81%
  • ●日本カストディ銀行(信託口) 3.50%
  • ●みずほ銀行 2.70%
  • ●明治安田生命保険 2.39%
  • ●第一生命保険 1.90%
  • ●JP MORGAN CHASE BANK 385781 1.28%
  • ●STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505025 1.26%

第3項 "単線復活"なら低予算で今すぐにでも!実現可能なLRTプロジェクト

旧勝田線区間(柚須⇔宇美⇔筑前勝田間11.3㎞)は殆どの軌道敷地が遊歩道などに整備されて残されて!おり、

沿線自治体の宇美町・志免町・福岡県・JR九州・西鉄で"第3セクター"を設立すれば"単線LRT"路線として復活!出来て、公共交通不毛エリア!となり果てた宇美町・志免町が♥交通至便 zone!に返り咲けるでしょう...

第1目 アウトライン

実現の容易な(投資ファンド御推奨!の)関東方式の第一種鉄道事業とします。

3セク令和こころざし鉄道㈱出資者案
  • ♥福岡県
  • ♥志免町
  • ♥宇美町
  • ♥粕屋町
  • ●JR九州
  • ●西鉄
  • 日本政策投資銀行
  • ●都銀・地銀
軌道整備費 約42億円

(※22)3.7億円x11.3㎞≒42億円

路線 柚須⇔宇美⇔筑前勝田間11.3㎞

  • ※JR九州、西鉄両社の共通 patron(出資者!)政策投資ファンド2社の承諾を得る必須条件!
Railway track(軌道)
  • ●標準軌!(軌間 ;4 ft 8 in)
  • ●電化 直流600 V 架空電車線方式
  • ●運行速度 最高60 km/h (37 mph)

西鉄子会社の筑豊電気鉄道との車両共通化の為!(車両・部品の共通化で補修パーツ一括購入によるコストダウンが期待できる)

第2目 投資ファンドは甘くない!

投資ファンドは、九州の投資先(鉄道事業者)からTotalでの利益(株主配当)を維持する必要があり、車両増備や増員!による経費増(利益圧迫)は極端に嫌い!ます。

"公益重視"vs"受益者負担原則"という新たな矛盾と対立が...

財務省主導でpatronである投資ファンドが、「交通事業者の生き残り」をかけて組織した全国運輸事業者Federation ( trust) ですが、

新たな問題として、都市近郊路線での鉄道事業者と沿線利用者(受益者)との相反する利害関係の矛盾!

「"公益重視" vs "受益者負担原則"」の矛盾と対立です。

関西方式の上下分離方式では...

仮に、狂気の第三種鉄道事業として上下分離して、JR九州に第二種鉄道事業を任せると...

解説系鉄道Youtuber共では知り得ない!有料ライナーの繁茂の裏には...

近年、民鉄では「我も我もと...有料通勤ライナー運行」トレンド!となっていますが...

これは、必ずしも経営陣の意向ではありま線!

それだけ、鉄道事業者(経営陣)に大口出資している国策投資ファンド様御威光(圧力)射しているからです。

つまり今後、JR九州主要幹線、西鉄幹線ります。にも感染!するでしょう...

"窮"する?シート

JR西日本売れ!シート

第3目 使用車両比較

JR九州BEC819系電車
  • ●編成 2両固定ユニット構成(Mc + Tc)
  • 起動加速度 非電化区間 1.5 km/h/s
  • 減速度 常用 3.6 km/h/s(非常時4.2 km/h/s )
  • ●編成定員 264人
  • ●編成長 40,000 mm X 全幅 2,950 mm X 全高 4,096 mm X 編成乾燥重量 72.1 t※001
  • ●編成出力 95 kW ×4 = 380 kW
  • ※定員(264名)乗車時積載量 55kgX264名=14.5ton 総重量86.5ton

参※001)日本では戦前から"慣例"(申し合わせ)として、※乾燥重量には乗務員1名分の体重(55kg)が含まれています。

またロングシート通勤車両では許容(満員)積載量は定員の155%、クロスシートでは定員110%が設計基準値とされています。

筑豊電気鉄道5000形電車
  • ●編成  3車体2台車・関節連結固定編成
  • ●起動加速度 2.5 km/h/s ♥断然高加速!
  • 減速度(常用) 4.4 km/h/s
  • ●減速度(非常) 5.0 km/h/s
  • ●編成定員 87人(座席34人)
  • ●編成重量 約23t ※定員乗車時積載量 55kgX87名≒4.8ton 編成♥総重量27.8ton!
  • ●全長・全幅・全高;;17,600 mm X2,380 mmX3,970 mm ♥ほぼ「DENCHA」1両分の短さ!、つまり踏切閉鎖時間が短くて済みます!
  • ●主電動機 三相かご型誘導電動機、定格出力 85kW 編成出力 170kW ♥省エネルギー
  • ●定員乗車時 パワーウエイトレシオ 163.4 kg/Kw 

レールにやさしい!ので維持管理・設備更新費が大幅にコストダウンできます!

定員が少ないように感じるかもしれませんが...

鉄道なので、後述するように道交法の全長30m規制を受けま線(せん)!

つまり朝夕3連の長大編成!10分間隔で、昼間でも単行15分間隔運行となれば、当てにならない"高速バス?"等よりよほど頼りになる♥transporterとなります!

MTSでの3編成連結運行

所要時間

表定速度 22㎞/h(※23)として 11.3㎞÷22㎞/h≒ 31分!

渋滞に巻き込まれない!ので所要時間短縮に繋がります!

超低床トラムカーは高加減速なので一般道を渋滞に巻き込まれながらのろのろ走る「西鉄高速バス?」等よりはよほど"高速"です!

参※22)旧富山ライトレール 奥田中学校前⇔富山駅前間の併用軌道親切実績より算定。

参※23)富山地方鉄道富山港線(旧ポートラム)奥田中学校前⇔岩瀬浜間6.5km全11駅!(最短駅間距離400m!平均駅間距離650m!)の"鉄道線・単線区間"の運行実績より算定。

車両整備費 合計20億円

ラッシュ時必要編成

10分間隔運行で 終点返し駅停車時間込み 上下合わせて7本!

2編成連結運転として 14編成 

整備編成数 予備編成2編成込みで 16編成

車両購入費 約1.2億円X16編成≒ 19億円

予備部品 1億円

総事業費 約62億円!(多くても100億円以内

※車両基地は旧志免駅近傍の旧志免鉱業所跡地を利用。全般検査は筑豊電気鉄道車両基地へトラック輸送で。

※変電設備は途中3ケ所の停車場付近に設置。(直流600V電化なので、小さな変電小屋!程度で事足りる!)

現状発展を阻害している「通勤通学渋滞」を躱すには勝田線(単線)の電化復活LRT化を行う以外に(鉄)路は残されていないでしょう!

第4目 車両軽量化は運行コストの大幅コストダウン!に繋がる

鉄製レール上を鉄輪が転がるのですから、車両(Wheelset:輪軸・ bogie;台車)にも衝撃が加わり、耐久性(部品交換)にも影響します。

車体軽量化のメリットは保守点検・整備・部品交換費用の大幅削減!

Railway track(軌道)にかかるダメージ(衝撃力)Fニュートンは、

(m;質量、v;速度、Δt ;時間)

F=m・v/Δt であらわされます!

総重量が重いと、もろにRailway trackの耐久性(耐摩耗・金属疲労)に繋がります。

つまり、軽量 Tram Car は Wheelset(輪軸)にかかる負荷が軽減減されて、

車両の保守点検・整備・部品交換費用も抑えることが可能です。

さらにレールにも優しい!ので安価・軽量で"扱いやすい"40kgN レールが使用きます。

つまり車両軽量化は、運行経費(維持管理・設備更新費)の大幅なコストダウン!』に繋がります。

第5目 超低床車両使用はバリアフリー法とユニバーサルデザイン政治圧力への盾!

本線と独立した♥盲腸線」ならば、乗り入れを考慮しないで良くなり、筑豊電鉄のように「超低床トラムカー」が使用できます。

つまり、ナチュラルバリアフリーの「超低床トラムカー」ならば、全国の Metropolis(大都市)で吹きまくっている、バリアフリー法(2006年12月20日施行)とユニバーサルデザイン政治圧力の暴風を躱すことが可能です!(※01)

つまり先々巨額の設備投資に苦しめられる心配がありません!(※02)

参※01)当サイト関連記事 超低床トラムの走る LRT の美点は生まれながらの"バリアフリー&ユニバーサルデザイン"を備えている事 はこちら。

参※02)当サイト関連記事 ホームドア設置圧力!は消費者活動などでは無い!経産省と業界の「計り事」にすぎない! はこちら。

第6目 ホームドア設置は恒久的な巨額投資!が...

※このお金(20億円!)は"誰(自民党?共産党?)の懐"を潤したのでしょうか?

膨大な初期投資が...

ホームドア設置は一般人が考えているように、ただただ「ホームドア」だけを設置すればよいだけではありません!

ホームドアを設置するには「正確な停止位置」が必須条件となり、現行のCTC(列車集中制御装置)+ATS(自動列車停止装置)を、CTC+ATO(自動列車運転装置)or TASC定位置停止装置)に改修する必要があります!

つまり信号設備(地上設備)、走行車両共に大規模改修が必要で、巨額の refinance(再投融資)必要とします!

参)当サイト関連記事 ホームドア設置圧力!は安全対策に名を借りた! 鉄道関連 syndicate, cartel の救済処置!官僚達の生涯設計にすぎない はこちら。

設備後も膨大な維持管理・設備更新費が...

しかも、新規設備しただけでは終わりません!

ホームドアにも寿命(耐用年数)があります。

つまり、維持管理(点検整備・部品交換)、設備更新(総入れ替え!)が未来永劫続きます!

なので、財政基盤の脆弱な地方公共団体では、ホームドアが必要ない超低床トラムカーによるLRT(※23)化事業が推進されているわけです!

参※23)当サイト関連記事 超低床トラムの走る LRT の美点は生まれながらの"バリアフリー&ユニバーサルデザイン"を備えている事 はこちら。

 

公開:2019年10月22日
更新:2024年3月22日

投稿者:デジタヌ

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