輸送力増強には莫大な事業費!が...《 JR奈良線 第6回》
一般人は、リースとレンタルを混同して使いがちですが...
レンタルは、レンタカーやレンタサイクルに代表される短期貸し出しのことで、
リースはコピー機に代表されるように長期貸借契約で、どちらも"経費処理"できますが...
リース契約は、融資に近い形態で、長期間にわたり設備を借り入れるわけで、一般的な機材だと契約期間は5年60ケ月となっています!
また再リースと言って、61ケ月目から次の5年間は、1カ月の支払いで借り受けることができます!
鉄道の場合は、車両では"全検"(車検)の都合で、3年から8年のリース期間が設定されるようですが...
※英国の鉄道車両リース契約(※21)は有名ですが、"現在の日本"ではリース車両による運行は行われていません!)
参※21)当サイト関連記事 JRTT鉄道建設・運輸施設整備機構が改組できれば 整備新幹線網建設"妄想"が... はこちら。
第1項 リースと融資(借入金)の違い
軌道施設では、リース契約と、割賦(ローン契約)契約が行われていて、前出のJRTTが40年契約を請け負っています。
第1目 在来線はローン契約が主流
在来線の新線事業では、各「鉄道事業者」と割賦(ローン契約)契約が行われて、JRTTが建設を請け負うことが多いようで、東京メトロ、都営地下鉄、在京民鉄の"神線"区間は殆どがこの方式で建設されています。
2023年に完工した相鉄新横浜戦・東急新横浜線、がこの方式です。
第2目 整備新幹線は40年リース契約
代表的なのは、整備新幹線で「鉄道事業者」であるJR各社とJRTTが40年長期リース契約を行っています!
更に、 JR各社が誕生する1987年4月1日以前に、建設されていた新線は「リース方式」でJR各社に引き継がれました。
それで、名古屋の城北線(第2種鉄道事業者は、株式会社東海交通事業)はJR東海がリース契約して、伊勢鉄道は3セク伊勢鉄道株式会社がリース契約しているのです。
- ●伊勢鉄道40年リース契約満了2026年10月。
- ●城北線 40年リース契約満了2028年2月。
1-2-1 リース契約の盲点が
両路線ともに、電化、路線延伸、増線(複線化)などの設備増強を行うと、リース価格が上昇(期間延長)されてしまい、おいそれとは手が出せない!のです。(※22)
なので両線共に、利用者へ"高額運賃"負担と"不便"な"盲腸路線!"という"しわ寄せ"が生じているわけです!
参※22)伊勢鉄道、東海交通事業・城北線、共に電化が出来ないのは正にこの為です、更に城北線が中央線と繋がらないのもこのためです。
★第2項 都市部で3セク鉄道事業が増えたわけ
下記はいずれも、新規路線(利益誘導事業)なので、都市計画事業として国庫補助が受けられなかったので、第3セクターが設立された事業です!
大阪では財政悪化と共に、東京でもバブル景気(1986年12月から1991年2月までの51か月間)以前の美濃部共産党貧乏都政のあおりで...
- ●1974年7月10日設立 株式会社大阪港トランスポートシステム(大阪メトロ中央線大阪港以西)
- ●1977年7月18日設立 神戸新交通株式会社(ポートライナー、六甲ライナー)
- ● 1986年4月8日設立 多摩都市モノレール
- ●1988年4月25日設立 ㈱ゆりかもめ(東京臨海新交通株式会社、ゆりかもめライン)
- ● 1988年5月25日設立 関西高速鉄道株式会社(JR東西線、なにわ筋線)
- ●1991年3月12日設立 東京臨海高速鉄道 (りんかい線)
- ●1996年11月21日設立 大阪外環状鉄道株式会社(おおさか東線)
- ●2001年7月10日設立 中ノ島高速鉄道(京阪中之島線)
- ●2001年7月10日設立 西大阪高速鉄道株式会社(阪神なんば線)
※2008年3月開業の日暮里舎人ライナーはバブル景気崩壊後の金融ビッグバンの影響で"焼け太り"して財源が豊富になった東京都(交通局)の直轄事業!
第3項 上手く住み分けて?いた近鉄とJR
GoogleMapをご覧になればお分かりの通り、同じ"奈良線"でも、JRみやこ路快速と近鉄急行は停車駅を千鳥にして、お互いに完全バッティングしないようにしています?...
★
第1目 宇治市と城陽市の持続可能な都市開発(地上げ!)税収Upに貢献
逆に言うと、宇治市と城陽市のJR勢?は、京都市内アクセス条件(所要時間)が悪く!、駅前の"地上げ!"がなかなか進ま無かった!のです。
つまり、JR奈良線が"複線化"されて大幅に♥所要時間短縮!して、やっと京田辺市との差が♥縮った!のです。
奈良線の複線化のおかげで、京都の"奥座敷?♥六地蔵駅前♥宇治駅前♥城陽駅前市街地が脚光を浴びて、マンションブーム?となったのです。
第2目 強敵滋賀県の琵琶湖線沿線各都市への♥対抗策!にも...
新快速のおかげで琵琶湖線沿線都市(新快速停車駅前)に、
後れを取っていた?京都府南部が、奈良線の♥複線高速化で見直された!のです。
3-2-1 一般人はよく"勘違い!"するのですが...
行政当局にとっては住人(市民)が"増えるだけ"では、
歳出(公共インフラ整備)が膨らむ!だけで、いいことばかりでは無い!のです。
少子高齢化!、地方都市衰退!の嵐が吹き荒れている21世紀においては、人口も都市の活力!?を示す一つの指標?でもあるわけですが...
更に宇治市・城陽市には企業の事業所(工場)もあり、やはり嵩物(市民)も欲しい!?のも事実です。
3-2-2 自治体が最も重要視する点は♥税収UP!
♥転入者人気が出ると... ♥地価が高騰!します。
特に通勤に便利な駅前の一等地!は♥人気(地価)が急騰!します。
つまり市にとっては固定資産税の♥税収アップ!につながるのです。
3-2-2-1 既に十分に貢献できた奈良線部分複線化!
そういう意味合いでは、奈良線の部分複線化は「地元の活性化?(地上げ!→固定資産税増収!)」には♥十分貢献できた!訳です。
というより、今までがあまりにも評価が低かった!のかもしれませんが...
駅前シャッター通りや、中心市街地の空洞化!等と自治体が騒ぐ!のは、
市民の事など考えた上ではあり魔線!。
ずばり税収が目減り!が問題になるからです。
参※)当サイト内関連記事 駅前・市街地空洞化は一部のジャーナリストとエコノミスト?がつくり出した造語!では... はこちら。
第3目 ベッドタウンの駅前が♥高層化するのは...
琵琶湖線守山駅前の例を見れば一目瞭然ですが...
新快速が停車するようになって、人気が出て地価が高騰!したのです。
なので、戸建ての建売などとても建てられなくなっただけ!ですが...
3-3-1 賃貸マンションが♥持続可能な税収Upに繋がる
持続可能な税収Up(地上げ)には、分譲マンションより賃貸物件が増えるほうが、得策!でもあります。
何故なら、転入者に人気が出て家賃相場が"高騰"すれば、物件の評価額・固定資産税ものUpも順調に進む!からです。
3-3-2 公共サービス・インフラ整備も容易くなる
更には、上下水道などのインフラ整備、ごみ収集などの公共サービスも、郊外の戸建て住宅地よりは効率的!に進めることが可能と成ります。
つまり転入者\逢花に依る歳出Up(支出増加)を抑えることが可能と成ります。
3-3-1 ど田舎では都市型高層集合住宅では買い手が付き魔線!が
例えば北陸新幹線の安中榛名駅前では、地上げを期待して地元自治体が山林を切り開いて!駅前ニュータウンを造成したのですが...
不便!な割には分譲価格がベラボウで、小売店(ショッピングセンター)も出店してくれず!結果として「日常の生活物資ですら入手困難な陸の孤島!」では、宅地も売れ残って!見事地上げに失敗しています!
これ以外にも、JR四国のオレンジタウンなど全国には数多くの失敗例が...
まあ城陽市の様に京都市内から至便!?でも、せいぜい駅前マンションぐらいにしておいた方が良いでしょう。
間違って!駅前再開発でショッピングモールでも作ろうものなら、野洲駅前の平和堂の「二の舞」と成って終うでしょう...
公開:2025年4月21日
更新:2025年7月 2日
投稿者:デジタヌ
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