連載『 JR桜井線が廃線の危機に!LRT 路線に転線すれば延命の望みが...』ー最終回ー
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地方都市の近郊路線で問題となっているのは、前途した様に『ユニバーサルデザイン対応』、つまりバリアフリー化、と転落事故防止柵(策)ですが...
ホームドアーの設置には莫大な費用が掛かり、とてもローカル線や弱小鉄道事業者の手には負えません!
今後、奈良県内でもこの問題がクローズアップされだすと、間違いなしに桜井線は廃線!となります。
更に前途したように、昼間時間当たり一本往復!"鹿"(しか)運行されなくなったの"奈良"(なら)、廃止は秒読み段階!だといってもいい"加茂"(かも)...
「座して死を待つ!」より、堺市のように"実のある補助金"(阪堺電車堺トラム増備補助)策を考えたほうが良い!のではないでしょうか。
♥堺市民の愛情で今日も元気に走る堺トラム!
ホームと、線路の段差は歩道と車道の段差程度になり、「酔っ払いでもない限り」は転倒はありえなくなります!
つまり、桜井線と並行している国道169号、国道165号を走っている、路上にある路線バスのバス停よりも♥安全で、しかもお年寄りや、お体の不自由な方にも乗り降りが楽な「♥バリアフリー化」が達成!できるのです。
第1目 ホームドア設置には莫大な費用!が
「アホたれ国会議員!」も含めて一般人は、お気楽にホームドア設置を求めますが...
前途した様に、はホームドアを採用するには、車両をデジタルATC、ATO対応にして、停止位置を厳格に合わせなければなりません!
つまり見かけ上はホームに設置された可動柵ですが、車両、運行管理システム全般を更新する必要があり、例えばまほろば線に適用した場合は何十億、何百億という巨額投資!が必要になり、とても今の利用状況では...
なので、廃線!にせざるを得なくなる!のです。
現在桜井線で採用された最新型227系電車と、福井鉄道でお馴染みの新潟トランシス製 福井鉄道フクラム型 超低床トラムカーの比較では...
第1目 性能比較
227系電車
- 最高運転速度 110 km/h
- 起動加速度 2.5 km/h/s
- 減速度(常用) 3.9 km/h/s、減速度(非常) 4.4 km/h/s
- 259名(2両編成)
- 車両定員 133名(クモハ227形)
- 126名(クモハ226形)
- 自重80.8 t(クモハ227形+クモハ226形2両編成)
- 車体長 19,500 mm
- 19,570 mm(先頭車両)
- 全幅 2,950 mm
- 車体幅 2,950 mm
- 全高 4,085 mm
- 車体高 3,680 mm(先頭車両)
- 一編成(2両1ユニット) 約2.5億円?
福井鉄道フクラム
- 2車体2台車連接車
-
設計最高速度 70 km/h
起動加速度 3.5 km/h/s減速度(常用) 4.4 km/h/s、減速度(非常) 5.0 km/h/s
- 3両固定編成乗車定員 155人(座席53人)
- 定員乗車時想定ロード 8.5ton /55㎏/人x155人、総重量45.5ton
- 110%混雑時想定170人(9.35ton) 総重量 約46.4ton
- 許容総重量 63ton(許容ロード26ton/設計許容軸重10.5tonx6軸)
- 駆動軸3モーター3軸 直角カルダン駆動(※3)(ベベルギア駆動)駆動ギア減速比 6.789
- モーター出力100kwx3基(軸)=300kw(400Hp)
- 登坂能力 67パーミル以上(但し空車時!)設計最高速度70㎞/h 運転最高速度65㎞/h、
- 全長x全幅x全高x乾燥重量 27.160mx2.650m x3.437mx37ton(定員想定重量約48.6ton 110%定員時約50ton )
- フクラム標準タイプ1編成(3両固定)3億1690万円(福井鉄道公式発表値)
第2目 圧倒的なフクラムの高加減速性能が"♥所要時間短縮!"に繋がる
2-2-1 必要なのは♥高加減速性能!
お子ちゃま"鉄オタ"は227系電車の最高速度に目が行くでしょうが、桜井線は最高速度85㎞/hで"猫に小判"で、全く無意味な性能!です。
むしろ桜井線に必要なのはフクラムの起動加速度、減速度(常用)、
つまり♥高加減速性能で、駅間距離が短いほど、所要時間の短縮に繋がる!のです。
2-2-2 227系電車では途中駅を親切(新設)すると...
次項で述べるように途中駅を増やした場合には、
227系電車では所要時間(表定速度41㎞/h)"意地"は不可能!になります。
宇都宮ライトレールでも採用が決まったこの車両は、直流600v仕様が標準ですが。
1500vタイプへの仕様変更でも大した技術的ハードルも無いし?、
メーカーにとっては今後の地方路線(3セク含む)への販路拡張も期待できて、
"新潟トランシスの開発協力も期待"できます。
第3目 軽量車体で省エネ設計
比べていただければ明白ですが自重が約半分です!
乗車定員は約100名減少しますが、運行間隔を短くできるので問題は生じない!でしょう。
むしろ昼間の閑散時の低乗車率時に、無駄な電力を消費しないで済む!わけです。
更には、軌道設備(レール、道床)への負担も♥lightで、維持管理、更新費用も軽減できます!
第4目 フクラムのメリットは車体が♥"膨らむ"でいること!
フクラムの美点は、鉄道線走行を前提としていて車両幅が「膨らむ」?!でいる点があげられます!
つまり現行のホームを2分割して低いホーム部分をこさえれば、車両限界、は通勤型車両と大差なく建築限界が共通化できて現状の♥JR快速電車と共存!できます。
(将来的に東武鉄道への直通を目論んでいる)宇都宮ライトレールが通常タイプの市内用超低床車両を採用しないで、"フクラム"を採用したのは車両幅が「膨らむ」だったからです!
参※)当サイト内関連記事 何やら?...ふに落ちないライトラインの車両選定過程! はこちら。
♥鉄道線のまま!で♥LRT化するので、軌道線のように道交法の長さ制限(全長30m以下)を受けません!
つまり2編成・3編成の増結とすれば朝夕のラッシュアワーにも♥十分対応!できます。
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※パブリックコメントとは...
パブリックコメントとは聞こえはいいですが consensus(総意・協心)を得るための"異見"聴取ではありません! ...feudalism,dictatorship に下づく施策に、 subordinate(従属させる)oppression(抑圧!) と同じ、つまりは中共が行っている oppression と何ら変わりません!
参※)当サイト関連記事 『 パブリックコメント 制度とは...』 はこちら。
関連団体リンクテーブル
- ●国交省 鉄道局港湾局( 産業競争力強化と国内物流拠点の形成 資料)航空局空港部空港施設課 都市局 道路局 ホットライン
- ●奈良県 県土マネジメント部 ・地域交通対策課
- ●奈良市
- ●JR西日本 ( 組織図) 鉄道本部 新幹線事業本部 建設工事部
公開:2019年4月30日
更新:2024年12月26日
投稿者:デジタヌ
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