狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

Essay『南海高野線汐見橋支線?は廃線などにはならない!...いつ迄も走り続ける!』ー最終回ー

ここをクリックするとこの Content の Opening に戻れます!

★後書き 明るい未来に向かって走り続ける『汐見橋線』

たとえ、現在懸案となっている高野線の大阪市内区間の連続立体交差高架化事業が大阪市の都市計画事業にとなり、

『建設費の大半を「道路特定財源=ガソリン税」で拠出するので、南海さんの自己資金調達はあまり心配ありません...』

甘い誘いをかけられたとしても、またぞろ交換条件で...

『ただし汐見橋支線?は天王寺支線同様に廃線にしてください!

などという交換条件が付いていたのでは、そうおいそれとは誘いに乗れない!わけです。

というわけで、「なにわ筋線」(南海連絡線)が現行計画通り2031年に完成して、(新今宮と今宮駅の間から分岐して)新・難波駅地底ホームを経由して、JRとの共用本線区間に"乗り入れた"としても...

「大阪市の獅子身中の虫」南海電鉄の「出城」汐見橋駅と高野線本線汐(見橋線)は、廃線にはならない!でしょう。

参※00)当サイト関連記事 大阪市内の南海・高野線・連続立体交差化も実現可能! はこちら。

★第1項 すれ違い列車も無い!のに「複線」を"意地"?している♥高野本線!

南海が列車交換も必要ない!「極赤字路線」!を「複線」にしたまま"意地"管理している事実は南海だけに「難解」ですが?...

通称南海汐見橋線・汐見橋駅は

実情は1日の平均乗降客数575人(2016年)の"都会の秘境駅?"ですが...

通称南海汐見橋線は南海鉄道の誇りであり大阪市内の第2の拠点なのです!

「現存する在阪の唯一最古の私鉄・南海電気鉄道」の起源の一つである大阪高野鉄道が20世紀とともに大阪市内乗り入れを果たした記念すべき「出城」 なのです!

1985年6月16日岸ノ里駅構内で路線分断して以来は...

1925年(大正14年)3月15日の岸里駅東連絡線(短絡線)開設以来 難波駅乗り入れを開始して、1929年には高野線全列車が難波駅始発となり、さらに1985年6月16日岸ノ里駅構内で南北に路線分断さてれて実質盲腸線となりましたが...

現在でも汐見橋駅は"0kmポスト" を持つれっきとした『南海高野線の始発駅』です!

すれ違列車は来なくても「立派な複線!」

営業キロ;4.6㎞ 途中駅;3駅、所要時間;約9分

5時55分/岸里玉出駅発(6時10分/汐見橋駅発)の始発から終電22時代まで21時代(21:30発)を除き汐見橋発毎時10分&40分発で運行されている路線!

たった1編成(2両連結)の同じ電車が行き来しているだけで、単線でも充分な「すれ違い列車の無い!」の大都会にある超ローカル線!ですが...

★第2項 「繁華街ミナミ」は汐見橋まで伸びてくる!

もう少しの間 辛抱強く我慢すれば「繁華街ミナミ」はきっと汐見橋まで伸びてくるでしょう!

帝都・東京で行われている「都心部乗り入れ前の分岐」の優位性から考えても、「高野線」汐見橋本線!は南海にとっては"切り札的路線"であり、単なる捨て石の「ローカル支線」ではないのです!

(※次項は当サイト関連記事 大阪の表玄関・梅田界隈と大歓楽街ミナミを結ぶ"目抜き通り"の変遷より一部転載した記事です)。

第1目 嘗ては陸の孤島だった桜川ですが...

難波⇔大正間の大阪市電が廃止された1964年から1970年までのこの Region は「陸の孤島」状況で正しくarea(空き地)同然でしたが...

1970年の千日前線開通、 2009年(平成21年)3月20日の阪神なんば線開業以来汐見橋駅周辺(桜川周辺)はアクセス至便 zone ! に生まれ変わっています。

この Region への「商業施設」進出は(令和元年現在)現状さほど顕著ではありませんが、将来的には「商業ゾーン」として大発展が期待できるZoneです。

ミナミは東西?に広がりだしている!

地図をご覧いただければお分かりの様に、御堂筋(心斎橋筋)の南北筋と、千日前通り(道頓堀)の東西通りの交差点「大阪難波」を中心にして商業エリアが東西に広がってきています!

●緑のラインがウッドデッキ

また2000年頃から大阪市開発公社の手によって道頓堀の両岸に整備されてきた遊歩道とんぼりリバーウォーク (※01)が、現在はJR難波駅前にある「なんばハッチ」と対岸を結ぶ"歩道橋浮庭橋"で終わっていますが"汐見橋"までは残り僅か800m!

この区間にウッドデッキが延長されて道頓堀川両岸が再整備されれば、両岸には商業施設・飲食店が進出して、千日前通りにも四ツ橋筋同様に「オフィスビル」が立ち並ぶようになるでしょう!

参※01)2012年4月からは、大阪市から南海電気鉄道に管理と各種イベントなどの運営が委託されています。)

第3項 阪神なんば線開業で未来が開けた!

阪神なんば線開業で、以前からあった"いじわる"「地下鉄千日前線」桜川駅よりもずっと近い"すぐ目の前"に阪神・桜川駅が開業した今、

さらには2037年頃にはリニア中央新幹線!もやってくるかもしれません?(※02)

そうなれば今は「マンション」などが立ち並ぶこの辺りも、「四つ橋筋」同様にオフィスビル街に生まれ変って、通勤客や、昼間の「買い物客」の人通りも増え、1900年の大阪高野鉄道「道頓堀駅」開業当時以上の賑わいを見せるのは間違いありません!

※02)当サイト内関連記事 中央リニア新幹線は名古屋駅→奈良駅→"大阪・難波"終着ルートで... はこちら。

阪神なんば線淀川橋梁掛け替えで未来に繋がる

更に、「絶対に損をしない阪急商法」(※03)で知られる阪急・阪神ホールディングスの一員・阪神電車が"なにわ筋線開業"に合わせて?2032年完成予定で、淀川橋梁架け替え事業を行っています!

勝算が無ければ"絶対に投資しない"親会社"が許可を与えた橋梁架け替え事業です、阪急・阪神ホールディングスは今後ともにミナミが繫栄する確実な情報を得ているのでしょう!

更に、不動産事業を展開するために、グループで秘密裏にミナミ一帯(日本橋・桜川周辺の千日前通り沿道)の用地取得を行っているかもしれません?

嘗て、阪急梅田駅(3番街)造営!プロジェクトの時も、「極秘裏」に用地取得を成功!させています。

参※03)当サイト関連記事 『絶対に損はしない 阪急 商法』...日本の私鉄におけるフィロソフィー抗争?の歴史はこちら。

ここをクリックするとこの Content の Opening に戻れます!

※脚注 関連団体 ♥問い合わせ先 リンク集

※ここをクリックするとこのページの"Top index"に戻れます!

関連団体リンクテーブル 

年表に示しましたように、起源となる初代・阪堺鉄道は、新興勢力の地元プロモーターいわゆる「興行主」つまり少々"怪しげな人たち"が出資しあって興した会社です。

この伝統は、今も引き継がれているようで?、お堅いはずの鉄道会社にしてはかなり怪しげな会社を傘下に持っています。

今回このコラムの起筆に当たって小生が、電鉄本社広報に天王寺支線について一部不明な点を問い合わせたところ、『当社の社史に関する質問に関しては一切お答えできません!』と断られました!...

今でも個人株主にXXX関係者がかなりいらっしゃるのかもしれません?

 

公開:2019年2月24日
更新:2024年2月23日

投稿者:デジタヌ

Essay『南海高野線汐見橋支線?は廃線などにはなら無い!...いつ迄も走り続ける!』ー第7回ーTOP連載『 大阪市内の高野線連続立体交差事業不可能説?!は"地上げ屋″の買い占め策某!』ー第1回ー


 

 



▲南海 電車調査班へ戻る

 

ページ先頭に戻る