Fantasy『 なにわ筋線"阪急十三支線"はJR"北方貨物線旅客化!"で必要無くなる!』ー第2回ー
2019年7月10日 11:00 より 近畿運輸局長室で 許可状交付式を行う旨が発表されました。
関西高速鉄道(株)から申請されていた第三種鉄道事業及び西日本旅客鉄道株式会社、南 海電気鉄道株式会社から申請されていた第二種鉄道事業の鉄道事業許可申請(なにわ筋線) について、鉄道事業法第3条の規定に基づき、明日(令和元年7月10日)付けで、申請 のとおり許可します。...<ニュースリリースより引用>
まずわ、新線大好きの純情派「鉄ちゃん」?の皆さま方と、地元孫請け!土建屋の親方さん方におかれましては心よりおめでとうございます」とご祝辞を申し上げておきましょう...?
第1項 レンタル車両営業では第一種鉄道事業者として成り立たない!半休新大阪支線
新大阪⇔十三間の阪急新大阪線を、自己負担で建設出来ても?車両を新造しないのならば、直通事業者(南海)の車両をレンタルして第一種鉄道事業を行うか、南海さんに第二種鉄道事業をお願いして第三種鉄道事業として黒子に徹するかしかない訳ですが...
第1目 沿線途中駅が少なすぎる急行線の"何話?(なにわ)筋線"では...
但し新大阪⇔十三⇔大阪駅(地下ホーム)⇔中の島⇔西本町⇔なんば間をカッツ飛ばす途中益(駅)が少無い"実質急行線"何話?(なにわ)筋線"(※11)ではさほどの"現金利用客も見込めま線!(つまり"なにわ筋線"は京阪中之島線(※12)同様にお荷物赤字路線!と言うことに...)
但し、十三⇔新大阪間の「新大阪連絡線」も阪急線ではなく関西高速鉄道(第三種鉄道事業)に譲渡すれば、第二種鉄道事業・南海としては"乗り入れ"しやすくはなります!が...
それでは、当初計画を変更して、難波⇔大阪駅間とした、現行路線計画(新線建設費削減!)の意味合いが無くなります!
いずれにしても阪急新大阪連絡線という看板は上げずらくなる!わけです。
つまり常識的には阪急新大阪線構想?は実現不可能な vision(空想)、delusion(妄想)で、取得済みの事業用地の単なる地上げ材料のアドバルーン だったという事になるのですが...
参※11)当サイト内関連記事 なにわ筋線 が開業しても" 西区 区民 大阪市民 "には何ら役に立たない! はこちら。
参※12)当サイト内関連記事 京阪中之島線は"萱島駅"とICT夢洲(賭博・犯罪Town!)" "を結ぶ 市内観光( 緩行線)に... はこちら。
第2目 建設費の"借款"と償還の目途が立たない
"なにわ筋十三支線"建設費870億円以上!と新大阪連絡線建設資金の目途???が...
「阪急さんについては、引き続き検討事項???」となっているだけでその後進展の様子は見られず、pending となって終っているのです。
しかもその後、阪急さんからも、進展報告はありま線(せん)!
過去に新大阪⇔淡路間の鉄道敷設認可を「廃止届出」(※13)した前科があり、認可が下りたからといって即着工とは限りませんが...
依然として"なにわ筋連絡線(十三支線)"部分870億円以上という巨額な建設資金の調達が、大きな問題として立ちはだかっているのでしょう...
参※13)前途した様に、鉄道は(1919年8月15日施行の)地方鉄道法当時から届け出だけで、廃止が出来ました。
現行計画では40年間の償却が困難!
では、両路線ともに、阪急電車沿線利用者に限られて40年間の償還は難しいとされています!
つまり、現状でも、JR京都線、おおさか東線、OsakaMetro御堂筋線の3路線が競合(共存)関係にあり、そこに半休新大阪線が、新規参入しても、阪急沿線しかも神戸線・宝塚本線以外の利用客は望めない!わけです。
某・能天気!自称ジャーナリスト?は"めでたい"お話をしていますが...
阪急さんが「なにわ筋連絡線」「新大阪連絡線」を建設すれば、折り返し設備などの問題でJR側が難色を示している梅田貨物線(北梅田⇔新大阪)に頼らなくても南海電車さんの「新大阪駅乗り入れ折り返し運転」が実現できて「めでたいことだ」と言っているようですが...
「おめでたい」のは提灯持ち記事を書いた自称!高痛計傾ジャーナリスト?の方でしょう!
第3目 2019年10月23日にマスコミを通じて阪急の新たな動きが報じられましたが...
各誌で微妙に内容が異ないますが、2019年10月23日マスコミ各誌が報じた最新リーク情報?(関係各位の公式発表・ニュースリリースは無い!)では、
半休電車が"近く"「なにわ筋線」建設事業関係者(関西高速鉄道)と正式協議に入りたい"意向"を漏らした?ようですが...
マスコミリーク情報を深読みすると
阪急が漏らした?内容によると「新大阪連絡セン!?」と「なにわ筋連絡セン!?」をセットで(約1400億円!)建設したい旨を、「なにわ筋線」の認可鉄道事業者3社 南海・JR西日本・関西高速鉄道(なにわ筋線建設主体)および出資者である大阪市・大阪府と「建設Scheme協議(金算段?)に入りたい意向」を申し入れたようです。(建設主体関西高速鉄道などからの発表は有りません!)
前途した令和元年10月23日マスコミ各誌が報じた阪急電車の最新リーク情報?では「正式な協議」に向かいたい?程度で...
阪急の思惑と背景は
某自称ジャーナリスト(Communist?)の邪推記事からも読めるように...
- ●難解電車のJR梅田貨物線(大阪駅地下ホーム⇔新大阪間)の直通交渉の難航。
- ●現行・発表されている乗入れ列車の本数の少なさ(はるか・くろしお、新・ラピート(急坂対応!)などの優等(有料)列車のみで両社あわせてもたったの5本/時間!程度。
- 更に現状"急坂対応"の南海高野線通勤型ズームカーのなにわ筋線乗り入れ予定はなし!
- ●大阪駅地下ホーム⇔難波・なんば(JR、南海)間にはダイヤに十分すぎる余裕がある?
等の背景があり
『阪急新大阪線便乗!乗り入れについては"南海は歓迎"するだろう...更に阪急電車の運行枠(ダイヤ)にも余裕がある?』との思惑のようですが...
第2項 鉄道事業者 Federation (trust)を主宰している政策投資ファンドは甘くない!
彼ら経済感覚のない、能天気組鉄オタは、お金(建設資金)が天から降ってくる様に思っているのでしょうが...
日本の大手鉄道事業者は、日本マスタートラスト信託銀行と日本カストディ銀行が♥Hub となって、独占禁止法に抵触し無いレベルで、アライアンス関係(広範囲にわたる提携関係)trust を結成して、♥共存共栄!を図っているのです。
なので大阪では(軌間の違い!)で実現し無い、旧JNRと旧民鉄の相互直通運行が、関東では盛んに行われている!訳です。
冒頭で述べた様に、仕組まれた!バブル景気顛末劇により、日本全土!から独立系の地場産業"大手"鉄道事業者は消失!してしまいました。
建設主体の、関西高速鉄道、JR西日本、南海電車、及び阪急電車の出資者政策投資ファンド(金貸し)はそんなに甘い人たちではありません!
第1目 政策投資ファンド
日本マスタートラスト信託銀行
有価証券の保管や管理事務を行う日本の資産管理業務に特化する銀行(信託銀行)である。設立当初はJPモルガン系だったが、現在は株式を三菱UFJ信託銀行などが保有している。《日本語ウィキペディアより引用》
生い立ち
- ●1985年 米国系のハゲタカファンド?チェース・マンハッタン信託銀行として設立
- ●1999年 ドイチェ・モルガン・グレンフェル信託銀行→ディーエムジー信託銀行に改称しました。
- ●2000年 金融ビッグバンで立ち直った?国内金融資本が加わって日本マスタートラスト信託銀行に改称
- ●2005年 海外資本が完全撤収して、♥国内金融資本100%体制となり、2行目の国内金融系政策投資ファンドになる!
日本カストディ銀行
日本マスタートラスト信託銀行と同様の投資ファンドです。
生い立ち
- ●2000年6月 金融ビッグバンで立ち直った!?純国内金融資本の日本トラスティ・サービス信託銀行として発足。
- ●2020年7月27日 日本トラスティ・サービス信託銀行が資産管理サービス信託銀行とJTCホールディングスを吸収合併し、日本カストディ銀行に商号変更。
第2目 なにわ筋線関連鉄道事業者
以下は今回のなにわ筋騒動?に関係している鉄道事業者のみですが、勿論これ以外の大手私鉄・準大手私鉄全て金貸しの魔の手?に染まっています。
参※)当サイト内関連記事 今や鉄道事業者 同士が覇権を争うご時世では無く!"共存共栄"を目指す時代となっている はこちら。
関西高速鉄道㈱
1988年(昭和63年)5月25日設立 株式非公開・非上場 3セク株式会社
主要株主
- ●大阪府 30.61%
- ●大阪市 30.61%
- ♥JR西日本旅客鉄道 30.58% ※やろうと思えば3セクのままでも連結決算子会社化できる!
- ●兵庫県 5.41%
- ●尼崎市 1.35%
- ●住友電気工業 0.31%
- ●南海電気鉄道 0.24%
- ●青木あすなろ建設 0.15%
- ●森本組 0.13%
- ●りんかい日産建設 0.11%
JR西日本
1987年4月1日(エイプリルフール!)に、JNR(旧・日本国有鉄道)の解体・分割により、旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律(同日施行)で将来の完全民営化を前提とした特殊会社(特殊法人)としてスタートしましたが...
以下の通り(JR3島を除き)現在は完全民営化!している♥会社法(2006年5月1日施行)に下ずく民間企業です!
- ♥1996年10月8日 東証プライム に一部株式公開・上場開始。
- ●1996年10月8日 - 名証1部 に一部株式公開・上場開始。(2020年12月26日廃止).
- ●1996年10月15日 - 福証 に一部株式公開・上場開始。(2020年12月26日廃止
- ♥2004年3月 全株式放出完全民営化。※この時点で財務省所管の金融怪の手中に...
主要株主
(2022年3月31日現在)
- ●日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 16.29%
- ●日本カストディ銀行(信託口) 4.64%
- ●三井住友銀行 1.84%
- ●三菱UFJ銀行 1.81%
- ●日本生命保険 1.64%
- ●STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 1.64%
- ♥JR西日本社員持株会 1.46%(組合活動に代わる新たな労働者の権利母体です)
- ●SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT 1.39%
- ●JP MORGAN CHASE BANK 385781 1.23%
- ●HSBC BANK PLC A/C HSBC BANK PLC AS TRUSTEE FOR PUTM ACS JAPAN EQUITY FUND 0.85%
南海電鉄(ホールディングス)
泉北高速鉄道をグループ子会社としているホールディングスでもあります。
主要株主
(2022年3月31日現在)
- ●日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 10.47%
- ●日本カストディ銀行(信託口) 5.64%
- ●日本生命保険 2.19%
- ●三井住友信託銀行 1.34%
- ●三菱UFJ銀行 1.30%実質完全
- ●JP MORGAN CHASE BANK 385781 1.27%
- ●三井住友銀行 1.26%
- ●池田泉州銀行 1.14%
- ●STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 1.06%
- ●髙島屋 0.89%
阪急・阪神ホールディングス関連事業者
阪急電車の子会社能勢電(株式98.5%所有)、そして阪急電車・阪神電車の全株式を保有しているホールディングスです。
下記グループ事業者以外にも、神鉄と競合(協調)路線を運行している"神秘バス"にも間接出資しています!
※エイチ・ツー・オー リテイリングは阪急・阪神ホールディングスの子会社です、
グループ企業がお互いの株を持ち合うのは昔からの習わしでもあります。
2005年4月1日に阪急電鉄株式会社が阪急ホールディングス株式会社となり、(阪急電車が完全子会社化)
2006年6月19日に阪神電鉄を完全子会社化しました。
同年10月1日に阪急ホールディングスから阪急阪神ホールディングスに商号変更。
主要株主
(2021年3月31日現在)
- ●日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 7.80%
- ●株式会社日本カストディ銀行(信託口) 4.80%
- ●日本生命保険相互会社 2.15%
- ●エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 1.73%(阪急・阪神ホールディングスの子会社)
- ●STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 1.66%
- ●株式会社日本カストディ銀行(信託口7) 1.61%
- ●株式会社日本カストディ銀行(信託口5) 1.60%
- ●株式会社三井住友銀行 1.48%
- ●株式会社日本カストディ銀行(信託口6) 1.42%
- ●株式会社日本カストディ銀行(信託口1) 1.27%
ー続きはこちらー
※ここをクリックするとこの Content の Opening に戻れます!
※ここをクリックすると"要約"付き Category Top menu table に戻れます!
公開:2021年4月17日
更新:2024年2月23日
投稿者:デジタヌ
Fantasy『 なにわ筋線"阪急十三支線"はJR"北方貨物線旅客化!"で必要無くなる!』ー第1回ー< TOP >Fantasy『 なにわ筋線"阪急十三支線"はJR"北方貨物線旅客化!"で必要無くなる!』ー第3回ー
▲阪急・阪神グループ 調査班へ戻る