狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 大阪メトロ"城北公園通り線"もLRT ならば 初年度から黒字達成!可能』ー最終回ー

★エピローグ 将来的には 南海電車汐見橋支線・なにわ筋ラインとを結んで大阪トラムとして一体運用も

第1項 LRTなら朝夕のラッシュ時も停滞知らず!

南海電車とその完全子会社の阪堺電気軌道が動き出せば、大阪市内交通の新時代が到来するかも?

南海・玉出岸里駅⇔JR梅田北駅前電停⇔太子橋今市間に阪堺電気軌道「なにわ筋・城北公園通 LRT 」(※91)が開業出来れば鉄道不在エリアの「都島区」と「大阪北梅田駅・梅田界隈」と「ミナミの期待の星"桜川"」を結ぶナチュラルバリアフリー路線を誕生させることができます!

「なにわ筋」部分の南半分だけなら地下鉄「なにわ筋線」計画の南海連絡線部分建設費約1000億円の1/7程度の総事業費150憶円程度で超低床トラム車両5編成!と併用軌道線新設・汐見橋線駅改良工事などすべてが賄えて"なにわ筋"沿道の西区・浪速区・西成区の住人や"沿道企業への通勤客"の日常の足が生まれます。

参※91)当サイト関連記事 大阪市西区 の公共交通不毛地帯"なにわ筋沿道の区民を救う"大阪LRTなにわ筋線"構想!  はこちら。

※福島駅から南行中ノ島方面のイメージ

城北公園通りは市電廃止後に生まれた新しい幹線

城北公園通りは1993年5月に整備が完了して主要地方道(大阪市道中津太子橋線)として指定された比較伊的新しい街道で、市電廃止以前にはなかった幹線で、市電は走ったことがない街路ですが現在大阪シティーバス34号系統のみが運行されていますが、ラッシュ時の混雑は...

更に、ラッシュに巻き込まれる路線バスは、急発進急ブレーキの連続で「立ち席は無きに等しい状態!」ですが...

グランフロント前から谷町線・太子橋今市間7.3㎞の城北公園通り(旧チンチン電車通り)に路面電車を復活させれば、北区、都島区、旭区の沿線住人にとっては非常に使い勝手の良い都市交通システムが誕生することになります!

第2項 先ずは超低床"バストラム"を用いた『 社会化実験 』から!  

♥METTIS virage serré ベルギーのVanHool社製ハイブリッドBus Tramの例。

現在、なにわ筋沿道の西区住人、沿道企業従事者の通勤・通学・昼間のお買い物は「役立たずの千日前線(※91)」のおかげで、「路線バス(大阪シティーバス」に頼らざるを得ない状況です!

利用者もいなくて役にも立たない、今里筋線延伸のための今更ライナー(※92)(無駄遣い赤字増産社会化実験)を行うくらいなら、

利用者の多い「城北通り(&なにわ筋」)」沿道で♥都市型BRT社会化実験(※93)を行いましょう!

参※92)当サイト関連記事 やとう 大阪メトロ 建設推進派に捧げる『 今里ライナー 』迷惑社会化実験?中間報告... はこちら。

参※93)当サイト内関連記事 トラム といえば『 BusTram 』を指す日が必ずやってくる! はこちら。

♥連接バスBRT社会化実験案

四つ橋線玉出駅から国道26号を北上し、松虫通で左折してなにわ筋を北上し、福島駅前を通り福島6丁目交差点で右折して、グランフロント大阪「うめきた広場」に至る経路と合わせて連接バス・トラムを使ったBRTを走行させて社会化実験を行えば、この区間の需要の多さがわかるはずです!

超低床連接バスなら・国産18m級でも定員120名で、現状の大阪シティーバスの2台分!

ラッシュ時の「ぎゅうぎゅう詰め」が解消できます!

更に、バス停を充実させれば、LRTに拘らなくてもそのまま♥"事業永続"も可能!です。

★後書き《 都市圏広域交通網 の進むべき"Road"とは... 》シリーズについて

(Version2 Revision1 /7/1/2023改訂)

第1項 21世紀の都市圏交通は一元化されたMetropolitan Transportation Authorityの時代に

♥RTD(Regional Transportation District,デンバー地域交通事業団の例

欧米先進国では"都市圏交通事業"は同一オーソリティー(公共交通事業団)による一元化の方向に移ってきています!

21世紀は、「ハードウェアー」(トランスポーター種別)の優位性を競う時代では無く、都市圏全体のtransit(交通機関)の有機的な結合による「ソフトウェアー」(運行体系)の時代です!

第2項 transportation systemごとの持ち味を活かして

現有のリソース(transportation network;交通網)が互いに強調して助け合い、同一事業体として効率的なtraffic networkを構築する必要があります。

地下鉄やモノレール、新都市交通、LRTなどの"軌道"に拘らずに、BRT、水上バスまで含めた広範囲なトランスポーターが有機的結合を果たして、"利用者"であり出資者(納税者)でもある一般市民の立場に立って、コストパフォーマンス(費用 対 効果 )についての総合的な検討を加えた上で、エコロジー・エコノミー・バリアフリー・コンビニエンス(利便性)の4拍子がそろった総合的な「一元化された都市圏広域交通システム体系(事業体)」が求められている時代では無いでしょうか!

狸穴総合研究所 地域交通問題研究室 出自多留狸

※脚注 関連団体♥ 問い合わせ先リンク集

※パブリックコメントとは...

パブリックコメントとは聞こえは良いですが、

自治体当局が『一方的な Scheme(企て!)についての Compliance(追認)!を促している』だけです!

つまり consensus(総意・協心)を得るための"異見"聴取ではありません!

feudalism(封建制)、ictatorship (独裁)に下づく施策に、 subordinate(従属させる)oppression(抑圧!) と同じ、中共が行っている tyranny圧政!) と何ら変わりません!

つまり目安箱(市政へのご意見・ご要望受付)すらない様な municipality は、『独善的で恣意的な独裁支配!を行っている』と言えます。

※参)当サイト内関連記事 パブリックコメント 制度とは... はこちら。

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公開:2021年7月 1日
更新:2024年2月29日

投稿者:デジタヌ

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