連載『 第2東北新幹線計画で品川⇔新宿⇔大宮間約13分!で結べる』ー第3回ー
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嘗て各地の特急車内で見られた"売り子"風に言うなら、
『東京名物"大宮⇔新宿⇔品川を結ぶビッグプロジェクト!はいかがですか~?"』
とでも申しましょうか...
※本事業は、整備新幹線事業ではありませんが、JR東日本が主体となって建設推進を表明すれば、リニア中央新幹線同様の「国庫補助」が得られます!
★第1項 東日本に暮らす"民の悲願"東北・東海道新幹線直通運転実現!が...
東北新幹線の定時運行が担保されるようになれば、東日本を生活圏として暮らす人たちの長年の悲願!
東北・東海道両新幹線の相互直通運転も夢ではなくなります!
第0目 直通運行を阻んでいるのは電源周波数ではない!
現状東北新幹線が東海道新幹線と相互直通運転が出来ないのは電源周波数(JR東日本50Hz、JR西日本60Hz)の問題ではなくて(※7)ten
- ●東海道新幹線の超過密ダイヤ!
- ●(冬季積雪時における)東北新幹線の遅延によるダイヤ乱れ!
上記の2問題が原因!です。
※参7)。車両としては、既に両周波数対応車両のE7系・W7系 が北陸新幹線(50Hz、60Hz両用区間)に投入されており、現在最高速度260㎞/hで運行されています!
更には、少々小難しい話にはなりますが、地上設備(変電設備)も高崎⇔軽井沢⇔糸魚川間が、それぞれ副周波数区間となっており、運行状況に応じて各区間で周波数を変更する仕組みになっています。
しかし、全列車が必ず停車する"終着駅"(東京駅・品川駅)ならば、一般的な"デッドセクション"で対処できます!
JR東海(東海道新幹線)は極度にダイヤ乱れを警戒していて、九州新幹線乗り入れを拒み、さらには山陽新幹線博多発の「のぞみ」まで乗り入れ規制しているのは「鉄オタ」なら周知の事実!
現行のように「東北新幹線の遅延が度々生じるような甚だ頼りない状況?」ではやはり実現が難しいのは事実です。
「第2東北新幹線・新宿・品川ライン」の新線整備が進み、東北新幹線・秋田新幹線・山形新幹線・北海道新幹線・上越新幹線・北陸新幹線の定時運行が担保されれば、交渉の余地は大いにあるといえます!
第1目 東北新幹線が定時運行を担保するには...
冬季積雪時のダイヤ混乱の最大要素「山形新幹線」(※21)については、板谷峠越え区間の積雪対策にめどが立ち、福島駅での"平面交差"が解消できれば、ある程度は問題なくなるでしょう?
(※2021年現在、福島駅での平面交差解消の為に、福島駅周辺線形改良事業がスタートしています)
参※21)当サイト関連記事 奥羽新幹線 妄想!に憑りつかれなくても 山形県 と 山形新幹線 には 伸びしろ がある! はこちら。
第2目 大宮⇔東京間の過密ダイヤ解消!
しかし、JR東日本の全ての新幹線が集う?大宮駅⇔東京駅間の過密ダイヤ解消とスピードUPには、現行区間の改修だけでは限度があります!
事実2021年のダイヤ改正から実施された一部区間での最高速路110km/h解禁でも、この間の所要時間は"1分"しか短縮されていません!
今以上の大幅な時間短縮には、第2東北新幹線建設しか手立てはないでしょう!
さらに現状の東京駅の(デッドゾーンを含む)構内配線変更は難しく、またリニア中央新幹線との接続を考慮すれば、品川駅での接続が最も望ましい形となります。
JR東日本としても新たに専用発着ホーム・出発待避線・デッドゾーンを建設出来る用地も(広大な品川駅の地下に)残されており都合の良いことばかりです?
第3項 リニア中央新幹線援護?の為に東海道新幹線減便!で余裕が...
リニア中央新幹線が開業すれば、東海道新幹線は「平行在来新幹線区間?」となってかなり余裕が生まれます!(そうしないと、割高なリニア中央新幹線(※10)に乗客が移ってくれません!)
そこで、東北新幹線の東海道新幹線直通乗り入れ(※7)にも♥応じてくれる可能性が更に高くなります。
但し、現在 真田正幸?静岡県知事が茶畑軍団!を率いて県内工区の着工を阻止(通過拒否)していることもまたよくご承知のはず...
静岡県が♥和解案(金!)を受け入れて着工を承諾すれば、中央リニア新幹線(品川⇔名古屋間)は2027年頃には無事開業できる見通しとなっています!
※参10)リニア中央新幹線の特急料金の予測
想定料金のヒントとしては「乗客一人当たりの輸送消費エネルギー効率」と「維持管理費と設備更新費」が考えられます。
- 現行「N700系新幹線車両」が 29Wh / 座席・km
- リニア新幹線では90 - 100Wh / 座席・km
最低でも3倍電力を消費する試算結果がJR東海浮上式鉄道開発本部 から公表されています
つまり特急料金に関しては現行の「のぞみ指定席料金」の3倍、が目安となります。
- リニア新幹線指定席特急料金(運行経費=電気代) ¥3,930X3=¥11,790-
更に運賃に係る維持管理費と設備更新費に関しては
維持運営費と設備更新費は運賃計算にかかわる金額なので、
建設中の リニア中央新幹線 品川⇔名古屋間285.6 kmの場合
- 運賃 ¥5,080x1.6≒¥8,130-ー
※つまり同じ会社で都市近郊路線や地方特定料金などの2重3重の料金規定はなかなか認めづらいので「東海リニア旅客鉄道」として別会社になる公算大!ですが...
合計 ¥19,920-!
いずれにせよ現状でも 約¥20,000ー!でないと採算ベースに乗らない!ことになります。
(詳しくは当サイト関連記事 リニア中央新幹線 の乗車運賃大胆予想! 空路と真っ向勝負して航空機を撃墜?をご参照ください。)
現行高架ラインを第3・東北通勤急行ラインへ転用も...
場合によっては現行新幹線高架線の大宮⇔赤羽間は埼京線の複々線化に、赤羽⇔東京間は東北通勤線に改修して転用すればこの間の在来線輸送力増強にもなります!
※地下新線化により大宮⇔東京間の大幅な所要時間短縮が図れれば、現行東海道新幹線などに比べ線路容量(ダイヤ)には余裕があり、現行ラインを埼京線や京浜東北線に転用することも十分に可能です!
ー続きはこちらー
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公開:2019年12月14日
更新:2024年2月23日
投稿者:デジタヌ
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