連載『 埼玉高速鉄道は三田線につなげない限りいずれは先代!武州鉄道同様に...』ー第5回ー
現状のさいたま市内線延伸構想は、現経営陣(社長)の一儲けを企む?我田引水"欲望"で、将来の需要予測や首都圏構想とは無縁の存在です!
第0項 21世紀の transportation system は♥3Eを目指す世紀...
21世紀の日本は、『現状の♥ resource を有効活用して、無駄な重複投資を省き、♥ecology(エコロジー)、♥economy(節約)に配慮した ♥evolution (進化)の3Eを並立すべき時節』なのです!
労働組合との馴れ合いを断ち切り!『既存交通事業の restructuring(断捨離・再編・合理化)で reconstruction(再構築・再建)が不可欠な世紀』なのです。
第1項 東京都が行っている「通勤5方面都民汲み出し作戦」
更に政府が目指す、首都機能の分散策から考えても、京浜東北線・湘南新宿ライン・上野東京ライン・埼京線と重複していて、メリットがありません!
- "他県へ繋がっている路線"への再投資には積極的ですが、
- 東京23区内も含めて"東京都下で完結する路線"への公共投資には消極的になってきています!。
つまり本年5月の東京都の都市計画変更表明は、路線図中の青いのラインは将来的に再投資の対象から外され、今後は赤色のラインの拡充整備に重点を置くという意思表示でもあります。
更には、末っ黄色のラインは都内完結路線でもあり、今後の成り行次第では、廃止・バス路線転換の可能性も考えられます!
- ●赤いラインは重要幹線(動脈)
- ●紺色ラインは幹線を繋ぐローカル線(静脈)
- ●赤い電車マークは動脈結節点
- ●青い電車マークは静脈結節点
- ●紫ラインは 羽田空港アクセス線
- ●ピンクラインは リニア中央新幹線関連と新設線
第2項 新ルートアウトライン
第1目 "地上げ"目的見え見え!の現行計画では
現行将来構想?とされている路線計画(紺色ライン)は、"地上げ"目的見え見えです!
出資者である川口市の大物有力者? (-_-メ) が道場、緑区・大牧あたりの耕作地を"買占め!"
"地上げ"して一儲けを企んでいるのでしょう!
一見大義名分は成り立つが...
大義名分の"出し"に使われているのが、不便な"僻地"にある緑区役所!と、同じく桜区役所!でしょう。
確かに桜区役所!、浦和区役所(さいたま市役所合同庁舎)、緑区役所、本線大門駅を結べば、一見真面な案?に思えますが...
市民・区民が不便というならば...、横浜市の様に、「役所が駅周辺にお引越し」すれば済む!ことです!
大切な血税を投機!して(需要が見込めない!)不要不急路線を建設するよりも、区役所そのものを移転したほうが余程(市民に負担を掛けず)安上がり!です。
西浦和駅前!に桜区役所、浦和美園駅駅前の緑区美園支所を本庁舎にして、駅前の第1種宅地域指定を解除!すれば、駅前の都市型高層集合住宅(タワマン)化が促進出来て、「持続可能な都市開発(地上げ・課税評価額UP!)が可能となり、タワマン化で住民サービス(上下水道・ゴミ収集)も容易になるコンパクトシティーが実現できます!
第3項 岩槻⇔指扇間の中央線ならば...
本線岩槻(東武アーバンパークライン)⇔大宮駅⇔荒川手前JCまでの新線計画に変更して、途中駅として新指扇、三橋総合公園、大宮、大宮第2公園、蓮沼、七里支所前などに途中駅を設けますと...
このルート上の大宮⇔指扇間は、嘗て埼玉県内初のインターアーバン(都市間電気軌道)として川越鉄道(西武大宮線)が走っていたルートでもあります。
つまりは、大宮⇔川越間を結ぶのに最適なルートなのです。
運行は、東武鉄道さん、とJR東日本さんにお願いします!
第1目 東部・JRの相互直通で多くのメリットが
- ●アーバンパークライン⇔川越線の直通運転
- ●県道2号の慢性的通勤渋滞緩和
- ●大宮駅周辺の、"民活"による再開発が期待できる。
2028年開業予定のリニア中央新幹線とのアクセス改善!
最も期待できるのは、市内全域と橋本駅が正しく一本の線路(単線!)で結ばれることでしょう!
これにより、岩槻区からも、乗り換えなしで、橋本駅にアクセスできるようになります!
東武鉄道にとってのメリット
長年の夢であった、伊勢崎線系統と、東上線系統が、川越駅で接続可能となります!
つまり現在通勤ライナーとして運行している、浅草(北千住)初の大宮行き通勤ライナーを、坂戸経由で越生方面に運行可能となります!
これによって、毛呂山町だけでなく、越生町周辺でも宅地開発が可能となります!
勿論越生町の都市計画次第ですが...
越生町が発想転換して駅前の第1っ種住宅地域指定を解除!してくれれば、このRegionのMunicipality(自治体)では初めてとなる、駅前タワマン街!も実現可能です。
つまり、不便なところにできるURの団地とは違い、交通至便な駅前に都市型集合住宅街が出現できれば必ず人気が出ます!
つまり街にとっても、戸建ての住宅街とは異なり、上下水道・ゴミ収取などの環境インフラ整備事業がやりやすくなる!訳です。
逆に言うと、無秩序に広がって終った毛呂山町ではインフラ整備に行き詰まっているわけです!
※、小生は2000年から数年青梅市に暮らしていましたので、両町共にしょっちゅう営業車で通過していました!
JRにとってのメリット
つまり埼玉"拘束"鉄道が相乗り!してくれれば長年懸案となっていた、川越線指扇⇔(川越車両センター)⇔川越間の増線(複線化)事業に着手できるめどが立つ!
、新荒川橋梁、および指扇⇔川越間の複線化事業が行えるようになるわけです!
指扇⇔日進間は単線のままでも、朝夕のラッシュにも対応できます!
更に、昼間間引き運転(回送運行)でも、新線指扇⇔大宮間の運行便で、川越⇔大宮間の旅客需要は賄えます!
更に、日進駅周辺住人も、さほど困りません宮原駅・ニューシャトル加茂宮駅や国際興業バス路線が充実しているので、問題はありません!
※小生は大宮駐屯地近くにも2年間在住していました!
第2目 国交省の了解・認可も受けやすい!
これまで交通審議会(※91)で審議されたこともない"議案"ですが、東京都と東京メトロが後ろ盾になってくれれば、すんなりと「答申案の上位ランク」に乗り、事業申請もすんなり通るでしょう!
何故なら、需要予測が明確に示せて、40年ローンも問題なくクリアできるだけのネタ!が簡単にそろうからです!
鉄オタや一般人の方が「金科玉条」のごとく思われている「答申案」ですが...
実際には、そこに示されたランク(プライオリティー)通りに、建設された例はありません!
つまり「答申」で示された「Proposal(提言)」には何ら拘束力は無いわけです。
更にさらに、答申はあくまでも「審議対象」に対するランク付けであり、最初から(各鉄道事業者の審査要求提出資料)「審議案」に乗っていない路線は審議ノーマークなわけです!
この、仕組みをついたのが、「なにわ筋線」復活劇で、前回の答申でランクイン!(示された)していた「路線」全てを審議申請書類からは、「除外した上で、適当な当て馬?路線と共に改めて「審議会」に提出されたわけです、なので「箸にも棒にもならないような愚案の"なにわ筋線"」が、勝算(採算性)あり?と判定されて事業申請と同時に認可されたわけです。
参※91)当サイト関連記事 インフラ整備の大義名分?『 審議会 』と『答申』 なる代物の有効性は?はこちら。
参※92)当サイト関連記事 なにわ筋線 復活劇の裏側を推理する...はこちら。
公開:2021年3月 3日
更新:2024年2月22日
投稿者:デジタヌ
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