狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載《 極・赤字路線・存続を"扇動!しているジャーナリストは大正時代のアナキスト!と大差ない...》ー第2回ー

第2回 鉄道と道路・港湾・空港整備は"同じ土俵"では評価できない!

公共事業とは文字通り民(国民・市民)の為になされるべき血税投資です。

つまり、♥life line 確保に繋がる Freight transportation(貨物輸送)と深く関係した道路整備・港湾整備・空港整備と、

人しか運べないPassenger rail road(旅客鉄道)とを、同一次元でかたること自体が「ナンセンス・愚の骨頂!」です。

第1項 事業で異なる公共性!

しかも現在廃止検討の対象となっている極赤字・痴呆交通線では、Passenger serviceにすら役立っていません!


第1目 廃止検討極赤字路線沿線の兼業農家では...

一家の大黒柱が働きに出た後!留守を守る爺婆たちは、

『定刻通りに通過する列車を時計代わり?』に使っても、

いざお出かけするとなると、

お父さんの運転する軽トラを利用...』している状況では...

第2項 trafficは「民の営み・暮らし向き」で成立する!

traffic(アクセス・インフラ)整備は、「民の営み・暮らし向き」つまりCommunityの経済活動・生活圏無視しては成立しません!

嘗て、お手軽な!トランスポーターとして全国に張り巡らされた鉄道(※21)も、「利便性」を重視する風潮(時代の変化)と共に、沿線の「民に見放されてしまって!」います。

鉄道存続を叫んでいるのは、交通弱者(老人・就学者・障害者)を「山車に担いだ」Communist(労働組合)と、

(地上げ屋にお尻を叩かれた)金権慾・煩悩に蝕まれた地元の政治屋に限られてきています。(※22)

参※21)当サイト内関連記事 嘗ては手軽な輸送手段だった?"鉄道" はこちら。

参※22)当サイト内関連記事 運輸族・地方議会議員が鉄道新線を"建設したがる訳!"とは... はこちら。

第3項 traffic計画は「"点と線"ではなく"面"で考えるべき!事業」

鉄道は「点と線」で成り立っている鉄道では、district(自治体)全域のtraffics 改善にはなりま線(せん)!

防災!の観点からも、自治体という"面"で捕らえたtraffics network 構築が必要!です。

第1目 「点を結ぶ線(鉄道)」では一部の沿線(駅周辺)利用者にしか役立たない!

例えば、前出の近江鉄道(※23)では沿線10自治体の総人口約50万人(492,423人/2022年7月1日)に対して沿線利用者(1日平均乗客)15,908人/日! 

利用者が全住民に占める割合は、たった約3.2%!

近江鉄道を利用しない(出来ない!)大多数の市民が、国庫と市民税(住人税・固定資産税・事業税などの血税)を2度払いさせられるわけです!

つまり公民・万民の役立つための公共事業とは言えません!

参※23)当サイト内関連記事 近江鉄道の沿線住人は行政当局に騙されている!上下分離してもいずれは廃線!に... はこちら。

第2目 道路建設ならば面(広域)の traffic 改善に繋がる

comministコメンテーターが主張する、公共性ですが...

"旅客鉄道"では(たとえ駅を増やしたとしても)駅周辺の限られた沿線住人にしかその利便が享受できま線(せん)!

これに対して、道路は沿道住人の利便だけではなく、(迂回路・短絡路として)エリア全体のtraffic(往還)改善にも繋がるtransportation networkを構築できて、マイカーだけではなく生活物資を運ぶ輸送路」として「災害時の緊急車両通行」にも役立つ、大事なlife- lineとなります。

つまり、「人の営み・暮らし向き」に即したTraffic Network System が構築!できるわけです。

西日本を貫く天然の運河"瀬戸内海"や、日本を取り巻く海路海運そして空輸についても同じことが言えます。

つまり、最早 Regional line(地方交通線)では(地上げには繋がっても)社会投資には成ら無い!と言う事です。

 

公開:2022年10月10日
更新:2024年4月 9日

投稿者:デジタヌ

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