狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

Essay『海上コンテナ鉄道輸送の"持続可能な営業規模"など運輸賊・経産族には理解の範囲外!?』ー最終回ー

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★エピローグ 持続可能な railway operation(鉄道事業)とは

一部の耶蘇(外国人)も「日本の運輸族の支援」(sponsorship)を受けて?

full service(貨客営業)を行うrailway operation(鉄道事業)は高速化が困難で、snikansenこそが旅客拘束鉄道?にふさわしいrailway system(鉄道網)であると嘯いていますが...

今や、passenger service(旅客営業)だけでは「巨額の新規投資額」を回収できる時代ではありません!

持続可能なrailway operation(鉄道事業)とはやはりcargo transportation(貨物輸送)に基軸を置いたfull service(貨客営業)でなければ成立しません!

例えばドイツでは、高速新線網のおかげで、鉄道に旅客利用者が移り、国内空路が無くなった都市があるらしいですが...

ドイツのinter-city passenger traffic(都市間旅客)はほんの百キロメートル(70㎞~300㎞)程度であり、搭乗手続きに時間を要する国内空路に不利なのは当たり前です!

★第1項 国際間の passenger traffic は air line の時代!

世界の主要都市間はair lineでpoint to pointに結ばれていて、ローカルな国内交通だけを取り上げてShinkansenの優位性を強調しても、意味がありません!

更にこれらの"親切空港"にはInterurbanに当たるU-BahnやStraßenbahnだけではなく、高速新線も直接乗り入れていて、international airport⇔地方都市、更にinternational airportどうしを結んでいます!

つまり、近・中距離を担当する国内 Local-line(高速鉄道)と国際間の長距離運輸 international passenger traffic(旅客輸送) を担当するair lineは「競合するのではなく協調」してお互いに住み分けているわけです!

鉄道には鉄道の取柄も?

鉄道には今回取り上げたような「大量貨物輸送が可能!」と言う強みがあります。

ドイツでは、ゼロカーボン社会を目指して?「Dual mode trolley tractor」の実証試験も行われているようですが...

全土に普及させるには"高速鉄道新線建設以上の巨額投資"と運輸業界の賛同が必要です。

♥ ドイツのDual mode trolley tractor の取り組み

https://www.youtube.com/watch?v=_3P_S7pL7Yg

トラックの運輸の利点は

トラックには、「door to door」でshipper(荷主):customer(顧客)から freightのcollection of freight & delivery(配達)が行える小回りが利く「トラックの良さ!」があります。

だから、USAでもヨーロッパでもtrailer(container carrier)を積載した Flat Carsを用いた「Land ferry」が運行されているわけです。

★第2項 ロシアでは

battery airplaneの実用化は目前!

Light airplaneの分野では「ゼロカーボン社会?」に向けて「battery airplane」の開発が急速に進んでいます!

広大な国土を持つロシアのような大国?では、数人/日しかいない、ビジネス利用のinter-city passenger traffic(都市間旅客)の為に、巨額投資をしてまでSiberia Shinkansen(第3シベリア鉄道)を建設する意味合いは無いわけです!

Байкало-Амурская магистраль(バム鉄道)建設時に沿線に多数建設されたbase townも"残っのはcollieryだけで、多くの集落が名前だけ残ったabandoned Town(ゴーストタウン)となり、わずかに残った小さな"集落"もほとんどが、 track maintenance(保全関連)の鉄道従事者の居住地です。

つまり、1往復/日 程度の旅客便の利用率が高いからといて、実際の輸送密度は...

とてもツンドラ・タイガの永久凍土地帯の軌道(Трансполярная магистраль)を守る保線費用に見合うreturnは得られません!

ロシアがСеверный широтный ход(第3シベリア鉄道)建設に「ご執心」なのは、「ロシアの金蔵」シベリアからの預金引き出し?を容易にしたいだけで、国際間貨物輸送は、ほんのオマケ(サイドビジネス)にすぎません!

★第3項 中国は

「走れば走るほど赤字増産」等と日本の「お調子者鉄オタ」(ひょっとしたら工作員?)が茶化しているように、"inter-city express(都市間"拘束旅客鉄道)を全土にいきわたらせる"のが目的ではなく!

high-speed logistics network 高速兵站を整備して、国防に役立てたいわけです!

なので、国家事業として惜しみなく公共投資を行っているわけです!

つまり真意(国防路線)から西側投資家の目をそらすために、「youtyubeで火車(汽車)網と囃し立てれば囃し立てるほど」好都合なわけです!

更に、中央アジアの諸国にも「一帯一路」をぶち上げて、「シルクロード経済ベルト」を謳って、標準軌路線網を張り巡らし「ロシア包囲網」を完成させたいわけです!

なので、隣国キルギス(実態はウズベキスタン)とのТоругартский перевал(トルガイト峠)越えの新線建設計画を,中国のNational rack gauge;4 ft 8+1⁄2 in (1,435 mm) で建設することを主張しているわけです。

更に政情不安?なイスラム原理主義国家2国への迂回も...

更に、嘗てのポルポト政権のようにいつ転覆するかもしれない?政情不安な、イラン、アフガニスタンへも、ハイリスクを覚悟で、CLB輸送への参加を働きかけているわけです!

★第4項 天然のお堀に囲まれた"天然ボ〇"の島国日本では

四方を海に囲まれて南北に細長い日本では、

USA側の表日本と、ユーラシア大陸側の裏日本とが「山峰で分断」されているわけで、

今後「新トンネル掘削」で在来線の車両限界(建築限界)を拡大するか...

passenger service(旅客営業)のみのShinkansenをfull service(貨客鉄道)に拡張して、「Land ferry」によるトレーラー輸送などで、神戸⇔舞鶴・敦賀間、横浜⇔新潟港間のトレーラー陸送を代替して、日本海航路の舞鶴・敦賀⇔新潟・秋田⇔小樽間を走る長距離フェリーと連携して効率化を図るべきでしょう。

日本海沿岸3セク鉄道回廊、太平洋沿沿いの3セク回廊経由のJR貨物に代わって、本州⇔北海道各都市間の lifelineをこれらのtransfer line(輸送路)で代替して、守る方法を模索したほうが良いのではないでしょうか...

更にこれらのルートは、「親ソ派」が推す"SLB ロジスティクス"にも利用出来るし...

防衛省・自衛隊のLogistics (兵站)としても、勿論国防の要として「重要な意味合い」を持つことになるのではないでしょうか?

★後書き 持続可能 な full service Railroadの勧め!

(Version2,Revision2 ー2023年7月29日改訂)

第1項 旧建設省派に寄生する運輸賊は鉄道新線建設を"私利私欲"の為に..

railway mania(鉄道狂!)は同じ過ちを繰り返している!

"温故知新"と言う格言があります!「人は歴史から多くのことを学んだ!」と言われていますが...

railway mania(鉄道狂!)は同じ過ちを繰り返している!」といえるのではないでしょうか!

旧建設省派の自民党運輸族は"鉄拳公団"解体後、羽振りが悪くなり政治献金・票田確保の為に、"High speed rail ,passenger traffic(旅客拘束?鉄道)の"整備新幹線プロジェクト"や不要不急の"地下鉄新線"建設に躍起になっているわけですが...

第2項 日本の殖産を支えたのは♥ full service Road(貨客鉄道)

(※参 詳しくは当サイト内関連記事 嘗ては手軽な輸送手段だった?"鉄道" はこちら。

日本の産業発達史、鉄道発達史において♥full service(貨客営業)殖産鉄道が"欠かすことのできない存在"であったことは動かせない"史実"です。

全国にあったcargo transportation(貨物輸送)に基軸を置いた、臨海鉄道、mining-railway(鉱山鉄道)や、森林鉄道、軽便鉄道、殖民軌道などのexploitation railway(開拓鉄道)・殖産鉄道の存在を忘れてはならない!でしょう。

そして今もなお活躍している多くの貨客鉄道たちが

運輸族(とその"スポンサーの地上げ屋"にとっては都合が悪いので)に蔑視!"されている殖産鉄道は今尚全国で生き続けています!

秩父鉄道三岐鉄道水島臨海鉄道鹿島臨海鉄道、等のfull service Road!そして 岩手開発鉄道名古屋臨海鉄道 水島臨海鉄道鹿島臨海鉄道京葉臨海鉄道など多くの貨物専念の、鉄道がそれです。

今一度"full service(貨客営業)"にスポットをあてて、21世紀を行く抜くfull service Road(貨客鉄道)を模索すべき時期ではないでしょうか。

Rhätische Bahn(オーストリア) 貨客運行の様子。

狸穴総研 地域交通問題研究室 出自多留狸

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参※)当サイト関連記事 『 パブリックコメント 制度とは...』 はこちら。

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公開:2021年11月22日
更新:2024年2月21日

投稿者:デジタヌ

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