タヌキがゆく《狸穴総研機関誌・狸穴ジャーナル》

『日本の都市(道路)計画』は中央集権が招いた"喜劇"?の産物!

日本は明治以来の"中央集金"の国!

都市の動脈、道路整備をさておいてまで"、後先考えずに地下鉄建設に猛進する身の丈知らずの「ちほう都市地下鉄網」や新都市交通システム建設「安直な箱もの行政」などは、中央集金(集権)地方交付金制度の歪・弊害と言えるでしょう!

「親方日の丸」根性丸出しの"ちほう"自治に原因があるのでは?...

《 都市計画とは?シリーズ》第5回

明治以前の江戸幕府・徳川政権の時代は中央集金・地方交付金(旗本・譜代)方式と、外様大名などの地方分権(上納金制度?)が旨く?共存していました。

※ここをクリックするとこのページの"Top index"にジャンプ出来ます!

《 都市計画 とは?シリーズズ》の総合目次

※以下のタイトルをクリックするとシリーズ記事全てにワープできます!

プロローグ 都市計画とは何なのか...領民(市民)と領主(為政者)の感覚のずれでは?

日本における都市計画とは、「年貢取り立て」のための農地利用計画の歴史!年貢取り立ての検地図つまり『縄張り図』の縄張り範囲を書き記した『高札』のような代物です。

第1回 レガシー・モールを取り巻く厳しい状況 

シリーズを開始するにあたり『レガシー・モール』と言う造語を創作してみました。いわゆる、駅前にある『駅前商店街』や『アーケード街』のことです。

第2回 駒川商店街 に見るレガシー・モールの現状と今後の問題点 

10の0商店会から成っている大阪を代表する商店街の一つでもあります。

第3回 門真市《タウンレビュー》古川橋 再開発 と 門真プラザ 再開発 についての考察 

現在の国道1号(府道13号)は、ものの見事に市域を"躱して"いますが...1906年(明治39年)8月当時は、京阪電車の走っている沿線が旧"東海道"そのものでした!

第4回  あべのハルカス はアベノルネサンスの起爆剤になったのか?.

我が「河内の星アベノハルカス」を北・南とならぶ大阪のメジャータイトルにするには?...何でもあるはずの「プチ・アミューズメントエリア」?

第6回 全国の 中核都市 は コンパクトシティー を目指している!

21世紀の地方の県庁所在地・政令指定都市・中核都市は、富山市同様にコンパクトシティーを狙っています!

第7回 大阪・梅田総合駅の実現が 北陸新幹線大阪延伸の成否の鍵を握っている!

2032年完成予定で"なにわ筋線"が着工された今、「大阪梅田・新都心」が現実のものとなってきています!JR西日本も乗り気が無い新大阪駅周辺市街地改造計画等より...

第8回 なにわのお臍 " ミナミ "と中央区の歩み...大阪における南北戦争?の歴史

交通インフラが整備されてきた令和の御代の今、正に難波新地に大躍進できるチャンスが到来したのではないでしょうか!

第9回  2032年 なにわ筋線 開業で 御堂筋 は" 廃道 "に!オフィス街は大阪・梅田新都心に移り 御堂筋 沿いは都心の"ビニールハウス街!"に

「関西経団連・大阪市都市計画局・民間デベロッパーが期待をかける?なにわ筋線」の開通で大阪・梅田界隈は新都心になり、梅田新道、都島通が新たなる目抜き通りに...

第10回 2037年 御堂筋 は地図上から消えてなくなる!

『ヤッパリ大阪を支えてんのはキタ(大阪駅周辺)とミナミ(難波駅周辺)チャイマッカ?、両方に繋がってんと、大阪の目抜き通りとは言えまへんで!...それも昔話になるねんな?...』

第11回 吹田市《タウンヒストリア》大阪市が目指すコンパクトシティー構想から落っこちた町?

吹田市が「のぞみ」を賭ける「新大阪駅巨大ハブステーション」計画も大阪市都市開発局では検討もされておらず...明るい「ひかり」は差し込まなくて、新横浜駅周辺のように「田んぼの中の新都心」は生まれないであろう

第12回 周囲から隔絶された巨大要塞!新大阪駅 を 巨大乗換駅! に"魔改造"しても...

駅(前市街地)改造計画は都市計画!...なので当該自治体である"大阪市"(都市計画局)が主導権を握っており、大阪市にその気がなければ、絵に描いた餅です!

第13回 未来都市 堺市 の扉を開くには!準幹線道路 の 拡幅整備 とバストラム BRT 網が...

記念すべき今世紀最初の市長となられた2代前の木原敬介市長が「21世紀の堺市の発展のためには、東西公共交通の整備が最重要」として堺市内トラム線の建設を掲げられましたが...

Annex1 大阪の 人権問題 の水種?江戸幕府と浪速商人が企てた 大和川付け替え 普請とは...

江戸時代中期に開削された「 大和川"放水路"」ですが... 大和川付替え普請は本当に必要だったのでしょうか?

Top Index

第1節 先進国に見られる地方分権(上納金)制度

西欧列強?先進国に見られる地方分権(上納金)制度では国防・広域アクセスなどの国家プロジェクトは「上納金」でまかない、ローカルエリアの公共交通・公共施設は「自立・自活!」を基本としており、「地方交付金・補助金」を当て込んだ「親方日の丸(中央政府)」的無駄遣いは見られません!

身の丈も考えない「箱物行政」や「痴呆自治体公共地下鉄網」などは...

したがって"旧共産圏以外"の西欧には身の丈もわきまえない「箱物行政」や「ちほう都市地下鉄網」などは存在しません!

行ってみれば一党独裁のお隣さんと大して変わりません!

西欧では旧都市国家・城郭都市を基本とする「リベラルな市民」が中心となり地方都市・自治体を形作り、「市民の裁量」で身入り(税収)に見合った「公共投資」を行い、とても「孫子の代」では払いきれ無いような巨額な債務(公債)を伴う「馬鹿げた巨大無駄遣い」は滅多にしでかさない訳です!

※但し、温暖な地中海に面した、ケセラセラ(本来は仏語)で「先のことなど考えない」で齷齪(あくせく)しない(その日暮らしの)正真正銘の「脳天気」な暮らし向きが好きな国民で占められた「ギリシャ」は異例中の異例!

第2項 「江戸へ江戸へと草木はなびく?」日本では...

明治維新以後の日本では、「100年の時日」を経て、すっかり中央集金・痴呆自治が定着し、「巨大投資」は国家丸投げでたとえ一部のローカルエリアへの偏った乞凶(こうきょう)投棄?でも巨額投資であれば全て「親方日の丸」事業となってしまう訳です。

"網"ならぬ"幹線"主義!

あくまでも大義名分は「日本国の礎」のための公共投資?

点と線で構築されたインターアーバン(都市間)アクセス"路線"。

そのために、交通アクセス網は細長い日本列島を貫く縦貫道の結節ポイント(ハブ)から分かれる左右の横断道で構成される「スケルトンタイプ(骸骨型)・ラダータイプ(ハシゴ型)」が基本となっています。

市内交通も重要幹線主義?

この思想は、地方の大都市(中核都市)にまで及び、ほとんどの"伝統ある"中核都市・政令指定都市では、"帝都と繋がる主要国道"は立派であり、周辺衛星都市とを結ぶ準幹線はラダーの横木「渡り線」的扱いで、貧弱な未整備路線が多くを占めているわけです。

但し、本来の「ハシゴ」の形を思い起こしていただけばお分かりでしょうが、人(市民)の体重(移動)を直接支える「重要な部分」は実は左右の幹線の間に「張り巡らされた」横木・梁部分であるわけです!

第2節  都市計画というお仕着せの既成概念(都市工学)の生い立ちとは

古代中国の古都長安をモデルとした古典的都市計画とパリをモデルとした近世ヨーロッパ型都市計画

どちらもその時々の「コンセプト」と時代に押し流された「妥協」から基本形態(計画)そのものが変化してはきていますが...(※2)

放射状幹線道路(&幹線鉄道網)と環状道路(路線バス網)が組み合わせた維新後の帝都"東京"を代表とする新生都市と、江戸に繋がる幹線のハブ(結節点)として城を築き「城下にあみだくじ状のラダー道路網」を構築した京都・大阪・名古屋を代表とする中世以前の中国型都市が、日本(世界)の都市計画の2つの流れとなっていて、故郷ヨーロッパに憧れながらも新たな機能性を追求した世界(経済)の中心「ニューヨーク」や、大阪・名古屋では阿弥陀籤街路を選び、ロンドン・パリ・ハルピン(現吉林省長春市)ベルリンでは放射状街路を持つ都市計画を採用したわけです。

※2、当サイト内関連記事、都市計画2017  領民と領主の感覚のずれ! はこちら。

21世紀の中核地方都市は、成長し続ける生き物としての都市「放射状都市」を目指すべきでは?

21世紀の今のところ(令和元年)では「放射状都市」が「人の営みに沿う」生き物としての都市・「エコな都市」には最適といえるのではないでしょうか?

※ここをクリックすると総合目次に戻れます!

後書き《 都市計画とは...》シリーズについて

嘗て、高度成長期に一世を風靡した近隣都市と連携したメガロシティー(都市圏)構想がすっかり影を潜めて?

昨今は、地方の中核都市ではコンパクトシティーがトレンドとなり、

職住一致環境の構築で『災害時の帰宅困難者』問題や、

過剰なインフラ整備への公共投資を軽減する方向に向かっていますが...

コミュニティーを構成する個人は十人十色で、為政者の思い描くような方向には、都合よく向かってくれないのも実情です!

"統治"に重点を置いた都市計画(道路計画・町割り計画)では、時々刻々と変化する社会情勢(経済活動)に迅速に対応できなく、

特に、今後も一極集中が進むであろう首都圏では"柔軟な展開"が図れるような、"フレキシビリティ"が必要でしょう!

首都圏では

首都圏では、旧河川に下ずいた複雑に入り組んだ行政割りを、見直す時期にもなってきているのではないでしょうか?

特に今後も発展(一極集中)を続ける首都圏では、各行政当局がローカルエゴを捨てて、"首都圏州"構想を前進させたほうが、首都圏全体のインフラ整備・一元化が円滑に行えて、日本の将来の為になるかもしれません!

首都圏以外の"地方都市"では

地方の中核都市(大都市)郊外の衛星都市(ベッドタウン)では、少子高齢化と中核都市にある都市への住人回帰(転出者)による、"過疎化"

にどう対処するか?

更に、嘗て高度成長期を支えてきた"重厚長大産業"と共に栄えてきた、地方の産業都市にとっては、安価な発展途上国製品に押された生産量減少、とリストラによる就労者減少の影響、による財源(税収)減少に伴う都市衰退にどう対処するか...

各市町村がバラバラに都市計画を策定するのではなく、周辺都市との合併も視野に入れた、高域活性化策(広域都市計画)が求められているのではないでしょうか。

鉄道神話と箱物行政に別れを告げて、インフラ(道路)整備に重点を

安直な箱物行政の時代は過去の幻影となっています!

もう一度国家の基盤は"物流・道路行政"にあることを思い起こして、大局的な見地が必要となってきているのではないでしょうか?

狸穴総研 政経調査室 出自多留狸

 

公開:2019年11月23日
更新:2021年5月16日

投稿者:デジタヌ

千葉県 は首都圏には属さな!?...台風15号 災害復旧についてTOP韓国の反日プロパガンダはCIAが仕組んだ日本牽制策?


 

 



▲政策 ・外交問題調査室へ戻る

 

ページ先頭に戻る