狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

"持続可能な都市開発"に鉄道駅(ショッピング街)は必要ない!駅は無くても益(歳入)は生まれる!

副題 "持続可能な都市開発"計画に必要なのは「公共サービスの駅前集中!」

(要約)都市計画条例(ゾーニング)の見直しが眼前の課題!

駅前商店街は必要ない!痴呆都市が生き残るには「まちつくり3法」を捨てて発想転換するしか...

都市の動脈、道路整備をさておいてまで"、後先考えずに地下鉄建設に猛進する身の丈知らずの「ちほう都市地下鉄網」や新都市交通システム建設「安直な箱もの行政」などは、中央集金(集権)地方交付金制度の歪・弊害と言えるでしょう!

親方日の丸」根性丸出しの"痴呆"自治に原因があるのでは?...

そもそもが無意味なゾーニング

本シリーズでは、"駅前市街地・中心市街地=商業地域" という固定概念で"都市計画"をとらえる"バカバカしさ"をシリーズで解き明かしています。

"日本のtraffic network"は中央集金・中央集権・痴呆交付金制度が招いた"喜劇"?の産物! の目次

※ハイパーリンク、その他についての御断り

(参※xx) は当サイト内の参照関連記事リンクです。
但し、その他の直接 hyper-link は、当事者・関連団体の Official website 若しくは、関連当事国の Wikipedia 言語版へリンクしております。

"日本語ウィキペディア"は政治色が濃く!偏った異見!が蔓延っています

特に、外来文化!?については、USAの観点で語られている英語版の"直訳版"が多く、

更に「翻訳者の主観」が強く表れている content が殆ど!なので...

オリジナルの各国語版・原典版!にリンクしております。

Google 人工知能翻訳のほうが余程"まとも"です。

英単語優先!表記について

更に"曖昧で不明朗"な日本語(行政用語・表現)は用いずに、できるだけ「論点・観点が明確」に示せる「端的・明解」な英単語を用いるようにしております。

★前書き ゾーニング(都市計画)の見直しが緊急課題!

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発展している都市は、駅前商業施設に拘らない、都市計画を実践しています。

特に関西の琵琶湖線沿線の新快速停車駅を抱える小都市(ベッドタウン)では、地場企業の流通業グループと連携して、駅前都市型集合住宅化と、郊外幹線バイパス沿いのロードサイド店(ショッピングモール)再配置事業を行って成功(税収UPと雇用促進)しています!

第1項 地方都市では中心市街地は1箇所!

日本では首都圏以外のMegalopolis(広域都市圏)は存在していない!といえるでしょう。

第1目 地域経済を支える Metropolis でも「中心市街地」は1箇所!

独自の経済圏(商圏・生活圏)を持つ人口100万人程度の地方のMetropolis(政令指定都市)でも、複数の中心市街地を並立させることは不可能!です。

人口3000万人!以上のMegalopolis(広域都市圏)首都圏とは、桁外れに少ない!数百万人程度の商圏(経済圏・生活圏)では、複数個所の中心繫華街!(集客施設)を並立(分散)させることは不可能!です。

例えばshort何話と東京23区を見比べれば...

嘗て"天下の台所"だった商都"浪花"(short!何話)と、東京23区を見比べれば明明白白です。

"浪花"では、キタとミナミ以外に大繁華街は存在しません!(出来ません

しかも、衰退した大阪経済ではそれ(2ケ所)すらも賄いきれなくなり、ミナミ殲滅作戦(※00)が粛々と進行しているわけです。

つまり地方のMetropolis(政令指定都市)では中心繁華街は市内に一か所!しか成立出来ない訳です。

参※00)当サイト関連記事 御堂筋 は2037年未動筋となり 地図 上から消えてなくなる! はこちら。

★プロローグ 先進国に見られる地方分権(上納金)制度を見習うべきでは...

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西欧列強?先進国に見られる地方分権(上納金)制度では国防・広域アクセスなどの国家プロジェクトは「上納金」でまかない、ローカルエリアの公共交通・公共施設は「自立・自活!」を基本としており、「地方交付金・補助金」を当て込んだ「親方日の丸(中央政府)」的無駄遣いは見られません!

★第1項 身の丈も考えない「箱物行政」や「痴呆自治体公共地下鉄網」などは考えられない!... 

したがって"旧共産圏以外"の西欧には、身の丈もわきまえない「箱物行政」や「地下鉄網」などは存在しません!

わが日ノ本はは、言ってみれば「一党独裁のお隣さん」と大して変わりません!

西欧では旧都市国家・城郭都市を基本とする「リベラルな市民」が中心となり地方都市・自治体を形作り、

「市民の裁量」で身入り(税収)に見合った「公共投資」を行い、「孫子の代」ではとても払いきれ無いような巨額な借金(公債)までして、「馬鹿げた無駄遣い(宮殿・市庁舎建設や、地底鉄道!建設)」は滅多にしでかさない訳です!

※但し、ギリシャは特別!

嘗て日本の夕張市が行ったような「市営事業による失業者対策」の上をいく!

国民の大多数が"公務員"などというような馬鹿げた施策で、破綻街道をまっしぐらに突き進むギリシャは、特別ですが...

温暖な地中海に面した、ケセラセラ(本来は仏語)で「先のことなど考えない」で齷齪(あくせく)しない(その日暮らしの)、正真正銘の「脳天気」な暮らし向きが好きな国民で占められた「ギリシャ」は異例中の異例!といえるでしょう。

★第1節 都市計画という"お仕着せ概念(draft)"の生い立ちとは...

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第1項 「江戸へ江戸へと草木はなびく?」日本では...

明治維新以後の日本では、「100年の時日」を経て、すっかり中央集金・痴呆自治が定着し、「巨大投資」は国家事業で"一部のローカルエリアへの偏った乞凶(こうきょう)投棄?"でも巨額投資であれば全てが「親方日の丸」事業となって成立してしまうことに...

第1目 往還は"網"ではなく"一本吊り"?!

あくまでも大義名分は「日本国の礎」のための公共投資?

「"点"と"線"で構築されたインターシティー(都市間)アクセス"路線"」が幅を利かせ、

そのために、交通アクセス網は細長い日本列島を貫く縦貫道の結節ポイント(ハブ)から分かれる左右の横断路で構成される「スケルトン形状(骸骨型)のラダータイプ(ハシゴ型)」が基本に...

市内交通も重要幹線主義?

この思想は地方の大都市(中核都市)にまで及び、

ほとんどの"伝統ある"中核都市・政令指定都市では、"帝都と繋がる主要国道"は立派でも、周辺衛星都市とを結ぶ準幹線はラダーの横木「渡り線」的扱いで、貧弱な未整備路線が多くを占めているわけです。

但し、本来の「ハシゴ」の形を思い起こしていただけばお分かりでしょうが、

人(市民)の体重(移動)を直接支える「重要な部分」は実は左右の幹線の間に「張り巡らされた」横木・梁部分であるわけです!

第2項 古代中国の古都・長安をモデルとした古典的都市計画と、パリをモデルとした近世ヨーロッパ型都市計画

どちらも、その時々の「コンセプト」と時代に押し流された「妥協」から基本形態(計画)そのものが変化してはきていますが...

ヨーロッパに憧れながらも新たな機能性を追求した世界(経済)の中心「ニューヨーク」や、大阪・名古屋では骨格形状の進化がた?の lattice(格子) タイプ街路網を選び、

ロンドン・パリ・ハルピン(現吉林省長春市)・ベルリンでは放射状街路を持つ「Hub,Spoke & Rim」都市計画を採用したわけです。

第1目  古代中国の古都・長安をモデルとした碁盤の目の lattice タイプ

奈良・京都にみられる、古代中国の古都・長安をモデルとした古典的都市計画に範をとった、往還のハブ(結節点)として城を築き「城下にあみだくじ状の lattice(格子) タイプの道路網」を構築した大阪・名古屋を代表とする中世以前の中国型都市と、

第2目 「Hub,Spoke & Rim」構造の放射状都市

現在世界の大都市では、パリやベルリンにみられるHubを中心に放射状にSpokeが広がり、市街に向って環状道路が何重にも配置された、「Hub,Spoke & Rim」構造の近世ヨーロッパ型都市計画が、多くなってきているあわけです。

※2、当サイト内関連記事、都市計画2017  領民と領主の感覚のずれ! はこちら。

第3項 変化し続ける21世紀の地方中核都市は「放射状都市」を目指すべきでは?

21世紀の今のところ(令和元年)では「放射状都市」が、

「人の営み(経済活動)」に沿う、生き物としての都市「エコな都市」には最適といえるのではないでしょうか?

第2目 目先の税収減!を危ぶむより「安全で住みよい街つくり」を行えば...

Metropolis(大都市)近郊の地方都市ベットタウンには、ベットタウンなりの発展の仕方があっても良いと思うのですが...

木っ端役人どもは、"地価が下がって、固定資産税の減収を危惧"することよりも、

「安全で快適な暮らしやすい町ずくりを目指す」のが、真の都市計画・住民サービスではないのでしょうか?

今こそ、安直な「地方都市の都市計画を見直す時期!ではないでしょうか?...

マスコミのお馬鹿さん連中(コメンテーター、報道キャスター)は、

『郊外のロードサイド型巨大ショッピングモールは都市機能を破壊する!???』

といった「安直な批判」繰り返すだけの存在に"成り下がって"終っては...

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第4項 首都圏にある衛星都市や、地方都市の郊外では駅前一等地の地価下落が躍進に繋がる場合も

"痴呆"自治体関係者が、(老人子供などの)交通弱者をネタに「駅前市街地空洞化?」などと騒ぐ訳は、市民生活などを案じているのではありません!

ただ単に「"出し"に使っている!」だけです。

第1目 自治体が最も危惧するのは税収Down !

駅前商店街(市街地中心部?)がシャッター通り化すると、「地下が急落!」します。

つまり、「固定資産税が目減り!」して歳入減になる訳です。

釧路に限らず、市内の渋滞を無くすために外周バイパス道(地域高規格道路)を整備するとロードサイド店が出店して、車社会の地方都市では"不便な市街地中心部"は敬遠されてしまうのも事実です。

第2目 大都市近郊では

Metropolis(大都市・政令指定都市)近隣の衛星都市の駅前市街地では、ショッピングモールに拘るより!高層住宅に目を向けた方がうまくいく場合が多くなっています。

滋賀県守山市では

例えば滋賀県守山駅の様に、新快速が停車するようになり、最寄りの大都市(京都市)のベッドタウンとして、駅前に高層マンションが林立するようになりました!

これは、交通至便になって人気が出たために駅前の地価が高騰!して、戸建て住宅では販売価格も上昇して、とても売れるような価格ではなくなったためです。

つまり手ごろな価格?の、分譲マンションや、賃貸マンションに人気が出たわけです。

逆に言うと、行政当局も固定資産税の税収UPに繋がり、公共インフラ(上下水道・教育・道路インフラ)整備を行っても、何とかなる訳です。

逆に、駅前商業施設(ショッピングモール)誘致に拘って失敗した例は全国に枚挙ありません!

つまり大都市周辺の衛星都市(主要駅)では駅前商業施設は意外と使い勝手が悪い!わけです。

第2目 ロードサイド型大規模小売店舗も規制するのではなく!

TMO(※★)による、駅前再開発事業に拘って「国道バイパス(地域高規格道路)沿いに、郊外型大規模店舗(ロードサイド店)を封じ込める!」のではなく...

条件(条例)付きで進出を認めれば良い!のではないでしょうか?

参※★)当サイト内関連記事 まちづくり三法のしんがり『TMO』ちゃんとは? はこちら。

たとえば以下様な条件付き出店を認めるとか...
  • (1) 3駅以上の最寄り駅無料シャトルバスで結ぶこと。
  • (2) 市が交通弱者証明ICカードを(老人、身障者等)に発行して、その日の内に、買い物した商品を無料で宅配するシステムなど弱者支援の方法が考えられるのでは?
  • (3) 「幹部社員以外の正社員および常勤パートは地元で採用すること」等、地元商店の廃業や、店員の転職をサポートする、地元雇用、地元振興策としての出店条件(条例)も考えられるのでは。
これらの条件付きで出店を認めればいいのではないでしょうか?

駅前商店街や、市街地の従来型スーパーが撤退した後の)駅前等の交通至便地(一等地?)にある跡地には、

市役所、病院、図書館、公民館、小中高校などが入居する「複合住宅」の用地にあてて、公共サービスの向上に充当して、

地価の下がった駅周辺市街地は第2種以下の住宅地として、高層住宅等の利用を促進して、(これらのゾーンでは住民以外の一般車両を完全にシャットアウトし)環境保全・改善に役立てる等の利用方法はいくらでもあると思われます。

前途した様に、大躍進を遂げた地方都市は、この手法で税収Upと、公共インフラの充実のバランスをとっています。

一見良い考えの様に見えたTMO手法(※★)は、大阪・梅田様な比較的大きなMetropolis(中核都市)では成立できても、東京の様なMetropolis(大都市圏)の周辺都市(ベッドタウン!)では成立しません!

神戸の様な比較的大きなMetropolis(政令指定都市)でも、新長田駅前の震災復興商業施設は見事に大失敗!をやらかしています。

参※★)当サイト内関連記事 まちづくり三法のしんがり『TMO』ちゃんとは? はこちら。

第3目 但しど田舎では...

大都会から遠く離れ、人里離れたような「ど田舎⁉」では、物件が徹底的に"安く"ないと入居者も現れません!

自治体が、税収UPを目論み、新規開発して売れずに「しくじった例」は全国に枚挙ありません!

安中榛名駅やJR四国のオレンジタウンなどでは...

例えば、北陸新幹線の、安中榛名駅前では、地上げを期待して、地元自治体が山林を切り開いて!駅前ニュータウンを造成したのですが...

不便!な割には分譲価格がベラボウで、小売店(ショッピングセンター)も出店してくれず!結果として「日常の生活物資ですら入手困難な陸の孤島!」では、宅地も売れ残って!...地上げに見事に失敗しています!

これ以外にも、JR四国のオレンジタウンなど、「失敗した駅前ニュータウンは全国に枚挙ありません!」

★第2節 "まちつくり3法"の呪縛を解けばレガシーモール再興も...

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真に残念ではありますが...

レガシーモール(※91)・駅前商店街の役割は変化して集客施設の役割は薄れています!

最早、近郷近在から"おめかしをして"お買い物に出かける時代ではないのです!

更には、土日祝日にマイカー(家族連れ)で"息抜き"に出かけられる場所でも無くなりました!

主要駅でもない駅前周辺のレガシーモールは嗜好品を扱える時代ではなくなったわけです!

つまり、ママチャリで気軽に出かけて生鮮食料品などの生活物資や日用雑貨の調達先!や乗り継ぎ客を狙った飲食店街に特化した、「庶民の暮らし向きを支える商店会」を目指すべき時代なのです!

参※91)レガシーモールとは...

レガシーモール(Legacy mall)とは、小生が発案した"カタカナ造語!"です、簡単に言えば駅前商店街などの「アーケード街や公設市場!」などの伝統的商店街の事です。

★第1項 いたま市浦和駅西側の『新しい!レガシー・モール』

♥川口駅西側エリア

★第2項 適度な「鉄道駅乗り変え距離」で今も栄えている!「レガシー商店街」「飲食店街」の例

第1目 レガシーモールの最大の難点は移動が大変

ダラダラと!連なっている駅前アーケード街は、エスカレーター・エレベーターで上下移動できる大型ショッピングモールとは異なり徒歩での移動が困難です!

しかも、(ほとんどの場合)家族サービスに欠かせないマイカーを留め置く無料駐車場が設置されていません!

つまり"ママチャリ"でもないと徒歩移動は億劫!です。

矛盾する放置自転車問題

気軽に日用生活物資を調達に出かけるためにはママチャリが必須!ですが...

多くの場合ママチャリの「走行や路上放置!」が、歩行者の妨げになる「負の連鎖ループ」が生じています!

Solution はあるか?...

この難問を解くSolution (解決策)はあるのでしょうか?

  • 1)裏(口)通りの整備
  • 2)脇路地部分に駐輪帯を設ける
  • 2)アーケード街の2層化?

等の方策も考えられますが...

いずれも行政当局の支援(税金投入)が無いと実現できません!

つまり、生活物資を扱うレガシーモールは食品スーパーを核としたロードサイド型の小規模モールに取って代わられざるを得ないでしょう!

1)裏(口)通りの整備

商店会と行政当局が協力して、区画整理(裏通り整備)を行い、歩行者とママチャリを分離する。

2)脇路地部分に駐輪帯を設ける

アーケードから脇にそれる、路地沿いに無料駐車場(駐輪施設)を設ける。

3)アーケード街の2層化?

アーケード通り(中央部)を2層化して、駐輪スタンド併設のママチャリ走路(上層部)と歩行者(平地)を分離しする。

第2目 鉄道路線乗り換えプロムナードとしての再生

鉄道乗換駅を一体化する発想を捨てて!

適当な距離を置いて鉄道路線乗換駅を分離!配置すれば、「乗り換え客を拾う!」ことが可能となります。

大成功した秋津商店会!

お馬鹿で身勝手!な鉄道系Youtuber(※92)が、便が悪いから統合すべき???などとほざいていますが...

武蔵野線開業時に新秋津商店会はJNRに申し入れて、わざと新秋津駅を離して設置してもらいました!

秋津町の駅前飲食店街(改札間約330m)

参※92)当サイト内関連記事 今どきの 鉄道系Youtuber・ゴーストライター ・鉄道コラムニストのフリーター !達とは?... はこちら。

川越のクレアモール、大阪の千林商店街などでは...

川越市のクレアモール(川越駅⇔川越市駅)、東村山市の秋津商店会(秋津⇔新秋津間)、大阪市の千林商店街(千林⇔千林大宮)などでは地元商店会(飲食街?)が大盛況!を見せています。

特に、秋津では武蔵野線の旅客営業開始時に"地元商店会の要望!"で態と"適当な距離"(改札間約330m)
を置いた事が♥飲食店街の繁栄!♥につながっています。

※本川越と川越の2駅間を♥適度な乗り変え距離♥(改札間約830m)で、結ぶクレアモール。

♥日本一長い"天神橋筋商店街"(OsakaMetro3駅間!約2km!)

♥大阪有数!の千林商店街♥(改札間約530m)

★エピローグ 衛星都市にこそコンパクトシティー化が必要! 

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全国のMetropolis(政令指定都市)では都市再開発(計画)としてコンパクトシティー(※01)構想が注目されて導入する地方都市が増えていますが...

Metropolis(大都市)だけではなく、その周辺にある衛星都市(中核都市)こそが、最も必要としている concept(基本概念)ではないでしょうか...

★第1項 自治体の発展とは人口増ではなく税収!

一般市民が最も勘違い!しやすい点がここにあります。

人口が増えるだけでは、歳出(公共サービス)が増える一方です!

歳出(公共サービス)に見合った歳入(財源)が必要となります。

更には、民(たみ)の豊かな暮らしの基本は、少ない年貢(市民税)です。

第1目 税収(固定資産税)を増やすには"駅前の地上げ!"が必要ですが...

自治体関係者が鉄道新線や新駅(益)を欲しがるのは...

税収UPには駅前の"地上げ(課税評価額UP!)"が最も手っ取り早い!からです。

殆どは「捕らぬ狸の皮算用」絵に描いた餅!

新線(新駅)が出来ても、駅前を都市計画法で商工地域に指定してしまうと、「持続可能な都市開発」は不可能!となります。

何故なら、当初は目論見通り、一定の地上げ効果があっても、継続した地上げ(固定資産税収UP)にはつながりません!

更には、『駅前に商業施設(ショッピングモール)が進出してくれタラ』のタラレバ話で、チッポケな痴呆衛星都市では進出してくれる奇特な大規模店もありません!

つまり、高崎駅前・熊谷駅前などに代表される、(税金対策の)一大駅前駐車場ゾーンとなって終う!だけです。

★第2項 発想転換して駅前は都市型高層集合住宅(タワマン)街!に

但し、「駅前は商業施設」という"前時代的"発想!とは決別する必要があります!

第1目 公共投資の駅前集中効率化!

市民が駅前に望んでいるのは、駅前巨大ショッピングモール!文化会館、公民館、図書館などの"どうでもよい箱物"ではありません!

"市民サービス"施設の駅前集中が望まれている!

"自治体窓口業務"、金融サービス(銀行・郵便局)、医療サービス(保健所・クリニック)託児施設(認定保育園)などの"市民サービス"施設、を駅前に集中させれば駅前人気が沸騰して、都市型高層集合住宅(タワマン)街が可能となり、上下水道整備や"ごみ収集"などの公共サービス投資(血税投入!)が効率的に行えます。

持続可能な発展(税収UP)に繋がる

更に、一時的な"白日夢"に終わる!"地上げ効果"(固定資産税評価額UP)ではなく、駅前(タワマン)人気に火が付けば「持続可能な発展(継続的地上げ!)」に繋がります。

お分かりですか西宮市!さん...

地価が高騰するとテナント経営持続が困難!になる

駅前の地価が高騰しすぎると、せっかく誘致した商業施設(ショッピングモール)のテナント料も高騰終します!

つまり、出店したテナントの賃貸料!に響き、営業持続が困難!になります。

開店当初は物珍しさで集客できても...

更には、開店当初は物珍しさで集客できますが、老朽化!が進むと、客足が遠退きます!

なのでMetropolis(大都市)近郊の"衛星都市"にある主要駅前にあるショッピングモールから"大手デパート"の撤退が相次ぐわけです!

※参)ショッピングセンター出店の裏側!

通常、スーパーマーケットや、ホームセンターなどのロードサイドショップ(大規模小売店)は、メインになる小売店チェーンの所有物件ではありません!

子会社若しくは一般の土地建物会社(民間デベロッパー)が、

"地権者"と15年程度の"借地契約"を行い、上屋(建物)を建設して管理に当たっています!

テナント経営は長期リース契約!

テナントは、建物会社とフロアーを「リース契約」して、店内装飾や備品(陳列棚・冷蔵ケースなど)もリース(長期レンタル)でそろえ!て、開業するわけです!

開店資金は銀行融資!

しかもメインテナントの出店資金は、ほとんどが銀行からの借入金です!

つまり、商売道具は殆ど「他人のフンドシ」を借用しているだけです!

開店準備が遅れると、遅れた日数分だけ金利負担が増えてしまうので、借入金(金利)を無駄にしないように、3か月程度の突貫工事で整地、上屋建設を済ませて、店員(パートタイマー)教育(※02)も完璧でない状況で、急いで開店するわけです!

参※02)いちぶの地方資本チェーンを除き、ほとんどの大型スーパーチェーンでは、パートタイマー教育も兼ねて、新規開店専門の"正規雇用店員部隊!"をそろえています。

彼ら(彼女ら)は開店後1か月程度が経過して、パートタイマーが仕事を習得する!と、在来店舗のプロパー(正規社員)として元の部署に戻ります。

★第3項 21世紀の地方都市は「Hub,Spoke & Rim」を基本概念に都市開発を...

前途した様に21世紀の地方都市は、駅前への宅地集中配置コンパクトシティー達成が必定となるでしょうが...

第1目 「Hub,Spoke & Rim」道路網整備で駅前市街地に居住区を集中!

都市開発計画(都市計画)の基本となる traffic network 整備は「Hub,Spoke & Rim」を concept としたる放射状都市を目指す必要があります。

横浜市・福岡市などの先進Metropolis(大都市)では前途した「住民サービスの駅前集中配置」手法で、「持続可能な都市開発(都市計画」を成功!させています!

第2目 郊外宅地乱開発を阻止する対策がもう片方の柱!

前途した様に、住民サービスに軸足を置いた「真のコンパクトシティー」を実現するためには、むやみに広がる無秩序な宅地造成乱開発は大きな障壁!となります。

郊外の乱開発を放置すると、膨大な歳出(公共投資増大!)に繋がり自治体運営に大きな足かせ!となります。

駅前市街地集中公共投資(血税投入!)を実現するには、市街地拡大を阻止!する必要があります。

少子高齢化、過疎化の嵐に直撃されている近畿の地方都市では

少子高齢化・過疎化!の嵐を真っ先に"実感"した近畿の小都市が、地場小売業グループと組んで新たな動きを見せだしたのはこのためです。

地方交付金頼りでは潮流に押し流される!

明治以前の江戸幕府・徳川政権の時代は中央集金・地方交付金(旗本・譜代)方式と、外様大名などの地方分権(上納金制度?)が旨く?共存していましたが...

今の日本は、完全に中央集金(集権)分配(地方交付金)体制になって終っています!

このことが、地方交付金に頼らなくても自立(地方税・固定資産税)できる?Metropolis(大都市・政令指定都市)と痴呆交付税頼りの自転車操業のMunicipality(自治体)の都市開発(道路行政)の差となって表れているわけです。

参※)当サイト内関連記事 近江鉄道沿線自治体が下した時代錯誤!の消極策「血税投棄!存続決定策」がもたらす先は... はこちら。

《国土計画・都市計画とは》関連特集記事のご案内 

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後書き《日本の司法・行政は官僚が"牛耳っている!"》シリーズについて

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第1項 日本人(国民)の最大の誤解「主権在民」はFake !

「1945年の大東亜戦争敗戦後の我が日本国は民主主義国家になった???」

と、「垢にかぶれた教員共(狂育者)!から洗脳教育」されましたが...

実態は、敗戦以前の大日本帝国体制と少しも変わっていません!

つまり日本国は大日本国帝国と同じ封建制の「公家社会(官僚社会)!」のままなのです。

第1目 主権在民は絵に描いた餅!

内閣が総辞職しても日本国は機能する!

つまり、行政Topであるはずの内閣(国民代表?)が総辞職しても、滞りなく日本国が動き続けるのは...

中央省庁の官僚機構が"しっかり"しているからですが...

中でもキャリア組といわれる「省庁人事のTopに上り詰めた人たち」が、実際の行政(国政)を"指揮"しているからです!

"民主主義"はすでに崩壊している

つまり、"民主主義"はすでに崩壊しているわけです。

戦前も今も、日本(経済)を動かしているのは、ごく一部の「上り詰めた"財怪人Top"と、上り詰めた"官僚"Topです。

大東亜戦争(侵略戦争)も、「軍部が起こして軍部が継続させた???」のではありません!

火をつけて焚きつけた!」のは"一部の財怪人と当時の官僚"です!

ねん彼らは、戦争責任を全て軍人に押し付けて、自らはUSAお得意の司法取引!」で極刑を逃れ!

戦後は、世界の警察???USAの腰巾着!として、自由圏?の斥候!そしてバックヤード要員として「朝鮮動乱、ベトナム戦争、中東戦争」を支え続けてきたわけです。

第2項 3権すべて官僚支配!体制

※このお方は嘗てのUSAジョンソン大統領の様に単なる操り人形にすぎません!

断っておきますが!小生は「陰謀論!」が大好きな「共産主義者」ではありません!

communist はケネディー暗殺に関わった?とされるフリーメーソンや、KKKの様な秘密結社による陰謀論!が大好きなようですが...

小生はリベラルなので、陰謀論は信じていません!

第1目 立法、司法、行政の3権分立は絵空事!

但し明文化されない"申し合わせ"はある!

しかし時の権力者達の「大人の事情(利害・思惑)」の一致による"明文化されない!"申し合わせ"存在すると確信しています!

つまり、日本では官僚共(と財怪人)に都合の悪いことは、たとえ重大犯罪(※01)であっても、司法(最高裁判所・最高検察庁・警察庁)Top、行政(中央省庁)Topspして財怪Topの「大人の事情(利害・思惑)」が一致すれば、「(彼らに)都合よく歪曲!されて終う!」わけです...

1とき(田中角栄先生ご健在の頃)政治は官僚主導から内閣(政治家)主導の律令(立法)国家になっていた時期もありましたが...

(基本)日本国は"官僚主導"(行政主導)の封建体制が堅持されているわけです!

このことは、議員立法の件数(施行数)が極端に少ない!ことが立証しています。

参※01)日航機墜落事件、警察庁長官殺害事件、ホリエモンのインサイダー取引???事件...

全て、行政(中央省庁)の手先"特捜部"に都合よく処理されて、真実は闇の彼方に...

ホリエモン暴露話 その1 21世紀の 日本にもフィクサーが居た!

バブル景気(1986年12月か→1991年2月)が崩壊して、その後の暗黒の10年間で金融ビッグバン(1996年→2001年)がさく裂して その後にライブドア事件の捜査が"指示"され(2005年4月頃)

結果的にホリエモンが懲役2年6か月の有罪???判決を受けて、別荘で臭い飯をいただけた?わけです。

きっかけは、ライブドアによる2005年のニッポン放送買収騒動ですが...

この時に、自らfixer(調停人・ドン!)を名乗って彼を訪れた有る人物が...

『俺が、FujiTVとの間に入って調停してやるから、(売却益なしの)買い取った値段で、Fuji TV側に譲渡しなさい!』と話を持ちかけてきたそうです...

しかしホリエモンは『ああそうですか...当方で検討して対処させていただきます...』と軽くあしらったそうです。

しかし結果として、ホリエモン(ライブドア)はオプション?として数十億円をFujiTV側からせしめて、4月頃に決着がついたわけですが。

(※この間の事情についてホリエモンが吐露した暴露話コンテンツは最近突如非公開!とされて終いました!)

そして直後に、検察が立件に乗り出したわけです!

サランい当初は経産省出身の村上氏率いる村上ファンドが買収話を持ち掛けて、ホリエモンが乗った話でしたが...

ある時期に村上ファンドが手を引き!梯子を外された状態で、頑張った結果あともう一歩のところで、失敗したわけです。

きっかけを作った村上ファンドの主宰者村上氏も、2011年6月6日に懲役2年、執行猶予3年、罰金300万円、追徴金約11億4900万円の判決が確定したわけですが...

前出のfixer(調停人・ドン!)はホリエモンに赤っ恥を搔かされたわけです!

つまりそのことが、Fuji TV・NHKが西移動するTV業界総動員の「ホリエモン・バッシング」に繋がり、「関係者の証言?(偽証)」と「状況証拠」だけで立件されて"別荘暮らし"に繋がったわけです。

つまり司法においても「疑わしきは罰せず!」の大原則が「横のつながり」で反故にされている!わけです。

ホリエモン暴露話 その2 政治屋!が死ぬまで引退しない理由

ホリエモンが別荘から"娑婆"(シャバ)に出た後、とあるパーティーで「故安倍晋三元総理」とばったり顔を合わせた時に...

『オメエ、どうして国会議員になら成った?...国会議員になっておけば(特捜に)"目を付けられて"臭い飯を食らう必要も無かったのに!』といわれたそうです。

逆説的には、国会議員(や地方の政治屋)になれば、この国を動かしている権力者達から「一定の"利用価値!"は認めていただける!?」ということです。

なので全国の自治体長も、選挙に落っこちて任期満了(利用価値が無くなる!)すると、殆どの人が検察庁に引っ張られるわけです!

更に権力集団に見限られると...在任中でも、猪瀬直樹氏や舛添要一氏の様に嵌られて"失脚させられるわけです。

つまり行政(中央省庁)・財界Topに反抗せず、Agent 養成機関(総務省)出身者の様に中央省庁Topからの指示従順に従っておけば、特別功労金!が付与されるまで、細く長く生き永らえれる!わけです。

京都市長の様に「二進も三進もいかなる」場合も...

現京都市長の様に、左右両派と不快(ふかい)関係にあると...

左右両派から責め立てられて「進むも地獄退くも地獄」状態となり、

市民を犠牲にしてでも「"市長路線と整備新幹線建設路線を走り続け!なければならなくなってしまった...」わけです。(※02)

内情を深く知りすぎると存命中に引退できない!羽目に

又、内情を知りすぎた彼は、存命中に退任することにでもなれば、両派の刺客に狙われて、故京都王将前社長同様に...

京都の市民活動団体(左派)や財怪(右派)は"はんなり"(上品)なようで、実は (-_-メ) 関係者とも繋がっていて"鉄砲玉"には事欠か無わけです...

参※02)当サイト内関連記事 北陸新幹線小浜ルートは成田新幹線同様に unfinished road に...京都府・京都市には先立つものが無い! はこちら。

第3項 Identity を確立している県は地元出身者自治!を行っている

Region(地方)で、独自の"経済圏"の基本となる Identity を確立している"県"は地元出身者で自治を行っているMunicipality(自治体)のCommunity(共同体)になっています!(※02)

つまり、お互いに依存し合わない共生(共存・共栄)が成立しているわけです。

第1目 旧・自治省は Agent 養成所!

旧・自治省(現・総務省)の設置目的は、建前(綺麗ごと)とは別の Agent(目代)養成機関!としての機能です。

養成所(研修所)である総務省を巣立った Agent 達は、各地にある大和政権以来の令制国!にOfficer(行政官)として送り込まれて、スキルを身に着けてから、改めてGovernor(知事)として着任!するわけです。

これは「公家(官僚)による封建制度(荘園支配)が確立した平安時代」以来脈々と続けられてきた任官制度です。

※参)当サイト内関連記事 冊封から解かれて後ろ盾を無くした朝廷に取って代わった関東(蝦夷?)武士団! はこちら。

全国の地方自治体の鏡!久山町!

(※)拡大してみてください、物流業と、周辺Municipalityからも集客できる!流通業(トリアス・アウトレットモール!)で立派に自立!しています。

未来型Town 久山町!では新幹線は貫通!していても、駅(益)はありません!

それどころか在来線(駅)すら存在しません!

しかし、町(民)は安定した雇用(進出企業)と、豊かな町政(税収)に支えられて、身の丈をわきまえた(箱物に汚すされない!堅実で豊かな暮らしを営んでいます。

つまり Agent(目代)養成機関!自治省からOfficer(行政官)やGovernor(知事)を受け入れずに地元出身者をLeaderに選出した福岡県や神奈川県にある発展(税収UP!)したMunicipalityは、「全幹法」(※98)「まちりつくり3法」(※99)という2大悪法!の洗礼を受けず!に大発展を遂げた好例と言えるでしょう。

当サイト内関連記事 日本は究極のコンパクト・ステート!を目指している?... はこちら。

参※98)当サイト内関連記事 新幹線・建設推進派の3つの虚言「三無い整備新幹線!」の実態を暴く はこちら。

参※99)当サイト内関連記事 駅前商店街は必要ない!痴呆都市が生き残るには「まちつくり3法」を捨てて発想転換するしか... はこちら。

狸穴総研 経済研究所 代表出自多留狸

※英単語の"多用"と"古文書"に使用される用語の解釈について(Revision 5)

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義務教育では日本語圏?の部族をまとめて大和民族・日本民族として、古来よりNation(統一国家)を形成してきたかのように、"洗脳狂育"を行っていますが...

これは、いまだ隣国を牛耳っている(元・両班(ヤンパン)共(※01)が大半を占める)「学閥」がプロパガンダしている「fantasy!(おとぎ話)」と大差ありません。

我が日本国の始祖(那の倭国;邪馬台国、大和政権)は、はっきり言ってEUのような寄り合い所帯で成立したFederation(連合組織・連邦)であり、president,(主宰者)、 chairman(議長)に当たるrepresentative(総代)はいても、

絶対的権力者emperor(皇帝)は居ません!でした。

参※01)当サイト内関連記事 両班(ヤンパン)3悪に翻弄され続ける韓国国民と日韓関係 はこちら。

第1目 古文書研究屋?と鉄オタの共通点とは...

日本史を操っている"歴史屋!"は元来が古文書を紐解くことを生業(なりわい)とする国文学者!なので、専門用語(古文書中の正式表現・業界用語?)がお好き!です。

つまり専門用語を自慢げに吐きまくる「鉄オタ」と同じなわけです。

さらに歴史屋(国文学者)と「鉄道オタ」の共通点であり最大の弱点は、地理に疎い!ことです。

彼らが根拠にする"古文書"は三国志日本書紀の様に、(数百年経った)後年になってから語り継がれた「英雄・偉人伝説」に下ずいて"創作"された、epic(叙事詩)が大半です。

"台帳"などの実用・実務記録に関する古文書は軽んじていますつまり「おとぎ話大好き人間なのです。

つまり一般人と同じく司馬遼太郎を「歴史フィクション作家!」として評価するではなく、「歴史学者」として祭り上げてしまう過ち!に陥りやすい人たちです。

英単語を多用する理由は...

専門用語、特に歴史用語は、時々の為政者が都合の良い"造語"を編み出して、"古文書"に使用しているために、"同異義用語"が多く煩雑すぎる傾向にあるからです。

なので、"あいまい"かつ煩雑な表現"を避けるために、"事柄の性格"を的確に表す英単語の同意語を多用しています。

つまり国司・守護・藩主などの表現は、異なる時代の「時の政権(為政者)が明文化した制度」の下に、任官された職種(専門用語)で、実態(権限)は全て"≒"といえます。

日本語表現(単語)は前後関係に依存する場合が多い

更に日本語の表現(単語)は前後関係に依存する場合が多いために、一つの単語が多くの異なる事柄を示す場合が往々にしてあります。

例えば"地域"に関連する英単語は

  • ●Area(ほとんど手付かずの原野・空地!
  • ●Region(漠然とした地方・一帯
  • ●Zone(共通の条件;気象条件・河川流域・穀倉地帯・工業地帯などの同一条件を備えた地域
  • ●District(明確に区切られた,行政区などの区域!

などに細かく分類されているわけですが...

日本語、特に外来語起因のカタカナ単語では、「地域」を指す英単語localが、rural(田舎・田園地帯)と混同されて、本来は形容詞のregional (地方の)を用いるべき、regional line(地方交通線)や、rural line(田園路線)を(マスコミの連中は)"ローカル路線"としたり酷い場合は、「地方ローカル線の旅」などと、平気で蛇足表現を用いています!

つまりカタカナ外来語と、本来の英単語の意味がずれて終っている訳です。

国家!に関する表現
  • ●Federation(連合組織・連邦)
  • ●Nation(統一国家)
  • ●State(主権国家)
  • ●Dominion(イギリス帝国時代の自治領)※つまり中国王朝の"属国"であった当時の大和王国連合は一応自治を認められていたのでDominionということになります。
生活圏に関する表現
  • ●Tribe(部族)
  • ●Community(共同体)
  • ●Village(集落)
  • ●Municipality(自治体)
tribe(部族)間の縄張りに関する表現は
  • ●Territory(領土・実効支配zone)
  • ●Country(国土)※国土を表す表現で国家を示す表現ではありません!
  • ●Boundary(境界)
  • ●Frontier(Territoryのboundary)
  • ●Border(主権国家間の国境

として明確にしています。つまり国際間主権認められて無い単なるNation(統一国家)では、Territoryを示すboundaryはあってもborder(国境)を持たないわけです!

その他のTerritory(実効支配地・領土・領土)を"種別"する表現では
  • ●Emirate(首長国)
  • ●Manor,plantation(荘園)
  • Colony(植民地・入植地)
権威を表す表現としては
  • ●Emperor;皇帝
  • ●King;王
  • ●Sovereign;元首,君主,統治者
  • ●Lord;領主
  • ●Chief;首長・族長・酋長
  • ●Shaman;司宰・祈禱師・霊能者!?
  • ●Ruler;為政者
  • ●the exploited classes;搾取階級、特権階級、貴族階級=公家
組織 Top の職制
  • ●President(主宰者・大統領・総統)
  • ●Leader(引率者・座長)
  • ●Representative(総代)
  • ●Chairman(会長・議長)
職務(職権)を表す表現としては
  • ●Governor(chief executive officer):(官吏・役職としての)国司・守護・藩主・知事・総督
  • ●Officer;行政官は(※例えば大宰府転勤後の菅原道真の職制はofficerとなります)
  • ●Administrator (管理者)
  • ●Agent;代理人(目代・城代・代官・地頭 はadministrator であると同時にagentでもあったわけです)
  • ●manor owner(荘園主)≒ lord(領主、室町幕府末期の"地頭"も
又古文書記述用語は、できるだけ現代語・日常口語表現に口語訳?しています
  • 印綬;冊封国(属国)の認証印!を授かること。
  • ●"朝貢使";冊封国(属国)として、宗主国である中国王朝へ「臣下の礼」をとるための朝貢に覇権された外交使節団!

なので属国を示す冊封国(さくほうこく)"冊"はFrontierが正しく、borderではありません。

東北などで繰り広げられた出羽柵などの冊を巡る攻防戦はFrontierを巡るTerritory!争奪戦!だったことになります。

国文学者が「冊=中国王朝のFrontier」であると認めない理由は...

日本語ウィキペディアの起筆者などの歴史屋!は国粋主義者!国文学者が多く,

大和朝廷(政権)が『宗主国・中国朝廷の"属国"としてのお墨付きを得て、唐王朝のTerritory!拡大のための代理戦争!をしていた』ことを認める!と

中国王朝の傀儡政権!弥生人の大和政権(朝廷)の Nation(統一国家)&State(主権国家)説崩れてしまう!ためです。

あえて「柵は建造物として設けられていた施設であり、概念的なFrontierでは無い???」と唱えてるわけです...

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公開:2019年11月23日
更新:2023年6月14日

投稿者:デジタヌ

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