タヌキがゆく《狸穴総研機関誌・狸穴ジャーナル》

"モーダルシフト 特定財源"となる" 環境税 "の導入を!

モーダルシフトには財源が必要!

日本で何故モーダルシフトが進まないか、最大の要因「財源」の確保をどのように行えばよいか...

新たな特定財源"環境税"についての提案。

※以下は2008年7月に旧サイトに初稿公開したコラムに加筆修正して再構成しなおし差令和版として復活させた記事です。

《 Future urban transit conception 》都市圏交通システム提言編 Annex1

これでいいのか公共交通?モーダルシフトを考える その3  

LRT、BRTのいずれを選択しても,軌道敷設、道路拡幅には血税投入が必要です!

少子高齢化、国民現にさらされている日本では、新たに財源を求めない限りは「モーダルシフト」は推進出来ないでしょう...

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《 Future urban transit conception 》の総合目次

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プロローグ 21世紀の 都市圏交通 のあるべき姿とは

大阪市が拘る"市営モンロー主義"は業界との癒着を生み不要不急地下鉄路線を蔓延させてしてしまいましたが、千葉市にみられるような"自由放任主義"も無秩序な交通体系を生み都市機能麻痺状態を...

第1回 21世紀の都市近郊ローカル鉄道は発想の転換が必要では?

ローカルエリアのコミューターはバスで、比較的広範囲なエリアは鉄道で、という旧来の住み分け・発想では時代にそぐわないのでは?...

第2回 日本の都市圏公共交通網の問題点!とは...

コンセプトの無い"路面電車復活"が単なるトレンドとなり、建設後の運用に関する長期的ビジョンに欠けているように思える!構想が多いように感じる。

第4回  京都市 と 京阪電車 だからなしえた『 LRT の 地下鉄 乗り入れ!』

これからの21世紀の都市圏交通網のあり方を日本国内に問うた偉業としてテッチャンだけでなく、自称都市交通専門家?達の間でも今後長らく称えられるであろう!

第5回 あいの風とやま鉄道 と 富山地方鉄道 のアライアンスが富山都市圏・広域交通を変える"鉄路"となる!

北陸新幹線開業を機に切り捨てられた在来線の「あいの風とやま鉄道」と地場企業「富山地方鉄道」が大胆なアライアンスで「鉄道事業統合」を図るには、都合の良い時期にさしかかっているのでは?...

第6回 北方貨物線 を 旅客 転換 できれば...サンダーバード号が再び大活躍できる!

来年に迫った北陸新幹線金沢⇔敦賀間延伸開業で681系・683系特急車両の約半数が用無し!になります。

第7回 expo2025大阪・関西万博に合わせて 大阪環状線 おおさか東線 に"ナイトクルーズレストランカー"を運行すれば...

大阪万博を契機に2つの区にまたがったUSJと海遊館が協力し合ってインバウンド観光客を呼べる一大都市型エンタメ・リゾートゾーンを構築すべきでは?

第8回 expo2025大阪・関西万博 を支えるアクセスはJRゆめ咲線・BRT・水上バスの3本の矢!活用が...

EXPO2025 日本国際博覧会も後5年に迫ってきました!大阪メトロ中央線の延伸工事も始まり、万博のメインアクセス路線は目途が立っていますが、問題はサブアクセス!

第9回 六甲アイランド シティーはいずれ隣国のabandoned cityと同じ運命を?...

六甲アイランド"島民"と商業施設を救うには、東灘区役所の移転と、高額鉄道"神戸新交通㈱"を神戸市交通局と事業統合させて一体運用する以外に"廃線"から救う路は無いでしょう...

第10回 芸備線沿線のアクセスを一変させるには...

広島市内中区の国道2号線、嘗ての広島臨港鉄道線、沿いには、たくさんの大学・高校がありますが、通学の便が悪く難儀を強いられています!市役所前から向原駅間をLRT化すれば、通学にも役立ち、沿線活性化への路も開けます!

第11回 大阪メトロ は 株式公開 して 完全民営化 を果たさないと 大阪市が夕張市の二の舞に...

千日前線は近鉄・阪神連絡「大阪高速鉄道」計画をぶち壊すために大阪市交通局が急遽特許申請した「嫌がらせ路線」でしたが、それが祟って?大阪メトロの「お荷物路線の代表格!」に成り果てた路線ですが...

第12回 大阪メトロ は既存路線を跨ぐ 系統別運行 に進化しないと赤字路線解消は...

大阪メトロは世界3大都市、東京・ニューヨーク・ロンドンを見倣って『人に乗り換えを強いる』から『列車を別路線に乗り移らせる』に変わるべきです!

エピローグ 21世紀の 持続可能 な 鉄道事業 とは? ー 交通事業者編 ー

高額拘束鉄道・軌道は都市圏交通衰退途上国?日本の象徴!であり為政者(政府)の施策に従順な国民性が問題では...

プロローグ モーダルシフトが必要な背景は

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都市交通先進国ヨーロッパ諸国ではエコロジー(環境問題)への一つの回答としての"電車"利用促進、いわゆる"モーダルシフト"を全面に押し出してます。

エコロジー、エコノミー双方の観点から、自家用車による通勤を抑制して、2酸化炭素の排出量と、エネルギーの無駄遣いのW抑制の観点から、トラム(電車)の利用が見直され、都市圏交通網の整備へと繋がりました。

第1項 内燃機関の排出ガスによる地球温暖化と海面上昇

環境対策としてのモーダルシフトは、排出ガスによる有害物質汚染問題から、CO2による地球温暖化問題に変化してきています!

中地球温暖化により、超巨大低気圧(タイフーン、サイクロン、ハリケーン)が頻発するようになり、海面上昇と合わせて、都市部では最低でも海抜5m以上、できれば海抜10m以上の、標高が求められるようになってきています!

第2項 脱炭素社会の切り札は電力で生み出される水素

2030年以降ガソリンエンジン車は販売できなくなりました。

小型車(マイカー)と"乗り合いバス"はバーッテリーカーや燃料電池車で置き換わるでしょうが...

インターアーバンとして都市圏を走破する中量以上のトランスポーターは、Trolley lineから給電されるトラムカー(電車)に依存するしかないでしょう!

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第1節 日本に於けるトラム導入の障壁は財源確保!

第1項 kmあたり数十億円の建設費

比較的安いと言っても数十億/㎞の建設費が導入時の課題。

政令指定都市では、経由税・ガソリン税のいわゆる道路特定財源を拡大解釈するやり方で流用も出来るが、一般の地方都市では財源が1番の問題となる。(熊本市が断念したのもこれが理由)

第2項 導入後の維持管理費・設備更新費が問題に

導入後の営業経費・運行経費と維持管理費が最大の問題!

何とか建設できても、百万人規模の地方都市では「独立した事業としての採算性」は極めて悪い。

運賃を高く設定すれば、利用者は伸びないし、安く設定すれば、赤字は目に見えている。

初回にも述べたが、諸外国では、「市内無料」と言った思い切った方法で、利用者(モーダルシフト組)を確保している。

つまり赤字覚悟、惜しみなく税を投入しないと「モーダルシフト」は実現できない!

第3項 財源の問題

と言っても、「そんなゼニ何処にあるのか!」

"うつけ者の岐阜市"がこの例。

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第2節 "モーダルシフト特定財源"である"環境税"を提案する

環境税は何にかけるか?

何に税金を掛けるか? ズバリ"マイカー""マイバイク""白ナンバーの営業車(社用車)"に課税すればよい!

無駄な大型車の氾濫を抑制すると共に、"資源小国"である我が国の実情に見合った経済車"の普及を促進する。

且つ金に糸目を付けないで"贅沢車"を乗り回しているバカ共からガンガン税金を徴収して、トラム建設と運営・維持管理に対する補助金の財源(モーダルシフト特定財源)として、

交通弱者の救済とエコロジーの保全を図り、明るく希望の持てる未来を子孫に残したいとは思いませんか?

排気量/乗員で年間いくら の課税率を設定

具体的には、排気量/乗員で年間いくら の課税とする。

例えば、ミニバイクの排気量50cc/1人・/年を基本単位とし年間¥1500を課金する

軽四輪なら

軽四輪なら排気量660cc/4人=165ccつまり切り上げて排気量200cc→4口×¥1500=¥6,000/年の課税とする。

レクサスだと

今流行の?レクサスだと排気量5000cc/5人=1000cc→20口×¥1500=¥30,000となる。

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エピローグ 読者のレスポンス

匿名さんより

こんばんは。通りすがりの者なのですが・・・

公共交通~モーダルシフトの一連の記事を拝読いたしました。おっしゃるとおり,掛け声ばかりで実際は関係者の「利権」と「コスト」のことばかりが問題にされて,利用者のことなど二の次三の次という事例が多いようですね。 私は浜松市在住ですが,近所の「遠州鉄道」という電車の終点をほんの少し延長する(「天竜浜名湖鉄道」という別の路線に一駅だけ乗り入れて,その地区の中心街に乗り換えなしで直接行けるようにする)という計画が,とても信じられないような費用試算のデータを元に否決されたのをみて,悲しくなりました。 デジタヌさんのおっしゃるように,マイカーへの「環境税」導入は理に適っているように思います。ただ,環境にとって問題なのは(贅沢)車の所有でなくて使用だろうと思いますので,車両そのものでなく燃料(ガソリン)に今以上の税金を追加するのが良いのではないでしょうか。 勝手な意見を書きましたが,,,いずれにしても現状のようなやり方では,モーダルシフトに真剣に取り組んでいるとは到底感じられません。

返礼 貴重なご意見ありがとうございました

しかしながら、今以上のガソリン税の値上げは、社用車、や軽自動車にまで影響を及ぼし、ひいては日本を支える自動車産業の衰退にも...

センチュリー、レクサスや、廃止されるクラウンでも、小排気量の「ハイブリッドカー」が登場しているご時世です!

さらにはエンジンを積んでいない"電気自動車"や小排気量エンジンを搭載した"レンジファインダー車両"の普及促進のためにも

やはり省エネ、エコロジーにつながるのは"排気量"のダウンサイジング以外には道は無いでしょう...

令和3年 再掲載に当たって...

狸穴総研 交通問題研究室 出自多留狸

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後書き《 Future urban transit conception 》シリーズについて

欧米先進国では"都市圏交通事業"は同一オーソリティー(公共事業体)による一元化の方向に移ってきています!

21世紀は、「ナードウェアー」トランスポーターの優位性を競う時代では無く、都市圏全体のtransit(交通機関)の有機的な結合による運行システムの「ソフトウェアー」の時代です!

地下鉄やモノレール、新都市交通、LRTなどの"軌道"に拘らずに、BRT、水上バスまで含めた広範囲なトランスポーターが有機的結合を果たして、"利用者"であり出資者(納税者)でもある一般市民の立場に立って、コストパフォーマンス(費用 対 効果 )についての総合的な検討を加えた上で、エコロジー・エコノミー・バリアフリー・コンビニエンス(利便性)の4拍子がそろった「総合的な一元化された都市圏広域交通システム体系(事業体)」が求められている時代です!

狸穴総合研究所 地域交通問題研究室 出自多留狸

 

公開:2008年7月 6日
更新:2021年8月23日

投稿者:デジタヌ

これでいいのかJR西日本 《 鉄タヌコラム2008 》福知山線の惨事は教訓として活かされているか?その2TOP日本の大都市の地図上から"路面電車"がeraseされた訳は...


 

 



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