狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

日本の modal shift は dictate-shift!【 LRTとモーダルシフト ・シリーズ】

副題 トラック運輸業者虐め!では北海道産玉ねぎ・ジャガイモ輸送は守れない!

《要約》政権よとう(夜盗)と旧・運輸省派(官僚)のトラック・バス運輸業界潰し!

日本のモーダルシフトは中央省庁(旧運輸省・経産省)"官僚"の「天下りシフト!」にすぎません!深刻なトラック・バスドライバー不足を"ネタ"に、彼らの『再就職先への手土産!』の山車(出汁)に担がれているだけです。

唯一残った国内の有望市場!鉄道事業者

少子高齢化・東京一極集中で、鉄道事業、特に"ちほう(痴呆?)鉄道線"は、存亡の瀬戸際に立たされていますが、

2008年のリーマンショック以来冷え込んだままの!輸出(世界)に期待できなくなった、鉄道設備関連 syndicate,cartel は、JRグループをはじめとする国内の鉄道事業者に的を絞!生きのこりを賭けて猛烈な売り込み!攻勢をかけています。

"モーダルシフト 特定財源"となる" 環境税 "の導入を! の目次

※以下は2008年7月に旧サイトに初稿公開したコラムに加筆修正して再構成しなおして令和版として復活させた記事です。

★第1節 モーダルシフトが必要な背景は

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都市交通先進国ヨーロッパ諸国ではエコロジー(環境問題)への一つの回答としての"電車"利用促進、いわゆる"モーダルシフト"を全面に押し出してます。

エコロジー、エコノミー双方の観点から、自家用車による通勤を抑制して、2酸化炭素の排出量と、エネルギーの無駄遣いのW抑制の観点から、Tram(路面電車)の利用が見直され、都市圏交通網の整備へと繋がりました。

第1項 内燃機関の排出ガスによる地球温暖化と海面上昇

環境対策としてのモーダルシフトは、排出ガスによる有害物質汚染問題から、CO2による地球温暖化問題に変化してきています!

中地球温暖化により、超巨大低気圧(タイフーン、サイクロン、ハリケーン)が頻発するようになり、海面上昇と合わせて、都市部では最低でも海抜5m以上、できれば海抜10m以上の、標高が求められるようになってきています!?

というのもFake

実際には、ドライバー不足に付け込んで!運輸賊共が暗躍して、とトラック・バス業界潰しにかかっているだけです。

USAや、ユーラシア大陸とは違い、周囲を海で囲まれた島国"日本劣等"では、前途した様に、

高速フェリーで丸2日もあればで東京⇔九州、名古屋⇔北海道間の大量貨物輸送が可能!で、

関東(大洗)⇔北海道(苫小牧)であれば30時間程度で大量貨物輸送が可能です。

第2項 脱炭素社会の切り札は電力で生み出される水素

2030年以降ガソリンエンジン車は販売できなくなる予定でしたが...

  • ●最近頻発している中華リチウムバッテリーの爆発事故!
  • 充電スタンド待ち時間!

の問題が大きくクローズアップされて、水素カーが見直されている状況です。

しかし小型車(マイカー)と"omnibus(乗り合いバス)はバーッテリーカーや燃料電池車で置き換わるでしょうが...

Interurbanとして都市圏を走破する中量以上のトランスポーターは、Trolley lineから給電されるTram(路面電車)に依存するしかないでしょう!が、バッテリーの交換サイクルの問題が...

★ニューキャッスルの「バッテリートラム」!

トロリーバス・トロリートラックが見直されていますが...

♥ ドイツのDual mode trolley tractor の取り組み

そこで、現在ヨーロッパでは、trolleyが見直されていますが、限られた幹線でしか普及させるのは困難です!

バスはともかく、数十トンもの貨物を輸送するには、バッテリートラックでは対応できません!

つまり宅配などのdeliveryに利用するために使用できるように、市内をtrolleyでカバーすることも出来ま線(せん)。

第3項 バス(トラック)♥コンボイ無人化への以取り組みも

更に、当のJRグループが、バス(トラック)のコンボイ(編隊)運行の技術開発を熱心に行っています。

中共では既にomnibus の無人運行も実現しており、運転手不足解消への積極的な動きも盛んです。

★第2節 日本に於けるトラム導入の障壁は財源確保!

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第1項 kmあたり数十億円の建設費

比較的安いと言っても数十億/㎞の建設費が導入時の課題。

政令指定都市では、経由税・ガソリン税のいわゆる道路特定財源を拡大解釈するやり方で流用も出来るが、一般の地方都市では財源が1番の問題となる。(熊本市が断念したのもこれが理由)

第2項 導入後の維持管理費・設備更新費が問題に

導入後の営業経費・運行経費と維持管理費が最大の問題!

何とか建設できても、百万人規模の地方都市では「独立した事業としての採算性」は極めて悪い。

運賃を高く設定すれば、利用者は伸びないし、安く設定すれば、赤字は目に見えている。

初回にも述べたが、諸外国では、「市内無料」と言った思い切った方法で、利用者(モーダルシフト組)を確保している。

つまり赤字覚悟、惜しみなく税を投入しないと「モーダルシフト」は実現できない!

第3項 財源の問題

と言っても、「そんなゼニ何処にあるのか!」

"うつけ者の岐阜市"がこの例。

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★第3節 "モーダルシフト特定財源"である"環境税"を提案する

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環境税は何にかけるか?

何に税金を掛けるか? ズバリ"マイカー""マイバイク""白ナンバーの営業車(社用車)"に課税すればよい!

無駄な大型車の氾濫を抑制すると共に、"資源小国"である我が国の実情に見合った経済車"の普及を促進する。

且つ金に糸目を付けないで"贅沢車"を乗り回しているバカ共からガンガン税金を徴収して、トラム建設と運営・維持管理に対する補助金の財源(モーダルシフト特定財源)として、

交通弱者の救済とエコロジーの保全を図り、明るく希望の持てる未来を子孫に残したいとは思いませんか?

排気量/乗員で年間いくら の課税率を設定

具体的には、排気量/乗員で年間いくら の課税とする。

例えば、ミニバイクの排気量50cc/1人・/年を基本単位とし年間¥1500を課金する

軽四輪なら

軽四輪なら排気量660cc/4人=165ccつまり切り上げて排気量200cc→4口×¥1500=¥6,000/年の課税とする。

レクサスだと

今流行の?レクサスだと排気量5000cc/5人=1000cc→20口×¥1500=¥30,000となる。

★後書き 読者のレスポンス

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匿名さんより

こんばんは。通りすがりの者なのですが・・・

公共交通~モーダルシフトの一連の記事を拝読いたしました。おっしゃるとおり,掛け声ばかりで実際は関係者の「利権」と「コスト」のことばかりが問題にされて,利用者のことなど二の次三の次という事例が多いようですね。 私は浜松市在住ですが,近所の「遠州鉄道」という電車の終点をほんの少し延長する(「天竜浜名湖鉄道」という別の路線に一駅だけ乗り入れて,その地区の中心街に乗り換えなしで直接行けるようにする)という計画が,とても信じられないような費用試算のデータを元に否決されたのをみて,悲しくなりました。 デジタヌさんのおっしゃるように,マイカーへの「環境税」導入は理に適っているように思います。ただ,環境にとって問題なのは(贅沢)車の所有でなくて使用だろうと思いますので,車両そのものでなく燃料(ガソリン)に今以上の税金を追加するのが良いのではないでしょうか。 勝手な意見を書きましたが,,,いずれにしても現状のようなやり方では,モーダルシフトに真剣に取り組んでいるとは到底感じられません。

返礼 貴重なご意見ありがとうございました

しかしながら、今以上のガソリン税の値上げは、社用車、や軽自動車にまで影響を及ぼし、ひいては日本を支える自動車産業の衰退にも...

センチュリー、レクサスや、廃止されるクラウンでも、小排気量の「ハイブリッドカー」が登場しているご時世です!

さらにはエンジンを積んでいない"電気自動車"や小排気量エンジンを搭載した"レンジファインダー車両"の普及促進のためにも

やはり省エネ、エコロジーにつながるのは"排気量"のダウンサイジング以外には道は無いでしょう...

令和3年 再掲載に当たって...

狸穴総研 交通問題研究室 出自多留狸

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公開:2008年7月 6日
更新:2024年2月21日

投稿者:デジタヌ

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