狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

公務員の天下り防止策について《 甘辛時事放談 2006》

前書き(要約)キャリア組が内閣を差し置いて!実権を握っていては...

主権在民の基本理念に下ずく「立法・行政・司法の3権分立」の基本コンセプトはどこに行ってしまったのでしょうか?
行政Topであるはずの内閣はお飾り!で、キャリア組と呼ばれる各省庁の事務官Topが、経済怪Topと横で繋がり「日本丸(日本経済)を操船」していて、船長(首相)がお飾り!では...、天下りが横行するのは当然の成生では...

プロローグ 今は亡き、関西漫才の大御所"ボヤキ漫才"風に?

師匠『皆さん聞いてください』

相方『ハイ、ハイなんですか...』

師匠 『自民党も共産党もなにヌカシトンネン?』

相方『いきなり何やのん?...』

師匠『けさ、たまたまNHKラジオの政党討論を聞いていて腹が立ってきたんですは...』

相方『ハイハイ、それで"どないした"いうの...』

師匠『公務員の天下り防止策に5年間再就職禁止? 年数の問題チャウヤロ!』

相方『はあそれで...』

師匠『ジジイ連中は5年待たされたら死ぬチュウーのか?』

『俺やったら5年くらいは、休養やおもて喜んで遊んで待つゾ!』

相方『あんたやったら、そうやろネ...』

師匠『 "公務員の中にも有能な存在がいて、民間から嘱望されスカウトされるような場合もある?" 』

『逆に言うたら"公務員はほとんどが無能で!無理矢理民間に押し込んでいる!"という事か!???』

相方『まあそれはその通りと違うか...』(聴衆全員納得して)

師匠『悪意・意図??(アカイイト)以外の"能力"無いのと違うんか?...』

相方ドダイ"役所"に関係ナイ職業・企業なんかに行く訳アレヘンガナ!...』

師匠『皆さん!つまり再就職を認める限りは、"何らかの利益誘導は絶対さけらへん!"という事と違いますか...』

『パチ、パチ、パチ...(会場からの拍手)』

とまあこんな風に...

★第1節 公務員天下り防止柵?を設けるべし

風刺漫談はこれ位にして、以下は狸穴総研政経研究室からの大真面目な提案。

第1項 制度改革

以下の5項目を柱に制度改革をすべきだろう。 

第1目 免職者以外の「自己退職者の再就職禁止!」

第2目 定年制の廃止

管理職を除く一般職は、本人が希望するまで働けることとする。

但し業務に支障を来すような事態(例えばボケ等?)が生じた場合は、退職勧告できるとする。

第3目 管理職定年制の採用

管理職は60才定年として、60歳以降は専門職、一般職に降格する。

第4目 年収上限制度の導入

大企業並みに押さえる。

第5目 退職金制度の見直し

退職金を大企業並みに押さえる。

第2項 各制度の役割は

第1目 は必須条件、

第2目 は交換条件として。今の高齢化社会において<経験豊富な優秀な人材>?がただ死期を待ちながら朽ちていくのはまことに気の毒であり、少子・高齢化社会のいま単なる穀潰しになって貰っても困る!?。

第3目は "若く優秀な?後進"に道を譲るべく、管理職は60才で退いて頂く。

第4目は 年功序列型の給与体系を全面的に改め、職制だけでは無く、成果に応じた給与体系制度を採用する。

何でも数値化することのお好きなお役人様のこと?御自身の仕事の成果や評価ぐらい数値化できるでしょう!

第5目は 同じく同様な手法で見直す。

★アンコール 皆さんどう思いますか?

師匠『皆さんどう思いますか?』

会い方『ハイハイ』

師匠『政府は何ヤットンジャ!責任者出テコイ!』

会い方 『出てきたらどうすんねん?』

師匠『謝ったらシマイヤ!?』

《チャンチャン?...》

<本記事は03/12/2006に初稿公開した記事です>

後書き《日本の司法・行政は官僚が"牛耳っている!"》シリーズについて

※ここをクリックするとこのページの"目次 Topに戻れます!

第1項 日本人(国民)の最大の誤解「主権在民」はFake !

「1945年の大東亜戦争敗戦後の我が日本国は民主主義国家になった???」

と、「垢にかぶれた教員共(狂育者)!から洗脳教育」されましたが...

実態は、敗戦以前の大日本帝国体制と少しも変わっていません!

つまり日本国は大日本国帝国と同じ封建制の「公家社会(官僚社会)!」のままなのです。

第1目 主権在民は絵に描いた餅!

内閣が総辞職しても日本国は機能する!

つまり、行政Topであるはずの内閣(国民代表?)が総辞職しても、滞りなく日本国が動き続けるのは...

中央省庁の官僚機構が"しっかり"しているからですが...

中でもキャリア組といわれる「省庁人事のTopに上り詰めた人たち」が、実際の行政(国政)を"指揮"しているからです!

"民主主義"はすでに崩壊している

つまり、"民主主義"はすでに崩壊しているわけです。

戦前も今も、日本(経済)を動かしているのは、ごく一部の「上り詰めた"財怪人Top"と、上り詰めた"官僚"Topです。

大東亜戦争(侵略戦争)も、「軍部が起こして軍部が継続させた???」のではありません!

火をつけて焚きつけた!」のは"一部の財怪人と当時の官僚"です!

ねん彼らは、戦争責任を全て軍人に押し付けて、自らはUSAお得意の司法取引!」で極刑を逃れ!

戦後は、世界の警察???USAの腰巾着!として、自由圏?の斥候!そしてバックヤード要員として「朝鮮動乱、ベトナム戦争、中東戦争」を支え続けてきたわけです。

第2項 3権すべて官僚支配!体制

※このお方は嘗てのUSAジョンソン大統領の様に単なる操り人形にすぎません!

断っておきますが!小生は「陰謀論!」が大好きな「共産主義者」ではありません!

communist はケネディー暗殺に関わった?とされるフリーメーソンや、KKKの様な秘密結社による陰謀論!が大好きなようですが...

小生はリベラルなので、陰謀論は信じていません!

第1目 立法、司法、行政の3権分立は絵空事!

但し明文化されない"申し合わせ"はある!

しかし時の権力者達の「大人の事情(利害・思惑)」の一致による"明文化されない!"申し合わせ"存在すると確信しています!

つまり、日本では官僚共(と財怪人)に都合の悪いことは、たとえ重大犯罪(※01)であっても、司法(最高裁判所・最高検察庁・警察庁)Top、行政(中央省庁)Topspして財怪Topの「大人の事情(利害・思惑)」が一致すれば、「(彼らに)都合よく歪曲!されて終う!」わけです...

1とき(田中角栄先生ご健在の頃)政治は官僚主導から内閣(政治家)主導の律令(立法)国家になっていた時期もありましたが...

(基本)日本国は"官僚主導"(行政主導)の封建体制が堅持されているわけです!

このことは、議員立法の件数(施行数)が極端に少ない!ことが立証しています。

参※01)日航機墜落事件、警察庁長官殺害事件、ホリエモンのインサイダー取引???事件...

全て、行政(中央省庁)の手先"特捜部"に都合よく処理されて、真実は闇の彼方に...

ホリエモン暴露話 その1 21世紀の 日本にもフィクサーが居た!

バブル景気(1986年12月か→1991年2月)が崩壊して、その後の暗黒の10年間で金融ビッグバン(1996年→2001年)がさく裂して その後にライブドア事件の捜査が"指示"され(2005年4月頃)

結果的にホリエモンが懲役2年6か月の有罪???判決を受けて、別荘で臭い飯をいただけた?わけです。

きっかけは、ライブドアによる2005年のニッポン放送買収騒動ですが...

この時に、自らfixer(調停人・ドン!)を名乗って彼を訪れた有る人物が...

『俺が、FujiTVとの間に入って調停してやるから、(売却益なしの)買い取った値段で、Fuji TV側に譲渡しなさい!』と話を持ちかけてきたそうです...

しかしホリエモンは『ああそうですか...当方で検討して対処させていただきます...』と軽くあしらったそうです。

しかし結果として、ホリエモン(ライブドア)はオプション?として数十億円をFujiTV側からせしめて、4月頃に決着がついたわけですが。

(※この間の事情についてホリエモンが吐露した暴露話コンテンツは最近突如非公開!とされて終いました!)

そして直後に、検察が立件に乗り出したわけです!

サランい当初は経産省出身の村上氏率いる村上ファンドが買収話を持ち掛けて、ホリエモンが乗った話でしたが...

ある時期に村上ファンドが手を引き!梯子を外された状態で、頑張った結果あともう一歩のところで、失敗したわけです。

きっかけを作った村上ファンドの主宰者村上氏も、2011年6月6日に懲役2年、執行猶予3年、罰金300万円、追徴金約11億4900万円の判決が確定したわけですが...

前出のfixer(調停人・ドン!)はホリエモンに赤っ恥を搔かされたわけです!

つまりそのことが、Fuji TV・NHKが西移動するTV業界総動員の「ホリエモン・バッシング」に繋がり、「関係者の証言?(偽証)」と「状況証拠」だけで立件されて"別荘暮らし"に繋がったわけです。

つまり司法においても「疑わしきは罰せず!」の大原則が「横のつながり」で反故にされている!わけです。

ホリエモン暴露話 その2 政治屋!が死ぬまで引退しない理由

ホリエモンが別荘から"娑婆"(シャバ)に出た後、とあるパーティーで「故安倍晋三元総理」とばったり顔を合わせた時に...

『オメエ、どうして国会議員になら成った?...国会議員になっておけば(特捜に)"目を付けられて"臭い飯を食らう必要も無かったのに!』といわれたそうです。

逆説的には、国会議員(や地方の政治屋)になれば、この国を動かしている権力者達から「一定の"利用価値!"は認めていただける!?」ということです。

なので全国の自治体長も、選挙に落っこちて任期満了(利用価値が無くなる!)すると、殆どの人が検察庁に引っ張られるわけです!

更に権力集団に見限られると...在任中でも、猪瀬直樹氏や舛添要一氏の様に嵌られて"失脚させられるわけです。

つまり行政(中央省庁)・財界Topに反抗せず、Agent 養成機関(総務省)出身者の様に中央省庁Topからの指示従順に従っておけば、特別功労金!が付与されるまで、細く長く生き永らえれる!わけです。

京都市長の様に「二進も三進もいかなる」場合も...

現京都市長の様に、左右両派と不快(ふかい)関係にあると...

左右両派から責め立てられて「進むも地獄退くも地獄」状態となり、

市民を犠牲にしてでも「"市長路線と整備新幹線建設路線を走り続け!なければならなくなってしまった...」わけです。(※02)

内情を深く知りすぎると存命中に引退できない!羽目に

又、内情を知りすぎた彼は、存命中に退任することにでもなれば、両派の刺客に狙われて、故京都王将前社長同様に...

京都の市民活動団体(左派)や財怪(右派)は"はんなり"(上品)なようで、実は (-_-メ) 関係者とも繋がっていて"鉄砲玉"には事欠か無わけです...

参※02)当サイト内関連記事 北陸新幹線小浜ルートは成田新幹線同様に unfinished road に...京都府・京都市には先立つものが無い! はこちら。

第3項 Identity を確立している県は地元出身者自治!を行っている

Region(地方)で、独自の"経済圏"の基本となる Identity を確立している"県"は地元出身者で自治を行っているMunicipality(自治体)のCommunity(共同体)になっています!(※02)

つまり、お互いに依存し合わない共生(共存・共栄)が成立しているわけです。

第1目 旧・自治省は Agent 養成所!

旧・自治省(現・総務省)の設置目的は、建前(綺麗ごと)とは別の Agent(目代)養成機関!としての機能です。

養成所(研修所)である総務省を巣立った Agent 達は、各地にある大和政権以来の令制国!にOfficer(行政官)として送り込まれて、スキルを身に着けてから、改めてGovernor(知事)として着任!するわけです。

これは「公家(官僚)による封建制度(荘園支配)が確立した平安時代」以来脈々と続けられてきた任官制度です。

※参)当サイト内関連記事 冊封から解かれて後ろ盾を無くした朝廷に取って代わった関東(蝦夷?)武士団! はこちら。

全国の地方自治体の鏡!久山町!

(※)拡大してみてください、物流業と、周辺Municipalityからも集客できる!流通業(トリアス・アウトレットモール!)で立派に自立!しています。

未来型Town 久山町!では新幹線は貫通!していても、駅(益)はありません!

それどころか在来線(駅)すら存在しません!

しかし、町(民)は安定した雇用(進出企業)と、豊かな町政(税収)に支えられて、身の丈をわきまえた(箱物に汚すされない!堅実で豊かな暮らしを営んでいます。

つまり Agent(目代)養成機関!自治省からOfficer(行政官)やGovernor(知事)を受け入れずに地元出身者をLeaderに選出した福岡県や神奈川県にある発展(税収UP!)したMunicipalityは、「全幹法」(※98)「まちりつくり3法」(※99)という2大悪法!の洗礼を受けず!に大発展を遂げた好例と言えるでしょう。

当サイト内関連記事 日本は究極のコンパクト・ステート!を目指している?... はこちら。

参※98)当サイト内関連記事 新幹線・建設推進派の3つの虚言「三無い整備新幹線!」の実態を暴く はこちら。

参※99)当サイト内関連記事 駅前商店街は必要ない!痴呆都市が生き残るには「まちつくり3法」を捨てて発想転換するしか... はこちら。

狸穴総研 経済研究所 代表出自多留狸

 

公開:2006年3月12日
更新:2024年3月13日

投稿者:デジタヌ

連載《 首都機能分散移転 と地方分権・道州制を考える...》ー最終回ーTOP民営化とサービス低下の懸念?...やとう?に落ちぶれた自民党の言い掛かり!


 

 



▲日本の民主主義と autonomy 調査班へ戻る

 

ページ先頭に戻る