狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『ドライバー不足によるバス路線網の崩壊は"政治ゴロ共"が仕組んだ...』ー最終回ー

★エピローグ "公共交通欠損 area "などの秘境・僻地!の「交通弱者」を救う途は...

第1項 宮崎県と宮崎交通のとりくみ!

宮崎交通では四半世紀以上前から、宅配事業者(佐川急便、ヤマト運輸、日本郵便)とアライアンスを結び!山間部にある過疎地のlifelineを守っています!

つまり、omnibus(乗り合いバス)とのアライアンスで、山間部・過疎地の branch,delivery office(集配所)間を結び、delivery center⇔delivery office間のtransfer の Loss handling (センター便)削減とdelivery car(t宅配車両)の運行ロスを省き♥安定した集配サービス向上に繋がっています。

そして"豊岡市など全国のMunicipality(自治体)で omnibus と delivery business の alliance(業務提携)による partnership の trend となっています。

これを推し進めて宅配便業者による「定期循環バス運行」を認める等の規制緩和による「超低輸送密度旅客輸送」の分野にも目を向けるべきでしょう。

★第1項 超低輸送密度用トランスポーターの"事業免許"の見直しが必要

少子高齢化により過疎地になった地域に住む「交通弱者」に対する「公共トランスポーター」サービスは、鉄道に拘らなくても色んな道が開けてきています!(※00)

北海道ですら?道内の隅々にまで舗装道路が行き渡って、殆どの都市が高速バスで結ばれている昨今です。

「生活物資」を運んでくれている輸送・ライフラインとしてのJR貨物さんの役目はトラック輸送では賄いきれない面もありますが...

「国土交通省」の" 運輸行政の一元化 "が図れていない現状では、地方の鐡道事業には廃線・規模縮小・衰退するしか(鉄)路は残こされていない、のかもしれません。

鉄道に代わる公共交通機関として、法改正による"貨客輸送の見直し"がこれからの日本に求められているのではないでしょうか。

参※00)当サイト関連記事 鉄道 は陸上旅客輸送の1手段にしか過ぎない!首都圏 にあるお利口なトランスポーターたち!はこちら。

白ナンバーの潜り営業の黙認廃絶も...

ケジメをつけるべきところは、しっかりと遵法厳守を行うべきです!利用者

前途した、北海道でのカーシェアボランティアや、一部の自治体が行っている村営白ナンバーomunibus の営業運行は度はもってのほかです。

何か事故が生じた場合に、インシデントとなり、責任の所在が明確でないと、ドライバーが刑事責任を負うだけではなく、民事訴訟(損害賠償)の対象ともなりかねません!

Metropolis の交通局同様に弱小町村も、運輸事業の認可を受けて、国交省が適切な運行支援(補助金支出)を制度化して、営業(緑)ナンバー運行を行うべきです。

それが(公務員資格などの都合で)不可能ならば、地元のタクシー会社などにマイクロバス(9人乗りワゴン)によるオンデマンドバス(乗り合いタクシー)運行をお願いすべきでしょう。

バストラック協会加盟の営業(緑)ナンバー営業ならば、いざという時に運輸会社責任となり零細事業者の場合は組合(保険)が肩代わりしてくれるので、ドライバー・利用者共に安心して利用可能です。

※自治体⇔運輸事業者の運行委託契約時に、保険加盟を義務付ければ問題ありま線!

又、自治体で保険金を負担してあげても良いでしょう。新たに部署を設けて、公務員を増員するよりは、少ない経費で済みます!

さらに、裏技として運輸会社も、パートタイマー(兼業農家)運転手の起用も可能となります。

★第2項 9人乗りのトリプルキャブと規制緩和が過疎地を照らす希望の光に...

安全旅客輸送上もちろん第2種運転免許は必須条件ですが、トリプルキャブ(9人乗り)のトラックなどを利用して後部荷台に「冷凍・チルド・常温」3温度帯適応のコンテナを架装すれば、ハード的には対応できます。

配達地域内は軽トラックで配送業務を行い、営業所(バス停終点)に荷受け取り扱いの幟を立てておけば、両立できるはずです。

もちろん自治体の(旅客輸送に対する)補助は必要でしょうが、「事故が起こった場合の補償も含め」、各地の無料コミュニティーバス運行や、山間部の寒村を持つ自治体で運行されている自治体の白ナンバーバス」の営業運行などよりはよほどまともです!

★第3項 ♥「過疎地特例法」の議員立法を

超党派の国会議員で新たな「過疎地特例法」を"議員立法"すれば、日本郵政や宅配業者の旅客運輸参入の道が開拓?できます。

トータルで考えた場合「脆弱な財政基盤」の地方町村では、「鉄道やバス路線転換」への助成金支出よりはずっと少額出資で「交通弱者対策」が行えるようになるでしょう!★

★後書き 天命を終えた路線とはについて

(Version1,Revision3 ー2023年7月29日改訂)

色んな理由で、赤字路線が廃止検討されています。

と言うより色んないいわけで、『赤字路線が21世紀まで生き延びた』といってもよいかもしれません。

鉄道駅を中心(ハブ)として、ローカルエリアの交通網・生活圏を構築してきた、自治体の都市計画を考え直す時期に来たのかもしれません!

第1項 大幅に機械化されて♥道路整備が容易になった現在では...

嘗ては,道路整備よりもお手軽なLife lineとして僻地にまで鉄道が張り巡らされたわけですが...

道路建設の技術革新で、舗装路が全国隅々にいきわたった現在、99%の陸上貨物はトラックに移り、中量旅客輸送もオムニバス(バス運輸)網が担うようになっています。(※901)

参※901)当サイト内関連記事 実は一般道の舗装率と深い関係がある「モータリゼーションの激流!」 はこちら。

鉄道事業者は大きなハンディー

専用走路"Railway track(軌道)"の維持管理・設備更新を自己負担しなければならない"鉄道事業者"は、大きなハンディを抱えるようになりました!

第2項 時の流れに移ろう「民の営み・暮らし向き」と共に restructuring(断捨離)も...

嘗ての街道沿いの"宿場"を繋いだ鉄道も、宿場その物から「民の営み・民の暮らし」が消え失せ、"新鮮な空気"以外には運ぶものが無くなった旧街道沿いの路線も多いわけです。

『 nostalgia に満ちた"鉄道神話の呪縛"を解き放ち、再度"地域交通を見なおし"、大胆な restructuring(断捨離)を行うべき時期』ではないのでしょうか...

狸穴総研 鉄道再建研究室 極赤字路線問題調査室 出自多留狸

※脚注 関連団体♥ 問い合わせ先リンク集

※パブリックコメントとは...

パブリックコメントとは聞こえは良いですが、

自治体当局が『一方的な Scheme(企て!)についての Compliance(追認)!を促している』だけです!

つまり consensus(総意・協心)を得るための"異見"聴取ではありません!

feudalism(封建制)、ictatorship (独裁)に下づく施策に、 subordinate(従属させる)oppression(抑圧!) と同じ、中共が行っている tyranny圧政!) と何ら変わりません!

つまり目安箱(市政へのご意見・ご要望受付)すらない様な municipality は、『独善的で恣意的な独裁支配!を行っている』と言えます。

※参)当サイト内関連記事 パブリックコメント 制度とは... はこちら。

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公開:2019年7月18日
更新:2024年2月22日

投稿者:デジタヌ

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