江坂駅 周辺がまるで未来都市!《 吹田市タウンレビュー》ー第4回ー
第1項 吹田市と江坂駅の歴史
1889年4月1日 - 豊島郡榎坂村、垂水村が合併して豊津村となる。旧村内の地名から1字ずつ取った合成地名。
1940年4月1日 - 吹田市に合併。
1964年(昭和39年)9月24日:新大阪駅 - 梅田駅間 (3.5 km) が開業。
梅田駅 - 天王寺駅間の区間運行便が中津駅 - 天王寺駅間での運転となる。
1970年(昭和45年)2月24日:江坂駅 - 新大阪駅間 (2.9 km) が開業
同日:北大阪急行・南北線・会場線 江坂 - 千里中央(仮駅) - 万国博中央口間開業。
北大阪急行電鉄と相互直通運転開始。
第1目 北大阪急行電鉄
株式非上場!3セク株式会社(但し阪急連結決算子会社!)
3セクと呼ばれる会社体系は一般名称で法的規定はありま線!
本社所在地 豊中市寺内二丁目4番1号
(2019年3月31日現在)
- ●阪急電鉄 54.0%
- ♥大阪府 25.0%
- ●関西電力 5.0%
- ●大阪瓦斯 4.0%
- ●三菱UFJ銀行 4.0%(日本マスタートラスト信託銀行の出資者)
- ●三井住友銀行 4.0%
- ●りそな銀行 4.0%(日本カストディ銀行の出資者)
阪急電鉄は阪急・阪神ホールディングスの100%子会社です。つまり北急は阪急・阪神ホールディングスの孫会社です。つまり「大きな発言力を持っているのは金貸し共!」です。
このあたりの事情が、他の3セク、JR東西線(関西高速鉄道)、おおさか東線(大阪外環状鉄()道、京阪中之島線(中ノ島高速鉄道)と違うところです。
なので、現状大阪府の発言力はせいぜい箕面萱野駅延伸事業主張ぐらいしか出来ま線でしたが...
阪急・阪神ホールディングス関連事業者
阪急電車の子会社能勢電(株式98.5%所有)、そして阪急電車・阪神電車の全株式を保有しているホールディングスです。
下記グループ事業者以外にも、神鉄と競合(協調)路線を運行している"神秘バス"にも間接出資しています!
※エイチ・ツー・オー リテイリングは阪急・阪神ホールディングスの子会社です、
グループ企業がお互いの株を持ち合うのは昔からの習わしでもあります。
2005年4月1日に阪急電鉄株式会社が阪急ホールディングス株式会社となり、(阪急電車が完全子会社化)
2006年6月19日に阪神電鉄を完全子会社化しました。
同年10月1日に阪急ホールディングスから阪急阪神ホールディングスに商号変更。
主要株主
(2021年3月31日現在)
- ●日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 7.80%
- ●株式会社日本カストディ銀行(信託口) 4.80%
- ●日本生命保険相互会社 2.15%
- ●エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 1.73%(阪急・阪神ホールディングスの子会社)
- ●STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 1.66%
- ●株式会社日本カストディ銀行(信託口7) 1.61%
- ●株式会社日本カストディ銀行(信託口5) 1.60%
- ●株式会社三井住友銀行 1.48%
- ●株式会社日本カストディ銀行(信託口6) 1.42%
- ●株式会社日本カストディ銀行(信託口1) 1.27%
第2目 運輸事業者連合会(trust)!を率いている政策投資ファンド
日本の大手運輸事業者は、日本マスタートラスト信託銀行と日本カストディ銀行が♥Hub となって、独占禁止法に抵触し無いレベルで、アライアンス関係(広範囲にわたる提携関係)trust を結成して、♥共存共栄!を図っているのです。
参※)当サイト関連記事 今や鉄道事業者間にライバル争などは無い!共存共栄路線を走る義兄弟・線友! はこちら。
参※)当サイト関連記事 運輸業は一家!事業者はみな兄弟! はこちら。
日本マスタートラスト信託銀行
有価証券の保管や管理事務を行う日本の資産管理業務に特化する銀行(信託銀行)である。設立当初はJPモルガン系だったが、現在は株式を三菱UFJ信託銀行などが保有している。《日本語ウィキペディアより引用》
生い立ち
- ●1985年 米国系のハゲタカファンド?チェース・マンハッタン信託銀行として設立
- ●1999年 ドイチェ・モルガン・グレンフェル信託銀行→ディーエムジー信託銀行に改称しました。
- ●2000年 金融ビッグバンで立ち直った?国内金融資本が加わって日本マスタートラスト信託銀行に改称
- ●2005年 海外資本が完全撤収して、♥国内金融資本100%体制となり、2行目の国内金融系政策投資ファンドになる!
主要株主
(2023年4月1日現在)
- ●三菱UFJ信託銀行 46.5%
- ●日本生命保険 33.5%
- ●明治安田生命保険 10.0%
- ●農中信託銀行 10.0%
日本カストディ銀行
日本マスタートラスト信託銀行と同様の投資ファンドです。
生い立ち
- ●2000年6月 金融ビッグバンで立ち直った!?純国内金融資本の日本トラスティ・サービス信託銀行として発足。
- ●2020年7月27日 日本トラスティ・サービス信託銀行が資産管理サービス信託銀行とJTCホールディングスを吸収合併し、日本カストディ銀行に商号変更。
主要株主
(2020年7月27日現在)
- ●三井住友トラスト・ホールディングス株式会社 33.3%
- ●みずほフィナンシャルグループ 27.0%
- ●りそな銀行 16.7%
- ●第一生命保険株式会社 8.0%
- ●朝日生命保険相互会社 5.0%
- ●明治安田生命保険相互会社 4.5%
- ●㈱かんぽ生命保険 3.5%
- ●富国生命保険相互会社 2.0%
勿論これら国策投資ファンドの母体(出資者となる)各金融機関には財務省OB、OGも多数!天下り!しています。
江坂新都心化の歴史
- ●1972年9月 - 大同生命江坂ビル竣工。
- ●1975年3月31日 - 江坂東洋ビル(現・パシフィックマークス江坂ビル)竣工。
- ●1978年 - 江坂駅南改札口供用。
- ●1981年6月1日 建築基準法(耐震基準)改正
- ●1983年4月17日 - 吹田市立中央図書館江坂分室を供用開始。
- ●1990年(平成2年)4月1日:昼間・天王寺⇔中津駅区間運行便が 天王寺駅⇔新大阪駅 間に延長!
- ●1995年1月17日 阪神・淡路大震災発生。
- ●1996年4月1日 - 吹田市立中央図書館江坂分室を「吹田市立江坂図書館」と名称変更し供用開始。
- ●2000年6月1日 建築基準法(耐震基準)改正
つまり千里中央周辺の商業施設同様に、駅周辺の建物の老朽化と新耐震基準不敵合!が問題になっていることも事実ですが...
第2項 区画整理事業と北大阪急行線始発駅"江坂駅"生い立ちは
1970年の日本万国博来会の開催に合わせ、当時の市営地下鉄が新大阪⇔江坂間を"いやいや延伸"し阪急が主体となって建設した北大阪急行 江坂⇔万博会場中央ゲート 間と同時開業し、1970年万博アクセスの主役インフラとなっていた!
当時も今も「りょうけんの狭い」市営モンロー主義者(※1)一派が、大阪市域外の吹田市域への延長・乗り入れに難色を示し、1970年万博のアクセス問題に暗い影を落としていました!
当時から「ホワイトナイト」を自認していた阪急電車が大阪府の要請に応え、北大阪急行電鉄を設立して、吹田市内の万博アクセス鉄道の敷設を引き受けた!わけです。
1960年代以降に南吹田土地区画整理事業が行われ、加えて1970年の千里万博に合わせて地下鉄・北急の敷設と新御堂筋の整備がなされた。千里ニュータウンの前衝地帯として開発が進んで人口が増加し、大企業も本社を構えるようになったり、大企業の大阪支店が大阪市内から相継いで移転するなど、大阪の副都心の性格を持って発展した。...なお、江坂の由来が大阪の江戸という噂話もある。《Wikipediaより引用》
※参1)、当サイト内関連記事 《歴史ファンタジー》大阪三郷・旧四大区に端を発する「市営モンロー主義者」達の陰謀とは?
第3項 勿論江坂駅折り返しも可能!
北大阪急行・大阪メトロの分岐駅である江坂駅は駅の南北に渡り線があり、江坂駅での折り返し運転も勿論可能です。
なのに市営モンロー主義一派と組んだ維新の会は...
北大阪急行リファイナンス案
- ♥大阪府
- ♥吹田市(チャッカリ北急桃山台車庫のい固定資産税だけセシメテいる)
- ♥箕面市
- ♥豊中市(チャッカリ北急本社の事業税をせしめている!)
- ♥日本政策投資銀行(在阪3セク各社に出資してくれている)
- ♥大同生命(古くからの江坂駅周辺開発の旗手)
- ●関西電力 5.0%
- ●大阪瓦斯 4.0%
北大阪急行の箕面延伸が完成した今後は、新大阪⇔江坂間を北大阪急行をリファイナンスしてでも買い取り、北急便として新大阪⇔江坂間の折り返し便を増発すべき!なのではないでしょうか。
公開:2019年10月22日
更新:2024年3月27日
投稿者:デジタヌ
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