タヌキがゆく《狸穴総研機関誌・狸穴ジャーナル》

待たずに乗れる 阪神電車 の再来には巨額投資が...

阪神間初のインターアーバン路線

甲子園駅の朝7時台の上りは20本、夕刻ラッシュ時17・18時台にはなんと21本!デジタルタイプのATC&ATOに設備更新すれば 時間30本迄増発できて更なるの高密度運行も可能となりますが...現在の閉塞区間方式阪神型ATSではこれが限度でしょう!

《 Future urban transportation conceptionⅢ 》高速電気軌道編 第8回

阪神電車は嘗て、1905年4月に出入橋駅(大阪)⇔ 三宮駅をチンチン電車で開業しました。

当時の東海道線は汽車列車運行で、阪神間ですら日に数本しか通っていなくて、しかも長距離列車が主体の時代でした。

路面電車として登場したインターアーバンは画期的な存在でした。

1920年には十三駅⇔ 神戸駅間に阪神急行電鉄(現阪急神戸線)が走り出して旅客合戦が始まりましたが『待たずに乗れる 阪神電車』というキャッチフレーズで高頻度運転で対抗しました。

その後1934年7月には吹田⇔須磨駅間が電化されて東海道本線にも通勤電車が走るようになり、3つ巴の旅客争奪戦?となりました。

※本編は事実(時系列)にもとずいてはいますがあくまでも筆者の描いたファンタジーです?

以下の各団体とは関連はありません?

本件に関しての各団体へのお問い合わせはご無用に願います!(⌒▽⌒)V

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阪神電車輸送力増強・連続立体交差化事業計画関連団体

《 Future urban transportation conceptionⅢ 》の総合目次

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プロローグ 鉄道事業者 に課せられた『 旅客需要追従型 』と『 需要創出・利益誘導型 』の2つの命題

需用のなかったエリアに鉄道を引っ張り沿線に宅地を開発して両点ターミナルに「ランドマーク」を配置して、鉄道沿線住人の鉄道旅客需要を喚起する「経営手法・ビジネスモデル」は、画期的で素晴らしい発想の「ビジネスモデル」として...

第1回 鉄道 vs 高速電気軌道 日本の 私鉄 におけるフィロソフィー抗争?の歴史

鉄道事業は、獏(ばく)でも無ければバグでもありません!列車運行現場以外には夢を掻き立てるような「ロマン」はありません!「将来を見通す洞察力」と"機を見るに敏"なる「ビジネス」only の世界です。

第2回 名鉄 名古屋駅 列車集中 カオス解消の迷案?バイパス新線建設による本数削減案とは...

名鉄名古屋本線「名古屋駅のカオス?」を救う(鉄)路は、駅の大改造よりバイパス路線を建設して列車本数の削減を図る方がよいのでは?

第3回 宝塚本線!十三⇔大阪梅田間は悲鳴を上げている....

十三⇔大阪梅田間のボトルネック解消はどうすれば可能か?...輸送力の限界にさしかかっている「宝塚本線」利用者の悲痛な叫び!とは...

第4回 阪急 はトップシークレットをつかんでいる! 阪急空港連絡線 構想の裏側を読む...

少子高齢化による旅客需要の先細り予測と宝塚本線「十三(じゅうそう)⇔梅田」間の「輸送力UP」の矛盾に対する答えが"なにわ筋線"参入表明と"意図不明な阪急大阪空港連絡線計画???

第5回 " 阪急 茶屋町神線 "建設で京・阪・神間の一体運用を!

大阪を取り巻く交通事情は変化し、少子高齢化時代になっても京都・大阪・神戸主要3都市への3極集中?は加速されてインターアーバン路線阪急電車の役割は大きくなってきています!

第6回 阪急電車 四つ橋筋線 乗り入れ についての2つの夢物語 " LRT "と" 四つ橋線全面運休による 切り下げ工事 "案

4つ橋筋線をトラム化し、宝塚本線と相互乗り入れできるようにすれば....阪急大阪梅田駅の一極集中・大混雑は回避できて...

第7回 西宮市さん 今津線 の 阪神 本線接続移籍案!..な~んていかがでしょうか?

阪急今津線を、阪神電車に移籍させ「西宮市内に地下新線」を建設して、宝塚 と 大阪難波 を直結しましょう!...という夢物語。

第9回 阪神 姫路線の旅?姫路行 直通特急を乗り通してみて...

阪神本線での欲求不満を解消?するかのように「水を得た飛び魚?」のごとく、最高速度110㎞/hで"飛ばす飛ばす"これぞ真の特急!

第10回 京阪中之島線の生い立ち 

創始者のひとり渋沢栄一が描いていた夢「旧東海道」「旧山陽道」沿道を結ぶ"京阪神連絡鉄道"は、結局は夢物語に...

第11回 近鉄奈良線 はリニア中央新幹線 グランフロント大阪総合駅延伸で変わる か?...

2040年頃の目前に迫った「リニア中央新幹線 大阪梅田中央駅伸開業計画!」奈良中央駅⇔大阪梅田中央駅間が10分少々となれば、観光客などの現金利用客は...

第12回 南大阪線 "陵・神・線?" 2.4Km の新線建設の夢物語

近鉄ご自慢の通勤ライナー?吉野線特急電車は毎朝「橿原神宮前駅」から8両に増結され、通勤客を運んでいるが...

第13回 近鉄 南大阪線 大阪駅 乗り入れ願望は 河陽鉄道 開業以来の沿線住人の"120執念"がこもった夢物語...

本年(2018年)11月23日 柏原市制施行60周年記念行事として道明寺線内で特急車両による団体列車の往復運行が行われた。河陽鉄道(柏原駅 - - 富田林駅間)開業120周年にも当たり...

エピローグ「Japanese Private railways Pass 」制度設立で交通事業者のコロナ災害復興を!

コロナ災害終息後の、地方に住む住人の交通アクセス確保のためにも今からコロナ災害後の公共交通事業者の復興支援策を検討しておく必要があるのではないでしょうか?

プロローグ 全線高架化立体交差事業 と 輸送力増強 は切り離して考えるべきでは?

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(※以下 直接リンクは事業者公式Website、Wikipedia該当項にリンクしてあります。)

全線立体交差化事業と輸送力増強('8両化)は切り離して考えるべきではないでしょうか?

現在阪神電車では踏切事故撲滅と輸送力増強の目的で本線(大阪梅田⇔元町)の全線立体交差化事業を進めており、芦屋市街などの一部区間を除いてほぼ完成に近づいています!

更に伸び続ける阪神間の旅客需要対策・混雑緩和策として、阪神電車は全国的に有名な"名物・千鳥停車!"で混雑分散を図り、阪神間の通勤・通学のラッシュ対緩和を図るとともに、優等種別8両化の為に主要駅のホーム延長改良工事を実施していますが...

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第1節 現状は阪神名物 優等列車の『千鳥停車』で分散乗車を計り

大阪梅田駅を起点とする"本線"だけを例にとって見ても直通特急・阪神特急・区間特急(上がりのみ)・急行・区間急行、と全部で5種類もの"優等種別"があり、全種別が停車する駅は起点の大阪梅田と尼崎、甲子園の3駅駅だけ!

更に甲子園、尼崎では難波線直通の快速急行が加わり6種類!

途中駅2駅で緩急接続も行われていますがあくまでも各停との緩急接続で他社線のような"準急"に相当する種別はありません。

この状態で朝ラッシュ時には

例えば甲子園駅の朝7時台の上りは20本、夕刻ラッシュ時17・18時台にはなんと21本!

現在阪神型ATSを用いていますが、閉塞区間方式ではもうこれが限度でしょう!

但し次項に述べるデジタルタイプのATC&ATOの組み合わせなら 時間30本迄増発出来ます!(※8)

(※8)2021年現在の京王電車実績

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第2節 輸送力を増強するには...

また昨今、"うるさくなった!"大都市近郊区間での"ホーム転落事故防止ホーム柵"の設置に伴うATO化と、京王ATCに代表されるようなデジタルタイプのATCの採用で更なる高密度運転を実施して、京王線のように時間30本迄増便すれば、本線用の阪神8000系電車6両編成(定員880人)のままでも、時間当たり9列車7920人の輸送力アップとなり、実際には定員150%(※21)までは"無理のない想定範囲内"なので各駅で時間当たり12,276人の利用者増につながり、全体でラッシュ時時間当たり1.4倍40,920人の乗客を"無理なくさばける"ことになりますが...

参※21)定員とは着席数+つり革数の事で 日本では新聞雑誌(スマホ)を広げれる程度の余裕を残せる150%を想定満員状態として設計されています。

東京都で行われている輸送力増強は

首都圏の鉄道事業者でデジタルタイプATC、ATOの採用が進んでいる背景には、"クソ高い地価!"と"騒音問題"による連続高架複々線化が難しい点と、資金面でべらぼうな建設費のかかる「地下軌道化」による高速化が難しい点があげられます!

これが小田急の複々線化事業が計画から半世紀50年もかかった要因の一つでもあります!

つまり、ある程度利用者の自然減?(※22)が見込める都内完結路線では、「巨費を投棄?」してまで複々線化で輸送力アップを図らなくても、デジタルタイプATC、ATOを採用して団子運転!(高密度運行)を行えば、当面の利用客はさばけて!更に少子高齢化と転出により、沿線人口が減少した場合にも"過剰設備"にもならない訳です。

参※22)当サイト関連記事 武蔵野 エリア住人のリストラ策が政府と東京都で密かに...はこちら。

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第3節 阪神電車で団子運転を行うには...

2020年現在阪神電車は366両(※31)を保有していて、全車両(全編成)の改修には莫大な費用が掛かります!

更に相互乗り入れしている、山陽電車の全車両(運用中123両43編成※91)も加えると膨大な数となり、公的支援(国庫・自治体支援)が無いと、1企業では手に負えない莫大な金額となり、これからの少子高齢化・過疎化による沿線利用者の減少を考えた場合は、簡単には取り組めない"巨額設備投資"なのです。

為に、"賢い地方自治体"では転落事故の心配のない超低床トラムカーを使用したLRT事業(※32)奨励に向かっているわけもあります!

このホーム柵事業を優先すると、肝心の"車両更新(新車置き換え)"が遅れて"、乗り心地の悪い旧型車両"の一層にも支障をきたす原因にもつながります!

参※31)2020年現在の6000系5000系の総数非公式資料による。

参※32)当サイト関連記事 LRT と 超低床トラムカー のコンビはエコロジー・エコノミーなエコ満載の 公共交通!はこちら。

優等種別8両編成化で何とか

東京都とは違い、さほど住宅が密集しているわけでもなく?更に3トラック(JR、阪急、阪神)が並走している阪神間では現状でも、首都圏のように250%超という殺人的な混雑は起こっておらず、特に阪神電車では前途した千鳥運行が功を奏して,

つり革が持てないような混雑は生じてなく、設計最大収容人員の150%以下には収まっています!

しかし、利用者からしてみれば...

そこで、優等種別が停止する駅を集中改修して「優等種別の8両化」で乗り切ろうとしているわけです。

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第4節 快速急行8両化で問題となる御影駅と芦屋駅

但しここで問題となるのが御影駅と芦屋駅です。

ご存じの通り現在阪神電車さんは、快速急行8両化の為に停車駅ホームの延伸工事を実施していて順次完成しています。

土休日については8両運転を実施出来て、今津駅・武庫川駅には停車しますが、平日は止まっている芦屋駅は通過となっています!

御影駅は無理をすれば何とか伸ばせそうですが?

芦屋駅は、両側踏切で挟まれていて、現状のままではホーム延長は不可能!となっています。

そこで芦屋市に、市内の連続立体交差化事業を、都市計画に含めるように働きかけをしているわけですが...

高級住宅街で知られた芦屋市も、反面では税収をもたらす"有力地場産業"がありません!

つまり芦屋市街区間がいつまでも高架化できないのは芦屋市には「お金がない」ためです!

更に、"お上品な市民"は踏切で待たされてもイライラすることなく?

踏切事故発生率も「高架化前の尼崎市内」などに比べるとはるかに小さくて、踏切事故防止だけでは連続立体交差化事業への関心が集まりません?

そこで「芦屋駅8両編成停車」を錦の御旗に据えたのでしょう?

しかし、大阪方面への通勤客も西宮市と違ってそれほど多くは無く?休日に8両編成の快速急行が止まらなくても、マイカーのベンツやBMWで出かければ問題は無い方たちばかりです?...

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エピローグ 輸送力増強は『待たずに乗れる阪神電車』の再来しか?...

先々、京阪神メガロポリスを繋ぐインターアーバンでも、ホームドア設置圧力が高まることは避けようがないでしょう!

お気楽な国会議員まで巻き込んだホーム柵設置プロパガンダ

一部の"お気楽な国会議員"まで巻き込んで日立製作所などの設備メーカーが"日和見マスコミ"を使って一大キャンペーン(プロパガンダ)を行い地方鉄道事業者に採用を迫っているわけですが、一般人が考えるほど簡単な設備ではなく、ホームドアの設置(※91)には「高い停止精度」が求められるために、ATOが必須となってしまいます!

ATOを実現するには、信号設備全般を見直す必要があり、CTCデジタルタイプのATCなどの地上設備はもちろん"車載設備"も全面的に更新する必要が生じて、前途したように巨額投資が必要となります!

しかし現状の6両連結のままで輸送力を増強しようとすると、前途したように団子運転で増便するしか手は残されていない訳です。

将来の少子高齢化による沿線利用客の低迷!を見据えれば、デジタルタイプATC、ATOの採用で列車本数を増やして団子運転を行い『待たずに乗れる阪神電車』の再来を計り乗り切るしか(鉄)路は無いのかもしれません...

参※91)当サイト関連記事 ホームドア 設置が首都圏以外で進まない理由とは...はこちら。

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後書き 《 Future Local transportation conception 》シリーズについて

市民生活に欠くことのできない"都市内ローカル線"や、21世紀を生き抜く(鉄)路として、さらには輸送密度8000人以下のrural line 地方交通線(地方ローカル線・3セク線)についても、21世紀を生き抜くためには何が必要なのか?

鉄軌道に拘らずBRTも含めたトランスポーター全般について利害・得失や、エリア(路線)ごとの状況(発展or衰退)、旅客需要(輸送密度)、延伸or新規路線、などのシチュエーションに見合った"適性"でとらえて、22世紀に向けた「ローカル交通網」のあり方を考えてみました。

狸穴総研 地域交通問題研究室 出自多留狸

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2021年4月7日更新版・公開

要約

いわば社会順応性のないヒッキーで、地元の体制派から「広告収入」を得て生活している"自営業達"であり、日夜プロモーション・プロパガンダに邁進して、一般市民・鉄道利用者に"新規路線建設事業"を煽動して...

続きはこちらから...

 

公開:2020年10月30日
更新:2021年8月 8日

投稿者:デジタヌ

阪神 姫路線の旅?姫路行 直通特急を乗り通してみて... TOP阪神電車の醍醐味は各駅停車!" ジェットカー "の胸のすくような加速!


 

 



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