狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『"玉ねぎ列車の詭弁!"とはJR北海道の再建!は完全民営化しか』ー最終回ー

★エピローグ "21世紀の北海道"が今後コロラド州を見習うべき点とは 

★第0項 北海道は traffic network 整備が遅れている小さな大陸?

つまり北海道は一見小さな大陸?ですが、コロラド州のように「traffic network」が整備されていない!わけです。

アメリカは陸続きなので Freight transportation として Rail transport も健在で、

と言うより太平洋・大西洋を結ぶ inter-ocean Freight transportation として、州内を通過する transit Freight transportationもあるわけです!

サハリンを無くした北海道には道内通過貨物は有りません!

更にUSAでは、オクラホマ・カンザス州などの穀倉地帯からの農産物輸送も陸蒸気に頼らざるを得ない訳ですが、...

北海道は海に囲まれているので、鉄道に拘らなくても、「大量の物流は海運で賄える」わけです!

★第1項 海運の見直し・港湾施設への再投資が必要

第1目 港湾施設の再整備さえ行えれば...日本の食糧庫・北海道の農産物出荷は海路でも

更に、札幌周辺などの都市圏で消費する消費財・生活物資も、JR貨物でなくても輸送できます!

かつての青函連絡船とは異なり、現在の大型フェリーはめったなっことでは欠航にはなりません!

つまり、北海道が主張する食糧・生活物資の輸送のコンテナ貨物輸送;ライフラインは、鉄道でなくともほとんど変わらない運輸コストで、フェリー輸送できるわけです!

というより、玉ねぎ列車も築地・その他の卸売市場へ直通できま線(せん)!

各地のコンテナターミナル(貨物駅)からはトラック輸送となっています。

第2目 室蘭が工業都市として発展できたのは海外・国内各地と海運で直接つながっていたから

室蘭が工業都市なのは海運で直接海外と繋がっているためです。

空の玄関口千歳空港からも、さほど遠くない嘗ての北海道の玄関口小樽港と、苫小牧港の両港は、本州の消費地とを結ぶ定期フェリー航路が既に存在しています!

つまり、日本の胃袋を支えている、石北本線の有名な"玉ねぎ列車"や十勝平野の"ジャガイモ・大豆"などの農産物も、高規格幹線道路(E61)経由で釧路港・網走港からでも大量輸送が行えるわけです!

実際に、大都市での港湾⇔冷蔵保管倉庫間の、輸入玉ねぎコンテナ輸送は大型トレーラー車が大活躍してしています。(※91)

参※91)、JA淡路が"出荷している"輸入玉ねぎは、大阪南港・神戸港のコンテナバースから、明石海峡大橋ルートで淡路島にあるJA淡路の冷蔵倉庫群に輸送されてから、国内各地にデリバリーされています!

★第2項 地方空港の再整備

アメリカのスキーリゾートにあるMunicipal airport(市立空港)に比べても、余りにも貧弱な北海道各都市の既存・地方空港と未整備の空路網が...

第1目 北海道のパウダースノーインバウンド観光客に大人気!

『今どきスキーリゾート?何をたわけたことを...』

とお思いのオジンも多いでしょう!が...

確かにバブル景気消泡!と共に、移り気な日本人はスキーを見捨て!て各地のスキーリゾートは惨憺たる状況ですが...

北海道のスキー場は、♥"時差が少ない"アジア太平洋地域の台湾、オーストラリアなどの観光客には大人気!です。

北海道のスキーリゾートとなると...

北海道の場合だと、東京からは、羽田⇔札幌間をジェット利用で、富良野などのスキー場に行くようなものですが!...

"北海道大陸"で、まともな国際空港?は新千歳空港のみ!

あとは自衛隊基地と、農業用の軽飛行機滑走路はあっても、regional airportと呼べる地方空港は、大都会の旭川空港、函館空港、とかち帯広空港(帯広空港)、ぐらいで後の稚内空港、オホーツク紋別空港(紋別空港)、女満別、たんちょう釧路空港(釧路空港)、中標津空港(根室中標津空港)などは、空港ビルさえない施設も!

何れも一応小型ジェットが離着陸可能?ですが、ほとんどはボンバルディアのプロペラ機が離着陸できる程度のコミューター空港?

まあ千歳⇔稚内でも直線距離で約420㎞しかない!?し、自動車専用道の整備でこれ位の距離なら拘束(高速)バスでも...

★第3項 コロラド州に倣い"防衛・航空宇宙・先端科学産業"の誘致が 

同じくコロラドスプリングを見習い、航空自衛隊基地を千歳から(現帯広空港に)移し、同時に、防衛大学、航空宇宙関連産業を誘致して軍事産業を引き受けることも重要でしょう。

現在、狭い間隔で4本の滑走路が"犇めく"!千歳基地・新千歳空港は"誤着陸進入"が問題となっていますが、千歳基地が移転すれば誤侵入の問題も無くなり更には、関西新空港同様に"パラレル運用"が可能となり現行の1.7倍(開設当初の2倍)の離発着が可能なinternational airportが実現できます!

つまり航空自衛隊の帯広移転は北海道(札幌市・千歳市)にとっても有意義なはずで、騒音問題も少ない?千歳空港なら24時間空港化も可能となります!(※92)

参※92)当サイト内関連記事 千歳空港は2か所にあった!陽炎のように終わった連山飛行場! はこちら。

第1目 ♥ICTの時代"僻地"のデメリットは無くなっている!

更に、経済特区申請をして、先端科学技術産業関連のベンチャービジネスを積極的に誘致すれば...

鉱山の町だったコロラドスプリングが鉱山廃坑後先端科学産業のメッカに大化け!

コロラドスプリングスは、

夕張のような鉱山町"旧コロラドシティー"(現在のコロラドシティーは別物!)と、

保養場所として生まれたコロラド温泉?が、

合併して生まれた町で、首都デンバーの南方約100㎞に位置するコロラド州第2の人口を誇る町です。

距離的には札幌⇔旭川間114㎞と似通った関係です。

前途したColorado Midland Railwayが廃業した1918年当時、鉱山の衰退で3万人程度の人口となり、その後幾多の産業誘致にもチャレンジしましたが...、一進一退を繰り返していました。

1960年以降、軍需産業、航空宇宙産業の誘致が成功して急激に発展して、

2010年時点で実に416,427人!とColorado Midland Railway廃止当時の約14倍まで人口が急増しており、コロラド州第2の都市まで成長しました!

さらに今後も増加する見込みとなっています!

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参※)当サイト関連記事 『 パブリックコメント 制度とは...』 はこちら。

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公開:2021年9月 3日
更新:2024年2月20日

投稿者:デジタヌ

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