狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載《 郊外電車・interurban が"21世紀の嵐"を走り抜けるには先祖返り!しか...》ー第5回ー

第5回 災い転じてとなす?盲腸線の優位性!

「利用者の安全確保」を"錦の御旗"に一部のお気楽な国会議員まで巻き込んで、

首都圏で猛威を振るっている「ホームドア設置熱病?」は、利用者の安全確保が目的などでは無い!でしょう...

別項(※00)で詳しく述べたように、

真の目的は"鉄道関連魏妖怪 (ギョーカイ)syndicate,cartel の繁栄"にあるのでしょう...

参※00)当サイト関連記事 ホームドア 設置が首都圏以外で進まない理由とは... はこちら。

★第1項 資金力のない地方の零細ローカル私鉄の救世主!

★第1目 資金力のない地方の零細ローカル私鉄には廃線!の危機が...

こんな中で大都市圏にありながら流鉄のように都心部(本線)に直結していない「孤立状態の零細ローカル線」は廃線・廃業の危機!に直面しています。

観光名所を繋ぐ小田急100%子会社の「江ノ島電鉄」も決して安心できる状況ではありません!

第2目 盲腸線だからこそ有利に!

接続する本線(幹線)に乗り入れが必要ない(出来ない)「盲腸線・孤立路線」であることが「低床トラムカー」の導入には有利に働きます。

つまり、本線走行を前提としなくて良いので、特殊車両?「超低床車両」を導入しやすくなるのです!

更には、上記に列挙した路線の殆どが、路線総延長距離が短くて、"駅数も少ない"ので、駅施設の改修費用も少額で済みます!

★第2項 LRT の優位性は「渋滞」の影響を受けない♥定刻運行!

多くの"都市近郊ローカル線"に並走している幹線道路"を走る路線バスは、マイカー通勤の影響をもろに受けて思うように(ダイヤ通り)に運行出来ないでいるわけですが...

専用の Railway track (軌道)を走っている「鉄道」なら"交通渋滞の影響"は受けま線(せん)!

第1目 駅"親切"(新設)が容易

大事な点は、市街地(住宅密集地)を通っているので、利便性(駅増設)を向上させれば、間違いなしに"利用者増加"につながることです!

しかも、橋上駅などと言う"大げさな駅施設"を設けなくても「歩行者・自転車専用のアンダーパス(地下通路)」ていどで踏切親切(新設)禁止令!」にも対応できます。

勿論、プラットフォームが低いので、"転落防止のホームドアも必要なく"て済み、簡単なシェルター(屋根)だけで、"駅親切"にもお金がかかりません!

第2目 起伏にとんだ山岳路線にも強い

小さな車輪(660㎜丸Φ)を用いているので、

勾配にも強く、廃線問題に揺らいでいる「神鉄粟生線」(※10)などの山岳路線?にも適用が容易です。

参※10)当サイト関連記事 粟生線 存続問題 神戸市内の緑ヶ丘駅迄は残る!?はこちら。

★第3目 将来の無人化にも対応!

そして、将来の全自動運転・無人化にも対応できます!

深刻なバス運転手不足が

札幌の様な♥Metropolis(大都会・政令指定都市)でも最終バスの時間繰り上げ!等各地でドライバー不足は深刻化しています!!

首都圏では omnibus の自動運転化は困難!

現在、各方面でomnibus(乗り合いバス)の自動運転化の試みがなされていますが...

首都圏の様に、

生活道路が狭くて込み合っている市街地では完全自動運転化は困難というより不可能!に近い状況です。

専用軌道を走行するLRTであれば、一般車両・ママチャリ・歩行者等の"不意の車線変更"による、アクシデントの心配もなく、無人運転(完全自動化)も容易に実現!できます。

★第3項 鉄道路線だから重連も可能!

鉄道路線での3編成連結運行

第1目 中量運輸にもOK

ここに取り上げた路線は何れも鉄道路線!です。

つまり軌道法に下ずく軌道会社では無い!ので、道交法の長さ規制(30m以下)の縛りを受けません!

なので、3重連の長大編成(60m、90m)による中量輸送(定員で345人~480人/編成)も勿論可能です。

つまり通常の20m通勤型車両定員(272名/2両40m)とほぼ同じ輸送力を備えています!

第2目 ワンマン運行にも対応!

さらに、ICカード(スマホ)の普及で、運賃清算の為に、先頭車両まで"乗り移る"必要も無く!車両間で行き来出来なくても問題はありません!

 

公開:2021年1月20日
更新:2024年4月 3日

投稿者:デジタヌ

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