狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

"紀伊半島を活性化"するには「紀勢広域連合!」の結成と「Traffic Networkの見直し」が必要《連載第4回》

第4回 3県共通の課題!は"紀伊半島の屋根"山間部過疎エリアの活性化!

多くの過疎エリアを抱えた"難紀"(なんき)では、交通弱者対策(※21)も含めて、

ノスタルジーの為だけに、「沿線住人にしか役立たない!鉄道事業への"補助金捻出"に頭を悩ます」よりは、

山間部の過疎化対策の決め手として、幾つかの現状村営バスで行われている様な貨客混載サービスを広めて、若者たちのUターン・Jターンを支援すべきでしょう。

★第1項 ICTの時代になり過疎エリアの問題はデリバリー体制と緊急医療体制!に絞られた...

デリバリー(宅配)体制

安定した集配サービス向上に繋がってる宮崎県の取り組み!

ICTの時代になり、日本全国居ながらにして山間部にある"僻地の寒村"でも、、殆どの生活物資が入手可能!になっています。

但し過疎地では日本郵便を含む"宅配事業者"のデリバリー体制が大きな障壁となっています!

より一層の規制緩和で、路線バス、村営コミュティーバスなどの貨客支援体制を整える必要があるでしょう。

参)当サイト関連記事 過疎地 の 交通弱者 を救うには 運輸 行政 の更なる" に直し "が 必要! はこちら。

第2項 緊急医療体制の問題!

但し、町村合併と過疎化が進んだ状況では、広大な行政エリアに、"診療所"を分散配置することも難しくなったのも事実です。

更には、医療機器が充実した中核病院でないと施術出来ないような緊急医療に対する不安もあります。

奈良県では、独自にヘリポートをより充実させたローカル空港を整備する動きもありますが...

3県の行政エリアが複雑に入り組んだ、大台ケ原近辺の、ヘリポート&緊急医療体制確立の問題は残ります。

第3項 防災上もE42紀州自動車道の早期全面開通が.... 

現状の、沿線利用者(住人・観光客)だけに焦点を絞るのではなく、紀伊半島全住人の利便性・住環境整備のためには、高規格幹線道路、地域高規格道路の整備が緊急を要する課題ではないのでしょうか。

鉄道黎明期に、敷設された部分の多い紀勢本線は、熊野灘沿岸部を縫うように走っています!

つまり、三陸鉄道同様に、可成りの箇所が津波で押し流されるでしょう!

東日本大震災の教訓から生まれた高規格幹線道路E45三陸沿岸道路のように、山地・山麓に計画されたE42紀州自動車道は、津波の避難場所としても有望な施設となります!

狸穴総研 紀勢広域連合実現調査室 出自多留狸

 

公開:2022年4月17日
更新:2024年4月 5日

投稿者:デジタヌ

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