狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

大阪LRT・瓜破ライン 構想《 阪和貨物線旅客化復活策第3回 》

★第3回 大阪LRT・瓜破ライン 構想

2004年7月に休止され2009年3月に廃止・廃線となった阪和貨物線はその昔一時特急列車も利用していた鉄道路線です!

第1項 LRT 鉄道路線!

LRT杉本町駅のイメージ

LRTですが、後述するいろいろなメリットがある"鉄道路線"として復活させましょう!

第1目 事業用地は確保済み!

JR杉本町⇔LRT加美駅間 約9.1km区間の事業用地は、

旧関西線貨物支線として利用されていたJR貨物の所有する遊休地!です。

ほとんどの区間において複線分の事業用地が確保!されています。

  • 全線 鉄道線!(第3種鉄道事業
  • ●路線総延長 約9.1㎞
  • ●起点 トラム杉本町駅
  • ●終点 トラム加美駅(or久宝寺駅)
  • ●途中電停 12か所
  • ●全線単線 全電停交換可能配線(複線1面島式)
  • ●軌道幅 軌間1067㎜狭軌(or標準軌)
  • ●直流 1500v架空線電化(or600v)。
  • ●事業主体、大阪外環状鉄道
  • ●運行会社 JR西日本(or阪堺電気軌道)

第2項 初期事業費 約161億円程度!と低コスト

旧阪和貨物線跡地(遊休地)を転用するので、新たな用地取得は必要ありま線!

  • 初期事業費 約161億円程度!(超低床トラムタイプ7編成含む)
  • JRの遊休地(事業用地)を大阪市に"寄贈"(つまり市の公共用地)
  • OTA(Osaka Transit Authority)を第一種鉄道事業者として新たに設立して、
  • ※車両保有(※10)
  • JRが第二種鉄道事業として運航。

OTAが成立すれば、固定資産税・事業税の免除対象!となり、

「持続可能な鉄道事業」として市民の生活路線が確保できます。

参※10)当サイト内関連記事 都市圏 広域交通事業体 Metropolitan Transportation Authority の必要性! と実現への途とは... はこちら。

第1目 2006年富山ライトレール創立時の実例から低予算で実現可能!

新たに軌道設備を全面更新しても、併用軌道部分の1.2㎞の併用軌道区間(2駅新設)の工費が15億5千万円、つまり12.5億円/km。岩瀬浜⇔奥田中学校前駅間(6.5㎞)の奥田中学校前駅の信号設備改良工事と(城川原駅と奥田中学校前駅の)2変電所新設、11駅の駅施設更新とを含む費用が24億円。

これを適用すると、軌道設備&架空線張替えで 12.5億円/kmX9≒113億円駅及び変電所2か所新設でタッタの24億円!。

2-1-1 車両

必要編成は ラッシュ時10分間隔(毎時6本)とすると、

10分は22㎞/h(表定速度)X10分約3.7㎞ 

つまり往復で 18㎞÷3.7㎞≒5本 いずれかの駅で発車待ちの編成が必要で、

計6編成+予備1編成 合計7編成あれば事足ります!

★第2目 立ち退き問題が生じない!

旧阪和貨物線の敷地がそのまま使用出来て、新たな用地取得(立ち退き)が必要ありません!

第3目 複線化も可能

将来、沿線が急激に再開発されたとしても、複線分の用地が確保されているので複線に増線もできます。

第3項 "ワイドボディー型"なら関西本線にも乗り入れ可能!

第0目 関西本線久宝寺駅乗り入れ!も可能

一般的なチンチン電車タイプでは、車体幅が鉄道用車両より狭くて既存路線にあらたに"停留所"を"親切"する場合には、新設ホームと鉄道車両の台車 とが"干渉"してしまいますが...

フクラムタイプではご覧のように車体幅が広く車両限界も通常の鉄道車両(回送車両・貨物車両)並みなので建築限界も共通化できて共存が可能です!

つまりトラム用停留所施設と従来からの鉄道車両が干渉する心配がなく、鉄道駅に"乗降ホームの併設"が可能!となります。

勿論雨除けシェルター(ホーム屋根)の設置も可能です!

なので関西"本線"にも乗り入れ可能で、久宝寺駅に30mほどの短い"低床ホーム"を延長すれば久宝寺発着も可能です!

★第1目 次世代国産 Train Tram 福井鉄道F2000型

アルナ車両製福井鉄道F2000形低床電車

2023年に満を持して登場したのが純国産技術によるミドルサイズのリトルダンサーシリーズ F2000 !です。

とさでん交通の100形を stretch して modify した車両です。

bolster タイプのボギー台車を使用して乗降口床面高さ350mm!を実現しています。

3-1-1 通勤型車両の総重量!について

日本では"戦前"から"慣例"(申し合わせ!)として、乗車人員1名の体重を"55㎏!"として、想定重量を算出しています。(※戦前は日本人の標準体型は小柄!だった為)

3-1-1-1 車両乾燥重量!には乗務員が含まれる

また、車両乾燥重量!?には、乗務員1名分の55㎏が含まれています。

3-1-1-2 乗車定員とは

座席+立ち席(つり革数)の合計数!の事です。

3-1-1-3 想定満員!(最大積載量!)とは

立ち席・通路部分を含む"客室内"で、乗客が新聞(スマホ!?)を広げられる程度の"余裕"で、最大限乗車できる人数の事です。

さらに積載重量は、前途した55㎏/人!として産出されています。

  • ロングシート車両;乗車定員の155%時の人員及び総重量。
  • ●クロスシート車両;乗車定員の110%時の人員及び総重量

其々が"基準設計値"となっています。

つまり、一時の定員300%!超などという数字はもう殺人的!と言っても過言では無く、実際に"圧迫死"の被害者!もでていました!

3-1-2 基本仕様
  • 先頭車:通常型ギー台車Bolster 釣り梁付き!)※カーブに強く乗り心地(対ヨーイング・ローリング・ピッチング)に有利!
  • 中間車:(台車懸架・単台車直接マウント・関節連結)
  • 車輪径 610Φ 平行カルダン駆動 
  • 編成出力 180 kW 主電動機 三相誘導電動機 VVVFインバータ制御 定格出量60 kW X3基搭載 (全車電動車)
  • 想定満員時登坂能力 鉄道建設技術基準35‰をクリア
  • 制動方式  回生・発電ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(つまり従来型と同じなので従来の整備技術が継承出来ます!)
3-1-2-1 現状高額!な理由は"特殊小径車輪が"...

※2002年登場"の雛形!"土佐電気鉄道100形電車は約1億9千万円(とさでん公式発表値)でしたが、一次車両は一編成約3億九千万円(福井鉄道公式発表)と、フクラムより高額!となりました!。

※2024年登場の、"熊本市電"の同型量産車両2400型(標準軌)は1編成4.5億円!と更にコストアップしました。

※通常の路面電車では640㎜Φの車輪が装着されていますが、リトルダンサーシリーズでは610㎜Φの小径車輪が使用されています!

車軸・車輪ボス部径(勘合部)は両輪共用ですが、現状日本国内向けだけの"少量生産!"なので、鍛造に係る製造コスト(鍛造機の金型交換、金型保管費!)が、量産されている汎用通勤電車用の860㎜Φ車輪より高額!となって、全体のコストUpに繋がっています!

しかし、国内の路面電車の軌間には全て対応済み!なので、今後"僚友"が増えれば製造コストも...

3-1-2-2 参 610㎜Φ車輪使用ユーザー
  • 伊予電モㇵ2100型(狭軌)2002年運行開始 10両
  • 土佐電気鉄道100形電車 (標準軌)2002年運用開始 1編成のみ!
  • 函館市交通局9600形電車(偏軌!軌間1372㎜)2007年運用開始 5編成
  • 鹿児島市交通局7500形電車  (標準軌)2017年運用開始 4編成
  • 伊予電モㇵ5000型 (狭軌)2017年運行開始 16両迄増備予定
  • 札幌市交通局1100形電車 2018年運行開始 10両
  • 崎電気軌道6000型(標準軌)2022年運用開始 2両
  • 熊本市交通局2400形電車(標準軌))2024年11月運用開始 1編成

3-1-3 純国産・汎用技術で開発されたリトルダンサーシリーズ

広い車内!

ペコちゃん電車のコンセプト(小径輪軸ボギー台車・固定編成・制御機器屋根上搭載)を忠実に再現した!ともいえる福井鉄道F2000形低床電車は、

純国産技術で開発を続けてきた国産低床 Tram car のパイオニア「アルナ車両」が福井鉄道共同開発!した、ミドルサイズの国産次世代低床トラムトレイン(※001)のホープです!

参※001)当サイト関連記事 トラムトレイン方式(カールスルーエタイプ)とは? はこちら。

3-1-3-1 輪軸タイプのボギー台車を使用

純国産技術で開発されたミドルサイズ(24m)リトルダンサー F2000 !では610Φの小径輪軸タイプのbolster (swing hange)付きの bogie を前後(先頭車)に採用しています!

なので、yawing も発生しにく、鉄道路線(専用軌道)区間の高速走行にも対処ています。

参※)当サイト関連記事 "台車懸架・単台車式"ブレーメン型超低床車両の"弱点"は複合カーブ通過とヨーイング はこちら。

郊外鉄道路線駅!発車シーン

3-1-3-3 ♥汎用部品を使用

一般通勤車両にも広く用いられている、汎用部品(技術)を多数流用(応用)しているので、従来の超低床車両とは異なり、整備(補修)にも長年経験のある整備技術(要員)がそのまま生かせます!

更に、鉄道事業者にとっては、予備部品も超低床車両専用(用特殊仕様)ではないので、調達が容易(経費削減)になります。

3-1-3-4 短い中間車両で曲線通過も安全に

市街地併用軌道走行シーン

更に短軸台車をボルスターレス構造で直接マウントする中間車両短い形式に変更されています!

つまり急カーブ走行時に起こる捻じれモーメントによる脱線(※28)にも強くなったので、市内併用軌道区間の交差点も問題なく通過できます。

参※28)当サイト内関連記事 ライトライン試運転事故!で発覚した台車懸架・単台車タイプ3重連!と軌道法との相性の悪さ! はこちら。

3-1-3-5 現状はパワー不足!ですが...

現状小型高出力ACモーターが製品化されていないので、起動加速度 2.5 km/h/sに難点!がありますが...

技術は"秒針月歩"で、AotoMobir の世界では既に小型高出力ACモーターが実用化されています!

ライセンス生産のブレーメン型超低床車両に搭載の小型高出力(100kw)ACモーター並みの新型高出力小型ACモーターの出現もそう遠くはありま線(せん)!

つまり、現用の東急300系電車と同等以上の高加減速性能を備える日もまじかです!

見通しの立たないVGA(フリーゲージトレイン)なんぞよりよほど現実的!です。

参※)当サイト関連記事 Talgo 方式・軌間可変車両・VGA(フリーゲージトレイン)の"致命傷 !「フレコロ」とは?... はこちら。

 

公開:2007年9月30日
更新:2025年4月17日

投稿者:デジタヌ

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