狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 なにわ筋線は"おおさか東線・大阪環状線"の"3路線一体運用"が必須!に...』ー第4回ー

★第3節 阪和線が複線の限界?に...

現在、阪和線(※21)では天王寺⇔日根野間ATS-Pの採用で埼京線・京王線同様のセミ団子運転?が実施されていますが...

阪和線自体の運行本数が"複線の限界"に近く?なっていて、朝夕の増発も難しい状況になって来ています。(※22)但し増結すれば事足りますが!

現行(2021年1月現在)の"通常運行"ダイヤでは朝夕の通勤ラッシュ時には、(天王寺⇔鳳間を走行する)天王寺初の下り方面が7時台18本、8時台19本、9時台18本となっています(上りも同じ)。

第1項 通勤時間帯の半数以上は天王寺発着

その過半数以上を占める13本は天王寺始発(終着)なので、殆ど環状線には乗り入れていませんが...

仮に埼京線同様の最新のATACSATOにシステムアップ?して、フル団子運転!を目指せば...

京王線の実績から考えて30本!までは増発ます!

しかしトレードオフで、この間の表定速度大幅に低下して、現在の速達性(利便性)は無くなってしまいます

参※21)当サイト関連記事 フル規格 和歌山新幹線計画 より阪和線を" 新幹線鉄道規格新線 "に改修すれば 和歌山⇔天王寺間が25分!で結べる はこちら。

参※22)ATSーPを採用しているのでフル団子運行?も可能ですが、所要時間の増加!に繋がってしまいます。

第2項 interurban区間各停は

天王寺⇔鳳間のinterurban(郊外電車)区間の各停は...

第1目 通勤時間帯は天王寺発着!

通勤時間帯は、大阪環状線東回りの混雑もあり、天王寺発着のままでしょう。

6両編成化すれば昼間全便大阪環状線乗り入れも可能に!

大阪環状線から、邪魔者(大和路快速・関空紀州路快速)が消えてくれるので、全便大阪環状線に直通運行可能!となります。

但し全列車が最低でも6両編成化が必須となります。

前途した様に大阪環状線(西回り区間)の昼間利用客は限られていますが、

東回り区間は、京橋・鶴橋という2大 node station を抱えており、昼間も「そこそこ」利用客があります。

つまり、何とか6両編成は許容?できても4両編成では...

第2目 競合他路線との兼ね合いで...

但し競合路線(南海本線・高野線・Osakmetro 御堂筋線)が多い阪和線の interurban 区間では、なにわ筋線開業後も、あまり利用客増加は見込めま線(せん)!

なので、interurban(各停)全便の6両編成化は難しく!全便大阪環状線直通の夢が叶うかどうかは???...

第3項 関空・紀州路快速は

  • ●日根野←(阪和線)→天王寺←(関西線)→JR難波←(なにわ筋線)→大阪(地下ホーム)
ラッシュ時間帯

現在御堂筋線乗り換えの便(べん)の為に天王寺発着となっている阪和線快速を、

全便大阪駅地下ホーム発着に変更できます。

但し、御堂筋線(&谷町線)への乗り換えを考慮して、

天王寺発着区間快速便(通勤時間帯)も残ることとなるでしょう。

昼間の毎時6往復の関空快速全便は、大阪駅地下ホーム折り返しの「なにわ筋線乗り入れ便」に出来ます!

 

公開:2019年12月18日
更新:2024年2月23日

投稿者:デジタヌ

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