Essay『 被差別 路線!今里筋線延伸では沿線の名誉回復・地域域興には繋がら無い!』ー第13回ー
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大阪メトロ・大阪シティーバスの再統合により、一般地方独立行政法人大阪都市圏交通事業団:OTA (Osaka Transit Authority)として生まれ変わるべきでしょう!
今回の今里ライナー社会化実験は大阪シティーバスが、大阪メトロに協力する形で、社会化実験されています!
なので、今里ライナー→大阪メトロを(今里駅・長居駅で)乗り継ぐ場合は、共通運賃体系が敷かれています。
大阪シティーバスは市内一律¥210ー
大阪メトロは
区間 /距離/大人/ 小児
1区 3キロメートル以下 180 /90
2区 3キロメートルをこえる 7キロメートル以下 230/ 120
3区 7キロメートルをこえる 13キロメートル以下 280 /140
4区 13キロメートルをこえる 19キロメートル以下 330 /170
5区 19キロメートルをこえる距離 380 /190
となっていて、長居→鶴橋間御(堂筋線→千日前線乗り継ぎ)は 3区¥280ですが、
今里ライナー利用でも¥ー160の割引が適用されて何と¥230!となります。
今里ライナー(長居→今里) ¥210
千日前線(今里→鶴橋) ¥180ー¥160=¥20
(※)但しICカード利用に限る。
現状別会社の独立採算になってしまったので仕方ありませんが...
将来欧米先進国!のようにOTA (Osaka Transit Authority)として再統合(※91)が達成できレバ、
先進国!が採用している共通料金制を組むことが可能となります!
つまり、大阪メトロと共通料金制が敷けて、メトロ・バスがシームレスに一体利用可能になる!わけです。
路線バス網の見直しと共に、全市民(一般利用客)が不公平なく公共交通を利用できることとなります!
参※91)当サイト内関連記事 大阪メトロ は " 大阪市 " の呪縛を断ち切り OTA 大阪都市圏広域交通事業団 !となるべきでは... はこちら。
(市域以外を含む)サービスエリア内均一料金に拘ったことが、「市電(路面電車)の寿命を縮める結果」になったとも言えます!
距離制(区間制)ならば採算が悪化しなかったでしょう!(※但し、料金精算が人力だった時代には不可能だった面もありましたが...)
現在一般的な路線バスで行われている乗車整理券方式や、ICカード清算ならば、路線バスへの区間制適用も可能です!
更に、大阪シティーバスが進めているオンデマンドバスとの併用で、地下鉄駅をnode station(結節駅)とした、路線網に大転換して、現状の"幹線バス路線"を整理統合しても、沿道住人の不便にはなりません!(お判りですか前時代の"レガシー頭"の夜盗市議団?の皆さん...)
大阪メトロの問題は"路線別営業係数重視姿勢!"の"はき違え"!にあります。
第1目 今里筋線・長堀鶴見緑地線は統合して経営分離すべき!?
路線別運行に拘るあまり、どうしても路線ごとの収支が問題となるわけです。
路線ごとの採算(輸送密度・営業係数)を重視するのであれば、今里筋線・長堀鶴見緑地線は統合して、かつてのニュートラムのように事業分離すべき!?でしょう...
大阪港トランスポートシステムを再度Refinancing(再投融資)して、西大阪高速鉄道同様に新たに、日本政策投資銀行 に投融資をお願いすれば...3セク第一種鉄道事業として再出発も可能???でしょうが...
3セク㈱大阪港トランスポートシステム
現行 大阪港⇔テクノポート 第三種鉄道事業
1997年12月18日→2005年7月1日 第一種鉄道事業 を行う。
設立 1974年7月10日
株式非公開・非上場・第3セクター
主要株主
(※2019年3月31日現在)
大阪市 69.56%
三井住友銀行 3.33%
三菱UFJ銀行 3.33%
りそな銀行 2.95%
みずほ銀行 2.95%
日本トラスティ・サービス信託銀行 (信託口) 2.95%
高額運賃化覚悟で無理やり建設できなくはありませんが...
採算が見込めレバ???...
分離独立して、西大阪高速鉄道のように、JRTT(※97)にお願いして、40年ローン(リース契約)で新線建設(延伸)も可能ですが...
参※97)当サイト関連記事 JRTT 独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 が改組して総合リース業になれば... はこちら。
現状のままで分離独立・高額運賃化!を行っても...
初乗り運賃が現状の物価水準でも230円くらいとなれば、誰も利用しなくなるでしょう!
つまりは事業破綻が目に見えているような3セク路線には、今の金融怪は投融資してくれません!
第2目 reconstruction は避けられない!
いずれにせよ今里筋線の reconstruction(再構築)は避けられないでしょう!
蒲生4丁目以南の路線は地下遊水地!に
はっきり言って、大阪の都心部・繁華街である"キタにもミナミにも"繋がっていないような、「都会の Local Line 」では、ド田舎の 極赤字3セク rural line (肥えタゴ路線!)と大差ありません!
前途したように、蒲生4丁目以南は、community Bus (地域内バス)でも路線"意地"が難しい状況です。
この際思い切って、廃線!にすべきでしょう。
そのうえで、蒲生4丁目以南の今里筋線は市民の生命・財産を守るために「防災対策用の地下遊水施設・排水施設」に転用して再利用を図るべきです。
ー続きはこちらー
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公開:2017年12月 6日
更新:2024年2月21日
投稿者:デジタヌ
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