狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 新快速が走り続ける!近未来の京阪神鉄道網とは...』ー最終回ー

第3節 JRを含む私鉄各社には新線建設の大きな動きは...

第1項 浪花経済の衰退を無視した!強気の駅前再開発事業が...

なにわの一等地大阪梅田界隈が

なにわの一等地大阪梅田界隈が大変な危機に直面しています!

浪花経済の衰退を無視した!強気の都市再開発事業は、オフィスビル、商業施設の過剰供給を招き!

飯坂駅前の商業施設が空きテナントだらけに

大阪駅前もタワマン街!に落ちぶれようとしています。

バブル景気時に計画された大阪駅前再開発事業は、その後の地場経済の衰退を考えない無謀な再開発で、地上げには成功しましたが、結局商業ビルの高額テナント料に繋がり、退去者は有っても、入居者が無い空テナントだらけの高層ビルを乱立させてしまったようです。

第2項 "悪"夢洲ギャンブルタウン化では...

夢洲ギャンブルタウン化では、

シアヌークビルの様に、中国マフィアが闊歩する犯罪都市!になるだけで、

威信の怪と岸田内閣が主張する様な、雇用創出・なにわ経済活性化には繋がらない!でしょう。

第3項 ミナミが再度息を吹き返すかも...

大坂威信の怪の企みで、大阪梅田新都心計画が進み、御堂筋が未動筋となり、ミナミの灯が消されようとしていますが...(※21)

参※21)当サイト関連記事 御堂筋 は2037年『未動筋!』となり地図上から"消えてなくなる!" はこちら。

無謀な再開発をおこなわなければ...

大阪梅田副都心の様に、では無謀な再開発(高層ビル化)を行わなければ、

地価高騰が上げ止まりして、むしろ下落傾向にあるミナミ新地、御堂筋界隈は、テナント料も妥当な範囲内に収まり、ブティック・ブランド品小売店・飲食店などにとっては、ハードルがさほど高くなく、しかも阪神なんば線の開業効果は続いておりコロナ禍が小康状態?となり、インバウンド観光客も回復の兆しがあり、三度、大阪きっての繁華街に返り咲ける可能性が出てきました。

千日前線・谷町線直通構想も夢では...

千日前線・谷町線直通構想(※22)も夢ではなくなってきています。

前途した長堀堤緑地線大正区延伸構想や、今里筋線延伸構想では、一時的な"地上げ"は出来ても、持続可能な都市開発にはつながらないでしょう。

参※22)当サイト関連記事 千日前線を"いらない"路線から"ドル箱路線!"に転線させるは... はこちら。

ミナミ御堂筋界隈に活気を取り戻すには大学誘致が...

例え御堂筋が未動筋に成ろうとも、御堂筋パークに面した、オフィス街に、再び大学を呼び戻せば...活気に満ちた中央区に戻れるでしょう。

なにわ経済の活性化には周辺自治体の理解と協力も

折角苦労を重ねて、大学を誘致した周辺municipalityには気の毒ですが、

"なにわのお臍"御堂筋界隈を再興するには大学の再誘致(横取り)が最も効果的でしょう!

大学も集客!(学生確保)が助かる

放射路線 interurban (郊外電車) が発達していても、

東京と違って、それらを繋ぐ"環状鉄道"が貧弱な大阪都市圏では、

interurban (郊外電車)沿線に分散した大学では、交通の便が悪く集客にも響きます。

なので、大阪中心部、中央区「御堂筋界隈」に集めてしまえば、四方八方に伸びたinterurban (郊外電車)沿線の郊外住宅地から、通学が容易になる

のです。

しかも、あらためて、環状鉄道網を構築するより安上がりで、少ない昼間利用(現金利用客)の為に態々貴重な血税を投棄する必要もありません!

しかも各鉄道事業者にとっては、沿線利用者減少に悩まされることも防げます。

先ずは、有名私学から

先ずは「有名私学の図書館・管理部門・文理過程」に市内進出をお願いするべきでしょう。

何故なら、昼間流動が期待できるからです。

更に、施設・教室の運用も効率的になるでしょう。

工学系の研究施設は従来通り、郊外の施設で...

工学系の、研究施設は滞在時間が長く、昼間の人の移動が少ないので、鉄道事業者にはあまりありがたくない!のです。

更に、スペース効率も悪くなりがちです。(比較的大きな研究施設が多い)

後書き 交通政策はカオスの世界

(Version1 Revision2 /7/1/2023改訂)

バタフライ効果

カオスの例えとして「バタフライ効果」が有名ですが...

小さな「蝶々一一羽」が羽ばたくだけで、地球規模の気象変化を引き起こし、カオス(混沌)を招いてしまうという喩話です。

Traficは互いに強い相関関係が

鉄道新線計画・道路整備計画・港湾空港整備計画はそれぞれ強い相関関係・因果関係があります。

「持続可能な鉄道事業」には既存交通網との連携が最重要!

新規鉄道計画一つ考えてみても、単一路線としての利便性検討だけでは、将来の「持続可能な鉄道事業」へは繋がりません!

"人の営み・暮らし向き"を無視した鉄道新線妄想は"地方衰退!"にも...

新たな鉄道新線や高規格幹線道(自動車専用道)を、

相関関係を考えずに建設すると、思わぬ"人災"を招き、他のmain line (幹線)regional line (地方交通線)が"巻き添え"を食らって、経営不振・のRoad(鉄路)をまっしぐらに突き進み、事業破綻・廃線!言う場合が往々にして生じやすいわけです!

生活圏に根ざしたTrafic計画が必要

人の営み(生活圏)・暮らし向き(経済活動)を無視した「都市計画・交通政策」では、事業そのものの必然性も無く、結局は高額拘束鉄道が乱立して地域の経済活動を圧迫して"地域衰退!"を招くだけです!

沿線自治体の"夢想"ではない、住人の暮らし向き(経済活動)に下ずく"切実な要望"を反映したTrafic(交通網)構想が望まれるわけです。

狸穴総研 交通政策研究所 出自多留狸

※脚注 関連団体♥ 問い合わせ先リンク集

※パブリックコメントとは...

パブリックコメントとは聞こえは良いですが、

自治体当局が『一方的な Scheme(企て!)についての Compliance(追認)!を促している』だけです!

つまり consensus(総意・協心)を得るための"異見"聴取ではありません!

feudalism(封建制)、ictatorship (独裁)に下づく施策に、 subordinate(従属させる)oppression(抑圧!) と同じ、中共が行っている tyranny圧政!) と何ら変わりません!

つまり目安箱(市政へのご意見・ご要望受付)すらない様な municipality は、『独善的で恣意的な独裁支配!を行っている』と言えます。

※参)当サイト内関連記事 パブリックコメント 制度とは... はこちら。

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公開:2024年1月15日
更新:2024年3月 7日

投稿者:デジタヌ

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