連載『 名鉄岐阜市内線・美濃電の廃止は失敗ではなかった!...が"嵌められた"のも 』ー第5回ー
第5回 NagoyaMetro 以外の中京の全交通事業者は全て中央の資本!下に...
今や中京都市圏に限らず、「市民の下駄」Railroad、omunibus事業はすべて、"地場資本"の手を離れて、"中央の資本"に乗っ取られています!
つまり前途したように、Road(アクセス)に関する陸・海・空すべての"足"(アクセス)は、財務省が所管する金融怪・政策投資ファンドの手に落ちています!(※00)
参※00)当サイト関連記事 運輸業は一家!事業者はみな兄弟! はこちら。
第1項 そもそもの始まりは
そもそも名鉄シクジリの原因は(前途したように)1970年代まで続いた高度成長期に旧経営陣が燥ぎすぎた結果、2度のオイルショックでズッコケた人災だったわけですが...
第1目 IMFからの圧力で1970年代に始まった金融自由化で...
国際社会(IMF)からの政治圧力で1970年代に始まった金融自由化により、海外金融(銀行・証券会社、保険会社etc.)資本による投資ファンドが解禁となり、鉄道事業者にとって♥ Refinancing(再投融資)が行いやすくなっていたことも影響しています。
鉄道事業者によるレジャー開発・デベロッパー事業が1大ブームとなり...
高度成長期!に「名鉄が"迷哲"となり」レジャー開発・デベロッパー事業にうつつを抜かし!、バブル景気(1986年12月→1991年2月)で乱脈経営!が頂点に達して、見事大博打に敗れ!、金融怪に巨額の有利子負債(不良債権)を作って「シマッタ!...」わけです。
第2目 旧大蔵省の主導で行われた金融ビッグバン!とその後
旧大蔵省の主導で行われた「厳しい借金取り立て?」金融ビッグバン(1996年度→2001年度)で自転車操業!となって、新規設備投資どころではなくなってしまった!わけですが...
この時に、瀕死の迷哲に「起死回生のための Refinancing(再投融資)」の救いの手を差し伸べてくれたのが、財務省所管の政府系の♥友好投資ファンドだった訳です。
第3目 21世紀"政策投資ファンド"の誕生
、財務省主導の政策投資ファンドが誕生したわけです。
神の悪戯?リーマンショック
そして、運命の時2008年9月に起こったリーマンショックで、お膝元のUSAが金融危機に見舞われ、USA系のハゲタカファンドは退散して会社乗っ取りの危惧はなくなったのですが...
変わって、輸出市場を失くした鉄道機材 constructor syndicate(cartel)が、国内の鉄道事業雄社にターゲットを...
第2項 今後ますます鉄道路線の統廃合が...
今後"Metropolis 名古屋の発展"とともに、より一層名古屋集中が加速されて、名古屋市のコンパクトシティー化(※91)も進行して、都心部から離れた遠隔地では、過疎化が進行して、名古屋中心部と直接繋がらない支線扱いの rural line(地方ローカル線)の利用者減少が続き,名鉄とJR東海の重複区間では調整が必要となり、「2社に跨る統廃合」が進むでしょう...
参※91)当サイト関連記事 地方都市のコンパクトシティー施策は辺境部・過疎エリア切り捨て!の方便でしか... はこちら。
岐阜市周辺では...
現在、存続延長(延命)が決まった広見線末端部(可児⇔御嵩駅)より、
各務原線と並走しているJR高山本線(岐阜⇔鵜沼)の取り扱いが問題となるでしょう!
現在この間の生活の足となっているのは、名鉄各務原線ですが、各駅の利用客を上げるまでもなく、営業係数はあまり芳しくありません!
高山本線は
更に、並走している、特急街道・高山本線も、ローカル輸送という面では...
JR東海・名鉄両社に投融資している投資ファンドサイドとしては、できるだけ無駄を省いて、鉄道事業の赤字幅をおさえたいわけです!
つまり、どちらか片方に絞れれば...
岐阜廻りでなくとも、特急ひだは運行できる
例えば図のように、太多線を"整備"しなおせば、中央本線経由でも、特急ひだは運行できます。
特急ひだは必要か?...
繁忙期には、10両編成も登場するほどの需要はありますが、閑散期のウキークデーでは、4両編成程度で事足りている場合もあり。
E41東海北陸自動車道が全通した今、高速バスが運行されており、盆暮れの繁忙期以外では、「定期特急列車運行の必要性はあまり高くないのでは?」とも考えられます。
大阪⇔高山便はバスでも十分では?
特に以日往復1便の大阪発便は、通常2両編成!であり、完全に高速バスでも代替できるでしょう。
つまり、「もはや岐阜を経由する必然性は無い!」といえるわけです。
各務原線はinterurbanとして必要!
一方各務原線はinterurban (都市近郊電車)として、この間の旅客需要を賄っています。
一定の利用者があった美濃町線を葬った名鉄としては、沿線宅地開発も一段落しているこの間の旅客需要を、義兄弟であるJR東海(高山本線)にお任せして、「身軽になりたい」のが本音でしょうが...
沿線住人(岐阜市・各務原市)としては、駅間距離が短くて利便性の良い「各務原線」の存続は必須となるわけです。
美濃太田市・坂祝町は
美濃太田市・坂祝町は特急がなくなっても、美濃太田⇔鵜沼間の普通が存続してくれれば...
広見線本線?も
現在は通勤特急も走っている広見線本線?(犬山⇔可児駅)間も、名鉄さんとしてはR41経由の 自社特急バスでの代替も不可能ではないし...
鉄道路線を残したいなら大学誘致を
つまり岐阜県岐阜市の鉄道網統廃合!の火種は尽きない!わけですが...
残したいのならば、名鉄沿線に、"大学"のお引越しを誘致すべきでしょう。
高校では、朝夕ラッシュで、鉄道事業者にとってはかえって迷惑!ですが、大学や短大ならば、ある程度昼間利用客も確保できるので、鉄道存続に効果があります!
第3項 mass media が"鉄道事業者の壁?"を強調!するのは...
垢(労働組合活動)に染まったmass media(TV各局、全国紙)の commentator(解説者)を筆頭に、
"日本語ウィキペディア"等の Web content まで浸食!している"自称"journalist,economist,の輩共が「鉄道事業者の壁?」を強調!するのは、
「労働組合間の壁!」を表沙汰にしたく無い!ためです。
鉄道事業者(経営陣)が♥共存共栄の協調路線を走っていることを、能天気な私たち一般の民(たみ)に気付かれると、労働組合患部に都合が悪い!からです。
言い換えれば、自公よとう(夜盗!)政権の運輸賊"と旧・運輸省派(患部官僚)、そして"放送法を笠に着て"mass mediaを牛耳っている旧・郵政省派(患部官僚)共と、旧・労働省派(患部官僚)が後ろ盾!となっている"労働組合(患部活動家)"共の「大人の事情(利害・思惑)」が完全一致!しているからです。
交通政策審議会(※11)メンバーの中に労働組合のBossが加わっている!ことでも明らかです。
参※11)当サイト関連記事 交通政策審議会の答申とは、"政権よとう・産業かい"の思惑!を Propaganda しているにすぎない はこちら。
公開:2019年10月31日
更新:2024年3月29日
投稿者:デジタヌ
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