狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

Fantasy『リニア新幹線の運賃・特急 料金を大胆かつ的確に予想する!』ー第3回ー

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★第2節 リニア中央新幹線の料金予想

競馬・競輪・競艇などの"公営ギャンブルの予想屋"ぐらいの的中率だと思って読んでください?

(※但し、能天気な文系自称鉄道ジャーナリスト連中?よりは、確度は高いでしょう!)

第0項 交通政策審議会答申に見る「能天気」予報?

交通政策審議会(※01)答申では 品川⇔ 大阪間 438 km 最短所要時間 67分となっています。

そして(運賃無視で)お気楽・能天気!に算出した想定輸送密度は 416億人・キロ/年  年間約9500万人 2.6万人!/日と算出されています!??? 

先生方一体全体どっから、こんな超お気楽な脳天気予報を引っ張り出したんですか?

参※01)当サイト関連記事 交通政策審議会 は 運輸族 のご意向を窺う お抱え蘭学者? はこちら。

第1項 リニア中央新幹線は空路と真っ向勝負するJR東海の新規ビジネス!

JR東海は現行東海道新幹線の混雑緩和を図ろうと考えているのではなくて...

現行の東海道新幹線の客層とは別の「急ぐ人達」を空路から掻っ攫わおうと目論んでいるようです!

つまり東京⇔名古屋間の空路と真っ向から勝負して航空路の「撃退・駆逐!」を図りこの間の旅客需要を「完全独占」することを狙っているわけです!

羽田空港⇔中部国際空港間の現行の航空運賃が ¥26,230ー(ANA通常料金)ですので...

つまりリニア中央新幹線が時間/運賃 コストパフォーマンスで空路と真っ向から争うような高額運賃設定になっても、庶民が利用する東海道新幹線?と「裕福層が利用するリニア中央新幹線」の住み分けで一向に矛盾が生じ無い訳です!

羽田空港⇔中部国際空港の空路対比では時間/金額で見かけ上は優位に立てるかもしれませんが...

しかし航空機撃墜?にターゲットを絞ったにしても通常の航空運賃よりも幾分安い程度の料金で「妥当な範囲(勝算ライン)」?といえるのでしょうか?

現在航空運賃は早割などの、特別割引では最高5割引きの半額!となっていて、

現行の東海道新幹線の通常運賃変わらなくなっている!状況です。

更に、今後、♥省エネマイクロ原子力発電高効率電動ダクトファン 航空機が登場すると...

第2項 JR東海の"浮上式鉄道開発本部"が公表したデータによると

想定料金のヒントとしては、乗客一人当たりの「輸送消費エネルギー効率」が考えられます。

  • 現行「N700系新幹線車両」が 29Wh / 座席・km
  • リニア新幹線では90 - 100Wh / 座席・km 

最低でも3倍電力を消費する試算結果が 公表されています!

スピードが上がれば加速度的にエネルギー消費が大きくなり、省エネからは遠ざかるのは致し方無いことのようですが...

省エネを謡う"新幹線"の一員としては、世の中の流れに逆らっているような印象も受けますが...

この数値を根拠に料金を推定しますと

現行の「のぞみ指定席料金」の3倍が一つの目安となるでしょう!

令和元年(2019年 )12月時点では

東海道新幹線 品川⇔名古屋間359.2km

旅客運賃 ¥6,380- 通常期基本指定席特急料金 ¥4710+のぞみ割増料金¥740円=¥4,780-  合計 ¥11,160ー

第3項 更に大きくのしかかる維持管理費と設備更新費

JR東海が運営する幹線である限りは、運賃は在来幹線、東海道新幹線と"同額"でないと認可は得られないでしょう。

とすると、建設費はローンで支払いますが、問題は(保線費などの)維持管理費と設備更新費です。

第1目 維持運営費

はルートにもよりますが現行着工ルートで

リニア新幹線 1620億円/年間

整備新幹線 1030億円/年間

で約1.6倍!

第2目 設備更新費

リニア新幹線 580億円/年

整備新幹線 370億円/年

で約1.8倍!

合算すると

リニア新幹線 2,200億円/年

整備新幹線 1,400億円/年

で約1.6倍の差!

つまりこちらが 運賃に加算されるべき金額だとすると...

建設中の リニア中央新幹線 品川⇔名古屋間285.6 kmの場合

運賃 ¥5,080ー(現行の距離運賃適用) 新幹線指定席特急料金 ¥3,930- リニア割増料金¥2,220  合計¥11,230-

と思いたいところですが?...

運賃 ¥5,080- 新幹線指定席特急料金 ¥3,930-x1.6≒6,290

電気代としてリニア割増料金 のぞみ割増料金¥210x3倍≒¥630

合計 ¥12,000ーとなります。

ただし本来は

維持運営費と設備更新費は運賃計算にかかわる金額なので、JR東海本体ではなく子会社化して東海リニア旅客鉄道㈱として独立した運賃体系を認めるべきでしょう。

そうすると...

運賃 ¥5,080x1.6≒¥8,130-ー リニア新幹線指定席特急料金(運行経費=電気代) ¥3,930X3=¥11,790- 

合計 ¥19,920‬-

いずれにせよ現状でも 約¥20,000ー!でないと採算ベースに乗らないことになります!

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公開:2019年12月18日
更新:2024年2月21日

投稿者:デジタヌ

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