狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載《 芳賀宇都宮LRTは政令指定都市・宇都宮市に至る光明 "ライトライン" となれるか?...》ー第7回ー

第7回 旅客事業だけでは昼間の輸送密度が...

一番昼間の上客(現金客)需要が見込める、東武宇都宮⇔JR宇都宮間の路線を、後回し(2期工事着工区間)して、朝夕の通勤時間帯しか需要が見込めない、Rural Tramを先に開業しては、2期工事着工の前に早晩事業破綻する事は目に見えています!

事業破綻を回避するには前途した、路線バス各社との事業統合と、貨客事業への取り組みが大事なのでは...

第1項 宅配業者の中継便への取り組みなども

JR宇都宮Depotと工業団地間は、宅配便業者の配送センター⇔サテライト集配所の中継センター便にもってこいのロケーションではないでしょうか?

大和運輸、佐川急便、日本郵政などの宅配便事業者と、早急に(JR貨物担当者、ライトライン運行管理者、宅配便運行管理責任者など)実務者レベルでの"お勉強会"、技術検討会を開始するべきではないでしょうか?(※41)

参※41)当サイト内関連記事 宅配便事業が、鉄道貨客混載事業を復活できるかも! はこちら。

深刻なライバー不足に悩む宅配事業者

札幌の様な♥Metropolis(大都会・政令指定都市)でも最終バスの時間繰り上げ!等各地でドライバー不足は深刻化しています!

宮崎県宮崎交通のとりくみ!

宮崎交通では四半世紀以上前から、宅配事業者(佐川急便、ヤマト運輸、日本郵便)とアライアンスを結び!山間部にある過疎地のlifelineを守っています!

つまり、omnibus(乗り合いバス)とのアライアンスで、山間部・過疎地の branch,delivery office(集配所)間を結び、delivery center⇔delivery office間のtransfer の Loss handling (センター便)削減とdelivery car(t宅配車両)の運行ロスを省き♥安定した集配サービス向上に繋がっています。

そして"豊岡市など全国のMunicipality(自治体)で omnibus と delivery business の alliance(業務提携)による partnership の trend となっています。

第2項 嘗て毒国ドレスデンで運行されていたCarGo tramの試み

第1目 貨物トラムも視野に入れなくては...

嘗てドレスデンでは2020年までCarGo tramが運行されてりました。(VWのcarとCargo のごろ合わせです!独人も倭人同様にダジャレがお好きなようで...)

嘗てVWでゴルフ製造ラインがバカ受けしていた時に、町を挟んだ2つの工場間の部品搬送をCarGo tramで行っていました!

トラック輸送による、交通渋滞と排気ガス公害を大幅に緩和していましたが...

残念ながらドレスデンでのVWゴルフの生産ラインが無くなり、廃止となりました。

ライトラインでも、昼間時の間引き運行時に?JR Utdunomiya Depot⇔HONDA Tochig Works間でこの手が使えるのではないでしょうか?

第2目 工場間輸送のroadも...

現在HONDAでは...

  • ●協力会社⇔ Tochig Works間、
  • ●他工場⇔Tochig Works間

共に、移送はトラック輸送に頼っていますが、少なくとも、他工場⇔Tochig Works間共の部品転送は鉄道輸送に転換できるのではないでしょうか?

更に、製品出荷もトレーラー輸送から、CarGo tram⇔JR貨物のリレー運輸が可能ではないでしょうか?!

現状の旅客需要予測では、通勤時間帯以外は、乗客(上客)を確保するのは難しいでしょうから、

昼間の閑散時に毎時1往復程度ならば、定期運航に組み入れることも可能となり、定時運輸にも"+"に働くはずです。

今後、ライトライン運行業務担当とHONDA運輸、JR東日本、JR貨物の間で、"勉強会"を開き、協議を重ねてみてはいかがでしょうか?

https://www.youtube.com/watch?v=uJHr76D_-Pg&t=1034s

※非常に興味深い投稿なのでコメント全文を引用させていただきました。

CarGoTram Dresden - Die Güterstraßenbahn von Volkswagen/DVB

投稿者:トラムの友達ドレスデンTVHD

2001年から2020年の間に、これらの商品はザクセン州の州都ドレスデンを1日数回トラムで移送されました。

ストラスバーガープラッツにあるガラス工場の製品を、フリードリッヒシュタットのロジスティクスセンターから市内全域に輸送しました。

残念ながら2020年末にTramによる輸送を終えて、車両は引退する予定でした。

しかし、2020年12月10日の交通事故により、車両に甚大な被害が発生して、予定より2週間前にCarGo tramの運行は終了しました。

19年間、「ブルー」の車体は、ドレスデンを象徴する存在で、いつでもどこでも注目を浴びる存在でした。
2016年3月にガラス工場でVWフェートンの生産が終了したことにより、積み荷が無くなりCarGoTramの運行も一時中断しました。 1つの列車はVW工場に駐車され、もう1つの列車はTrachenberge Depotに留置されていました。

2017年3月以来、CarGoTramは、eGolfの製造と組み立てのために自動車部品をガラス工場に輸送していました。

これに合わせて広告の為にラッピング車両となりました。
2020年10月、VWは2020年末限りでCarGoTramの運行を廃止することを発表しました。

ガラス工場から最後のeGolfパーツを移送するための最終便が、12月23日に運行される予定となっていましたが前途の事故で実現しませんでした。

将来共に、VW ID.3の部品については、CarGoTramでのガラス工場への納入は不経済と判断されました。

このビデオは、ドレスデン市街を走行していた(CarGoTramの)記憶が(ドレスデンの市民から)忘れ去られないことを願って制作しました。

写真とビデオ:Olaf Beger、Florian Tannert、Olaf Wagner、HeikePütschel、「nachOsten」、DVBアーカイブ《Youtyube投稿コメント欄より引用》

※尚全長が30mを超えますので、日本の場合は道交法(併用軌道走行車両規定)に抵触しますが

、運行本数が限られるので、京阪京津線同様に特認が下りると思われます!(最高時速70㎞/h運行よりこちらの方が特認を得やすいでしょう!

 

公開:2022年1月29日
更新:2024年3月28日

投稿者:デジタヌ

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