狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

何れ 鹿島線 , 成田線 が廃線!となり 茨城県立カシマサッカースタジアム も廃墟に...《 連載第3回》

第3回 3セク鹿島臨海鉄道とは

第1項 鉄建公団との深い因縁が...

「旧鉄建公団の付け回しで生まれた開発鉄道!」が鹿島臨海鉄道の真の姿です!

嘗て鉄拳を振るっていた"鉄拳公団"が、勝手に!建設した路線の一つで、JR東日本誕生で、引き取り手が無くなり!、茨城県がしかたなく出資して設立したつじつま合わせの「尻ふき路線」といえるでしょう。

第1目 鹿島鉄道鉾田線が巻き添えに?

おかげで、図中に上げた関東鉄道(鹿島鉄道鉾田線)が消滅してしまった!(※21)

旧鉄建公団・現JRTT(※22)の完全子会社のJR貨物が出資しているので鹿嶋臨港鉄道は、JRTTの孫会社に当たる!さらにその子会社鹿島臨海通運㈱は孫会社!に当たる訳。

なので...お役人体質が抜けきらないのでしょう!

参※21)BRT路線となったが、この日本型BRTもお役人の"つじつま合わせ"その物。

本来なら、通勤通学者が多い、玉里までは国道365号を拡幅整備して、市内でこまめに利用客の便を計り、郊外区間を渋滞尾にハマらない専用道で、ラピッド運行して町々を結ぶのがBRT本来の、使用法なのに、当路線は全く真逆!

これでは、早晩消滅するのも...

参※)当サイト内関連記事 LRTにも通じる『 都市型 BRT 』は『 日本型 BRT 』のようなローカル線廃止の方便ではない! はこちら。

参※22)当サイト内関連記事 鉄道建設・運輸施設整備機構が改組できれば 整備新幹線網建設"妄想"も... はこちら。

第2項 鹿島臨海鉄道㈱

株式非公開非上場 第3セクター

資本金 12億2600万円(2019年3月31日現在)
発行済株式総数 245万2000株(2019年3月31日現在)

1970年7月21日開業

赤字額 △516万7000円 (2019年3月期)

従業員数 109人(2018年7月1日現在)

主要株主 (2018年3月31日現在)

JR貨物  37.52%(つまりJR貨物の連結決算子会社!)
茨城県 29.53%
新日鐵住金 4.89%
三菱ケミカル 4.46%
全国農業協同組合連合会 2.93%
(設立時期が早かった(日本初の3セク事業)ので、財政投融資銀行は入っていません)

第1目 大洗鹿島線

路線 水戸⇔鹿島サッカースタジアム(貨物駅)53㎞ 15駅

最高運転 95km/h(全線50kgN型レール!)

当初貨物営業も行われていたので、重軌条を用いた全線高架の高規格路線となっている!

第2目 鹿島臨港線

鹿島サッカースタジアム(貨物駅)⇔奥野谷浜駅(貨物駅)19.2 km

開業当初の旅客扱い駅

居切駅・神栖駅・神之池駅・知手駅・奥野谷浜駅

神栖駅と休止中の奥野谷浜駅以外は廃止!

軌間 1,067 mm
電化 全線非電化
運行速度 最高45km/h

現在、水島臨港鉄道同様に、神栖駅でコンテナ貨物を取り扱うようになり、

神栖駅が同線内の コンテナターミナルとなっていて、前途した子会社鹿島臨海通運㈱がコンビナートの集荷サービスを行っている!

終点の奥野谷浜駅(貨物駅)は油槽施設に隣接した燃料積指し貨物駅なので、1978年以来5年間続いた燃料輸送が1983年に終了したために、神栖駅⇔奥野谷浜駅間は休止状態?(実質廃線)。

新東京国際空港(現:成田国際空港)への燃料の暫定輸送に対する地元への見返りとして、1978年から1983年まで鹿島神宮⇔北鹿島(現在の鹿島サッカースタジアム駅)※⇔ 鹿島港南間で旅客営業を行っていた。しかし運行は1日3往復で、周辺には当時は工場の他に水田等しかなく、利用者は一日約20人ほどであった。燃料輸送のパイプライン完成に伴い旅客営業は廃止された。《Wikipediaより引用》

※鹿島神宮 - 北鹿島間は現在同様に旧国鉄鹿島線に"乗り入れ"ていた。

 

公開:2021年7月26日
更新:2024年3月28日

投稿者:デジタヌ

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