狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 千歳空港に寄り添い、陽炎(カゲロウ)の様に"儚い使命"を終えた連山飛行場!』ー最終回ー

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★エピローグ 空自の移転で連山飛行場!の復活を  

第1項 第2滑走路は完全になくなってはいない! 

Googlarthをご覧になれば一目瞭然、第2・第3滑走路共に復元!再利用可能です!

日本国政府に返還されたが民間には...

590ヘクタールもの広大な敷地は、前途したように、もともとの第2千歳空港滑走路(2700m)第3滑走路1200mの用地以外に、敗戦後進駐軍が民間(牧草地?)からも用地を摂取して拡張したものですが...

日本国政府に返還された後も"国有地"のまま民間には返還されていません!

つまり、陸自の演習場(遊び場?)だけに使用するのはまことに「モッタイナイお話」となります!

第2項 現在頻発している新千歳空港御侵入の問題解消にも

現在千歳空では新空港(民間機専用)と千歳空港(空自専用基地)との御侵入の問題が大きくなっています。

空自を連山飛行場に移転して、陸自と基地を統合すれば、この問題はなくなるでしょう!

滑走路・誘導路、格納庫・整備工場などを再整備する際に、米軍と共用している無線等塔も移設すれば問題はありません!

軍事基地は駅から離れていても問題ない

現状ジェット燃料輸送は(テロ対策上)「秘密ルートのパイプライン」で輸送されていて貨物線・タンク車による搬送の必要はなくなっています!

嘗ては千歳飛行場(現千歳基地)、第2滑走路(連山飛行場)共に図中に占める燃料輸送専用線で、航空機燃料(ガソリン)が運ばれていましたが、現在は両線共に廃止されて、千歳空港への燃料(ジェット燃料)ゆいそうはパイプライン化されています!

移転が必要な訳は...  

国有地の有効利用にも

590ヘクタールもの広大な国有地を、陸自の演習場だけに使うのはいくら北海道と言えども「もったいな」すぎます!

誤着陸!の防止!

新千歳空港、空自千歳基地の誤侵入(着陸)防止のためにも

第2滑走路側を再整備し直して、第3滑走路側の広大な敷地を演習場に使用すればよいのではないでしょうか?

千歳飛行場側には、滑走路は平行に2,700mと3,000mの2本がある。後者は900mの過走帯があり、実質4,000m級である。新千歳と併せて4本の滑走路があり、これらはほぼ並行している。2本ずつ同じ方向に隣接した滑走路は、パイロットからも混同される場合がある。大事には至っていないものの、空港北側からアプローチする場合を中心に、千歳飛行場との滑走路の誤認が、2006年までの3年間に11件発生しており、その対策が課題となっている。《Wikipediaより引用》

つまり、民間機専用の"国際空港"と軍用空港は分けるべきです!

現状千歳基地・新千歳空港の管制業務は自衛隊で一元化されています、、両空港合わせて2本づつ滑走路があり合計4滑走路が運用されているわけですが、実質空路の重複部分があり!国防上大切なスクランブル発進にも支障が...

千歳基地の立地は危険でも...

千歳市の都市化(宅地化)がすすみ、千歳基地の飛行経路には民家が増えました!

現状のままだと、予備燃料タンク落下事故などの航空機災害も懸念されるようになってきました!

連山飛行場ならば、近くに民家が無いので、軍用機による事故防止にもなります!

さらに連山滑走路西側に新第4滑走路を新設すれば、大型輸送機の離発着も可能になります!

第3項 千歳空港が一躍アジアのハブ空億に

第1目 主滑走路の間隔拡大で離発着の大幅UPが

現在のクロース・パラレル運用では単滑走路のタッタ1.2倍!

現在A・B両滑走路の間隔は300m!しかありません。

国際条約(に下ずく航空法)上!ピッチが760m未満なので、クロースパラレル運用しかできません!単滑走路の1.2倍程度しかさばけていません。

主滑走路間隔が1500m!

千歳空港A滑走滑走路と千歳基地の主滑走路間は1500m!あります。

つまり滑走路間が1310m 以上となるので、オープンパラレル運用が可能となります!

(※現在も千歳空港(民間機)と千歳基地(軍用機)の同時発着が行われています)

これにより、A滑走路だけの場合の、2倍!、更に現行のクロースパラレルの倍率1.2倍と合わせて、2.4倍!となり、関西国際空港!の1.2倍の発着枠を確保できるようになります!

更に国際線滑走路を3500m!に延伸できます!

現状3000m滑走路2本のクロースパラレル運用ですが...

千歳基地の、福滑走路を3500mに延長することで、国際線の大型貨物機の離陸が可能となります!

新航空法で滑走路巾がこれまでの60m巾制限が解除されて→45m巾!でOKとなりました。

つまり、離陸専用滑走路とすれば、45m巾で延長工事が実施できて、建設費がコストダウン出来ます!

更に、最近問題となっているRESA(滑走路端安全区域)についても、広大な敷地の千歳空港では、問題ありません!

2本ペアで発着専用化!
  • ●ターミナルよりの2本は着陸専用
  • ●外側2本は離陸専用とします。

これにより、効率化と安全性が両立で来ます。

ねん離陸専用滑走路は逆風対策として、両方向着陸可能に

着陸専用滑走路を両方向着陸可能としておけば、問題ありません!

離陸便は、駐機場で待機可能ですが...

着陸便は、(残燃料の都合で)切羽詰まっている場合が多いので、内側2本を専用としておけば、着陸優先!安全に上空待機の必要が無く着陸可能です。

更に、誘導路もリストラできます。

第2目 整備新幹線と比べたら、空港建設は破格の大安売り!

千歳国際空王再整備も、連山飛行場復活共に、最大の難関!の新規用地取得は一切必要必要ありません!

つまり、空港設備・(滑走路整備)と、管制機器を更新・整備するだけで実現できます。

つまり、ほんの数百億円!あれば実現可能です!

土地取得から始めた静岡空港ですら立ったの490億円!

2500m滑走路を持つジェット空王静岡空港の本体験事業費はわずか♥490億円!(2009年6月開港)でした。

つまり当時でも150億円/キロメートル、していた整備新幹線ならば、僅か3㎞!、大都市!の地下鉄ならばたったの1キロメートル!しか建設できない、はした金!にすぎません。

鹿も千歳空港・連山飛行場共に、すでに国有地として、私たち(国民)が取得済みの用地です!

最新鋭の機器類を"テンコ盛り"の大盤振る舞いしたとしても...

両方合わせて、数百億円もあればおつりがくる!でしょう!

つまり、F35A一機すら購入できないほどの"わずかな金額です!"

参※)当サイト内関連記事 新幹線以外のスキーム例 はこちら。

24時間国際ハブ空港として

現状、コロナ過で大減便されている空輸業界ですが...『悪いこともそう長続きしません?』

航空需要が回復(コロナ終息後早くても5年はかかるといわれている)すれば、"北海道国際空港"はアジアのハブ空港として、旅客・物流の拠点空港になれる可能性があります!

現状旅客はは、point to pointの時代となり、世界の都市間を直移設結ぶ時代となり、ジャンボ機やエアバス380が大活躍する時代では無くなりましたが...m以上

コロナ過の現状でも衰えを見せない航空貨物が航空業界を下支えしている状況です。

ICTが今以上に進めば進むほど、ますます航空貨物尾の重要性が増すことでしょう!

滑走路4本を以上を備えた24時間空港はまだアジアでも少なく、北海道(千歳)国際空港が、世界に打って出れる良いチャンスです!

※脚注 ♥関連団体 問い合わせ先 リンク集

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関連団体リンクテーブル 

 

公開:2021年8月11日
更新:2024年2月21日

投稿者:デジタヌ

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